劇場公開日 2025年8月8日

「あのテーマ曲は健在だが...」ジュラシック・ワールド 復活の大地 プロクターさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 あのテーマ曲は健在だが...

2025年9月7日
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全体的には、飽きずにテンポよくみることができた。
恐竜の迫力は、スクリーンで観る価値のある作品ではないかとも思う。島の自然も綺麗。

原題の副題は「Rebirth」。
脚本は、ジュラシック・パーク1・2も手掛けたデヴィッド・コープ。
登場人物の古生物学者ヘンリーには、イアン・マルコム的セリフも担わせたようにも感じた。マルコム程、皮肉屋ではないが。

サントラのオーケストラは重厚。
往年のテーマ曲の、あのフレーズが流れた場面展開したシーンでは、思わずおぉっと声が出て気分が上がった。
後でサントラを聞いたら「Natural History Museum」という曲の終盤で使われていて、一気に盛り上げていた。

恐竜の造形は素晴らしいが、他の方達も書いているように、微妙に思える存在も...あえてそのように演出した可能性はあるのかもしれない。

大型草食恐竜は、見応え十分。
個人的には、街中に現れる恐竜と共に、恐竜と共存する世界をもっとみたかった。

現代において恐竜が生存できる環境は、ごく一部となり、自然に淘汰されているという設定は、鑑賞後、改めて考えさせられた。

今後きっと作られるであろう次回作では、どんな設定の元、どんな恐竜・登場人物で展開させていくのか、ハリウッドの底力を期待したい。

プロクター
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