「ちょっとこじんまりしているけど、なかなか無駄のない作りで面白かった。」ジュラシック・ワールド 復活の大地 mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっとこじんまりしているけど、なかなか無駄のない作りで面白かった。
監督が、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」「ザ・クリエイター/創造者」のギャレス・エドワーズで、面白い映画を作る監督の印象がある。
で、今回は、ちょっとこじんまりしているけど、なかなか無駄のない作りで面白かった。
スカーレット・ヨハンソンは、傭兵あがりで、マッチョな役柄。これが結構いける。スカーレット・ヨハンソンは声が低くて本人も気にしていたそうだが、その声がマッチョな役柄に合っていた。リーダーとして「攻殻機動隊」の草薙素子みたいにかっこいい。相棒役のマハーシャラ・アリ(「グリーンブック」の役者)で彼もなかなかいい。(バドーみたいに隊長に惚れてはいないが、よき理解者という感じ)
ただ、一作目と比較すると…。ちょっと弱い。
草原の最大級の恐竜ティタノサウルスが出てくるシーンは、多分、最大級の恐竜に出会った感動的なシーンになるはずなのが、イマイチ盛り上がらない。一作目の川を渡るブラキオサウルスのロングショットの素晴らしさには遠く及ばない。
あと、遺伝子操作をしたという、新たな奇妙な恐竜は、気持ち悪くて、なんともいただけない。シリーズ化されて多く作ってきただけに色々と趣向を凝らさなくてはならないだろうが、上手く行ったとは思えない。大体、恐竜としての美しさが全然ないのが致命的。
まあ、アトラクション映画としては及第点かな。マッチョなスカーレット・ヨハンソンも魅力的だし。
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