「映画としてはつまらない。」ジュラシック・ワールド 復活の大地 U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
映画としてはつまらない。
吹替版で観た事を後悔。
恐竜を観に行くのだから字幕を追わない吹替でいいかと選択したのだけれど、やっぱ臨場感が損なわれる。
あざといはわざとらしいわ…なんだかBGMとの整合性も悪かったように思う。
兎にも角にもBGMがウザい。
感情を誘導するというか、意図が伝わり過ぎるというか…耳障りにも感じる。
巨大な草食恐竜の群れとかに、あんな壮大なBGMをあてられても俺としては置いてけぼりだったりもするのだ。
なんかそういうお約束的な演出を随所に感じワクワクもドキドキもしなかった。コレが吹替版の弊害ならば、実写は必ず字幕版で見ようと思う。
案外仲間が死んでいったりするのだけれど、シーンが変われば忘れ去られたりもするようで、様々なシチュエーションに際し、当然やるであろうリアクションなりフォローなりが蔑ろにされてたりもするし、映画として観るならばつまらない部類にも入るように思う。
わざとらしい台詞の弊害の可能性もありはするが…。
なんか2次的な創作物ありきの脚本にも思え…例えばテーマパークやゲームやら。
1番最初に提示された「3体の恐竜のDNAを集める」とかRPGのようで、ジュラシックワールドライドとかには最適なんだろうなぁなんて事も思う。
今作は異種交配も進んで、オリジナルな恐竜…つまりは怪獣でもあるのだけれど。最早、恐竜の枠からはみ出る始末。…シリーズを構築していく上での弊害なんだろうなぁ。腕が4本ある恐竜とかエイリアンぽくもあって…17年前の科学者は何を目指していたのだろうかと疑問視する。趣味が悪いし、センスもないときてる。
スニッカーズの袋とかもさぁ…何ちゅうか現実味が足りないというか。あんな防護服を装着した上で食うか?とも思うし、ドアに吸気口らしきものが付いてる仕様も謎だし、あんな程度で事故に繋がってしまう危機管理の杜撰さよ…。アメ車に事故が多いのはそういうとこだぞなんて事まで考える。
その後の大惨事を考えると想定外すぎるキッカケだった。まぁ、得てしてそういうもんかもしれんけど。
…CGを観にきたから⭐︎4つも付けたけど、お決まりの展開とあざとい日本語訳で後半なるにつれ欠伸の回数が多くなった。
余談だが…
幼い恐竜を連れて帰る事を許す親父とかバカなんじゃねえかと思う。てめえの身長よりデカい恐竜を散々見てきただろうし、どこで飼うつもりなんだ?お前んちは東京ドーム2個分くらいる大邸宅なのか?草食動物とはいえ、餌代にいくらかかると思ってんだ?いや、餌をどうするつもりなの?
大西洋横断とかって言ってたような気がするけど、あんなヨットでしかも幼い娘を連れてやりきれるようなもんなんか?あの海域って赤道近くなんだよなぁ…なんか色んなとこにご都合が悪目立ちしてた。
グラスってマリファナの事だよねぇ…アレが冗談なのだとしたら、なぜそのネタにしたのか脚本家の意図が分からんし、本気で言わせたんだとしたら、海に飛び込んだ事忘れてんの!?と彼氏の頭の中身を疑う。
なんであの台詞があそこに必要だったのかホントに分からん。
メインキャストの2人が子供に執着すんのも違和感があり過ぎて困りもんだし…大茶番劇だったなぁ。
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