「「ジュラリアン」みたいなオリジナルタイトルだったら心から楽しめたのかもしれない。」ジュラシック・ワールド 復活の大地 SHINGAさんの映画レビュー(感想・評価)
「ジュラリアン」みたいなオリジナルタイトルだったら心から楽しめたのかもしれない。
IMAXで鑑賞しました。
事前に酷評されてる情報だけ見ていたので、どうか面白い作品でありますようにと願って見に行きました。
ジュラシックシリーズは全てBD、DVDを集め、特に初代三部作は何回見たか分からないくらい好きです。やっぱり恐竜ってロマンがあるんですよね~!
結果、細かい事を気にしなければ大迫力のモンスター映画として非常に楽しめました。
ただ、恐竜ファンとしてはちょっと納得いかない部分もありました。
ストーリーに関しては省略しますが、この映画大きく分けて3パートに分かれます。
1.登場人物紹介パート
2.恐竜パート
3.ミュータント怪獣パート
まず登場人物紹介パートが長すぎる・・・。正直取ってつけたような主人公らの過去の身の上話とかいらないかな。その過去が窮地に置かれた主人公の行動を左右する、とかなら分かるけど、ストーリー上そこらへん無くてもまったく問題ないかなと。
今回個人的にはキャラクター達にまったく魅力を感じなかったなあ・・・。
グラント博士やエリー、イアンは偉大なキャラだったなあと改めて思いました
そして恐竜パート。このパートはちゃんとジュラシックしてましたね!モササウルスや新解釈のスピノは個人的にこの映画のピーク!最高でした!T-REXもなかなか愛嬌があってよかったwもはやレックス君と「君」付けで呼びたくなるくらい!寝返りうつシーンなんて可愛いとさえ思ってしまった
で、最後のミュータント怪獣パート。ラプトルとプテラを合わせたようなやつと、どう見てもゴリラとエイリアンを合体させたようなニューボーン怪獣・・・・。
いや、映像は迫力あるし凄いんですよ!・・・・ただ・・・・やっぱり恐竜が見たい!
どうせなら超巨大化したラプトルとか、にして欲しかった・・・
でも・・どうなんでしょう?僕が大人になってしまったからなのか、若い世代の方たちにはこういう突拍子もない感じの方がウケるのかもしれない?
ただここまでやるならもうジュラシックシリーズじゃなくてもいいような気もします。
全体的に細かい過去作オマージュがあるんですけど特に嬉しい気持ちにもなれず。
「ジュラリアン」みたいなオリジナルタイトルだったら心から楽しめたのかもしれない。
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