「観た感じは「ジュラシック・パーク3」を 思い出す」ジュラシック・ワールド 復活の大地 asukari-yさんの映画レビュー(感想・評価)
観た感じは「ジュラシック・パーク3」を 思い出す
ついに終わったはずやった。「ジュラシック・ワールド」シリーズは、遺伝子がらみと恐竜を戦争の兵器にしようとたくらむ者たちとの戦いを描く話(と
自分は解釈しています)やった。そして、“3”ではオリジナルキャストの登場で救われたと自分は(割とマジで)思っていた。
まさか新たな物語が始まるとは・・・
「ジュラシック・パーク」から始まるこのコンテンツは、どうやら人気らしい。そして劇場で鑑賞する機会を得たわけですが・・・
「うーん・・・悪くはない・・か?」という印象でした。
世界観は前作を引き継いだまま。ストーリーとしては、主人公である元特殊工作員の女に対し、製薬会社の男が仕事の依頼をする。それは恐竜からDNAを採取することで新薬を開発でき、巨万の富を得れるというもの。報酬も今後自由な生活を許されるほどくらいに出る。彼女は専門家の男と過去の仲間を集めた。その間、他方では大西洋横断をしている家族が海洋恐竜に出くわし難破する。主人公の女はたまたま難破した家族を助けるが、仕事を遂行するため一緒に“国際的に立ち入り禁止”とされた恐竜のいる島に立ち入る・・・てな感じです。
戦争の次は新薬開発争いか。ネタとしては悪くないが、展開としては“うーん“が続く。一応機密ミッションなのに家族を助けた後連れて行かなくても、や助けてもらった割には現状に対し噛みつく娘と悪ノリ好きの彼氏(しかし彼はのちにいい奴と感じるのは良かったかも)。キャラクターの作りこみもそこまでやし、見るからに焼き増し感やお約束の展開に新しさを感じない。特に専門家と素人のマッチアップは「ジュラシック・パーク3」を思い出させる。あれも素人が間違って恐竜島に迷い込み、それを助けるために専門家が派遣される展開やったはず。ほんでもオマージュらしきものはちゃんとあったし、それはそれでよかったかな。
いや、まてよ?自分としては、オマージュとしてこれは欲しいと思うものが一つ抜けてたような。うーん、やっぱり推しづらいなぁ。
新たなストーリーに携えて復活した名コンテンツ。しかし焼き増し感は否めず、目新しさの少なさに、時代は「大艦巨砲主義」ではないと改めて思うんです。ただ、好ポイントもないわけではない。
マハーシャラ・アリ、あなたは見ていて心地よい。
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