「致命的なマイナスポイントは無いのだけど」ジュラシック・ワールド 復活の大地 Yukさんの映画レビュー(感想・評価)
致命的なマイナスポイントは無いのだけど
考え抜いた脚本なのだろうと思う。致命的なマイナスポイントは無いのだけど、なんだか物足りなかった。シリーズで色々見せてもらってきたせいで、どうにも過去作のデジャヴ感が拭えない。
赤道付近にのみ恐竜が残っていて、3種の恐竜の血液サンプルを集める、というのが何やらゲームっぽい。
スカーレット・ヨハンソンが元特殊部隊の傭兵というのはなかなか期待を持たせるプロットだけど、それらしい活躍はあまり無かったような?
「ハウスオブカード」「グリーンブック」のマハーシャラ・アリも元特殊部隊の傭兵役。流石というべきか、なかなかの存在感だが、傭兵っぽくはない。
この2人にフォーカスした物語にすれば、結構見応えのある映画になったかもしれないのに、ヨットの親子+彼氏の登場は蛇足ではなかったか。このシリーズには子供を登場させないと配給会社からNGが出るのか。
ちなみに、恐竜の歯がいちいちむき出しになっているのは、ハリウッド都合の創作だそうで、本当はトカゲのように唇に収められていたらしい。トカゲやカエルのように唇が真一文字だとあまり怖くないから。このせいで世界中の図鑑や玩具がそのようになってしまった。
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