「スカーレット・ヨハンソンさんゑ」ジュラシック・ワールド 復活の大地 あんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
スカーレット・ヨハンソンさんゑ
スカーレット・ヨハンソンを観に行きました。
先日、知人女性とスカーレット・ヨハンソンの話になり、それぞれのベスト3を挙げることとなったのです。ちなみに私も彼女もマーベル映画は一切観ません。
彼女のベスト3
1.ルーシー
2.ロスト・イン・トランスレーション
3.マッチポイント
私のベスト3
1.マリッジ・ストーリー
2.真珠の耳飾りの少女
3.ブーリン家の姉妹
彼女の批判では私のチョイスはいかにも男視点によるものでスカヨハのエロさだけに注目する上っ面だけの鑑賞態度であるとのこと。彼女に言わせると、スカヨハの内面には基本的にラジカルさとイノセンスが同居しており、スカヨハ自身もコントロールできていない可能性がある。だから演出によって引き出されるものが変化するのよ、ということだった。
スカヨハって言い方嫌だな、というのとラジカルな人はウディ・アレンの映画にあれほど出ないよな、というのが頭に浮かんだか特に反論はしなかった。私と彼女で一致したのは、スカーレット・ヨハンソンのキャリアピークは2010年頃なんだろうなということ。
本作では、目的あって島に向かうグループとヨットで遭難した家族をあわせてかなり大人数が登場する。重要でない順番に抹殺されていくこともあるんだけど、主要メンバーについては意外なほどキャラクターがきちんと作り込まれている。その中にあって主役であるはずのスカーレット・ヨハンソンが演じるゾーラの人物像がうっすいのですね。シリーズ初登場の人物であるはずだけど、過去の経緯もテキトーにしか説明されないし、他のメンバーとの絡みも中途半端。それ以上に主役の割には見せ場が少なく、それほど美しくも格好良くもない。
多分、この作品は、スカーレット・ヨハンソンではなく、同じ肉食系女優であるレア・セドゥあたりが出演したらもっと良くなってたでしょうね。
ああ恐竜ですか。たくさん出てましたね。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。