「いやー、原点回帰の起死回生作と思いましたよ !」ジュラシック・ワールド 復活の大地 月イチひとりでシアターへさんの映画レビュー(感想・評価)
いやー、原点回帰の起死回生作と思いましたよ !
なるほどー ! ジェフ・ゴールドブラムの代役で転送実験失敗DNAを持った怪物が出演ですかー (笑) 確かに恐竜らしからぬ風貌ですね。ギャレス・エドワーズ監督が言うようにギーガーにちょっぴり寄せたのかも ? ギーガーのような美しさは微塵もないけどね (可哀そう・・・)
ジュラシリーズはやはり子役がいないと。メインターゲットであるお子さんたちに自らを投影して同化してもらうためにね。ゆえに、遭難家族のストーリーを組み込んだのは見事ですねー。ゾーラとダンカンの人情を引き出すためのドアオープナー役にも。ここは、ジュラシック・パークIIIっぽいかな。そして、別班にするのはジュラシリーズお決まりのパターン。実はルーベンお父さん(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)に感情移入してしまいました ( ᵕ_ᵕ̩̩ ) ずっとこんなお父さんでいられたらなぁ。
全体的なデザインはジュラシック・パーク第1作、ロスト・ワールドを想起させます。良い出来と思いますよ。ワールド・シリーズでジュラらしい野性味が薄れた感がありましたが、大きく軌道修正されてホッとしました。人が住む街や群衆の中で恐竜大暴れは漫画チック過ぎるし、ゴジラみたいな怪獣映画になってしまうものね。ただし、翼竜ケツァルコアトルスとのバトルはまさにアメコミ。エドワーズ監督の趣味炸裂かな。
そもそも、ロスト・ワールド以降、原作の映画化とは別の方向に舵を切っており、さらには、ワールド・シリーズのクリス・プラットの魅力が恐竜たちを凌駕してしまったため(同氏は2015年タイム100に選出 ! )、シリーズを継続するのに、キャストチェンジとまったく別のシナリオが必要だったことは、ジュラファンなら納得のいくところでしょう。逆にクリス・プラットファンが本作に失望するのはよくわかります。
でもね、スピルバーグはいつものとおりにワンカットに夢中になる観客を想像して完璧に仕事をこなしたのだと思いますよ。「ギャレス、お子ちゃまたちがチビるくらいにやっちゃいなよ ! ! 」とかね (くすっ笑)
スカヨハの安定感は半端ないです。マハーシャラ・アリ、ジョナサン・ベイリーも盤石 !
ただし、英語圏のお子さんをターゲットにしているので、日本や他国のお子さんにはハードルがありますね。お子さん同士 (またはお子さんお一人) 、あるいはファミリーで鑑賞は少数派でしょう。現に私が鑑賞した回はデイタイムであったにも係わらず、お子さんらしき方は一人もいませんでした。プロモーションを増やしたけど奏功するかな ?
それと、スーパーインポーズ (吹替版を含む) にはハンディキャッパーを意識した工夫が必要ですね。なんで考えないのだろう ? ? ?
4.0の採点ですが、レビュワーさんの評価が不当に低いように感じ、5.0としました。
ノンストップ・アクションの本家本元スピルバーグ、まだまだ78歳。来夏の次の一手も楽しみです !
こんにちは^ ^ 宜しくお願いします。
レビューにイイネ有難う御座います♪♪
エンドロール見ると本当に沢山の方々が携わっていますね‼︎日本人を一人しか見つけられず…orz 良い映画でした。
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