「ジュラシックものとして自分史上ワースト」ジュラシック・ワールド 復活の大地 ひみあさんの映画レビュー(感想・評価)
ジュラシックものとして自分史上ワースト
友人に誘われて鑑賞。元々期待はしていませんでしたが、いつ面白くなるの?」と思っているうちにエンドロールを迎えました。最近丸くなり、極端な低評価は控えていましたが、さすがにこれは辛口にせざるを得ません。ファンの方、すみません。
冒頭の2008年事故シーンが特に大きな意味もなく消化不良で、伏線回収も皆無。恐竜登場までが長すぎるためワクワク感も先細り。
主役をはじめとするキャラクター陣は誰一人として魅力を感じられず‥。
参加メンバーの背景も説明不足で、ハリウッド映画特有のオシャレ風なセリフ回しも「アンタ誰?」状態。
さらに途中参加の“迷惑家族”にも一切共感できません。
シリーズを全て観ているわけじゃないし、恐竜に詳しくないのですが、フォルムが雑⁈
誰が死ぬか誰が助かるかといった“定石”はいいとして、ハラハラドキドキ感が足りない。Dolby Atmosの効果も実感無し。
初期シリーズで感じた、怖いけどテーマパークに居るようなワクワク感を感じないのは、私が歳を取ったせいでしょうか。
スカーレット・ヨハンソンの無駄遣い感も否めず、前作『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』に続く残念な印象。あんなに魅力的なんだから、もう少し作品を選んでほしいです。
「恐竜映画の新章」に惹かれて行った人ほど、エンタメの楽しみと没入感を探して迷子になる、そんな迷作です。
好き勝手言ってすみません。シリーズファンの方は是非どうぞ。
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