「期待通りの作品」ジュラシック・ワールド 復活の大地 Jonjoさんの映画レビュー(感想・評価)
期待通りの作品
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前作に比べて恐竜(怪物)がメインとなり、多少の喜びを感じている。さて、今作の見所はD-REXでも主人公でもなくヘンリー博士である。ティタノサウルスと対面するシーンでは、恐竜愛の伝わる圧巻の演技が見受けられた。思わず私も涙が溢れた。
今作の不満点を挙げるとするならば、やはり恐竜同士のぶつかりである。T-REXとD-REXの対決ぐらい表現しても良かったのではないだろうか。そんなシーンがない以上、D-REXの恐ろしさや魅力が伝わらず、あくまでも恐竜VS人間という構図となってしまった。「人間だけのシーンが多すぎる」という意見が多かったが、キャラクターに情を込めるためには必要だと思った。恐竜が出てくるシーンが少ないという意見も、初代のジュラシックパークを見てから言って欲しいものである。
不満が募ってしまう作品ではあったものの、前作の改善点を見直した作品ではあったと思う。次回作はどのような展開になるのか、待ちきれない思いである。
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