「新章というよりJW4、JP3に該当するアクション中編 やっぱ最後はTレックス兄貴にシメてほしい」ジュラシック・ワールド 復活の大地 ITOYAさんの映画レビュー(感想・評価)
新章というよりJW4、JP3に該当するアクション中編 やっぱ最後はTレックス兄貴にシメてほしい
新章というよりも、JW4の後日譚。
JPでは3に相当する、小規模チームの限定ミッションが描かれる。
それはそれで面白いが、本当に新章ならば、JW3後の恐竜たちと新たな巨大プロジェクトが動き出すみたいな、JP1、JW1にあった画期的な恐竜復活のプロジェクト、新テーマパークオープンの高揚感が絶対に必要だった!
そのための、ギャレス・エドワーズの起用で、「ゴジラ」「ローグ・ワン」「ザ・クリエイター」並みのスケールを期待してたのに、今回は全然普通でした。
冒頭からの海洋アクションは、本当にリアルで良かった!
続いて、今回も、お約束の巨大な恐竜に直接出会って感動するシーンも登場。
優雅なティタノサウルスたちの群れが素晴らしい。
さらに、最後にイルカたちの群れで表される生命の賛歌のシーンもお約束だけれどいい。
ですが、Dレックスとミュータドンたちのデザインが何とも気色悪く、また、ありがちなモンスターにしか見えなくて残念。
グロいのは、そういう実験、行為の産物だから、そういうのがふさわしいのかもしれないが。
(個人的には、東宝怪獣やウルトラ怪獣のような気持ち悪くないデザインがイイのですが。)
最後は、Dレックス大暴れでしたが、いつTレックスが突然出てきて対決するのかと待ってました。
それでは、パターンかもしれないけれど、やっぱり最後は、T-レックス兄貴にガツンと締めてほしかった!頼みますよ兄貴!寝起きで通りがかりの一家族にちょっかい出してる場合じゃないですよ。
ダンカンが助かったのは本当に良かったですが。
けれど、やっぱりあのチビ恐竜を普通にお持ち帰りするのはいかがなものか?
まさか、続編の伏線ですか?
新3部作は何がしたいのか、今から心配です。
出来れば、「恐竜の魅力」に原点回帰してほしいのですが。
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