ジュラシック・ワールド 復活の大地のレビュー・感想・評価
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ダンカン死亡バージョンとダンカン生存バージョン🎯こっちのラストで大正解👍
初めて「ジュラシック・パーク」を劇場で観たのは20年前。恐竜のあまりのリアルさに度肝を抜かれた記憶はいまも鮮明です。
気づけばシリーズも7作目。全てを追えているか定かではないけれど、それだけ世界中で愛され、ヒットを重ねてきた証といえるでしょう。
最新作の舞台は、前作「新たなる支配者」から5年後。スカーレット・ヨハンソンら新キャストを迎え、人類と恐竜が再び対峙する“復活の大地”が描かれます。科学の暴走と自然の力、その狭間で揺れる人間たちの姿は、シリーズらしいテーマ性を持ちつつも新章の幕開けを感じさせます。
恐竜の迫力は健在で、特に新種との遭遇シーンは圧巻。また水中を泳ぐT・レックスの場面は今作最大の見どころといっても過言ではありません。
本編は「死ぬべき人が死に、助かってほしい人が助かる」王道のハッピーエンド。ただ、当初は逆の展開ーーシリーズ随一の英雄・ダンカン(マハーシャラ・アリ)が死亡するバッドエンドも想定されていたとのこと。実際に両バージョンを撮影し、最終的に観客の反応の良かった「生存バージョン」が正式採用されたそうです。もし逆だったら、後味はまったく違うものになっていたはず🤫ダンカン生存で本当に大正解‼️
こっちのラストでありがとう😭
「新恐竜👽?!、これ恐竜じゃなくエイリアンでは?」と突っ込みたくなるシーンもありますが、
それも含めて新章の幕開け?!
次作以降の展開も引き続き楽しみです。
恐竜への関心が薄れた世界で
シリーズ最新作ということで、公開前からすごく楽しみにしていました。引き伸ばし感はありつつも、原点回帰したアドベンチャー映画になっていました。
今では恐竜が稀少な存在となり、世間は恐竜への関心が薄れていきます。この様子は、当時騒がれていたコロナのニュースに興味を持つ人が減っている現代と似ているように見えました。そのため、「ジュラシックパークでそんなテーマを描くのか!」とびっくりするぐらい興味深かったです。
陸・海・空の3大恐竜からDNAを採取するミッションは、アクションゲームのように展開してわかりやすかったです。途中でスピノサウルスが乱入したり、漂流した家族と出会うシーンは、特別イベントが発生したような構成で、主人公を操作しながら進めている感覚でワクワクしました。個人的には、広大な島を探索する点で2作目のロストワールドに雰囲気が近かったです。
シリーズ初の女性主人公ゾーラは、俳優がスカーレット・ヨハンソンということもあり、ブラック・ウィドウを連想させるパワフルでかっこいいお姉さんになっていました。他にも、ヘンリー博士は恐竜の話になると熱くなる所から、彼の個性が表れていて好印象でした。
映画で特に印象的だったのが、第一作では実現できなかった川下りのシーンでした。Tレックスが川を泳いでいき、救命ボートに乗る家族を襲う場面を見たときは、感情が高ぶるレベルで圧倒されました。今回はDolby Cinemaで観たので、大自然と恐竜の肌が色鮮やかに映し出され、周辺で襲われているような立体音響に興奮しました。
一方で、突然変異した恐竜の説明が少なかったのが気になりました。冒頭でパーク建設前から実験していた描写はありましたが、なぜ彼らが誕生したのか、インジェン社との関係が具体的に描かれていなかったため、あまり理解できませんでした。悪役の人間も中途半端な立ち位置で、存在感が薄かったです。
今作は舞台と登場人物が一新されており、前作までの繋がりはそこまで意識されてないので、予習を全くしなくても楽しめます。
これで終わる気配はなさそうで、次回作に続きそうな予感がしました。私の中では、恐竜のDNAサンプルで作った薬が災いし、恐竜と人間のハイブリッド種が誕生するのではと考えていますが、もし続編が実現したらどうなるのでしょうか?
今後も広がり続けるジュラシックワールドの世界を見守っていきたいです。
ギャレスファンとして見るべき点は多いが企画には疑問がある
ギャレス・エドワーズが尊敬するスピルバーグに倣いつつ、自然の中にSF的モチーフを入れ込むという得意技を駆使していて、とくに靄の中から恐竜が一部だけ現れるといった「見せすぎない」演出がよい。そしてガソリンスタンドのシーンはデビュー作にして傑作だった『モンスターズ/地球外生命体』のセルフオマージュにしか見えず、ギャレスファンとしてほっこりする。あの低予算作品からゴジラ、スター・ウォーズ、ジュラシックと気がついたらとんでもないキャリアを築いていらっしゃる。
という二点によって星をふたつ加点した感じで、特に脚本において不満は大きい。そもそも「ジュラシック」シリーズはまず恐竜の登場に興奮して愛でるものではないか。今回の顔ぶれは金儲けのためのDNA採取チームと恐竜のせいで遭難した一家に設定されており、採取チームの恐竜博士以外、恐竜愛が基本的にない。肝心の博士も、二匹目の恐竜の時点で特にテンションがブチ上がってなくて「オイ、師匠のグラント博士に怒られろ!」と思ってしまう。
もうひとり、幼い少女が恐竜を餌付けして可愛がるくだりがあるが、百歩譲って餌付けできたとして、島から連れ出すなよ。恐竜博士もそれだけは断固としてダメだよと言ってあげるのが専門家の、そして大人の役割ではないか。
エイリアンめいた新種が興ざめである件などなど、おそらく作り手はもう7作目ということで「わかって」やっているのだとは思う。が、じゃあ7作目をわざわざやる意義がありましたか?と、疑念をこねて団子状にして投げつけたい気持ちはある。
この監督らしさが際立った新章の始まり
まずもって嬉しいのは、この伝統シリーズを本能的な娯楽作へと回帰させたことだ。たとえ人間が主人公でも、メインはあくまで恐竜。序盤はやや経緯説明が込み入るものの、いざミッションが始まると「3頭の恐竜から採取する血液」というマクガフィンを機能させることで、キャストと我々が恐竜ワールドに踏み入っていく格好の道標となる。あとはもう本能だけが物を言うサバイバルを戦い抜くのみ。戦いのプロたる猛者たちと巻き込まれファミリーのアンサンブルも適度に楽しく、またヨハンソン&アリの顔に不意に浮かぶ悲しみが物語を引き締める。一方、エドワーズ作品ならではの特色も際立つ。研究所の惨事で始まり(ゴジラ)、巨大生物の愛を目撃し(モンスターズ)、あとは命がけでマクガフィンを運ぶ(SW、クリエイター)・・・。これはある意味、彼がこだわり続ける「物語の型」なのかも。好みは多少分かれるだろうが、恐竜映画のこの新機軸、私には楽めた。
「ジュラシック」シリーズはどれも1作目は非常に面白い!
本作は「ジュラシック」シリーズの7作目の作品ですが、4作目の「ジュラシック・ワールド」のように主役等を変えた「新章」になっています。
個人的に「ジュラシック」シリーズの印象は、「ジュラシック・パーク」も「ジュラシック・ワールド」も1作目が非常に面白く、続編になると「う〜む…」となっていました。
なので、もし本作が前作の続編であれば期待できませんでしたが、主役をスカーレット・ヨハンソンに変えて新たにスタートした作品なので「ひょっとして」という期待もありました。
実際に見てみると、「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・ワールド」の1作目に匹敵するとまでは言わずとも終始、展開の面白さや迫力があり、やはり「ジュラシック」シリーズはどれも1作目は非常に面白い、という定説通りの結果でした。
前作でガッカリだった人も、本作は予備知識ゼロでも十分に楽しめると思います。
シリーズいつもの展開
吹き替え版を鑑賞しました。
話題になっていた吹き替えについては、「確かに少し違和感があるかな」という程度で、全体的には問題なく楽しめ思っていたより自然に観ることができました。
ストーリーに関しては、突っ込みたくなる部分もいくつかありましたが、この手の作品に重厚なストーリーを求めるのは違うと思っています。むしろ映像と演出の迫力を体感する映画ですね。
個人的に一番嬉しかったのは、ダンカンが生きていたところでした。
そして映像面では、CGが非常に滑らかで“CG感”をほとんど感じさせません。リアルとファンタジーの境目が自然に溶け込んでおり、非常に見やすく美しい仕上がりでした。
最後に今後のシリーズが恐竜映画からモンスター映画にならない事を願っています。
ジュラシックシリーズであることに絶望感
わんこが出てくる!?
酷評をたくさんみていたのでとても不安でしたが個人的には面白かったです。。。
これはストーリーを楽しむというよりも手軽に楽しめるアトラクション的な感じで見ると面白いのではないでしょうか。
確かに。酷評なのもわかる。
◼︎吹替版は海外のユーモアを活かせていない。
テンポやその強弱を理解できていないんじゃないかなと思った。
◼︎「ストーリーがシンプルで分かりやすい!」という言葉でのフォローさえできないレベルの単純なストーリー。
正直序盤でストーリーを大体把握でき、「この後どうなるの?」というワクワクが消え去る。し、あ、このシーンは感動シーンね、このシーンはドキドキのシーンね、とラベルが貼られたような脚本。
◼︎Tレックス的な子も出てくるがちっちゃいなぁ。。。全く迫力がないです。あれは犬です。
◼︎最後にどんなかっこいい改造恐竜が出てくるのか?とワクワクしていましたが、もはやあれは恐竜ではない。。。
などいろいろマイナス部分はあるし、考えるとこんなにもマイナス点が出てくるのでやっぱりジュラシックファンには刺さらないのだと思う。
ですが4DX、楽しめました。
ドロレスの存在意義不明!ご都合展開だけどキャラ立ちはしてる!
【ドロレス(アクイロプス/草食の子恐竜)】
君なんやったん…?
てっきり妹が餌付けして誘拐したから親が怒り狂って襲いかかってくるのかと思ってたら、終始親が出てこず、島から連れ出され…。え?赤道付近じゃないと死んじゃうのに連れて行くの…???止めろよ誰か…!!!博士なんとか言ってやれよ…!!!!言わんのかい…(困惑)って感じだった。君なんやったん???
【クレイブス】
初めは主人公枠の人かと思ってたけど、その他の船からの救助信号を無視しようとした時点でこいつ死ぬ奴〜となった。子悪党感。
手錠で血液の入ったトランクと手首を繋いだ時点で、なんらかの恐竜に喰われて手首とトランクだけ主人公たちの元に落ちてくる展開が見えちゃってた。
1人だけで車乗って逃げるまでは分かるんだけど、なんで船の場所わかったんだ⁇ってなった。博士とダンカンは地図見たから分かるんだろうけど、お前はなぜ…?ってなった。
子悪党が死ぬ見せ場だからか今作で1番しっかり血まみれ系の喰われる描写あった。(ルクレールは丸呑みだったので除外)
【女性主人公】
終始子供達のこと心配しててダンカンに続くいい人だった。癖のあるタイプのキャラじゃなかったから、違和感なく恐竜に集中することができてよかった。
この人は死なんだろっていう安心感もあった。
ティタノサウルスのシーンで、あんないっぱいティタノいたのに、わざわざイチャイチャ中の個体に注射針刺さんでも…(苦笑)となった笑
【博士】
金目当てじゃなく恐竜見たさで来た。ティタノサウルスのシーンで涙ぐんでるのみて、良かったね…とこっちまで嬉しくなった!メガネ落とすなよ…!とも思ったけど、崖から落ちても割れない最強の眼鏡掛けてたみたいで終始無事だった。
【ザビエル(彼氏)】
しょっぱなでザビエル死んだな…いいとこないもんな…彼女はあれの何がいいんだよ…さよならって思ってたのに死ななくて、あれ?となりつつみてたら、船から落ちた彼女をなんの躊躇もなく救命具片手に(←重要)飛び込んだのをみて、良い奴!!!!意外と冷静!!!!!となり、その後も崖から落ちた時に妹をキャッチしてたりティラノから逃げて流されてきた妹引き寄せてたり…気づいたら好きになってた()
彼女とお幸せに!!!!!
【父親】
足怪我してた上に崖から落ちて歩行困難かと思いきや、その後なんかめっちゃ歩いてた。アドレナリンのせいかもだけどあの設定なんだったんだ…笑
【姉(彼女)】
最初はあばたもえくぼ状態の恋に酔ってるティーンあるあるな子ね〜って感じだったのに、めっちゃ男見る目あった!!!しかもめっちゃ肝座ってる!!!
島上陸直後に父親との彼氏についての会話で、「私も好きになるのに時間かかった」って言ってて、ちゃんと彼氏のことを見て知って好きになったことが分かって、すげーよ…そして誤解しててごめんなさい…ってなった!!!
小屋にボート取りに行くシーンで、私取りに行くからパパと彼氏は後から来て!とか言っててドン引いた(←失礼)海であんな怖い目にあったのに、水面に入らないといけない場面で率先して行動!!!なぜそんなに逞しいんだ!!!普段どんな生活してたらそんな度胸身につけられるんだ!!!
しかも見えてたボートじゃなくて、T-REXが横にいる焦る状況下で折りたたみのゴムボートを冷静に見つけ、更には地上で膨らませろっていう注意書きまで読んでて、T-REXの横で膨らませるという…。
未成年だからご都合主義で死ななかったとかじゃなくて1キャラとして生存したことに納得だった。
【妹】
この子も大概肝がすわっている。大人に守られるべき年齢の子なのにね。私なら常に半泣きで父親の腕or足にしがみついて離れない笑
ラストシーンで勇敢に1人で柵?の解除しててやっぱこの子すごいと改めて思った。
でも肝がすわってるだけじゃなくて、ドロレスに餌付けしたり島から持ち帰ったりの幼いが故の行動もあって、ちゃんと年齢に見合った行動もしてて、キャラとしての深みもあって良かった!
【ニーナ(副操縦士?)】
特に悪い人ではなさそうだった。漂着してあっという間に連れてかれていって、カメラワーク的に直接咥えられてるように見えなかったからワンチャン荷物だけ取られただけで傷は負いつつもひょっこり海から出てくるんじゃ…って期待してたの出てこず、じゃあ後から実は生きてたので救助呼んどきました!ってパターンで映画ラストに出て来る…?と期待もしたが出てこず。食われたなら食われたで間接的な血まみれの布きれじゃなくちゃんと描写して欲しかった笑
【ルクレール(外国語のクルー)】
悪い人じゃなさそうだった。なんか…不憫。ペリカンみたいな丸呑み加減だったから、なんとかかんとかして、ケツァルコアトプス?殺して腹裂いて助けれんか…?!?!ってなったけど普通に無理だった笑
もしそれやってたら卵抱えてる個体だし、博士にそのことバレでもしたら腹裂いたキャラたちと口論になっちゃう未来しか見えないし、何より現実的じゃないし無理だよね。
【ボビー(恐竜殺す気満々のクルー)】
悪い奴ってわけではないよね…ってキャラ。
博士以外お金のために集まった集団なんだし、殺す気で行かないと生きて帰れないし全面批判できない。
がしかし想像の10倍早く1番乗りで退場していった…笑
たいして恐竜ころしてなかったよね…?笑
【ダンカン】
なんかめっちゃいい人だった。
登場人物の中で1番の光属性。あまりにも主人公。排水溝?の中で妹に対して、絶対守ってやる的なこと言った瞬間に、いい人すぎてみんな守るためにラストで死ぬ時のフラグじゃん…と思ってたらなんか生きてた。どうやってあの場を乗り切った…????生きてて嬉しいけどどうやって???その描写見せないのもまたご都合主義感じた。嬉しかったけどね!
【D-REX】
ビジュアルが恐竜味なくて残念だった。マズル?が潰れてるから怖さより不気味、不気味よりきもいって感じ。宇宙人映画で見るビジュアル。遺伝子操作であのビジュアルになったのは理解できるけど、手が4つある割には機能してないとことかみると人間の勝手のせいで生まれて来ちゃった被害者のようで気の毒な気持ちが湧いてくる。
ラストシーン、中盤のT-REXは泳いで追いかけて来てたのに対して、D-REXは泳いで追いかけてこなくてとても残念だった。意外と淡白&のろい。ヘリ鷲掴みしたあの手腕どこ言った…。やっぱり遺伝子操作のせいで、最強な個体ばかりを掛け合わせたけど、その最強な1個体の能力には遠く及ばない個体になったのかなって思って悲しくなった。
まあ尺の都合で追いかけてこなかっただけなんだろうけど!
【行きの船】
行きの船での博士とベネットの会話で、自分より刺激的な生活をしている→例えば?→銃で撃たれるとか→これからあるかもよ→苦笑いの掛け合いがあった上で、子悪党クレイブスが島で銃を手に入れてたから、フラグすぎる!博士撃たれちゃうやつ!って思いながらワクワクドキドキで見てたのに結局何もなくて、あの掛け合いなんだったの…ってなった笑笑
【帰りのボート】
ボート速すぎ!!!!めちゃ大きいD-REXが追いつかない早さ!!!笑笑
島の周りの海、もっと恐竜だらけなのかと思ってたから行きと帰りのギャップに納得いかなかった!笑
普通に共生関係結んでる子達(水陸両用ならなおさら)ナワバリ広そうだしまた来てもおかしくないのにご都合展開笑笑
【総評】
つっこみどころとかご都合展開がたくさんあったし、そのせいでT-REXよりD-REXが弱く見えてしまっていて残念だった。
ただキャラの深みはあったし、こいつ嫌だなってキャラは全部死んだので特に胸糞悪くないスッキリした終わりだった。
ただドロレスの存在意義と、D-REXの(映画スターウォーズやエイリアンのオマージュによる)宇宙人寄りのビジュアルにだけは納得がいかなかった。
意外と人が…
あんなに簡単に死んでしまうのね…
そんでラスボスの男性(名前忘れちゃった)が食べられた時のもげた腕がわざとだろうけどフェイクっぽすぎて笑った!
恐竜が自然に馴染んでいたり、お決まりだけどハラハラ感がたまらなくてアトラクション乗ったみたいだった!
ただ、映画館で観たら疲れたなあ…😂
頭空っぽ
スピルバーグなの?
ツッコミどころしかないエンタメ性に振り切った作品
この作品はまだ映画館で一度しか視聴していないから全要素を理解できているとは思わない。
そのうえで、簡単にまとめを言ってしまうと、スリリングでエモーショナルな場面を描くために、自然で妥当な導入を無視して、その場面の間を安いヒューマンドラマで繋げた作品と感じた。
ツッコミどころが多いのはそのせい。
SF的な視点に限ってあげると、
・スピノサウルスが出てきた時点で博士の発する「相利共生だ!」の発言
知ってたなら対策しろって話だし、その場で発見したなら気づくのが早すぎる。そもそも、あんな巨大生物の群れを養えるほど人はカロリーにならないだろとも)
・やけに懐くのが早い小型恐竜
観光地の餌付けされた猿でもまだ警戒心あるだろう。それに野生動物に餌付けしてペット扱いは、現実でも問題だと思うが、何より恐竜への敬意に欠ける描写だ。
・最大の恐竜の生きた細胞集めたら最高の薬になる
製薬ってそんな単純なものじゃないでしょ。最大である必要と陸海空集める必要がわからない。ゲーム感覚なんだろう。
この作品はSFに対する解像度がとても低い、というよりあえて無視してエンタメ性に振り切ったのだと思う。結果、ジュマンジとセンターオブジアースとサメ映画を合わせたようだ。
気になる点はSF要素だけではなく、ストーリー構成がわかり易すぎて単調であることや、キャラクターの説明が唐突で(急に薬を公開すべきだと言い出す博士)深みが無いことなど。
逆に良かった点は、いろんな恐竜や古代生物が見れたこと、大迫力のシーンが多かったこと(自分にはツッコミどころ多くて集中できなかったが)、家族がまとまっていく過程がしっかり描かれていたこと、前作オマージュが多かったこと(表面的と感じたが)。
ジュラシックパークシリーズを単なる怪獣映画として求める人にはいい映画だったかもしれないが、多くのファンは恐竜のリアリティを求めていると思う。それが恐怖の説得力になり、恐竜を憧憬する理由でもある。
次回作には期待できない。
全855件中、1~20件目を表示
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