IT’S NOT ME イッツ・ノット・ミーのレビュー・感想・評価
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怒涛の42分
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“私たちは瞬きを必要としている…”このセリフが印象に残る。「瞳」と「カメラのレンズ」のアナロジーはビクトル・エリセの『瞳をとじて』を彷彿とさせた。
その他にも様々なテーマが提示されているが情報量が多すぎて(かつ、秒単位で次の映像へ切り替わるので)処理が追い付かない。42分だから見れたが、これが2時間続いたら耐えられないと思う。
映画・映画史に詳しい人が見たら分かるのだろうショットが数多く挿入されているようなのでその種の人が見たら楽しめるのかもしれない。前衛的かつシュールレアリスム的だがトランプやらプーチンやらの映像も挿入され現実と幻想が混じり合い、様々な形而上的考察・形而下的運動がギュッと42分に凝縮されたような映画だった。
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