5時から7時までのジュヒのレビュー・感想・評価
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チャン・ゴンジェ監督の意欲作
40代の大学教授ジュヒの現実のストーリーと夫ホンジ演出の演劇の場面が交差して静かに進行していく。
ホン・サンス的とも言えなくもないが、構成と雰囲気に酔うなんとも心地よい映画体験だった。
ジュヒは乳ガンの可能性を宣告され、「わたし怖いの」と口にするが、それ程の悲壮感は感じないし、逆に他者を優しくハグし癒しを与える。まるで聖母のように。
ジョヒ役のキム・ジョリン、「眠れぬ夜」にも出ていたが、いい女優さんだ。本劇中の台詞にあったが、自然な演技なのに何故か惹きつけられ目が離せなかった。
一方韓国インディーズ界の実力者チャン・ゴンジェ監督からも今後も目が離せない。
なんかいい ずっと真剣にみ続けだけど、 日常生活の一部を切り取るだ...
なんかいい
ずっと真剣にみ続けだけど、
日常生活の一部を切り取るだけといえばだけ
起承転結とかじゃなくていい3.5と迷ったけど、
こんなに最後まで夢中だったから、4でいいや
そんなにがんがん見る感じの作品じゃないんだけど、
なぜか夢中
『5時から7時までのクレオ』のオマージュ作(らしい)
特集上映 “映画監督チャン・ゴンジェ 時の記憶と物語の狭間で” にて。
『ケナは韓国が嫌いで』の監督だと知って観たんだけど、
モノクロで静かめで、じんわり面白いぐらいで、何が言いたいのかイマイチわかりずらい内容で、眠くなりウトウト…
救いは知ってる女優が出てたことだけど、どの映画で観たか思い出せず最後まで(笑)
終わってから調べたらキム・ジュリョンさんという方で『ヌルボムガーデン』や『怪談晩餐』にも出てた。
ここの解説に詳しく書いてあるけど、それを読んで映画の内容も理解できたし、
アニエス・ヴァルダ監督の『5時から7時までのクレオ』のオマージュ作と書いてあり、オマージュ元も観たくなった。
この映画も、もう1回観たい。
キム・ジュリョンさんのファンにもなった(笑)
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