劇場公開日 2025年9月19日

ファンファーレ!ふたつの音のレビュー・感想・評価

全94件中、41~60件目を表示

3.0音楽の魅力を教えてくれる

2025年9月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

評価が高く、映画コムのキャッチコピーが「よい映画ではないです。最高によい映画です。」とあり、チラシにはフランスでの観客動員数260万人、カンヌ出品などなど注目せずにはいられず、見てみようかとweb予約をしようとしたら「残りわずか」となっていて、これは見るべき映画と思って見てきました。映画の導入部分がいいです。主人公がオーケストラを指揮して、その指導ぶりが本物っぽくて、一個一個の指導でオーケストラどんどんよくなっていく感じがしてて、映画に入り込むことができました。
いろいろな映画のいいところが入っている気がしました。オーソドックスなストーリー展開ではあるもののラストのコンサートシーンではグっときてしまいます。
音楽が根本的に持っている人を感動させること、人を惹きつけること、人同士をつなげ、融和させることを教えてくれる映画でした。

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むっ、むいちろう

4.0感動作でした。オススメします

2025年9月28日
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たまにはフランス映画という事で鑑賞。
良い意味でテンポの早い展開で予告編で想像していたより数段面白かったです。
白血病で移植を必要とする名指揮者が主役となるとラストが手術成功になるのを考えてましたが、
最初の十数分で病院のエピソードは終了。その後の兄弟と家族、友人たちとの音楽を通じた人間ドラマになります。
とにかく皆さん自然な演技で最初から最後まで笑って泣いて楽しめました。
おススメ度は満点。
第50回セザール賞で作品賞・主演男優賞など主要7部門にノミネート。さらに第72回サン・セバスチャン映画祭で観客賞を受賞も頷ける作品です。

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Yoji

4.0映画館で見て欲しい

2025年9月27日
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ストーリー展開は想定内。兄貴…やっぱりそうなるよね。弟よ、良い育ての親に育てられたのね。優しくて良い人じゃん。
予想通りのストーリー展開でしたが、テンポよく進むので楽しめました。
ラスト!兄弟の絆を感じたわ😭

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Oyster Boy

3.0仏の田舎の工場労働者の雰囲気

2025年9月27日
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仏の田舎町の工場労働者の楽団、兄は 有名な指揮者で骨髄移植で 見つかった。
最期 ボレロを プロと 工場の楽団が 共演

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東條ひでき

4.0ボレロの合唱

2025年9月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

作中で途中に描写された、工員とのボレロの合唱がラスト場面でこんなふうに響くとは。

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ないちゃん

3.5ボレロは名曲

2025年9月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

ドキドキ

世界的指揮者が白血病になって偶然弟の存在がわかる展開。弟の方は粗野だったが、関係が深まってきてお互いかけがいのない存在になっていく。
最後のボレロがいい。
偶然だけど、日本の映画「8番出口」でもボレロをうまく使ってた。

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にっく

4.0忘れられない景色

2025年9月25日
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悲しい

興奮

幸せ

有名な指揮者の男が白血病で倒れてしまい、骨髄移植の為に生き別れの弟に会いに行くが…といった物語。

いきなり兄と言われても…と言うことで癇癪を起こし飛び出してしまうジミー。こりゃあティポにとって前途多難になりそうだ…と思ったら、え!?思いの外…。そこは本筋じゃないのか!?

そんなこんなで、生き別れ後に比較的恵まれ指揮者にまでなれたティポと、寂れた町で余裕の無い生活のジミー。命の恩人でもあり、この不公平を埋めようとジミーを支えたいティポだったが。

大人になった男同士の良き関係性や、熱くも卑屈な一面を覗かせるジミーの健気な挑戦、そして挫折。それに寄り添おうとするティポの姿。仲間達との軋轢や絆、その全てが儚くも美しいですね。

個人的には、短かったけどティポとジミーの育ての母との2人のシーンがお気に入りかな。余裕もないのに、知ってたら両方って…。ちょっと目頭が熱くなったよ。

終盤に向けての流れは人それぞれ感じ方が異なるだろうな、と思いつつ、ここまでに胸がアツくなるクライマックスも沢山映画観てきましたが中々ないですよね。皆が通じ合えるツールがそこに…。

ワタクシも趣味で音楽をやってますが、改めて良いなぁと思わされたし、これで誰かと繋がれたら…そんなことを思わされた作品だった。

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MAR

4.5そう来たか 初演ぶっ飛ぶ ボレロかな

2025年9月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

株主優待券の消化で見たけど ヤラれたわ。(T_T)
音楽の使い方が 見事です。
個性的な人々 だぁーい好きです。
障害のある子も 楽しそうで良かった。
映画は観ないと わからんもんです。(笑)

血のつながりは あってもなくても 人は人

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Hammer69

4.5ティボどうなる?

2025年9月25日
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こんな素晴らしいボレロが聴けて良かった。
しかしいきなりエンディングに入るとは。
ティボのその後が気になる。

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あらじん

4.025-112

2025年9月25日
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鑑賞方法:映画館

生き別れた兄弟が再び出会う。
互いの存在を知らず、正反対の人生を歩む。

2人を繋ぐのは亡き母親や血ではなく
音楽🎵

音楽を愛する心が2人を繋ぐ。
最後のコンサートのシーンは泣けました😭

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佐阪航

4.0普通のフランス映画に接する喜び!

2025年9月25日
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鑑賞方法:映画館

つかみは抜群!最初に出てきた兄ティボの指揮する劇的なベートーヴェンのエグモント序曲と、弟ジミーが初めて兄を訪ねてきた時、ヘッドフォン越しに聴いたモーツアルトのピアノ協奏曲第23番の第2楽章がよかった。この第2楽章は、東山魁夷画伯が描いた絵画の中で、最もよく知られている「緑響く」を思い出させる。

この映画のテーマは、脚本も担当されたエマニュエル・クールコル監督も言われているように、社会、労働者、音楽という、英国で取り上げてきたターゲットに近い。この映画の舞台も、英国に近いフランスのノール(北の方)と呼ばれる地域で、ダンケルクやユーロスターが通るリールの近く。ただ、過去には繁栄した重要な鉱工業地帯だが、EUの発展に伴い、移民を抱えるパリの近郊とは、また違った苦しさがある。ジミーがトロンボーンを吹いているワランクール炭鉱吹奏楽団も、コスチュームは炭坑夫を思わせるが、炭鉱自体は1980年に閉山し、楽団を町の人が引き継いでいる。何とこの地域には、活動を続けている吹奏楽団が800にも及ぶそうだ。その後できた工場も閉鎖の憂き目に遭っているが、何とかして、その状態を乗り切りたいというのが底流だろう。

生き別れだった兄と弟も、兄ティボへの骨髄移植のために出会ったが、最初からうまく行ったわけではなかった。兄は小さい頃から音楽家となるための理想的な環境に置かれ、裕福な人向けのクラッシック音楽の世界にいたが、弟はそうした環境ではなく、労働者と共に、楽譜の読めない人もいる吹奏楽団にいる。二人の心が触れ合ったのは、ジャズ「クリフォードの思い出」であったことが印象的。二人とも音楽について、特に秀でた才能を持っていたからだろう。エンディングでは、ある曲の演奏をきっかけに何とか和解に漕ぎつけることができた二人だが、今後の行方は決して平たんではない。ティボには病との、ジミーには職との戦いが待っている。途中、シャルル・アズナブールの歌「Emmenez-moi (世界の果てに)」で出てきた「Moi qui n’ai connu toute ma vie que le ciel du nord (私は今まで北の空しか知らなかった)」という歌詞が心に残る。北の海に射す僅かな光明、これがフランス映画。

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詠み人知らず

4.5最後の演奏でいい結末に持っていかれた

2025年9月25日
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鑑賞方法:映画館

オーケストラ絡みの映画って侮れない。ありきたりの展開や観たことのあるような設定でも、最後には感動させられたりする。
本作も、骨髄の移植が必要な病気にかかったことをきっかけに、実の弟がいることを知ったオーケストラ指揮者の話。でも、闘病や手術についてはさらっと描かれ、2人の男が兄弟になっていく話がメインだった。
裕福な家庭で音楽家として成功している兄と、ちょっと口が悪く学食で働く弟。あまりに違う家庭環境で育った2人が兄弟としての絆を認識するのが音楽という流れはありきたりとも言えるがとてもいい。絶対音感を持っている弟が、音楽家として成功したりする流れだとゲンナリしていたと思うが、そこはきちんと現実を提示していて安心した。
そして最後の演奏。かなり強引だし、なんでここで?とも思うが、そこは目をつむるしかない。多くは語られないから受け付けない人も多いと思うが、個人的には2人が本当の兄弟になったと思えて涙を止めることができなかった。彼らの未来は明るいとは言えないが、素晴らしいラストだった。
やはり、最後に演奏される音楽で感動の結末に持っていかれてしまった。やはりオーケストラ絡みの映画は侮れない。

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kenshuchu

3.5内容は良い話

2025年9月25日
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鑑賞方法:映画館

クライマックスへの展開が予想を裏切ってとても心を持っていかれた。
ただ、フランス人の感情や思考がイマイチ掴めへん。どうしてそないな事言うん?とか何でそこでそうなるかなぁ、、とか、気になる点が少なからずあり感情移入の邪魔をした。
フランス人は差別や偏見の塊やと思てる日本人の俺が偏見の目で見てるからやろか

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灼熱のアッザム・リーダー

3.5胸に熱く響くボレロ

2025年9月24日
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鑑賞方法:映画館

あんなに熱く胸にに響くボレロは、初めてだ。そこに込められた想いがリズムにのって伝わってくる。
どんなに悲惨な状況に陥っても、いや陥ったからこそこのボレロの演奏によって救われたと思った。

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しじみ

5.0いい映画ですね。

Mさん
2025年9月24日
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兄弟二人ともいいですね。養母の人も人間味があり、いい人でした。
がっちりマンデー!の人、好きになりました。

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M

4.5クラシック、ジャズ、シャンソン(フレンチポップ)に浸る

2025年9月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

癒される

リー・モーガンとアート・ブレイキーの「クリフォードの想い出」(1956年25歳の若さで亡くなった天才トランペッター、クリフォード・ブラウンに捧げられたトランペットの名曲、ティボとジミーは狭いジミーの部屋でこのレコードを聴いてお互いの理解を深める)、ダリダの「踊らせて」(仲良くなった兄弟がこの歌に合わせておどけてダンスを踊る)、シャルル・アズナブールの「世界の果て」(″僕は北国しか知らない″という歌詞が印象的。手術の失敗を知らされる悲劇的場面でこの歌が流れる、いや′ティボが歌う′だったかな)、ティボが指揮する楽団が演奏するドビュッシーの「牧神の午後の変奏曲」、ジミーが所属する炭鉱の吹奏楽団が演奏するヴェルディの「凱旋行進曲」、ラストの感動的場面でのラヴェルの「ボレロ」。
ティボが指揮するエリート音楽家たちの演奏も見応えがあるけど、ジミーの所属する寂れた炭鉱の素人吹奏楽団の演奏も楽しい。演奏をめぐる彼らのやりとりがまた楽しい。お互いを下手くそって平気で詰るの、日本人じゃあり得ないんだけど。フランス人だからなの、映画の中だからなの。まあ気を遣い合う日本人とは違うよね。
そしてティボの発するブラックジョーク。僕は面白かった。今の日本人て好い人に振る舞うこと、なんかいつも強制されてる感あるからな(コレ僕の偏見)。ああいうジョーク、僕は楽しい。
先週は「リンダリンダリンダ」で女子高生のパンクロックを聴いて涙しました。音楽っていいですね。もちろん映画っていいですね。

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ゆみあり

4.0あらすじ読んでて、弟を探すのにもっと時間を掛けるのかと思ったらあっ...

2025年9月23日
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あらすじ読んでて、弟を探すのにもっと時間を掛けるのかと思ったらあっという間に見つかって驚いたけど、逆に再会した兄弟の交流をじっくり描いてて良かった。最後のボレロは感動した。

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ふーちゃん

4.5なんだかなんとも粋で泣ける

2025年9月23日
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おおよそフランス映画とは思えないテンポの良さ、100分くらいのコンパクトさ、タンタンタンタンと小気味よく進むのがまたなんとも粋で

世界で著名な指揮者が白血病を発症しドナーを探す中、生き別れになった弟の存在を知る、これ以上の情報は遮断して観たがきっと楽しい

オーケストラがオーケストレートする音楽の力、いや、良かったなー

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sysr

5.0いい映画でした!

2025年9月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

映画館で予告を見て、見たい!と思っていた作品。
登場人物がみんないい人過ぎるくらいい人で、心温まる映画でした。
ラストの音楽の演出は予想してなかったのですが、泣けました。
音楽映画なので、映画館で見るのがオススメです。
見てよかったです。

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ちょこみんと

4.5ラストのボレロはその手があったか!

2025年9月23日
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鑑賞方法:映画館

単純

驚く

斬新

素晴らしかった。フランスの地方都市の炭鉱オーケストラ楽団のジミーと世界的な有名な指揮者ティボの2人の兄弟の対比が見事に描いていた。至ってシンプルな作品。ラストのボレロはああいう手があったのかと驚いた。伏線回収は◎。
ジミー役のピエールロダンは秋が来るとき以来。彼の演技は見事。彼のキャラなのか。ラストに驚いた作品。

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ナベさん