劇場公開日 2025年9月19日

ファンファーレ!ふたつの音のレビュー・感想・評価

全73件中、41~60件目を表示

5.0「1日15時間」

2025年9月22日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

今年283本目。

1日15時間吹く人達のセリフ、見習いたい。またその前の場面で彼には絶対音感がある。2人で連弾素晴らしい。昨年6月公開の「言えない秘密」京本大我と古川琴音の連弾を思い出して今作もここお気に入りです。

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ヨッシー

4.0『ラベル』の〔ボレロ〕は、本作のような使い方でこそ生きて来る

2025年9月21日
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幸せ

世界的に名を知られている指揮者にして作曲家の
『ティボ(バンジャマン・ラヴェルネ)』が白血病に倒れる。

ドナーを探すうちに、自身が養子であること、
血の繋がった実の弟がいることが判る。

弟の『ジミー(ピエール・ロタン)』は
別の家族の養子となっていたが、
葛藤の末に骨髄の提供を承諾する。

一旦の完解を得た『ティボ』は
礼に訪れた弟の家で、
彼が素人楽団でトロンボーンを吹いていることを知る。

今度は兄が助ける番。
次々と襲い掛かる楽団の難局に、
共に知恵を出し、立ち向かっていくのだが・・・・。

{音楽映画}に駄作無しと個人的には思っている。
とりわけオーケストラをモチーフとした群像劇は
成功確率が高いよう。

一方、個人に焦点を絞ったものでは、
直近の〔ボレロ 永遠の旋律(2024年)〕のように
不完全燃焼な一本が多い。

同作では〔ボレロ〕完成までの過程を描くものの、
初演のカタルシスに対し、
作曲までの長時間の呻吟や強い懊悩が前に出過ぎ、
陰鬱な空気に貫かれてしまう難。

一方本作は、ある意味で王道を行くもので、
ラストのシークエンスでは感涙がこみ上げて来る。

団員たちが、これほど暖かい表情で演奏する一曲を
嘗て観た記憶がないほど。

ちなみにその楽曲こそ、
先に挙げられた『ラベル』の〔ボレロ〕。

もっとも中途の過程では、
選曲の変遷を含め、
観る側の事前予想を
(良い意味で)ことごとく裏切ってくれるのだが。

プロの指揮者である兄が、
素人たちにどれだけ丁寧に教えても、
使用言語が異なることで伝わらないもどかしさ。

たまたま養子に貰われた家庭の格差が
その後の人生に大きく影響する皮肉。

斜陽産業である鉱山を母体とした楽団が、
企業や行政に見放されて行く世情。

一波乱二波乱どころか、
三つも四つも新たな展開を用意し、
最後は予定調和の大団円に収める脚本の妙が素晴らしい。

一軒、多幸感のあるファンタジーにも取れるが、
舞台となったフランスでは
「黄色いベスト運動」に象徴されるように
格差は拡大をしているよう。

話中でも、炭鉱が閉鎖されたことにより
多くの失業者の生活に影が落ちるエピソードも示される。

資本家や官憲に対するレジスタンスは、
必ずしも強硬な姿勢ばかりではなく、
ソフィスティケートされた手法でも
十分に人心に訴えることを本作では見せてくれる。

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ジュン一

3.5血の繋がり

2025年9月21日
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ってやはり人間のベースになりますね。何十年も会って無いのに、突然その事実を知ってもわかり合えるのはやはり血縁でしょう。最後に2つの楽団が一つになったのは感動ですね。

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ごっとん

4.0素晴らしかった。音楽もいい。色々とうまく行き過ぎなところもあるけど...

2025年9月21日
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素晴らしかった。音楽もいい。色々とうまく行き過ぎなところもあるけども、展開は早いし集中して没頭できた。
終わり方は唐突、エンドロールはもっと唐突でした。

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nao

3.5音楽映画にハズレ無し

2025年9月21日
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ダメダメ楽団・バンドの再生映画は山のようにあり、どれもハズレは無いと思う。この映画は楽団だけではなく病魔におかされた主人公が絡み、感動なエンディング。あの曲を使うのは反則(良い意味で)

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hanataro2

4.5違う人生を”奏でた“兄弟のクライマックス

2025年9月21日
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血の繋がった兄弟が事情があり別々の人生を。そしてそれぞれ別の音楽に携わりながら。そのそれぞれの”人生を奏でる音楽“がクライマックスに。本当に素敵な映画。それにしてもラベルのボレロはフランスの人たちにとっても格別なものなのですね

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taju

4.0素敵な兄弟

2025年9月21日
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イーズ

4.0良かった ジミーが特に良かった ジミーの養母も良かった 素直でまっ...

2025年9月21日
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良かった

ジミーが特に良かった

ジミーの養母も良かった

素直でまっすぐな人たちがたくさん出てる映画で、

見た後の気分もとても良い

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jung

5.0エグモント序曲とボレロで、ふるえた。

2025年9月21日
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fanfareには、吹奏楽団という意味があるんだね。
en fanfare=「吹奏楽団で」って感じか。

白血病を発症した世界的指揮者ティボーが「見つけた弟」ジミーが所属していたのが、アマチュア吹奏楽団。
だから、en fanfareなのか。

冒頭のベートーヴェン、エグモント序曲の迫力で
いきなり揺さぶられ、

幾多のドラマがあって、

ラスト、ラヴェルのボレロ(普通のバージョンではない)では、涙止まらず。
体がふるえるほど。

シビアな現実ではあるけれど、
笑えるところもたくさんあったし、
テンポもよかったし、
素晴らしい映画だった。

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島田庵

4.0【”人生のボレロ。そして生き別れだった兄弟の絆の芽生え。”今作は白血病になった世界的指揮者が、生き分かれになっていた弟と出会い、兄弟が夫々の人生のボレロを歩む姿を描いたムネアツな物語である。】

2025年9月20日
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NOBU

3.5映画館の音響で聴く、生オーケストラの臨場感

2025年9月20日
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幸せ

音楽はとても素敵でした。
音楽の力で、生き別れた兄弟の心の距離が次第に縮まっていく・・・この映画は、音楽の持つそんな魅力を伝えているのだと感じました。
ただ、いくつかのエピソードがやや中途半端に思えました。それがフランス流なのかな?結果的に、映画にそこまで没入できなかったです。
ラストのオチを見据えて、逆算的にストーリーを構築しているような気がします。

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ネコノケ

4.0一致したのは骨髄だけでない兄弟の絆

2025年9月20日
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お互いに兄弟がいることを知らずに育った二人の絆を描く、フランスらしい人情ドラマで、こう言う話にヨワイです。白血病になった世界的指揮者が骨髄ドナーを探すうちに生き別れたお父さんがいることがわかり、ドナーになってもらうまでが、なんと10分くらいと言う展開の速さにビックリ。やがて弟が絶対音感を持っていることが分かり、彼自身いまの生活から脱却しようとするお話しと、工場閉鎖に伴う地元の楽団の話が中盤からの展開だけど、ちょっと散漫で中弛み感があります。また、指揮者と育ての母や妹とのその後の関係も、あいまいな感じです。それでも、音楽を通じて人々や兄弟が一体になっていくのは、観て聴いていて面白く、最後の掟破りのようなセッションはとても気分がいいです。役者では、バンジャマン・ラベルネが地味だけど落ち着いた指揮者振りがいい感じです。途中からリリー,フランキーに見えてくるけど。弟役のピエール・ロッタンは、『秋が来るとき』での演技がよかったけど、今回はもう少し複雑な心境をうまく演じていました。

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シネマディクト

3.0楽団が楽しそうだった

2025年9月20日
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世界中を飛び回るスター指揮者のティボは、指揮の途中で倒れ、白血病と診断された。ドナーを探す中で、自分が養子であること、そして生き別れた弟・ジミーがいることを知り、骨髄移植をしてもらった。ジミーは、炭鉱の寂れた町の食堂で働きながら、仲間と吹奏楽団を楽しみに暮らしていた。育った環境も性格もまったく異なるティボとジミーだったが、ティボはジミーが絶対音感を持ち、類まれな才能を持っていることを知った。ティボは弟のジミーを何がなんでも応援することを決意し・・・さてどうなる、という話。

兄弟がバラバラになった経緯もよくわかったし、両方とも音楽の才能が有った、という設定も良かった。
音楽は演奏を聴くのも良かったし、楽団員がみんな楽しそうだった。
兄が海に入ってくシーンは残念だった。

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りあの

5.0泣いた!

2025年9月20日
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分断する社会を繋ぎ止めるのは愛と音楽、そして絆

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カイジラ

2.5ロン・カーターは気持ち高い

2025年9月20日
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指揮の演技って結構難しいみたいで、音に合わせて棒振ってる(それでは指揮にならない)みたいになりがちだが、本作ではかなり良さげ。「TAR」のケイト・ブランシェットは実際にオケを指揮して撮影したそうだが、本作ではどうだったんだろう?
それにしても、ボレロ大人気だな。

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ひろちゃんのカレシ

3.0暴走クレッシェンド

2025年9月20日
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悲しい

幸せ

白血病になった37歳の世界的に有名な指揮者が、生き別れた弟の存在を知り交流する話。

妹に骨髄ドナーになれるか検査をしてもらったら血縁無し、からの母親を問い詰めたら弟がいる!?となって、ドナーになって貰うべく弟を訪ねて巻き起こっていく。

存在すら知らなかった兄貴が突然訪ねて来た上に、裕福な家で育った兄貴に戸惑うジミーちゃんだったけど、初登場のシーンからイケメンぶりは伝わってきたしと言う事で、あれよあれよと骨髄移植は終了し、ここからが本題ですね。

慎ましくも楽しく暮らす弟の音楽の趣味や才能に喜び気にかけていくティボが、多忙な中で弟を訪ねて彼やその仲間と交流してというストーリーで、ちゃんと兄弟になっていく感じはとても良かったのだけれど…海からの行で…えっ!?

そこからのラストは愉しいし心地良いしでまた良かったけれど、それで終わらせるなら海とその後の工場はいらないんじゃね?
と感じてしまった。

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Bacchus

3.0シリアスを抑えた笑って泣ける映画

Kさん
2025年9月20日
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兄弟の掛け合いがユーモアたっぷり!
会話のテンポが早くて楽しい。

やっぱり、ピエール・ロッタン氏は
やんちゃな役がものすごく合いますね。

そして、サブタイトルの重要性。
考えた人天才です。

ラストのバシッと決めた終わり方が美しい。
そのままエンドロールにいく流れがとても良かったです。

最後は泣きに泣きました。ブラボー👏

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K

4.5サブタイトルの意味

2025年9月20日
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124本目。
ドナー見つかるまでがと思ってたら、案外あっさり見つかってしまう。
えっ、とは思ったけど、そこからの展開が面白かった。
養子とは言え、親ガチャで運命が決まってしまった感じもあるし、それに対しての兄の思いやり、弟の行動、機微がよく分かる。
サブタイトルの意味はこれかとか、考えてはいたけど、1+1=1の様にも感じる。
プロアマ問わず、オーケストラものの映画にハズレが少ないイメージはある。

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ひで

4.0エンドロールの楽曲は「Valse Pour Thibaut(ティボへの円舞曲)」でした

2025年9月20日
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Dr.Hawk

4.0よかった、よかった☺️

2025年9月19日
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時間が経つのが早く感じたということは、それだけよかったわけです😆

さっきがあまりにも悪かったせいか、余計に本作品の良さが際立ってしまったせいもありますが、やはり、最後はちょろっとだけどウルッとさせられました🥹

余計なところは省いて、人間の心模様が丹念に描かれていたのも良かったですね☺️

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おたか
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