劇場公開日 2025年9月19日

ファンファーレ!ふたつの音のレビュー・感想・評価

全77件中、21~40件目を表示

4.025-112

2025年9月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

生き別れた兄弟が再び出会う。
互いの存在を知らず、正反対の人生を歩む。

2人を繋ぐのは亡き母親や血ではなく
音楽🎵

音楽を愛する心が2人を繋ぐ。
最後のコンサートのシーンは泣けました😭

コメントする (0件)
共感した! 2件)
佐阪航

4.0普通のフランス映画に接する喜び!

2025年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

つかみは抜群!最初に出てきた兄ティボの指揮する劇的なベートーヴェンのエグモント序曲と、弟ジミーが初めて兄を訪ねてきた時、ヘッドフォン越しに聴いたモーツアルトのピアノ協奏曲第23番の第2楽章がよかった。この第2楽章は、東山魁夷画伯が描いた絵画の中で、最もよく知られている「緑響く」を思い出させる。

この映画のテーマは、脚本も担当されたエマニュエル・クールコル監督も言われているように、社会、労働者、音楽という、英国で取り上げてきたターゲットに近い。この映画の舞台も、英国に近いフランスのノール(北の方)と呼ばれる地域で、ダンケルクやユーロスターが通るリールの近く。ただ、過去には繁栄した重要な鉱工業地帯だが、EUの発展に伴い、移民を抱えるパリの近郊とは、また違った苦しさがある。ジミーがトロンボーンを吹いているワランクール炭鉱吹奏楽団も、コスチュームは炭坑夫を思わせるが、炭鉱自体は1980年に閉山し、楽団を町の人が引き継いでいる。何とこの地域には、活動を続けている吹奏楽団が800にも及ぶそうだ。その後できた工場も閉鎖の憂き目に遭っているが、何とかして、その状態を乗り切りたいというのが底流だろう。

生き別れだった兄と弟も、兄ティボへの骨髄移植のために出会ったが、最初からうまく行ったわけではなかった。兄は小さい頃から音楽家となるための理想的な環境に置かれ、裕福な人向けのクラッシック音楽の世界にいたが、弟はそうした環境ではなく、労働者と共に、楽譜の読めない人もいる吹奏楽団にいる。二人の心が触れ合ったのは、ジャズ「クリフォードの思い出」であったことが印象的。二人とも音楽について、特に秀でた才能を持っていたからだろう。エンディングでは、ある曲の演奏をきっかけに何とか和解に漕ぎつけることができた二人だが、今後の行方は決して平たんではない。ティボには病との、ジミーには職との戦いが待っている。途中、シャルル・アズナブールの歌「Emmenez-moi (世界の果てに)」で出てきた「Moi qui n’ai connu toute ma vie que le ciel du nord (私は今まで北の空しか知らなかった)」という歌詞が心に残る。北の海に射す僅かな光明、これがフランス映画。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
詠み人知らず

3.5本当に血を分けた兄弟になったふたりの音

2025年9月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 10件)
カールⅢ世

4.5最後の演奏でいい結末に持っていかれた

2025年9月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

オーケストラ絡みの映画って侮れない。ありきたりの展開や観たことのあるような設定でも、最後には感動させられたりする。
本作も、骨髄の移植が必要な病気にかかったことをきっかけに、実の弟がいることを知ったオーケストラ指揮者の話。でも、闘病や手術についてはさらっと描かれ、2人の男が兄弟になっていく話がメインだった。
裕福な家庭で音楽家として成功している兄と、ちょっと口が悪く学食で働く弟。あまりに違う家庭環境で育った2人が兄弟としての絆を認識するのが音楽という流れはありきたりとも言えるがとてもいい。絶対音感を持っている弟が、音楽家として成功したりする流れだとゲンナリしていたと思うが、そこはきちんと現実を提示していて安心した。
そして最後の演奏。かなり強引だし、なんでここで?とも思うが、そこは目をつむるしかない。多くは語られないから受け付けない人も多いと思うが、個人的には2人が本当の兄弟になったと思えて涙を止めることができなかった。彼らの未来は明るいとは言えないが、素晴らしいラストだった。
やはり、最後に演奏される音楽で感動の結末に持っていかれてしまった。やはりオーケストラ絡みの映画は侮れない。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
kenshuchu

3.5内容は良い話

2025年9月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

クライマックスへの展開が予想を裏切ってとても心を持っていかれた。
ただ、フランス人の感情や思考がイマイチ掴めへん。どうしてそないな事言うん?とか何でそこでそうなるかなぁ、、とか、気になる点が少なからずあり感情移入の邪魔をした。
フランス人は差別や偏見の塊やと思てる日本人の俺が偏見の目で見てるからやろか

コメントする (0件)
共感した! 1件)
灼熱のアッザム・リーダー

3.5胸に熱く響くボレロ

2025年9月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あんなに熱く胸にに響くボレロは、初めてだ。そこに込められた想いがリズムにのって伝わってくる。
どんなに悲惨な状況に陥っても、いや陥ったからこそこのボレロの演奏によって救われたと思った。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
しじみ

4.5思わぬ展開に目頭が熱くなる、素晴らしい映画

2025年9月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 16件)
ファランドル

5.0いい映画ですね。

Mさん
2025年9月24日
Androidアプリから投稿

兄弟二人ともいいですね。養母の人も人間味があり、いい人でした。
がっちりマンデー!の人、好きになりました。

コメントする 6件)
共感した! 9件)
M

4.0ハッピーエンドとは言い難いがあたたかい気持ちで見終えた

2025年9月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 2件)
共感した! 8件)
O2

4.5クラシック、ジャズ、シャンソン(フレンチポップ)に浸る

2025年9月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

癒される

リー・モーガンとアート・ブレイキーの「クリフォードの想い出」(1956年25歳の若さで亡くなった天才トランペッター、クリフォード・ブラウンに捧げられたトランペットの名曲、ティボとジミーは狭いジミーの部屋でこのレコードを聴いてお互いの理解を深める)、ダリダの「踊らせて」(仲良くなった兄弟がこの歌に合わせておどけてダンスを踊る)、シャルル・アズナブールの「世界の果て」(″僕は北国しか知らない″という歌詞が印象的。手術の失敗を知らされる悲劇的場面でこの歌が流れる、いや′ティボが歌う′だったかな)、ティボが指揮する楽団が演奏するドビュッシーの「牧神の午後の変奏曲」、ジミーが所属する炭鉱の吹奏楽団が演奏するヴェルディの「凱旋行進曲」、ラストの感動的場面でのラヴェルの「ボレロ」。
ティボが指揮するエリート音楽家たちの演奏も見応えがあるけど、ジミーの所属する寂れた炭鉱の素人吹奏楽団の演奏も楽しい。演奏をめぐる彼らのやりとりがまた楽しい。お互いを下手くそって平気で詰るの、日本人じゃあり得ないんだけど。フランス人だからなの、映画の中だからなの。まあ気を遣い合う日本人とは違うよね。
そしてティボの発するブラックジョーク。僕は面白かった。今の日本人て好い人に振る舞うこと、なんかいつも強制されてる感あるからな(コレ僕の偏見)。ああいうジョーク、僕は楽しい。
先週は「リンダリンダリンダ」で女子高生のパンクロックを聴いて涙しました。音楽っていいですね。もちろん映画っていいですね。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
ゆみあり

4.0あらすじ読んでて、弟を探すのにもっと時間を掛けるのかと思ったらあっ...

2025年9月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

あらすじ読んでて、弟を探すのにもっと時間を掛けるのかと思ったらあっという間に見つかって驚いたけど、逆に再会した兄弟の交流をじっくり描いてて良かった。最後のボレロは感動した。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ふーちゃん

3.5セ・ラ・ヴィ

2025年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 5件)
LukeRacewalker

5.0音楽は心を豊かに育んでくれます。

2025年9月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

癒される

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
すけちゃん

4.5なんだかなんとも粋で泣ける

2025年9月23日
iPhoneアプリから投稿

おおよそフランス映画とは思えないテンポの良さ、100分くらいのコンパクトさ、タンタンタンタンと小気味よく進むのがまたなんとも粋で

世界で著名な指揮者が白血病を発症しドナーを探す中、生き別れになった弟の存在を知る、これ以上の情報は遮断して観たがきっと楽しい

オーケストラがオーケストレートする音楽の力、いや、良かったなー

コメントする (0件)
共感した! 6件)
sysr

5.0いい映画でした!

2025年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

映画館で予告を見て、見たい!と思っていた作品。
登場人物がみんないい人過ぎるくらいい人で、心温まる映画でした。
ラストの音楽の演出は予想してなかったのですが、泣けました。
音楽映画なので、映画館で見るのがオススメです。
見てよかったです。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ちょこみんと

4.5ラストのボレロはその手があったか!

2025年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

驚く

斬新

素晴らしかった。フランスの地方都市の炭鉱オーケストラ楽団のジミーと世界的な有名な指揮者ティボの2人の兄弟の対比が見事に描いていた。至ってシンプルな作品。ラストのボレロはああいう手があったのかと驚いた。伏線回収は◎。
ジミー役のピエールロダンは秋が来るとき以来。彼の演技は見事。彼のキャラなのか。ラストに驚いた作品。

コメントする (0件)
共感した! 6件)
ナベさん

3.5音楽>

2025年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

美しい音楽を臨場感のある音で聴けて楽しかったです。ベートーヴェンのエグモント序曲、メンデルスゾーンのフィンガルの洞窟など、聴く機会が少なかった曲の良さを認識できました。モーツァルトのピアノコンチェルト23番はとても好きな曲でしたのでちょこっと流れて嬉しかったです。「クリフォードの思い出」は全く縁が無かったですが、知ることができてよかったです。映画館からの帰り道にさっそく聴いてます。
展開が早い割にところどころ冗長に感じる部分もあり、音楽が圧勝の映画でした。またストーリーのウェット過剰さに比して、フランスオーケストラの絶妙な湿度が心地よく、むしろ情緒に触れました。ただ映画館ではところどころ笑いも起きており、わたしもサブリナ役のサラ・スコさんがコミカルでニンマリ、全体としては、おもしろかったです。

コメントする (0件)
共感した! 7件)
TT

3.5良い映画です。

2025年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

いつもはあまり外国映画を観ないのですが、フライヤーを見て気になっていたのと、「良い映画ではないです。最高に良い映画です」の宣伝を見て鑑賞。
期待値が高かったためか、正直ふつうでした。
良い映画ではありますが、テーマもストーリーもこれまで擦られすぎたお決まりの展開で、驚きは全くなく。
音楽って万国共通言語で素晴らしいなとは感じましたし、わかりやすく観やすい映画でした。
そのぶん感動度は期待したほどではありませんでした。
「良い映画です」

コメントする (0件)
共感した! 3件)
みるくぱんだ

1.5シンデレラ・ストーリー的には展開せず

2025年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
ねこたま

3.5爽やかな佳作

2025年9月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
すーちゃん
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。