劇場公開日 2025年9月19日

ファンファーレ!ふたつの音のレビュー・感想・評価

全119件中、21~40件目を表示

4.52つの音色

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

難しい

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まこやん

4.0音と気持ちが幾重にも重なる瞬間

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

白血病であることを宣告された指揮者のティボと生き別れた弟ジミーの話です。

似ても似つかない兄弟の間には音楽の血が流れていて、環境は違くてもそれぞれ音楽に触れる生活をしています。展開は王道かなと思いましたが予想を超えたラストシーンにただただ感動していました。ティボの体調限界でも幸せそうな表情がとても印象的でした。

大人になってから出会ったことで互いの人生に気付きや輝きをもたらし、化学変化が起こるとても心温まる作品でした。

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Yum

4.0オーケストラと吹奏楽団のファンファーレ

2025年10月11日
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鑑賞方法:映画館

フランス語原題「En Fanfare」はブラスバンドで、大騒ぎしてという意味らしい
ちなみにブラスバンドは金管楽器主体の編成なので木管楽器を含まないのが一般的だが、日本においては吹奏楽とブラスバンドは≒に捉えられているようなのでこの場合も吹奏楽団なのだろう
英訳は「THE MARCHING BAND」でヨーロッパの楽団はもしかするとマーチングバンドが先にあるのかもしれない

ちなみにWikipediaでは
ファンファーレ(fanfare)は、主に式典などで演奏される、ごく短い華やかな楽曲である。
本来の意味から転じて、「ファンファーレ」という語は、派手な騒ぎや宣伝・誇示活動、優勝(チャンピオン)を祝福する行為などを表すときに比喩的に使われることもある。

ここまで読んでようやくこの映画のタイトルの意味が理解できた

作品は冒頭部分の骨髄ドナー探しからクスッと笑えて、兄弟仲が深まっていくところでホッコリし、一方で工場の閉鎖問題は北フランスの厳しい経済状況を知ることになる
この町にはサッカーか音楽しかないというのは弟のジミーの劇中のセリフだが、逆に言えばそれだけ文化として音楽が根付いているのだなと思った
とはいえ、子供には古臭いと思われているようだけれど。。。

現実に引き戻されてからのラストシーンは涙なくしては観られない
ふたつの音のアンサンブルがファンファーレとなって鳴り響いた

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moto

4.0締めの「ボレロ」にやられた

2025年10月11日
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泣ける

笑える

知的

子供の頃に生き別れになり、互いの存在を知らずに成人した2人。ティボが体調を崩さなければ、きっと2人とも何も知らずに生涯を閉じたことだろう。真逆に近い環境で育ったものの、「音・音感」に対しては何か通ずるものがあったのだろうな。
映画「愛と哀しみのボレロ」では、メイン楽曲として「ボレロ」が使われ、時代に振り回される芸術家達の苦悩と未来が描かれていたが、本作では全く違った使い方だった。客席側のタンタタタタン・タンタタタタンと言うスティックの連打からの始まり、やがてオケのメンバー達は自然に楽器を奏で始め、徐々に会場がひとつになる…もうスクリーンに釘付けだった。
凄くいい作品だった。

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ちゃ坊主

5.0これが映画だ! ※情報ゼロで見てほしい!

2025年10月10日
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幸せ

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おひさまマジック

5.0フィナーレは 目頭熱く ファンファーレ

2025年10月10日
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幸せ

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酔爺

3.5音楽兄弟

2025年10月9日
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新宿ピカデリーで鑑賞
22:00上映ってそれは空いているだろうよ

音楽を通じて心を通わせていく兄弟
クライマックス前の故郷?の街を巡るシーンがいい

コンクール、コンサートはいつやるんだろうと
溜めて溜めて溜めてからのあっと驚くラストに拍手!

しかし全キャスト、浦沢直樹の漫画のモブキャラのような見事な顔立ち
これだけ美男美女を外した映画も珍しいのでは

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ぼろんてーる2

4.5兄弟愛だよ。

2025年10月9日
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あらすじからして良い映画なんだが、本当に良い映画だった。

こういう映画、海外はうまいよね。ドラマチック過ぎず、大人ユーモアあって、話の流れが自然でリアリティあって押し付けがましくない。日本で作るとなぜか重くなるんだよね。

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masayasama

4.0人生で好きな映画の一つに出会いたい人におすすめ

2025年10月9日
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楽しい

幸せ

 世界的指揮者のティボと生き別れの弟ジミーが出会い、分かり合い、反発し、音楽に真摯に向き合う作品です。オーケストラと吹奏楽の演奏がふんだんに盛り込まれています。素人の私にもプロとアマチュアの音の違いが分かる演奏で、二人の住む世界が違うことを感じました。
 テンポよく進みますが、家族・仲間との関係がはっきり描かれ、わかりやすい筋書きでした。私には二人それぞれの母親の言葉が心にささりました。
 人の生き方、音楽の素晴らしさ、仲間・家族がいることの嬉しさを味わえます。
 笑って泣いて感動します。多くの人の心に響く名作として繰り返し上映されてほしい作品です。

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オレンジ

4.0泣けたー!終わり方が好き。

2025年10月8日
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泣けたー!終わり方が好き。

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mini

4.5最後は泣かずにいられない グッとくる。

2025年10月8日
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楽しい

幸せ

驚く

フランス映画らしい映画。最後が せつない。

「パリに見出されたピアニスト」 という

グッドウィル ハンティングのピアノ版という感じのフランス映画を ちょっと思い出した。

こっちはハッピーエンドで 良かった 良かったで終わるけど。。

「ファンファーレ」のタイトルが なぞだったのが 最後でやっとわかった。

観客は言葉を失って しばらく立ち上がれなくなってると思えた。

劇場で見るオーケストラ演奏のある良い映画。

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しま

4.0音楽がつなぐ未来

2025年10月7日
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親の事情で離れ離れに育った兄弟。
はじめは兄目線で見ていましたが、ストーリー展開にいい意味で裏切られました。
ラヴェルが工場を訪れてボレロを作曲したというエピソード、私は全然知りませんでした。
ラストが素晴らしい。
クラシックも吹奏楽も、音楽は分断ではなくて、この社会をつなぐものであって欲しい。

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マリエル

4.0これぞ音楽のチカラ

2025年10月7日
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ってやつを見せてくれる良作。
家族愛、兄弟愛、仲間との絆、そーゆーのに溢れてる。

ボレロってクラシック界のベストヒットなんだって。←つまりどゆこと?

【涙活報告】ラストでうるる‼️

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らまんば

3.5「最強のふたり」とかより好きだな

2025年10月5日
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もっとたっぷり時間をかけるよな、というところをスパッと切っても伝わるものは伝わるんだという映画だった。

フランス映画なのになぜかイギリス映画を観た気になるのは舞台がよく見るパリとかではなく、炭鉱町炭鉱町と繰り返し出てくるリトルダンサー的な世界と、とジミー役のルックスがそのように見えるからか。それはともかく公開からしばらく経っていたのだけど思いたって観てよかった。

兄の骨髄移植の問題で急に知ることになる自分の秘密、家族の秘密、そして弟の存在。この兄弟の預けれれた先の違いで貧富の差(=教育の差)が生まれ、しかし音楽の才能(絶対音感含む)はお互い遺伝的に持っているが、、というところからものすごい効率的にドラマが進む。

そうだよなそうだよな、という急激な兄弟の接近の中での喜びと憤り。しかし「音楽」で結びついて、深まっていく関係性。このあたりの「音楽が好き」という人たちの集まり具合が泣けてくる。真剣に打ち込む、楽しく演奏する、楽しく歌う、という顔のいいこといいこと。

コンテストへの練習が中盤以降を形成するが、ありがちなコンテストがクライマックスではなく、コンテストすら臨むことができず、兄は兄でこれまた喜びから苦しみのどん底までいってのクライマックスで突然始まる感動のフィナーレ。これかなりいろんなものをさっ引いているよな、ってくらいのエンタメの進め具合だけどこれで成立するんだよな、と感心してるとラストカットもまたスパッと終わって気持ちいいことこの上ない。

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ONI

5.0凄く良かったです!!多分今年のマイベスト映画になると思います。最高でした。

2025年10月4日
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凄く良かったです!!多分今年のマイベスト映画になると思います。最高でした。

世界的な指揮者ティボが白血病に罹り骨髄移植が必要となるが養子の為家族とは不適合。生き別れの弟を探し移植を受けその後音楽を通して弟と交流する。兄は裕福な家庭に育ち弟は寂れた田舎町の貧しい家庭に養子となった。弟の養親はいい人で幸せに育ったが裕福な兄と自分を比べ忸怩たる思いや葛藤もあり…

兄弟を演じた2人の役者の演技がよくてそれぞれが役にぴったりでそして2人ともとても魅力的で素敵でした。

全編楽しい雰囲気でまさかラストで泣くとは思わず観てました。泣いた映画は沢山あるけど身体が震えたのは初めてでした。感動で震えが止まりませんでした。素晴らしい映画でした。

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snowwhite

4.0フランスの感じ

2025年10月3日
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あの地方のオーケストラの仲間感というか田舎感には驚いた。東ヨーロッパの旧共産圏にはありそうだけどフランスにもああいう感じがあるんだね。フランス映画にも色々あるというのが分かった気がする映画。

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khapphom

4.0音楽は素晴らしい

2025年10月3日
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泣ける

笑える

幸せ

と思う作品は数多くあるが、この作品もその一つ。
音楽で人の心が一つになったとき、その人が作り出した音楽は大きな力を持ち、聴いた人に何かを伝える。それが何かは、聴いた人によっては大きく忘れられないものになる。
自分もこの中に入りたいと思わせれくれる良作だと思った。

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Quokka

4.0現実とフィクションのバランスが良い

2025年10月3日
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泣ける

楽しい

癒される

サブタイトルの「ふたつの音」の意味を見終えて気づいた

NHKの「あさイチ」の映画紹介コーナーで取り上げられていて、だいぶ前から楽しみにしていた作品。ラストに驚かされますとコメントされていて、これも納得

とにかくテンポが良い。骨髄移植は提供する方も負担が大きいので、そこを描くのに時間かかるかと思っていたら、次のシーンでティボは寛解していた(笑)

育ちが異なる二人の交流が本格的に始まるのは骨髄移植後、快癒報告にティボが訪ねてきてから。二人とも音楽の趣味が似ていて、ふたりは少年のようにジャズの響きに時間を忘れて盛り上がってしまう
ジミーが町の炭鉱音楽隊でトロンボーンを吹く姿を見て、彼が絶対音感を持つことに気づき、ふたりは音楽を介して交流をもつ

二人が養子に出された理由。母親が兄を育てられないと見做され養子に出される。その後に弟も生まれるが、これも育児放棄されて叔母に長いこと預けっぱなしで育ち、そのまま叔母夫婦の養子として育つ
資産家のティボの家に、当時弟を引き取れないか?と打診はあったが、ティボの養父母が待ち望んだ実子を妊娠中で断られていた
叔母の家も弟を引き取ったことで兄も一緒に養育しようかとも思ったが、先立つものがなくて断念していたという過去がある。至って現実的な事情がのしかかっていた

【ここから ちょっとネタバレ】
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兄から新品のトロンボーンを贈られたジミーは(学食でトラブルを起こしたこともあって)本格的なオーケストラの欠員募集に志願。舞台側には大きな衝立があり、演者と審査員の姿を遮断され、実力のみが評価される真剣勝負(まるで「芸能人格付けチェック」(笑))。1分も演奏させて貰えずに審査終了を告げられ、追いかけてきたティボに「音楽学校の首席卒業生とか、1日15時間も練習しているような連中には勝てない」と現実を告げられる

ティボの間接的な指導を受けて、町の音楽隊は地域のコンクールに出場するが、これもハプニングに見舞われる

音楽隊の練習場所の公民館は、目立ちたがりの市長の横槍でカントリーダンスの練習場に変わってしまう

音楽隊のメンバー大半が所属する炭鉱工場は、日夜行われている閉鎖反対のデモにも関わらず、工場機械が搬出されてしまう

この手の映画にありがちな、弟が隠れた才能を発揮して成功!とか
有名指揮者の兄の手引きで音楽隊が脚光を浴び、それをきっかけに町の炭鉱産業が盛り返す!とかも無い
むしろラスト間近に、悲しい現実が影を落とす――

監督はわざとこんな構成にしたそう。日々の暮らしはそんなに甘いものじゃないけれど、ラストシーンのようなとても嬉しい出来事もあるので、我々は生きていけるのだ…と

ラスト、泣けました
アマチュアとプロ、圧倒的な技量の差はあれど、あの空間でひとつの感動を生み出していました
ティボとジミーのふたつの音が、高らかにファンファーレを鳴らしていました

【蛇足①】監督のインタビュー記事によると、その後ジミーは子どもの楽団の指揮者になるエピソードがあって、撮了していたそう。しかし「ボレロ」のシーンで終幕が良かろうということで割愛し、DVDの特典として配布するそうな…ちょっと見たいですね♪

【②】エンドタイトル、音楽が売りの映画にしてはショボい音楽で、タイトルロール終わったら、音楽としては途中ブチッと切れた。ちょっと呆気にとられました

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オパーリンブルー

4.0音楽の力

2025年10月2日
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評判が良いので、上映回数が少なくなる前に!と劇場へ向かった者です。

最初、あらすじかというスピードで話がドンドン進んでいくので驚きましたが、すごく自然で、違和感なくすんなり状況が理解できるし先も気になるので、良くできてるなぁと思いました。

自分で勝手に忖度してストレスで自滅する日本人とくらべて、フランス人のなんと開けっぴろげなことでしょう。主要キャラが中高年なせいもあるでしょうが、みんな自分の主張を言いたい放題で、すぐに衝突もするし、仲直りも早いです。まずは自分の気持ちや意思を言葉にして相手に伝える!問題が起きたらその時のこと!これがコミュニケーション能力でしょうか。うらやましいけど、なかなか一人でできることではないですね。

想像していたような単純な話ではありませんでしたが、ラストのコンサートシーンでは胸が熱くなりました。…ちょっと出来すぎの展開でしたが、感動で煙に巻かれてそのままエンディングに流れ込まれてしまった!…と、涙ながらに思いました。仕事や病気、家族との関係など、人生うまくいかないことが多いけれども、音楽はそうした悲しみや悩みを超越した感動とモチベーションを与えてくれるんだなぁというのを感じました。

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かつのじょう

4.0兄弟愛

2025年10月2日
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てんえん