「涙が頬を伝いました💫」ファンファーレ!ふたつの音 Sueさんの映画レビュー(感想・評価)
涙が頬を伝いました💫
無骨で優しい男を演じさせたら、もう…!ジミーを演じた愛すべき男優ピエール·ロタンに、胸を熱くする私である。“秋が来るとき”で強く印象に残った、不器用に繊細に強く大きな覚悟を持って、大切な人を守り抜く男の度量。今作でまた彼に会えました。
対照的な兄、ティボ役のバンジャマン·ラベルネの品格ある率直さと誠実さが清々しい。
幼き日に養子として引き取られ、オーケストラの指揮者として成功し、名声もお金もあるが、白血病で余命幾ばくも無いティボと、生き別れとなり存在すら知らなかった兄の骨髄ドナーとなるジミーのストーリー。兄の生命を救い感謝され、その援助でジミーはトロンボーン奏者として、あるいは彼がいる炭鉱楽団が、紆余曲折を乗り越えて成功をおさめる展開かと思いきや、、、 意外にもこの作品は、我々をもっと身近で優しく大きな愛と感動の波に包み込む。ラストシーン、“ボレロ”の合唱に涙が溢れました。
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