か「」く「」し「」ご「」と「のレビュー・感想・評価
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全員仲の良い最高のクラス
そこまで期待せずに鑑賞。聞いていた通り「何も起こらなかった」が、設定は悪くなかった。見ていて、のほほんとした気持ちになった。いいね、青春…!
何より、個人的に印象的だったのが、全員仲の良い最高のクラスメイトということ。いじめひとつなくて、いろんな経験をした私にとっては、理想の学校生活を追体験できたような感じがして楽しかったです。
味の濃い作品を求めている方にはおすすめできませんが、ちょっぴり変わった恋愛映画を見てみたい方にはおすすめです𓂃⟡.·
出口夏希ちゃん、可愛かった。
遠くなってしまった日々の香りがする映画
何かが見える?
同じキャストと舞台で主役が切り替わる章分けされた構成。それぞれが皆...
現代の高校にはこんな制服があるの?
予告編から想像してたのは、相手の思考が見える女子のラブコメ。かなり笑えるんじゃないかと期待して着席。
始まってすぐ驚いたのは、奥平大兼演じる京君が、クラスメイトの気持ちが見えてる所。えっ!頭の上に、「!」や「?」が現れるなんて、必要なくない?出口夏希演じる三木直子はみんなからミッキーと呼ばれている。えっ!それオスのネズミじゃない?他の奴らは、ヅカ、パラ、エル、と二文字キャラだった。ミッキーは女子なのにヒロインじゃなくてヒーローになりたいと演技。演劇部に入ってる訳じゃなかったのかな?それにしても人の気持ちが見えるのが京君1人じゃなくて、意外だった。あんなの見えても意味分からないんじゃないかなぁ?恋心なんて相手に矢印を向けるの?京君とミッキーのラブコメだと思ったんだけど、2人はほとんど会話しなかったね。自分たちの気持ちを伝えないのは、ストレスになっちゃうんじゃね。全然笑えず泣けもしなかった。ラストは想像通りだったけど、ほとんどの事に納得できなくて残念でした。
かくしておけない思い
原作未読ですが、予告からどんな結末が待っているのかと気になっていた本作。期待して公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、クラスの人気者の三木直子(ミッキー)に恋心を抱きながらも、控えめで自分に自信がなくて思いを伝えられない高校生・大塚京は、三木が仲のよい黒田文(パラ)と楽しそうに話す様子を、親友で三木の幼なじみでもある高崎博文(ヅカ)と眺めるだけの日々だったが、欠席を続けていた宮里望愛(エル)から三木がその理由を聞いたことから、5人の関係に変化が生じていくというもの。
登場人物の誰もに共感しまくりの純度100%の青春ラブストーリーという感じで、めっちゃよかったです。自分の本心は知られたくないけれど、相手の思いは知りたいというのは、誰もが考えることです。そんな時、こんな力があったら…という願望が、絶妙なバランスで映像化されていて刺さります。と同時に、その力のせいで悩んだり苦しんだり身動きが取れなかったりというのも、痛いほどよくわかります。
でも、案外この力は特別なものではなく、誰もが備えているようにも思います。私たちは特に意識しなくても、目の動き、表情の変化、微妙な態度、会話の間など、ほんのわずかな情報から相手の内面を推察していると思います。だから、本作の5人もそれぞれの感性で相手の気持ちを推し量っており、それが見え方の違いに表れていただけのように思います。
さらに言えば、人を思いやりすぎて遠慮する、心のままに行動する、クールに表面的に周囲に合わせる、周りが期待するキャラを演じる、他人の目を必要以上に気にするなど、一人の人間の中にある複雑な心情を、うまく切り分けて5人の登場人物に落とし込んでいるようにも感じます。だから、この5人全員に共感できるのだと思います。
恋する人の気持ちに寄り添いながら、優しく丁寧に描いている本作。原作の力が大きいのだと思いますが、それを巧みに映像化できていると感じます。たまらなくピュアでハートフルな物語に、心を洗われるようです。本当に素敵な作品です。
鑑賞前、タイトルの最後に”」(とじかっこ)”がないのが、ちょっと気になっていました。しかし、鑑賞後の今は、”自分の中に閉じ込めたまま隠しておけない思い”、”隠していてはいけない思い”を表しているのではないかと思います。
主演は奥平大兼さんで、さすがの演技で物語を牽引します。脇を固めるのは、出口夏希さん、佐野晶哉さん、菊池日菜子さん、早瀬憩さん、ヒコロヒーさんら。みなさん好演していますが、中でも菊池さんがひときわ存在感を放っているように感じます。今後も注目していきたいです。
サビのないJ-POP
女性陣がかわいかった
ピュアな青春恋愛映画
5人の高校生のそれぞれを片思いを色んな角度から描いているピュアな青春恋愛映画でした。
色んな方もレビューに書いていますが確かに能力設定は微妙ですね。
正直物語の内容とマッチしているとは思えず、要らんかなと感じがしました。
キャッチコピーには「君の秘密を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」とありますが、少なくとも泣ける映画では無いと思いました。物語のテンポもイマイチで途中で少し眠くなりました。
奥平大兼は色んな映画に出演しているが、自分の中ではデビュー作の「Mother」のイメージが強い。昔と比べるとちょっと太ったかなぁ。センシティブな役柄が比較的多いかな。昔の吉岡秀隆のポジションを継いでいる感じでしょうか。
個人的には菊池日菜子演じるパラがツボでした。女性版の奥平大兼みたいなイメージかな。
変わった群像劇
これ、能力設定いる?
2025年劇場鑑賞158本目。
エンドロール後座談会特典QRコード表示有り。
チケット取ろうと映画館のサイト見たらタイトルバグってんのか?と思いましたがこれで合ってるということで。
人の気持ちが見える男子高校生が主人公ということで、本来分かるはずのない情報を知ることで色々な問題を解決していくのかな、と思ったら、?とか!とか・・・の色で怒ってるとかが分かるという微妙な能力で、肝心の具体的な事は何も分からないという。それって顔見たら分かることでは?男女5人の青春は面白かったので、本来一番のウリの能力が必然性を感じず邪魔だなぁと思ってしまいました。
あと、一番良くなかったのが終盤ノートに文字を書いてやり取りするシーンがあるのですが、字が薄くて全く読めず、内容が分からないまま話が進んでいくのは致命的でした。モノローグをかぶせてほしかったです。
台詞を見せる作品
もし
こんな素敵な女優さんがいたら、そりゃ映画を撮りたくなるんだろうな
この映画が、こんなに気持ちの良いピュアな爽やかさに溢れているのは、皆んなが持ってるあの力のおかげです。
あの力で他人のことが分かるようになればなるほど、自然と自分の言動についての振り返りにもなるので、あの年代に特有の過剰な自意識をかなりの部分抑えてくれます。
だから、「なんで俺のこと、認めてくれないんだ」という幼い承認欲求からは距離を置いた中で思春期の人間関係が描かれていきます。
その上での主要な5人。
うん、確かにこういうタイプのヤツ、俺のクラスにもいた。
そういうところ、俺と同じじゃん!
そんな感じにかなりのところで、青くて痛い部分はそれほど思い出さずに感情移入できるのです。
出口さんを初めて見たのは、Netflixで配信のドラマ『舞妓さんちのまかないさん』。
森七菜さんとダブル主演。さしたることは起きない、まったくドラマチックでないドラマなのですが、一人ひとりの表情、ひとつひとつのシーンに過剰なものは一切無くて、とても淡白。それでいてそれぞれの想いや感情がストンとこちらの心にも落ちてくるので、視聴者のほうもドラマの人たちと同じように喜んだり、ため息をついたり、笑ったり…
とてもいいドラマでした。
奥平大兼さん観たさに…
これはおとぎ話か?こちらは学生時代3年間部活だけだったぞ!
誰もが「かくしごと」を秘めている
人はみな誰しも胸に「かくしごと」を秘めていて、だから相手の本当の気持ちなんて分からないし、目に見えている姿と本当の姿は違ったりする。
こういう人だと思っていたら全然ちがうなんてことも当然ある。
でも、なんだかんだ人は相手を観察して分析したりするし、聡い人はいるので、自分は隠しているつもりでもだだ漏れだったりするし、自分では隠さなきゃいけないと思っている部分が他人からは魅力に見えることだってある。
そんな、現実世界にもある人間と人間の複雑な関係性を、『人の気持ちが少しだけ記号になって見える』、でも完全な情報(心の声がそのまま聞こえるとか)ではなく断片的なのでその断片情報から考察するしかない、という地味な特殊能力によって可視化して、物語に仕上げられている。
原作だったかコミカライズだったかを読んだことがあり、能力の設定などはぼんやり覚えているものの、個別のキャラ造形や背景や関係性は忘れてしまっているので、どれくらい原作通りなのかは分かりませんが、映像になったことでよりドラマチックに表現されているような気がしました。
正直、恋愛関係の描写のほうはあまり興味がないので、若干眠気と闘いつつ観ましたが、ひたすら明るく天真爛漫に見える人気者キャラが実は普通に不安や自己嫌悪を持っていたり、達観したクールな個性的な魅力あるキャラが内心では負の感情を色々抱えていたり、そういう人間描写は好きなので、面白く鑑賞しました。そうだよね、みんな見たままのキャラなんかじゃないよね、と。
でもヅカくんのキャラはもうちょっと掘り下げが欲しかったな。彼視点だけ少なく、彼の内面や背景が分からなかった、原作には書いてあるのか?とりあえず原作を読み直そうと思います。
あと、主要キャストさんたちの演技がとてもよかった。特にミッキーの出口夏希さん、パラの菊池日菜子さん。
出口さんは『あの花が咲く〜』の千代ちゃん役が同じ女性でも胸を撃ち抜かれるくらい可愛くて健気で涙の演技も良かったので以降気にして出演作を見てましたが、今回の映画もすごくよかった。なんて自然な演技をされるんだろう、本当にこういう子なんじゃないかなと思わされる。これからも楽しみです。
そして菊池さん、初めましてだったのですが、クールでかっこいい容姿も、茶目っ気のある振る舞いの演技もとてもとてもよくて、ひきこまれました。今後お見かけしたらぜひ観たい役者さんです。
愛おしく、優しい作品
全95件中、61~80件目を表示
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