か「」く「」し「」ご「」と「のレビュー・感想・評価
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1人の男子高校生の秘めたる想いをクラスメイトが全力で後押しする姿を描いた作品。 本年のベスト級。
出口夏希さん&現役女子高校生の早瀬憩さん目当てで鑑賞。
でも、それ以上に主演の奥平大兼さんが身体も演技も大きく成長されたことに驚く。
彼の繊細な演技が主人公の心情を深く表現していた感じ。
特殊能力が織りなすユニークな世界観のある作品だった!
本作は他人の考えていることが記号などで見えてしまう特殊な能力を持つ生徒たちが集まるクラスが舞台。
京(奥平大兼さん)と三木(出口夏希さん)のラブストーリーが中心な作品の認識だったけど、冒頭は生徒それぞれの特殊能力が描かれるオムニバス的な展開に引き込まれた。
相手の機嫌が良いのか?怒っているのか? 頭の上に「!」や「?」などの記号が現れて確認できるという設定が面白い!
なぜそんな能力を持った生徒たちが同じクラスにいるのか?
気になる設定だった(笑)
京と三木が互いに惹かれ合っているのは見ていれば明らかなんだけど、京が素直に三木に打ち明けられない姿は歯痒さを感じる。
宮里を演じた早瀬憩さんの演技はやっぱり素晴らしかった。
彼女が新垣結衣さんと共演した作品から注目してるけど、今回もその瑞々しくも確かな演技力に心を奪われる。
温かいクラスの仲間の絆や、お互いを思いやる心温まる雰囲気の中で物語が進むのでストレスなく鑑賞できた印象。
感動で涙するシーンはほとんど無かったけど、早瀬憩さん演じる宮里が持っていた「人の考えていることが矢印で見える」能力が描かれるシーンは思わずホロリと涙が流れる。
彼女の感情が伝わってくる印象的な場面だった感じ。
劇中で描かれた修学旅行が、名所旧跡ではなくチームラボや水族館といった場所だったことに個人的にかなり驚く(笑)
最近の修学旅行は本当にそのような場所が選ばれているのか?
現代の修学旅行の傾向がかなり気になりました( ´∀`)
The青春群像劇という感じで良かった
僕も心がみえたなら…人生変わってたかな〜
甘酸っぱい青春群像劇
まぁなんか良かった
2人乗り自転車
⭐︎3.6 / 5.0
このタイトルがとにかく気になる
基本は、高校生の恋愛映画です。
誰が誰のことが好き
将来の進路
とか、爽やかだけど大人には小っ恥ずかしいストーリーです。
が、相手の気持ちがわかるかとか、変な設定が付いてくるので、話が深くなります。
相手の気持ちが分かったら楽なのか、、、
最後はどうなるのか?誰が誰を好きなのか?
と、最後まで楽しめた。
予告映像から冒頭の30分くらいは、そのまんまか、と思ったけれど、そこからの展開が良かったです。
ただ、もうひとひねりあるかと期待してしまった。
元々、
奥平大兼は力の抜けた演技が好き
出口夏希はとにかくかわいい
早瀬憩もとにかくかわいい、将来は大女優かな?
菊池日菜子も良かったなー今度主演映画があるそうで、観にいきたい
何より監督の演習は良かった。
ストーリーをまとめると、とても大人が観るような内容ではなさそうだけど、とにかく魅入るような映像だった。心の描かれ方が良かった。
か「」く「」し「」ご「」と
全員仲の良い最高のクラス
遠くなってしまった日々の香りがする映画
何かが見える?
同じキャストと舞台で主役が切り替わる章分けされた構成。それぞれが皆...
現代の高校にはこんな制服があるの?
予告編から想像してたのは、相手の思考が見える女子のラブコメ。かなり笑えるんじゃないかと期待して着席。
始まってすぐ驚いたのは、奥平大兼演じる京君が、クラスメイトの気持ちが見えてる所。えっ!頭の上に、「!」や「?」が現れるなんて、必要なくない?出口夏希演じる三木直子はみんなからミッキーと呼ばれている。えっ!それオスのネズミじゃない?他の奴らは、ヅカ、パラ、エル、と二文字キャラだった。ミッキーは女子なのにヒロインじゃなくてヒーローになりたいと演技。演劇部に入ってる訳じゃなかったのかな?それにしても人の気持ちが見えるのが京君1人じゃなくて、意外だった。あんなの見えても意味分からないんじゃないかなぁ?恋心なんて相手に矢印を向けるの?京君とミッキーのラブコメだと思ったんだけど、2人はほとんど会話しなかったね。自分たちの気持ちを伝えないのは、ストレスになっちゃうんじゃね。全然笑えず泣けもしなかった。ラストは想像通りだったけど、ほとんどの事に納得できなくて残念でした。
かくしておけない思い
原作未読ですが、予告からどんな結末が待っているのかと気になっていた本作。期待して公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、クラスの人気者の三木直子(ミッキー)に恋心を抱きながらも、控えめで自分に自信がなくて思いを伝えられない高校生・大塚京は、三木が仲のよい黒田文(パラ)と楽しそうに話す様子を、親友で三木の幼なじみでもある高崎博文(ヅカ)と眺めるだけの日々だったが、欠席を続けていた宮里望愛(エル)から三木がその理由を聞いたことから、5人の関係に変化が生じていくというもの。
登場人物の誰もに共感しまくりの純度100%の青春ラブストーリーという感じで、めっちゃよかったです。自分の本心は知られたくないけれど、相手の思いは知りたいというのは、誰もが考えることです。そんな時、こんな力があったら…という願望が、絶妙なバランスで映像化されていて刺さります。と同時に、その力のせいで悩んだり苦しんだり身動きが取れなかったりというのも、痛いほどよくわかります。
でも、案外この力は特別なものではなく、誰もが備えているようにも思います。私たちは特に意識しなくても、目の動き、表情の変化、微妙な態度、会話の間など、ほんのわずかな情報から相手の内面を推察していると思います。だから、本作の5人もそれぞれの感性で相手の気持ちを推し量っており、それが見え方の違いに表れていただけのように思います。
さらに言えば、人を思いやりすぎて遠慮する、心のままに行動する、クールに表面的に周囲に合わせる、周りが期待するキャラを演じる、他人の目を必要以上に気にするなど、一人の人間の中にある複雑な心情を、うまく切り分けて5人の登場人物に落とし込んでいるようにも感じます。だから、この5人全員に共感できるのだと思います。
恋する人の気持ちに寄り添いながら、優しく丁寧に描いている本作。原作の力が大きいのだと思いますが、それを巧みに映像化できていると感じます。たまらなくピュアでハートフルな物語に、心を洗われるようです。本当に素敵な作品です。
鑑賞前、タイトルの最後に”」(とじかっこ)”がないのが、ちょっと気になっていました。しかし、鑑賞後の今は、”自分の中に閉じ込めたまま隠しておけない思い”、”隠していてはいけない思い”を表しているのではないかと思います。
主演は奥平大兼さんで、さすがの演技で物語を牽引します。脇を固めるのは、出口夏希さん、佐野晶哉さん、菊池日菜子さん、早瀬憩さん、ヒコロヒーさんら。みなさん好演していますが、中でも菊池さんがひときわ存在感を放っているように感じます。今後も注目していきたいです。
サビのないJ-POP
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