か「」く「」し「」ご「」と「のレビュー・感想・評価
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同じキャストと舞台で主役が切り替わる章分けされた構成。それぞれが皆...
同じキャストと舞台で主役が切り替わる章分けされた構成。それぞれが皆秘密を持ち、自分だけが知ることがある。全員がそれぞれ重要な立場で1人も外せない。キャストの少なさに少し不安であったが鑑賞後は感動できた。
現代の高校にはこんな制服があるの?
予告編から想像してたのは、相手の思考が見える女子のラブコメ。かなり笑えるんじゃないかと期待して着席。
始まってすぐ驚いたのは、奥平大兼演じる京君が、クラスメイトの気持ちが見えてる所。えっ!頭の上に、「!」や「?」が現れるなんて、必要なくない?出口夏希演じる三木直子はみんなからミッキーと呼ばれている。えっ!それオスのネズミじゃない?他の奴らは、ヅカ、パラ、エル、と二文字キャラだった。ミッキーは女子なのにヒロインじゃなくてヒーローになりたいと演技。演劇部に入ってる訳じゃなかったのかな?それにしても人の気持ちが見えるのが京君1人じゃなくて、意外だった。あんなの見えても意味分からないんじゃないかなぁ?恋心なんて相手に矢印を向けるの?京君とミッキーのラブコメだと思ったんだけど、2人はほとんど会話しなかったね。自分たちの気持ちを伝えないのは、ストレスになっちゃうんじゃね。全然笑えず泣けもしなかった。ラストは想像通りだったけど、ほとんどの事に納得できなくて残念でした。
しつこく
筆談を繰返すのと、どこまでネガティブ?って所はイライラしましたが、矢印のスタンド能力にはちょっとうるっと来ました。
スタンド使いが5人も居ると、仲々まとめ方が難しかったんだろうと推察。日本語字幕付きで更に混乱。
出口さんと早瀬さんの黒子美少女ぷりも良かった。
QRコード表示は何秒だったのだろう。
新潟市民のための映画
新潟市内が撮影場所だったため、公開日に劇場へ。
新潟商業、どっぺり坂、白山駅からやすらぎ堤、カミフル、ほんぽーと。
修学旅行以外は新潟が散りばめられた作品。
内容は好き嫌い分かれるかな。
キャストは若い女の子向け。年齢が上がるほど男性には受けないだろう。
でも原作を読んでいなくても、斬新な設定は楽しめる。
全体に落ち着いたトーンで進む雰囲気も〇。
自分は嫌いじゃないです。
かくしておけない思い
原作未読ですが、予告からどんな結末が待っているのかと気になっていた本作。期待して公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、クラスの人気者の三木直子(ミッキー)に恋心を抱きながらも、控えめで自分に自信がなくて思いを伝えられない高校生・大塚京は、三木が仲のよい黒田文(パラ)と楽しそうに話す様子を、親友で三木の幼なじみでもある高崎博文(ヅカ)と眺めるだけの日々だったが、欠席を続けていた宮里望愛(エル)から三木がその理由を聞いたことから、5人の関係に変化が生じていくというもの。
登場人物の誰もに共感しまくりの純度100%の青春ラブストーリーという感じで、めっちゃよかったです。自分の本心は知られたくないけれど、相手の思いは知りたいというのは、誰もが考えることです。そんな時、こんな力があったら…という願望が、絶妙なバランスで映像化されていて刺さります。と同時に、その力のせいで悩んだり苦しんだり身動きが取れなかったりというのも、痛いほどよくわかります。
でも、案外この力は特別なものではなく、誰もが備えているようにも思います。私たちは特に意識しなくても、目の動き、表情の変化、微妙な態度、会話の間など、ほんのわずかな情報から相手の内面を推察していると思います。だから、本作の5人もそれぞれの感性で相手の気持ちを推し量っており、それが見え方の違いに表れていただけのように思います。
さらに言えば、人を思いやりすぎて遠慮する、心のままに行動する、クールに表面的に周囲に合わせる、周りが期待するキャラを演じる、他人の目を必要以上に気にするなど、一人の人間の中にある複雑な心情を、うまく切り分けて5人の登場人物に落とし込んでいるようにも感じます。だから、この5人全員に共感できるのだと思います。
恋する人の気持ちに寄り添いながら、優しく丁寧に描いている本作。原作の力が大きいのだと思いますが、それを巧みに映像化できていると感じます。たまらなくピュアでハートフルな物語に、心を洗われるようです。本当に素敵な作品です。
鑑賞前、タイトルの最後に”」(とじかっこ)”がないのが、ちょっと気になっていました。しかし、鑑賞後の今は、”自分の中に閉じ込めたまま隠しておけない思い”、”隠していてはいけない思い”を表しているのではないかと思います。
主演は奥平大兼さんで、さすがの演技で物語を牽引します。脇を固めるのは、出口夏希さん、佐野晶哉さん、菊池日菜子さん、早瀬憩さん、ヒコロヒーさんら。みなさん好演していますが、中でも菊池さんがひときわ存在感を放っているように感じます。今後も注目していきたいです。
サビのないJ-POP
女性陣がかわいかった
ピュアな青春恋愛映画
5人の高校生のそれぞれを片思いを色んな角度から描いているピュアな青春恋愛映画でした。
色んな方もレビューに書いていますが確かに能力設定は微妙ですね。
正直物語の内容とマッチしているとは思えず、要らんかなと感じがしました。
キャッチコピーには「君の秘密を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」とありますが、少なくとも泣ける映画では無いと思いました。物語のテンポもイマイチで途中で少し眠くなりました。
奥平大兼は色んな映画に出演しているが、自分の中ではデビュー作の「Mother」のイメージが強い。昔と比べるとちょっと太ったかなぁ。センシティブな役柄が比較的多いかな。昔の吉岡秀隆のポジションを継いでいる感じでしょうか。
個人的には菊池日菜子演じるパラがツボでした。女性版の奥平大兼みたいなイメージかな。
変わった群像劇
ポスター上段のキャッチコピーについて思うことなど。
ポスター上段中央のキャチコピーは、
「君の秘密を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」
となっている。
ところで、原作には、
「自分の心を押し込めてまで好きな人の幸せを願うパラ」 という部分があり、これに、パラが好きな人はミッキーであること、更にパラは、ミッキーと京がお互いに好きなのに言い出せないでいるのを知っている事の2点を加味し、改めて原作のこの文言を変換して読むと、
「ミッキーのことを好きという心を押し込めてまで、ミッキーの幸せを願うパラ」
というふうに読める。 (原作単行本、エルの章 239頁)、
そして、これがパラの秘密であり、ポスターのキャッチコピーがパラのことを言ってると解釈して読むと、
「君(パラ)の秘密を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」 が、とても素晴らしいキャチコピーに思えてきて、確かにこれなら純度100%の涙が溢れ出てきてもおかしくはないな、などと思うのであった。
とても分かりずらくなってしまったが、早いはなしが、
パラはミッキーが好きなのに、その気持ちを押さえてミッキーの幸せを願うなんて、スゲー泣ける話じゃないかという事であるヨ。
実は初めてこのキャチコピーを読んだとき、原作を読んでいた僕は、「 え゙え゙ー、泣くような内容だったっけ ? まー、泣くツボは人それぞれだから、人によっては泣いてもイイけどな」などと思いながらも、確認しようと図書館で借りて久々に読んでみた。
結論としては「わしゃあ泣かないな、心暖まるけどな」であった。
しかし、僕はこの結論を後でくつがえす事になる。ネット検索でパラが好きな人がミッキーだと知ったからだ。
原作を初めて読んだとき、そして今回久々に読んだときも、僕にはパラが好きな人が分からなかった。パラ→ヅカ,パラ→エルは、どちらも100%有り得ない。
そこで今回はネットで調べてみた。
話は脱線するが、
「最近の若いヤツは分からないことが有ると、とにかく正解を欲しがって、自分の頭でじっくり時間をかけて考えることをせずに、すぐネットで正解を探そうとする。そーいったタイパ重視の近頃の傾向はいかがなものか?」なんて非難めいたことは、とても言えた義理ではない。
僕も分からないことが有ると、サッサとネットで正解を探す。
いつの間にかタイパ重視の世間の風潮にスッカリ流されて、もみくちゃにされとるわい。何てコッタイ (^^)。 (脱線終わり)。
話は戻って、
ネット上には、パラ→京 という意見もあったが、僕は違うと思った。更に調べていくうちに、Yahoo!知恵袋かなんかで、パラが好きな人はミッキーだという意見があって、パラ→ミッキーという前提で原作を読み直すと、もうパラ→ミッキー意外には考えられないぐらいミッキー一択である。
で、「パラはミッキーのことが好き」となってくると、「わしゃあ泣かない」という結論もくつがえる。
つまり、パラはミッキーが好きなんだけれども、ミッキーは他の人が好きである。 だからパラはミッキーの幸せのために自分の気持ちを抑えて身を引くという事だ。 えー、これってチョット切なくて泣けない?
まあ、好きな人の幸せのために自分は身を引くってのは、昔っからよくあるパターンで、切なさに泣けてくるってやつである。
そー考えてくると、映画ポスターのキャッチコピー「君の秘密を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」ってのも、あながち間違ってもおらんのかな、などと思うのであった。
ドラマやアニメでLGBTQのL(レズビアン)の人が当たり前のように出てくる現在、消去法で残ったミッキーがパラが好きな人という結論にたどり着きそうなもんだが、女子が好きなのは男子だというという僕の思い込みで、パラ → ミッキーは完全スルーだった。
映画では終盤に、パラからの長い矢印が曲がりながらミッキーに行く描写があるから明らかだけど、原作しか読んでない人でパラ→ミッキーにたどり着いた人は少ないように思う。
(ホントはパラ→ミッキーにたどり着けなかったタコ仲間を増やしたいので、そう思おうとしているだけである (^^)。)
蛇足だが映画だけの人は、エルは京に片思いしてるのではとか、ヅカはミッキーが好きなのではと思ってる人が相当いそうな気がする。だけど、未来ではどうなるか分からないが、原作と映画の時点では100パー有り得ない。
このことは、小説をあまり読まない僕でさえ勘違いしようがないぐらいシッカリ原作に書いてある。映画でもエルと京の関係、ヅカとミッキーの関係の設定は改変されてないように思えた。
あと原作のエピローグがらみの部分が映画の後半にあって、ミッキーがパラに鈴を渡す場面で、パラがミッキーをLの世界にお誘い(?)みたいな感じの会話があって、何かニヤっとしてしまった。
「こらこらパラ、イタズラ心を起こすんじゃない。ミッキーと京の幸せを願うんじゃろう?」
ただ、原作でも映画でも抽象的なセリフだし、Lへのお誘いだと言おうと思えば言えるという程度である。
初日に鑑賞したのだが、最初は出口夏希カーイイから来週にでも見に行くかと思っていた。
だが公開2、3日前に、監督・脚本が 「少女は卒業しない」(個人的に天下の名作)、「カランコエの花」 (個人的に映画史に残る不朽の名作)の人だと知って、初日での鑑賞に変更。
いやー、日本映画にまた1つ名作誕生である(個人的に)
これ、能力設定いる?
2025年劇場鑑賞158本目。
エンドロール後座談会特典QRコード表示有り。
チケット取ろうと映画館のサイト見たらタイトルバグってんのか?と思いましたがこれで合ってるということで。
人の気持ちが見える男子高校生が主人公ということで、本来分かるはずのない情報を知ることで色々な問題を解決していくのかな、と思ったら、?とか!とか・・・の色で怒ってるとかが分かるという微妙な能力で、肝心の具体的な事は何も分からないという。それって顔見たら分かることでは?男女5人の青春は面白かったので、本来一番のウリの能力が必然性を感じず邪魔だなぁと思ってしまいました。
あと、一番良くなかったのが終盤ノートに文字を書いてやり取りするシーンがあるのですが、字が薄くて全く読めず、内容が分からないまま話が進んでいくのは致命的でした。モノローグをかぶせてほしかったです。
好きな青春映画
予告編を観て、青春いっぱいの面白そうな作品と思ってたけど、その予想は方向性はそのままで、300%増しにした面白さだった。
これは良い作品!
最初から最後まで、目一杯のキラキラな青春で、楽しくて心がギュッとなるようなツラさと甘酸っぱい気持ちでいっぱいになった。大満足
他人の気持ちが見える主人公が、クラスのヒロインを含む男女5人組グループで過ごす高校2年から3年の日々
予告編では流れていなかった実は5人ともそれぞれ異なる不思議な能力をもっている展開に、なるほどそういうやつねと思いつつ、でも能力シーンはあまり強調されてなくて、かつストーリーに決定な結果を及ぼす能力というわけでもなく、そして自分の気持ちは分からないなんて、ほぼあってもなくても同じような力。いわゆる観察眼や空気を読むとか察する力や思いやりとかそういう類いのもの。最後はハッピーエンドで大満足!映画作品なんだけど、小説みたいな話の構成で見せていて、興味深かった。
主演の奥平くんいい感じ!出口さんもカワイイし、違国日記で気になった早瀬憩さんも雰囲気あって素晴らしかった。
もう1回観たい!
台詞を見せる作品
もし
こんな素敵な女優さんがいたら、そりゃ映画を撮りたくなるんだろうな
この映画が、こんなに気持ちの良いピュアな爽やかさに溢れているのは、皆んなが持ってるあの力のおかげです。
あの力で他人のことが分かるようになればなるほど、自然と自分の言動についての振り返りにもなるので、あの年代に特有の過剰な自意識をかなりの部分抑えてくれます。
だから、「なんで俺のこと、認めてくれないんだ」という幼い承認欲求からは距離を置いた中で思春期の人間関係が描かれていきます。
その上での主要な5人。
うん、確かにこういうタイプのヤツ、俺のクラスにもいた。
そういうところ、俺と同じじゃん!
そんな感じにかなりのところで、青くて痛い部分はそれほど思い出さずに感情移入できるのです。
出口さんを初めて見たのは、Netflixで配信のドラマ『舞妓さんちのまかないさん』。
森七菜さんとダブル主演。さしたることは起きない、まったくドラマチックでないドラマなのですが、一人ひとりの表情、ひとつひとつのシーンに過剰なものは一切無くて、とても淡白。それでいてそれぞれの想いや感情がストンとこちらの心にも落ちてくるので、視聴者のほうもドラマの人たちと同じように喜んだり、ため息をついたり、笑ったり…
とてもいいドラマでした。
奥平大兼さん観たさに…
これはおとぎ話か?こちらは学生時代3年間部活だけだったぞ!
誰もが「かくしごと」を秘めている
人はみな誰しも胸に「かくしごと」を秘めていて、だから相手の本当の気持ちなんて分からないし、目に見えている姿と本当の姿は違ったりする。
こういう人だと思っていたら全然ちがうなんてことも当然ある。
でも、なんだかんだ人は相手を観察して分析したりするし、聡い人はいるので、自分は隠しているつもりでもだだ漏れだったりするし、自分では隠さなきゃいけないと思っている部分が他人からは魅力に見えることだってある。
そんな、現実世界にもある人間と人間の複雑な関係性を、『人の気持ちが少しだけ記号になって見える』、でも完全な情報(心の声がそのまま聞こえるとか)ではなく断片的なのでその断片情報から考察するしかない、という地味な特殊能力によって可視化して、物語に仕上げられている。
原作だったかコミカライズだったかを読んだことがあり、能力の設定などはぼんやり覚えているものの、個別のキャラ造形や背景や関係性は忘れてしまっているので、どれくらい原作通りなのかは分かりませんが、映像になったことでよりドラマチックに表現されているような気がしました。
正直、恋愛関係の描写のほうはあまり興味がないので、若干眠気と闘いつつ観ましたが、ひたすら明るく天真爛漫に見える人気者キャラが実は普通に不安や自己嫌悪を持っていたり、達観したクールな個性的な魅力あるキャラが内心では負の感情を色々抱えていたり、そういう人間描写は好きなので、面白く鑑賞しました。そうだよね、みんな見たままのキャラなんかじゃないよね、と。
でもヅカくんのキャラはもうちょっと掘り下げが欲しかったな。彼視点だけ少なく、彼の内面や背景が分からなかった、原作には書いてあるのか?とりあえず原作を読み直そうと思います。
あと、主要キャストさんたちの演技がとてもよかった。特にミッキーの出口夏希さん、パラの菊池日菜子さん。
出口さんは『あの花が咲く〜』の千代ちゃん役が同じ女性でも胸を撃ち抜かれるくらい可愛くて健気で涙の演技も良かったので以降気にして出演作を見てましたが、今回の映画もすごくよかった。なんて自然な演技をされるんだろう、本当にこういう子なんじゃないかなと思わされる。これからも楽しみです。
そして菊池さん、初めましてだったのですが、クールでかっこいい容姿も、茶目っ気のある振る舞いの演技もとてもとてもよくて、ひきこまれました。今後お見かけしたらぜひ観たい役者さんです。
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