か「」く「」し「」ご「」と「のレビュー・感想・評価
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2人乗り自転車
ちょっと違った
原作未読。原作がしっかりしているであろうこととティーザーが良かったので鑑賞。
煮え切らない系の男が主人公なのは、感情移入しづらいので☆マイナスです。こんな自信ない男のこと、あんなにかわいい女子は好きにならないでしょう。最近こういう系の男が出てくる映画が多いけど、若い人は大丈夫なのでしょうか。
で、特殊能力もほとんど出てこないし、あっても役に立たなそう。
!と?と…では何考えてるかわからないし、心のバーが回転しても、心拍数がわかっても、♦♠♥クローバーが見えても別にねぇってかんじです。唯一使えそうなのは、好きな人のことが見える矢印くらいでしょうか。
ストーリーの進み方も遅く、退屈でした。
5人の爽やかさが良かった!きっとスキの初まりは瞳の中が透明な青に満たされた時から!
原作:住野 よる氏の映画化作品
・君の膵臓をたべたい
・青くて痛くて脆い
そして 今作の
・か「」く「」し「」ご「」と「
今日はちょいと期待して「か「」く「」し「」ご「」と「」を観に行きました。
カギ括弧がね 一個ペアじゃないのね。気付いた?
右側端 ”」” コレがないのよね。
最初 このカギ括弧が右から左に少しずれて タイトル文字の ”かくしごと”を
隠すのね。 でも 欠けてて不完全・・・ 狙ってるのかな?
脚本・監督:中川駿
---------MC---------
・大塚京(京くん)役:奥平大兼さん
(人の頭上に!、?、句点、読点が見える、人の気持ちがわかる能力)
・三木直子(ミッキーさん)役:出口夏希さん
(心が+に動くか-に動くか、横バーとしてみる事のできる能力)
・黒田文(パラさん)役:菊池日菜子さん
(人の心拍数がわかる能力)
・高崎博文(ヅカくん)役:佐野晶哉さん
(人の頭上にトランプマ-ク(喜怒哀楽)が見える、人の気持ちがわかる能力)
・宮里望愛(エルさん)役:早瀬憩さん
(人の想い恋心が矢印で見える能力)
・朝倉先生役:ヒコロヒーさん
・主題歌:ちゃんみな「I hate this love song」
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(展開)
高校2年の青春ど真ん中の5人グル-プ(男2人、女3人)がメイン。
彼等の悩みながらも心の何処かに芽生える葛藤と闘いながら
言えない秘密を抱える日々。
人の感情が色んな形で見えてくる。感嘆符であったり、鼓動が数字であったり、
横バ-が回転したり、トランプマ-クの色だったり、矢印だったり。
とっても活発な女子ミッキ-。誰からも好かれクラスの人気者。
ミッキ-を中学から知ってるズカ。一見笑顔だが実は装ってるだけで冷静そのもの。彼の仲良し 京くん。スッゴク真面目で地味で自分に自信のない彼。
そして、予測不能の行動をとるパラ。回りのことを一番気にしているが自分の心は清んでないと思い込んでいる。
最後が、内気で控えめで大人しいエル。彼女だけが人の恋心の方向が見える。
どうも気になる人がいて。どう思ってるのか・・・気になって気になって。
自分が見えている能力と、他人が持ってる能力が少しずつ違う。
言えない秘密を抱えたまま、修学旅行に行く5人。
甘ったるい学校伝説があり、修学旅行で二人っきりの時に相手に鈴を買って渡すと生涯仲良く成れるそうな。
そんな事を真に受けて、鈴を渡す事に本気で悩む彼等。
果たして、5人のお互いの想いの行方は・・・
教室の視線と、演劇ショウと、修学旅行の鈴と、そして図書館での回し書き~
そして追いかけた告白の行方がはじまって行く~
ミッキーの思いは京くんへ届くのか。
パラの想いは。そしてエルの願う京くんとは。
ズカのみせる本当の優しさとは。
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まぁ、中々な心情流れを感じましたわ。
とっても初々しい5人は本当に素直なんだと思う。
”青くて痛くて脆い”の作品でも感じたんだけど、どう言う想いで相手が(他人が)いるのか。自分の思いが不完全で居る状態。なんとかしたい 今のこの感じを
コレを打破したい・・・思い。
住野 よる氏の作風の良さは これなんですよね。
・キミスイでも感じさせてくれる 気弱な彼に魅せるあの強引さの彼女像。
・アオモロで感じた 本当は自分の心の庭に囲っていた彼女が段々離れて行ってもう届かない存在と心に芽生えた憎悪。ソレを乗り越えて取り戻す素直さ。
・今作かくしごとの 今一歩前に出れない彼が最後追いかけて話し出す言葉と、それを受けた彼女の嬉しそうな顔に変わって行く表情。
・修学旅行で倒れたパラ。その部屋へ来たズカがパラへ
心の底に深く潜んでしまって要る彼女に、
自分らしく思いが言葉に出来るって事の強さを 素直に褒めた事(勇気付ける)事でパラ自身が 涙が溢れてくるところ。
この場面表情は 彼女(菊池日菜子さん)、凄く良かったと思う。
・ミッキ-の図書館で別れ去って行く所。
回し書きの中で、思わず 声にする感情 ”ごめん”ってどういう事なの?
あの時の出口夏希さんの涙は美しかったね。
恋愛事に十分慣れ親しんだ お姉様以上の女性は なんじゃこんな展開~って、
それだけかと肩を落とすかも知れません。
でも 振り返ってみて欲しいのですよ 自分を。
初めての 最初の最初。相手の人の気持ちって全く分からなかったでしょう。
あの頃、どうやって 言葉に態度にしていいかも 分からなかった。
そんな思いを 丁寧に表現(演出)している住野 氏らしい作品だと思いますね。
ラストに流れる、ちゃんみな「I hate this love song」が
余韻を盛り上げてゆく。
ご興味ある方は
是非 お友達誘って
劇場へどうぞ!!
ファンタジーと出口夏希力
奥平大兼と出口夏希、二人とも最近気にしている若手。今回奥平大兼は受け主体で見せ場は無かったが、出口夏希がとにかく魅力的。(後で秘密は明かされるが)外見的には明るくて気が利く非の打ちようが無い学園の人気者が無理なく演じられるのは容姿だけでは無く細かい演技力も加えた出口夏希力の賜物。筋的に学園ものにありがちな悪者や親兄弟は一人も出さず、主要5人だけの相互の関係と思いに絞ったところはとても見やすい筋になっていたと思う。
反対に、これだけの人気者は周りが放っておかないんじゃ無いかと思ったりして。最近の高校生事情はよくわからないけど、「優しくて他人思いだけど口下手ではっきりしない男をクラス無双の人気者が密かに思い続ける」というところは男の理想、「色々見えてしまう」のとは違う意味でのファンタジー的世界観ではある。
とはいえ、作品世界の中で矛盾なくまとめられている点、ウェルメイド至上主義のマタゾウが高得点を与えることに何の躊躇もないのである(キッパリ)。
助演の三人も大小あれどそれぞれに見せ場が準備されていて、楽しい映画でした。
思春期にはいろいろあるよ
これラストに『実は、ミッキーは京くんが好きでした』ってやるんだけど、「そんな描写、ここまで全くありませんでしたからね!」って気分になんの。なんか突然、ミッキーが京くんのこと好きだよね。
よくよく振り返ると京くんは宮里ちゃんと話すとプラスに振れるってところで、ミッキーが少し残念感だす描写はあったけど『そこで描写したから良いでしょ』ってことにはなんないよ。
それで宮里ちゃんが『決定的な何かがあったわけではなく、(ミッキーは京くんに)少しずつひかれていった』って解説入れてくるんだけど、それで無理矢理感は消えないよ。
オープニングから、京くんとミッキーの能力が明かされるところまでは面白いんだよね。
二人とも能力があるが故に、気持ちを読み間違っちゃうところも良かった。
イケてるミッキーに対して、京くんのイケてなさもスゴイね。衣装もちょっとヤボッたくしてるし。そしてなんといっても奥平大兼の演技がすごい。キラキラした芸能人がここまで冴えない男子高生の演技ができるとは。
そこから『実はパラも……』ってやるあたりでダレるね。「どうせ皆なんか能力持ってんだろ」って気分になるの。最後は誰の能力で話のケリつけんのかなって、興味はもうそこだけ。
パラ、ヅカの能力を紹介してくんだけど、話者も変えてることもあって、物語の軸がボケるんだよね。京くんはミッキーを落とせるのか?ってのが主軸だと思うんだけど、どっかいっちゃうの。少しでもそれを避けるために、ヅカの能力はほぼ全カットだけど、それでもボケるね。
そして宮里ちゃんの能力紹介。
恋愛物だからね。宮里ちゃんの能力あったら、他はいらないよ。最初からこれ紹介しろって。
そして唐突にミッキーと京くんが結ばれ、めでたしめでたしと。
なんか作品テーマとして「別にイケてなくても、周囲の人に対して気をつかえれば、イケてる女子のカレシになれるよ」ってのを感じたな。そんなことねーよ、現実は、と思ったな。
みんな「何かが見える」っていう能力を持ってるんだけど、思春期のときって「誰が誰を好きだろう」って、見える気するよね。そして作中の能力のように読み間違う。
みんな、何かが見えた気になって、行動やめるんじゃなくてさ、聞けって、直接。そういうことだな。それができないから、色々と物語があって面白いってところもあるけど。
そんなわけで、話のヌルさは気になったけど、役者さんはみんな良くて、それを観られただけで良かったよ。
出口夏希と奥平大兼は《赤羽骨子のボディガード》で共演してて良かったから、この作品観ようと思ったんだよね。そして良かった。なんでラウールは呼んでもらえないのさとも思ったけど、まあ、キャスティングの基準、そういうことじゃないだろうしね。
⭐︎3.6 / 5.0
このタイトルがとにかく気になる
基本は、高校生の恋愛映画です。
誰が誰のことが好き
将来の進路
とか、爽やかだけど大人には小っ恥ずかしいストーリーです。
が、相手の気持ちがわかるかとか、変な設定が付いてくるので、話が深くなります。
相手の気持ちが分かったら楽なのか、、、
最後はどうなるのか?誰が誰を好きなのか?
と、最後まで楽しめた。
予告映像から冒頭の30分くらいは、そのまんまか、と思ったけれど、そこからの展開が良かったです。
ただ、もうひとひねりあるかと期待してしまった。
元々、
奥平大兼は力の抜けた演技が好き
出口夏希はとにかくかわいい
早瀬憩もとにかくかわいい、将来は大女優かな?
菊池日菜子も良かったなー今度主演映画があるそうで、観にいきたい
何より監督の演習は良かった。
ストーリーをまとめると、とても大人が観るような内容ではなさそうだけど、とにかく魅入るような映像だった。心の描かれ方が良かった。
か「」く「」し「」ご「」と
全員仲の良い最高のクラス
遠くなってしまった日々の香りがする映画
私、見えるんです‼️
これまた青春の映画の秀作ですね‼️人の気持ちが!や?、シーソー、数値、♢♧♤♡、→などで見えてしまう、ちょっとミュータントな高校生の男女5人の物語‼️引っ込み思案な高校生・京、クラスで人気者な女子ミッキー、京の親友でミッキーの幼なじみであるヅカ、ミッキーの親友でマイペースのパラ、内気で不登校気味のエル‼️そんな5人のそれぞれの思いを活写しながら、修学旅行や演劇祭、受験勉強や進路など、ティーンエイジャー特有のエピソードを交えて微笑ましく描いてます‼️この作品の成功の要因の一つはキャスティングでしょうね‼️京に扮する奥平大兼やミッキーの出口夏希はもちろん、パラ、ヅカ、エルの三人もホントに魅力的‼️私的にはパラ役の菊池日菜子ちゃん推しです‼️演劇祭でパラがミッキーを助けるシーン‼️修学旅行のホテルでパラとヅカがお互いの気持ちを話し合うシーン‼️図書室で京とエルがメモ紙で会話し、そこへミッキーが加わるシーン‼️そんな瑞々しい名場面に、各々の人の気持ちが見えてしまう能力が視覚的に上手く活かされていてホントに新鮮ですね‼️そしてタイトルの最後に 」がないのは、自分の気持ちを隠してはいけない、きちんと相手に伝えよう、というこの作品のテーマを表してるのでしょうか⁉️後日談を配信でもいいから観たいですね‼️
何かが見える?
同じキャストと舞台で主役が切り替わる章分けされた構成。それぞれが皆...
現代の高校にはこんな制服があるの?
予告編から想像してたのは、相手の思考が見える女子のラブコメ。かなり笑えるんじゃないかと期待して着席。
始まってすぐ驚いたのは、奥平大兼演じる京君が、クラスメイトの気持ちが見えてる所。えっ!頭の上に、「!」や「?」が現れるなんて、必要なくない?出口夏希演じる三木直子はみんなからミッキーと呼ばれている。えっ!それオスのネズミじゃない?他の奴らは、ヅカ、パラ、エル、と二文字キャラだった。ミッキーは女子なのにヒロインじゃなくてヒーローになりたいと演技。演劇部に入ってる訳じゃなかったのかな?それにしても人の気持ちが見えるのが京君1人じゃなくて、意外だった。あんなの見えても意味分からないんじゃないかなぁ?恋心なんて相手に矢印を向けるの?京君とミッキーのラブコメだと思ったんだけど、2人はほとんど会話しなかったね。自分たちの気持ちを伝えないのは、ストレスになっちゃうんじゃね。全然笑えず泣けもしなかった。ラストは想像通りだったけど、ほとんどの事に納得できなくて残念でした。
しつこく
筆談を繰返すのと、どこまでネガティブ?って所はイライラしましたが、矢印のスタンド能力にはちょっとうるっと来ました。
スタンド使いが5人も居ると、仲々まとめ方が難しかったんだろうと推察。日本語字幕付きで更に混乱。
出口さんと早瀬さんの黒子美少女ぷりも良かった。
QRコード表示は何秒だったのだろう。
新潟市民のための映画
新潟市内が撮影場所だったため、公開日に劇場へ。
新潟商業、どっぺり坂、白山駅からやすらぎ堤、カミフル、ほんぽーと。
修学旅行以外は新潟が散りばめられた作品。
内容は好き嫌い分かれるかな。
キャストは若い女の子向け。年齢が上がるほど男性には受けないだろう。
でも原作を読んでいなくても、斬新な設定は楽しめる。
全体に落ち着いたトーンで進む雰囲気も〇。
自分は嫌いじゃないです。
かくしておけない思い
原作未読ですが、予告からどんな結末が待っているのかと気になっていた本作。期待して公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、クラスの人気者の三木直子(ミッキー)に恋心を抱きながらも、控えめで自分に自信がなくて思いを伝えられない高校生・大塚京は、三木が仲のよい黒田文(パラ)と楽しそうに話す様子を、親友で三木の幼なじみでもある高崎博文(ヅカ)と眺めるだけの日々だったが、欠席を続けていた宮里望愛(エル)から三木がその理由を聞いたことから、5人の関係に変化が生じていくというもの。
登場人物の誰もに共感しまくりの純度100%の青春ラブストーリーという感じで、めっちゃよかったです。自分の本心は知られたくないけれど、相手の思いは知りたいというのは、誰もが考えることです。そんな時、こんな力があったら…という願望が、絶妙なバランスで映像化されていて刺さります。と同時に、その力のせいで悩んだり苦しんだり身動きが取れなかったりというのも、痛いほどよくわかります。
でも、案外この力は特別なものではなく、誰もが備えているようにも思います。私たちは特に意識しなくても、目の動き、表情の変化、微妙な態度、会話の間など、ほんのわずかな情報から相手の内面を推察していると思います。だから、本作の5人もそれぞれの感性で相手の気持ちを推し量っており、それが見え方の違いに表れていただけのように思います。
さらに言えば、人を思いやりすぎて遠慮する、心のままに行動する、クールに表面的に周囲に合わせる、周りが期待するキャラを演じる、他人の目を必要以上に気にするなど、一人の人間の中にある複雑な心情を、うまく切り分けて5人の登場人物に落とし込んでいるようにも感じます。だから、この5人全員に共感できるのだと思います。
恋する人の気持ちに寄り添いながら、優しく丁寧に描いている本作。原作の力が大きいのだと思いますが、それを巧みに映像化できていると感じます。たまらなくピュアでハートフルな物語に、心を洗われるようです。本当に素敵な作品です。
鑑賞前、タイトルの最後に”」(とじかっこ)”がないのが、ちょっと気になっていました。しかし、鑑賞後の今は、”自分の中に閉じ込めたまま隠しておけない思い”、”隠していてはいけない思い”を表しているのではないかと思います。
主演は奥平大兼さんで、さすがの演技で物語を牽引します。脇を固めるのは、出口夏希さん、佐野晶哉さん、菊池日菜子さん、早瀬憩さん、ヒコロヒーさんら。みなさん好演していますが、中でも菊池さんがひときわ存在感を放っているように感じます。今後も注目していきたいです。
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