か「」く「」し「」ご「」と「のレビュー・感想・評価
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ファンタジーと出口夏希力
奥平大兼と出口夏希、二人とも最近気にしている若手。今回奥平大兼は受け主体で見せ場は無かったが、出口夏希がとにかく魅力的。(後で秘密は明かされるが)外見的には明るくて気が利く非の打ちようが無い学園の人気者が無理なく演じられるのは容姿だけでは無く細かい演技力も加えた出口夏希力の賜物。筋的に学園ものにありがちな悪者や親兄弟は一人も出さず、主要5人だけの相互の関係と思いに絞ったところはとても見やすい筋になっていたと思う。
反対に、これだけの人気者は周りが放っておかないんじゃ無いかと思ったりして。最近の高校生事情はよくわからないけど、「優しくて他人思いだけど口下手ではっきりしない男をクラス無双の人気者が密かに思い続ける」というところは男の理想、「色々見えてしまう」のとは違う意味でのファンタジー的世界観ではある。
とはいえ、作品世界の中で矛盾なくまとめられている点、ウェルメイド至上主義のマタゾウが高得点を与えることに何の躊躇もないのである(キッパリ)。
助演の三人も大小あれどそれぞれに見せ場が準備されていて、楽しい映画でした。
思春期にはいろいろあるよ
これラストに『実は、ミッキーは京くんが好きでした』ってやるんだけど、「そんな描写、ここまで全くありませんでしたからね!」って気分になんの。なんか突然、ミッキーが京くんのこと好きだよね。
よくよく振り返ると京くんは宮里ちゃんと話すとプラスに振れるってところで、ミッキーが少し残念感だす描写はあったけど『そこで描写したから良いでしょ』ってことにはなんないよ。
それで宮里ちゃんが『決定的な何かがあったわけではなく、(ミッキーは京くんに)少しずつひかれていった』って解説入れてくるんだけど、それで無理矢理感は消えないよ。
オープニングから、京くんとミッキーの能力が明かされるところまでは面白いんだよね。
二人とも能力があるが故に、気持ちを読み間違っちゃうところも良かった。
イケてるミッキーに対して、京くんのイケてなさもスゴイね。衣装もちょっとヤボッたくしてるし。そしてなんといっても奥平大兼の演技がすごい。キラキラした芸能人がここまで冴えない男子高生の演技ができるとは。
そこから『実はパラも……』ってやるあたりでダレるね。「どうせ皆なんか能力持ってんだろ」って気分になるの。最後は誰の能力で話のケリつけんのかなって、興味はもうそこだけ。
パラ、ヅカの能力を紹介してくんだけど、話者も変えてることもあって、物語の軸がボケるんだよね。京くんはミッキーを落とせるのか?ってのが主軸だと思うんだけど、どっかいっちゃうの。少しでもそれを避けるために、ヅカの能力はほぼ全カットだけど、それでもボケるね。
そして宮里ちゃんの能力紹介。
恋愛物だからね。宮里ちゃんの能力あったら、他はいらないよ。最初からこれ紹介しろって。
そして唐突にミッキーと京くんが結ばれ、めでたしめでたしと。
なんか作品テーマとして「別にイケてなくても、周囲の人に対して気をつかえれば、イケてる女子のカレシになれるよ」ってのを感じたな。そんなことねーよ、現実は、と思ったな。
みんな「何かが見える」っていう能力を持ってるんだけど、思春期のときって「誰が誰を好きだろう」って、見える気するよね。そして作中の能力のように読み間違う。
みんな、何かが見えた気になって、行動やめるんじゃなくてさ、聞けって、直接。そういうことだな。それができないから、色々と物語があって面白いってところもあるけど。
そんなわけで、話のヌルさは気になったけど、役者さんはみんな良くて、それを観られただけで良かったよ。
出口夏希と奥平大兼は《赤羽骨子のボディガード》で共演してて良かったから、この作品観ようと思ったんだよね。そして良かった。なんでラウールは呼んでもらえないのさとも思ったけど、まあ、キャスティングの基準、そういうことじゃないだろうしね。
⭐︎3.6 / 5.0
このタイトルがとにかく気になる
基本は、高校生の恋愛映画です。
誰が誰のことが好き
将来の進路
とか、爽やかだけど大人には小っ恥ずかしいストーリーです。
が、相手の気持ちがわかるかとか、変な設定が付いてくるので、話が深くなります。
相手の気持ちが分かったら楽なのか、、、
最後はどうなるのか?誰が誰を好きなのか?
と、最後まで楽しめた。
予告映像から冒頭の30分くらいは、そのまんまか、と思ったけれど、そこからの展開が良かったです。
ただ、もうひとひねりあるかと期待してしまった。
元々、
奥平大兼は力の抜けた演技が好き
出口夏希はとにかくかわいい
早瀬憩もとにかくかわいい、将来は大女優かな?
菊池日菜子も良かったなー今度主演映画があるそうで、観にいきたい
何より監督の演習は良かった。
ストーリーをまとめると、とても大人が観るような内容ではなさそうだけど、とにかく魅入るような映像だった。心の描かれ方が良かった。
か「」く「」し「」ご「」と
全員仲の良い最高のクラス
遠くなってしまった日々の香りがする映画
私、見えるんです‼️
これまた青春の映画の秀作ですね‼️人の気持ちが!や?、シーソー、数値、♢♧♤♡、→などで見えてしまう、ちょっとミュータントな高校生の男女5人の物語‼️引っ込み思案な高校生・京、クラスで人気者な女子ミッキー、京の親友でミッキーの幼なじみであるヅカ、ミッキーの親友でマイペースのパラ、内気で不登校気味のエル‼️そんな5人のそれぞれの思いを活写しながら、修学旅行や演劇祭、受験勉強や進路など、ティーンエイジャー特有のエピソードを交えて微笑ましく描いてます‼️この作品の成功の要因の一つはキャスティングでしょうね‼️京に扮する奥平大兼やミッキーの出口夏希はもちろん、パラ、ヅカ、エルの三人もホントに魅力的‼️私的にはパラ役の菊池日菜子ちゃん推しです‼️演劇祭でパラがミッキーを助けるシーン‼️修学旅行のホテルでパラとヅカがお互いの気持ちを話し合うシーン‼️図書室で京とエルがメモ紙で会話し、そこへミッキーが加わるシーン‼️そんな瑞々しい名場面に、各々の人の気持ちが見えてしまう能力が視覚的に上手く活かされていてホントに新鮮ですね‼️そしてタイトルの最後に 」がないのは、自分の気持ちを隠してはいけない、きちんと相手に伝えよう、というこの作品のテーマを表してるのでしょうか⁉️後日談を配信でもいいから観たいですね‼️
何かが見える?
同じキャストと舞台で主役が切り替わる章分けされた構成。それぞれが皆...
現代の高校にはこんな制服があるの?
予告編から想像してたのは、相手の思考が見える女子のラブコメ。かなり笑えるんじゃないかと期待して着席。
始まってすぐ驚いたのは、奥平大兼演じる京君が、クラスメイトの気持ちが見えてる所。えっ!頭の上に、「!」や「?」が現れるなんて、必要なくない?出口夏希演じる三木直子はみんなからミッキーと呼ばれている。えっ!それオスのネズミじゃない?他の奴らは、ヅカ、パラ、エル、と二文字キャラだった。ミッキーは女子なのにヒロインじゃなくてヒーローになりたいと演技。演劇部に入ってる訳じゃなかったのかな?それにしても人の気持ちが見えるのが京君1人じゃなくて、意外だった。あんなの見えても意味分からないんじゃないかなぁ?恋心なんて相手に矢印を向けるの?京君とミッキーのラブコメだと思ったんだけど、2人はほとんど会話しなかったね。自分たちの気持ちを伝えないのは、ストレスになっちゃうんじゃね。全然笑えず泣けもしなかった。ラストは想像通りだったけど、ほとんどの事に納得できなくて残念でした。
しつこく
筆談を繰返すのと、どこまでネガティブ?って所はイライラしましたが、矢印のスタンド能力にはちょっとうるっと来ました。
スタンド使いが5人も居ると、仲々まとめ方が難しかったんだろうと推察。日本語字幕付きで更に混乱。
出口さんと早瀬さんの黒子美少女ぷりも良かった。
QRコード表示は何秒だったのだろう。
新潟市民のための映画
新潟市内が撮影場所だったため、公開日に劇場へ。
新潟商業、どっぺり坂、白山駅からやすらぎ堤、カミフル、ほんぽーと。
修学旅行以外は新潟が散りばめられた作品。
内容は好き嫌い分かれるかな。
キャストは若い女の子向け。年齢が上がるほど男性には受けないだろう。
でも原作を読んでいなくても、斬新な設定は楽しめる。
全体に落ち着いたトーンで進む雰囲気も〇。
自分は嫌いじゃないです。
かくしておけない思い
原作未読ですが、予告からどんな結末が待っているのかと気になっていた本作。期待して公開2日目に鑑賞してきました。
ストーリーは、クラスの人気者の三木直子(ミッキー)に恋心を抱きながらも、控えめで自分に自信がなくて思いを伝えられない高校生・大塚京は、三木が仲のよい黒田文(パラ)と楽しそうに話す様子を、親友で三木の幼なじみでもある高崎博文(ヅカ)と眺めるだけの日々だったが、欠席を続けていた宮里望愛(エル)から三木がその理由を聞いたことから、5人の関係に変化が生じていくというもの。
登場人物の誰もに共感しまくりの純度100%の青春ラブストーリーという感じで、めっちゃよかったです。自分の本心は知られたくないけれど、相手の思いは知りたいというのは、誰もが考えることです。そんな時、こんな力があったら…という願望が、絶妙なバランスで映像化されていて刺さります。と同時に、その力のせいで悩んだり苦しんだり身動きが取れなかったりというのも、痛いほどよくわかります。
でも、案外この力は特別なものではなく、誰もが備えているようにも思います。私たちは特に意識しなくても、目の動き、表情の変化、微妙な態度、会話の間など、ほんのわずかな情報から相手の内面を推察していると思います。だから、本作の5人もそれぞれの感性で相手の気持ちを推し量っており、それが見え方の違いに表れていただけのように思います。
さらに言えば、人を思いやりすぎて遠慮する、心のままに行動する、クールに表面的に周囲に合わせる、周りが期待するキャラを演じる、他人の目を必要以上に気にするなど、一人の人間の中にある複雑な心情を、うまく切り分けて5人の登場人物に落とし込んでいるようにも感じます。だから、この5人全員に共感できるのだと思います。
恋する人の気持ちに寄り添いながら、優しく丁寧に描いている本作。原作の力が大きいのだと思いますが、それを巧みに映像化できていると感じます。たまらなくピュアでハートフルな物語に、心を洗われるようです。本当に素敵な作品です。
鑑賞前、タイトルの最後に”」(とじかっこ)”がないのが、ちょっと気になっていました。しかし、鑑賞後の今は、”自分の中に閉じ込めたまま隠しておけない思い”、”隠していてはいけない思い”を表しているのではないかと思います。
主演は奥平大兼さんで、さすがの演技で物語を牽引します。脇を固めるのは、出口夏希さん、佐野晶哉さん、菊池日菜子さん、早瀬憩さん、ヒコロヒーさんら。みなさん好演していますが、中でも菊池さんがひときわ存在感を放っているように感じます。今後も注目していきたいです。
サビのないJ-POP
女性陣がかわいかった
ピュアな青春恋愛映画
5人の高校生のそれぞれを片思いを色んな角度から描いているピュアな青春恋愛映画でした。
色んな方もレビューに書いていますが確かに能力設定は微妙ですね。
正直物語の内容とマッチしているとは思えず、要らんかなと感じがしました。
キャッチコピーには「君の秘密を知ったとき、純度100%の涙が溢れ出す」とありますが、少なくとも泣ける映画では無いと思いました。物語のテンポもイマイチで途中で少し眠くなりました。
奥平大兼は色んな映画に出演しているが、自分の中ではデビュー作の「Mother」のイメージが強い。昔と比べるとちょっと太ったかなぁ。センシティブな役柄が比較的多いかな。昔の吉岡秀隆のポジションを継いでいる感じでしょうか。
個人的には菊池日菜子演じるパラがツボでした。女性版の奥平大兼みたいなイメージかな。
変わった群像劇
全136件中、81~100件目を表示
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