か「」く「」し「」ご「」と「のレビュー・感想・評価
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少し変わった青春映画
“少しだけ人の気持ちが見えてしまう”という能力をそれぞれが隠し持つ高校生の男女5人が織りなす映画です。
普通に青春映画として面白いけど、「能力」のおかげで更に面白くなってました。
5人それぞれのキャラクターが良くて、みんなを応援する気持ちになりました。
ヅカの能力だけ一瞬で終わったのは尺の問題かな?
あと、手持ち撮影の多用は頂けないですね。心の動揺とか葛藤を表してるのかも知れないけど、画面が揺れると見にくいです。
ウジウジ京とキラキラミッキー
高校生の男女5人にはそれぞれ異なる能力で他人の気持ちが分かり、その能力は独特な記号として視覚的に現れていた。
引っ込み思案で自信の無い京は、人の頭の上に!、?、句点、読点が見え、他人のその時の気持ちがわかった。そしてミッキーが気になってたが告白出来ずにいた。
そのミッキーは人の心が+に動くか-に動くかをバーとしてみることのできる能力を持っていた。
ミッキーの親友のパラは人の心拍数を読む能力を持っていて、京の親友で三木の幼なじみのヅカを冷たいやつと思っていた。
そんなある日、内気なエルこと宮里望愛が学校に来なくなり、その理由が、京に言われたシャンプーの事だった。この5人の関係は如何に・・・そんな話。
人の気持ちがわかると言っても少しだけ。それも良い場合もあればそうで無い場合もあり、活用方法が難しいものだな、ってのが素直な感想。
それにしても京のウジウジした態度はいかがなものかと。
ま、だから本作が焦ったくても応援したくなるのかもしれないが。
その意味では京役の奥平大兼は上手かったのだろうと思う。
ミッキー役の出口夏希は本当にキラキラしてて明るく可愛かった。
ヅカはなかなか良いやつだったし、パラが個人的には1番タイプ。ミッキーが舞台でセリフが飛んで固まってた時のフォローなどカッコよかった。パラを演じた菊池日菜子が良かった。
エル役の早瀬憩の能力が恋愛には1番役立ちそう、と思った。
鑑賞後、面白かったんだけど、要約がまとまらずなかなかレビューが書けなかった。
題名の間の読み難い「」の意味もわからず、調べてみてそこには5人色々な記号が入るんだとわかって、なるほどと思ったり、なかなか奥深くて面白かった。
タイトルの意味
洞察力
1人の男子高校生の秘めたる想いをクラスメイトが全力で後押しする姿を描いた作品。 本年のベスト級。
出口夏希さん&現役女子高校生の早瀬憩さん目当てで鑑賞。
でも、それ以上に主演の奥平大兼さんが身体も演技も大きく成長されたことに驚く。
彼の繊細な演技が主人公の心情を深く表現していた感じ。
特殊能力が織りなすユニークな世界観のある作品だった!
本作は他人の考えていることが記号などで見えてしまう特殊な能力を持つ生徒たちが集まるクラスが舞台。
京(奥平大兼さん)と三木(出口夏希さん)のラブストーリーが中心な作品の認識だったけど、冒頭は生徒それぞれの特殊能力が描かれるオムニバス的な展開に引き込まれた。
相手の機嫌が良いのか?怒っているのか? 頭の上に「!」や「?」などの記号が現れて確認できるという設定が面白い!
なぜそんな能力を持った生徒たちが同じクラスにいるのか?
気になる設定だった(笑)
京と三木が互いに惹かれ合っているのは見ていれば明らかなんだけど、京が素直に三木に打ち明けられない姿は歯痒さを感じる。
宮里を演じた早瀬憩さんの演技はやっぱり素晴らしかった。
彼女が新垣結衣さんと共演した作品から注目してるけど、今回もその瑞々しくも確かな演技力に心を奪われる。
温かいクラスの仲間の絆や、お互いを思いやる心温まる雰囲気の中で物語が進むのでストレスなく鑑賞できた印象。
感動で涙するシーンはほとんど無かったけど、早瀬憩さん演じる宮里が持っていた「人の考えていることが矢印で見える」能力が描かれるシーンは思わずホロリと涙が流れる。
彼女の感情が伝わってくる印象的な場面だった感じ。
劇中で描かれた修学旅行が、名所旧跡ではなくチームラボや水族館といった場所だったことに個人的にかなり驚く(笑)
最近の修学旅行は本当にそのような場所が選ばれているのか?
現代の修学旅行の傾向がかなり気になりました( ´∀`)
The青春群像劇という感じで良かった
僕も心がみえたなら…人生変わってたかな〜
ストーリー的には
青春、恋愛なのか?笑😆
何かが分かる能力があるって書いてあったから、楽しみにしてたけど、みんなどんな能力なのか何に役に立ってるのかわからないまま終わった笑笑
まあ私が悪いんやけど笑笑
ハッピーエンドになって良かった😀
2.5ってとこやけど青春時代を思い出させてもらったのと若い俳優陣の演技が良かったし、ハッピーな気持ちで終われたので4で笑笑
ミッキー、パラ、エル、京、ヅカの由来は何なんやろ❓笑笑
パンフレット買ったからおさらいしますか笑笑
甘酸っぱい青春群像劇
見える子くん と 見える子ちゃん
他の人には見えないものが見えてしまうけど、見えないフリをして生活する話。
あ、「見える」ってその程度なんだ。
エルのものはまだしも、他のキャラのは表情や言葉尻から察することを視覚化したくらいのレベル。
ヅカも言ってたけど、これがそんな影響あるかな。
アレが見えたからってパラやヅカみたいに立ち回れるとも思えないから、やはり元々の性質では。
ミッキーの「そんなんじゃ女子に嫌われるよ」から始まり、伏線っぽい振りは多いが基本回収されない。
能力や性格から察してね、って感じかな。
エルの登校拒否やパラの体調不良にも無関係っぽいし、能力があまり活かされてないような…
映画でこういう設定だと全員の矢印を邪推しがちだけど、ヅカとエルを曖昧に残したのは好み。
各キャラに共感できる部分もあったし、みんな魅力的。
出口夏希も可愛かったけど、個人的には性格も服装も髪型もエルが一番です。
男だと(行動や性格ではなく考え方が)ヅカの方が圧倒的に自分に近いのもあって感情移入できた。
反面、この2人のパートが短くて非常に残念。
奥平大兼は『MOTHER』以来、いつも悪くはないけど他の役者に食われてあまり印象に残らないなぁ。
今回も他の4人の方が良い芝居してた。
出口夏希と早瀬憩は認知してたが、ヅカ役とパラ役が思いのほかハマってて素晴らしかった。
終わってみれば、カップル誕生までのいたって普通の話。
相手の気持ちを察してるつもりになってすれ違ったりもありがちで、いや、本当に普通。笑
タイトルの「」もキャッチコピーの「秘密」もよく分からず。
雰囲気はいいけど、似た設定の『アオハル・ポイント』(佐野徹夜)の方が映画に向いてそう。
立ち位置的に、パラを主役に据えた方が面白い作品になった気がする。
まぁなんか良かった
2人乗り自転車
ちょっと違った
原作未読。原作がしっかりしているであろうこととティーザーが良かったので鑑賞。
煮え切らない系の男が主人公なのは、感情移入しづらいので☆マイナスです。こんな自信ない男のこと、あんなにかわいい女子は好きにならないでしょう。最近こういう系の男が出てくる映画が多いけど、若い人は大丈夫なのでしょうか。
で、特殊能力もほとんど出てこないし、あっても役に立たなそう。
!と?と…では何考えてるかわからないし、心のバーが回転しても、心拍数がわかっても、♦♠♥クローバーが見えても別にねぇってかんじです。唯一使えそうなのは、好きな人のことが見える矢印くらいでしょうか。
ストーリーの進み方も遅く、退屈でした。
5人の爽やかさが良かった!きっとスキの初まりは瞳の中が透明な青に満たされた時から!
原作:住野 よる氏の映画化作品
・君の膵臓をたべたい
・青くて痛くて脆い
そして 今作の
・か「」く「」し「」ご「」と「
今日はちょいと期待して「か「」く「」し「」ご「」と「」を観に行きました。
カギ括弧がね 一個ペアじゃないのね。気付いた?
右側端 ”」” コレがないのよね。
最初 このカギ括弧が右から左に少しずれて タイトル文字の ”かくしごと”を
隠すのね。 でも 欠けてて不完全・・・ 狙ってるのかな?
脚本・監督:中川駿
---------MC---------
・大塚京(京くん)役:奥平大兼さん
(人の頭上に!、?、句点、読点が見える、人の気持ちがわかる能力)
・三木直子(ミッキーさん)役:出口夏希さん
(心が+に動くか-に動くか、横バーとしてみる事のできる能力)
・黒田文(パラさん)役:菊池日菜子さん
(人の心拍数がわかる能力)
・高崎博文(ヅカくん)役:佐野晶哉さん
(人の頭上にトランプマ-ク(喜怒哀楽)が見える、人の気持ちがわかる能力)
・宮里望愛(エルさん)役:早瀬憩さん
(人の想い恋心が矢印で見える能力)
・朝倉先生役:ヒコロヒーさん
・主題歌:ちゃんみな「I hate this love song」
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(展開)
高校2年の青春ど真ん中の5人グル-プ(男2人、女3人)がメイン。
彼等の悩みながらも心の何処かに芽生える葛藤と闘いながら
言えない秘密を抱える日々。
人の感情が色んな形で見えてくる。感嘆符であったり、鼓動が数字であったり、
横バ-が回転したり、トランプマ-クの色だったり、矢印だったり。
とっても活発な女子ミッキ-。誰からも好かれクラスの人気者。
ミッキ-を中学から知ってるズカ。一見笑顔だが実は装ってるだけで冷静そのもの。彼の仲良し 京くん。スッゴク真面目で地味で自分に自信のない彼。
そして、予測不能の行動をとるパラ。回りのことを一番気にしているが自分の心は清んでないと思い込んでいる。
最後が、内気で控えめで大人しいエル。彼女だけが人の恋心の方向が見える。
どうも気になる人がいて。どう思ってるのか・・・気になって気になって。
自分が見えている能力と、他人が持ってる能力が少しずつ違う。
言えない秘密を抱えたまま、修学旅行に行く5人。
甘ったるい学校伝説があり、修学旅行で二人っきりの時に相手に鈴を買って渡すと生涯仲良く成れるそうな。
そんな事を真に受けて、鈴を渡す事に本気で悩む彼等。
果たして、5人のお互いの想いの行方は・・・
教室の視線と、演劇ショウと、修学旅行の鈴と、そして図書館での回し書き~
そして追いかけた告白の行方がはじまって行く~
ミッキーの思いは京くんへ届くのか。
パラの想いは。そしてエルの願う京くんとは。
ズカのみせる本当の優しさとは。
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まぁ、中々な心情流れを感じましたわ。
とっても初々しい5人は本当に素直なんだと思う。
”青くて痛くて脆い”の作品でも感じたんだけど、どう言う想いで相手が(他人が)いるのか。自分の思いが不完全で居る状態。なんとかしたい 今のこの感じを
コレを打破したい・・・思い。
住野 よる氏の作風の良さは これなんですよね。
・キミスイでも感じさせてくれる 気弱な彼に魅せるあの強引さの彼女像。
・アオモロで感じた 本当は自分の心の庭に囲っていた彼女が段々離れて行ってもう届かない存在と心に芽生えた憎悪。ソレを乗り越えて取り戻す素直さ。
・今作かくしごとの 今一歩前に出れない彼が最後追いかけて話し出す言葉と、それを受けた彼女の嬉しそうな顔に変わって行く表情。
・修学旅行で倒れたパラ。その部屋へ来たズカがパラへ
心の底に深く潜んでしまって要る彼女に、
自分らしく思いが言葉に出来るって事の強さを 素直に褒めた事(勇気付ける)事でパラ自身が 涙が溢れてくるところ。
この場面表情は 彼女(菊池日菜子さん)、凄く良かったと思う。
・ミッキ-の図書館で別れ去って行く所。
回し書きの中で、思わず 声にする感情 ”ごめん”ってどういう事なの?
あの時の出口夏希さんの涙は美しかったね。
恋愛事に十分慣れ親しんだ お姉様以上の女性は なんじゃこんな展開~って、
それだけかと肩を落とすかも知れません。
でも 振り返ってみて欲しいのですよ 自分を。
初めての 最初の最初。相手の人の気持ちって全く分からなかったでしょう。
あの頃、どうやって 言葉に態度にしていいかも 分からなかった。
そんな思いを 丁寧に表現(演出)している住野 氏らしい作品だと思いますね。
ラストに流れる、ちゃんみな「I hate this love song」が
余韻を盛り上げてゆく。
ご興味ある方は
是非 お友達誘って
劇場へどうぞ!!
全136件中、61~80件目を表示
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