「早瀬憩と菊池日菜子の魅力全開」か「」く「」し「」ご「」と「 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)
早瀬憩と菊池日菜子の魅力全開
あまり食指が進まなかったものの、奥平大兼と早瀬憩が出演するため、
俳優の演技見たさに鑑賞。
ファンタジー設定が実にうまい。
京(奥平大兼)、ミッキー(出口夏希)、ヅカ(佐野昌哉)、パラ(菊池日菜子)、エル(早瀬憩)、
の5人はそれぞれがそれぞれの形で
人の心持ちがわかってしまう能力の持ち主。
この能力があるがゆえに、素直になれなかったりするのだが、
特に京のもじもじして言いたくても言えない感はリアルだ。
せつない立場&演技が冴えたのは、菊池日菜子と早瀬憩だ。
実に難しい役どころであったと思うが、見事に演じ切っていた。
ふたりともこれからが楽しみな俳優だ。
特に早瀬憩は『違国日記』での演技が印象的であったし、いずれ朝ドラ主演も狙えるのではないか。
私個人としては、早瀬憩の能力には憧れるが、これはこれで間違いなくツライ。
こういう能力はない方が幸せに生きれるだろう。
単なる青春ドラマではなく、能力設定と心理描写が巧みなため、私のようなおっさんでも楽しめる。
鑑賞後感も実に良くオススメ。
エルの能力、複数の矢印を出してる人も絶対いると思うんですよね。笑
太さが違うなどあれば、“本命”とか”ちょっと気になる程度”とか判別できるかもしれませんが…
ポジティブな人なら踏み出すきっかけにもなりますが、京のようにネガティブだと逃げる言い訳にしかならない。
世の中には「好きじゃなかったけど熱意に押されて付き合った」なんて人もいるし、結局は見えない方がよさそう。
共感ありがとうございます!
早瀬憩の演技、良かったですよね。「Dr.コトー」「違国日記」「あのコはだぁれ?」と、演技力の向上が止まりません。夏に公開予定の「この夏の星を見る」も期待しています。
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