「後半は涙が止まらない・・・」ハッピー☆エンド kenblackdogさんの映画レビュー(感想・評価)
後半は涙が止まらない・・・
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前半は抗がん剤治療や延命治療をやめて自宅での緩和ケアに切り替えた人の話が続きます。
鑑賞前の私の考え方として
「緩和ケアが合う人もいれば抗がん剤治療が合う人もいる。それは千差万別でどちらがいいとはいえない」
という考えだったので、前半次々と抗がん剤治療を止めて緩和ケアにしてよかったよかったという話ばかりだったので、途中から「これは緩和ケアの宣伝映画か?」と少々がっかりしていました。緩和ケアのいいことばかり羅列してるなーって感想
ところが後半になって納得
結局みなさん死というゴールは確定しているのです(生きている人全員そうなのかもしれませんが)
そのゴールに向かってどういう歩みをしていくのか・・・緩和ケアなのか抗がん剤治療で立ち向かうのか、それは個人の意思なのです。そして緩和ケアを選択した人にも等しくゴールがやってきます。緩和ケアを選択した結果、最後の時を家族と過ごす時間ができて、感謝の言葉を互いに投げかけます。そのシーンがあってこその緩和ケアだと思いました。後半は涙なしにみてられませんでした。
どちらかというと見送るというより見送られる方の年齢に近くなってきた自分としては、毎日精一杯生きないといけないと思わせる映画でした。
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