おいしい給食 炎の修学旅行のレビュー・感想・評価
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給食はおいしく食べるものだ
■ 作品情報
監督は綾部真弥。主要キャストは市原隼人、武田玲奈、田澤泰粋、栄信、片桐仁、いとうまい子、六平直政、高畑淳子、小堺一機など。脚本は永森裕二。
■ ストーリー
1990年、函館の忍川中学校に勤務する、給食をこよなく愛する教師・甘利田幸男が担任する三年生が、青森・岩手への修学旅行に出発する。生徒たちの学びの旅と説きつつ、甘利田の頭の中は旅先のご当地グルメでいっぱいであった。しかし、旅の途中、甘利田の教え子にして給食アレンジのライバル・粒来は、ご当地料理でも大胆なアレンジを見せつけ、甘利田を刺激する。さらに、粒来が他校の生徒とのトラブルに巻き込まれるハプニングが発生し、止めに入ろうとした甘利田は、かつての同僚である御園ひとみと偶然にも再会する。これをきっかけに、甘利田は粒来とのご当地料理対決だけでなく、スパルタ指導教員との確執にも直面し、波乱の展開が繰り広げられる。
■ 感想
市原隼人さんの新境地にして代名詞とも言える甘利田先生の熱演に、今回も心を奪われます。異常とも言える給食への情熱が、観る者の笑いのツボを刺激するだけでなく、食欲をそそり、そして胸を熱くする様は本当に見事です。
函館の忍川中学校での生活に終止符が打たれる本作は、これまでに育まれたライバル粒来くんとの友情、愛すべき教え子たちとの絆、そして温かい駄菓子屋のおばちゃんとの交流が走馬灯のように思い出され、終盤は自然と目頭が熱くなります。久しぶりに登場した御園先生の言葉からも、甘利田先生の一貫した給食への姿勢が、彼と関わった全ての人にストレートに伝わっていることが感じられ、胸がいっぱいになります。
思えば、日本人の誰もが楽しく語り合える学校生活の思い出は、給食をおいてほかにないかもしれません。献立はもちろん、食べ方、おかわりジャンケン、お昼の放送、友達との会話など、今でも鮮明に記憶に残っています。一方で、完食主義のもと、居残り給食で味わった辛さも忘れられません。そんな郷愁に思わず浸ってしまうのも本作の大きな魅力の一つです。
本作の時代設定は35年前の平成2年で、昭和の指導がまだまだ色濃く残り、学校によっては花巻の中学校のような教師もいたかもしれませんが、現在は絶滅しています。もし死滅してないのなら、完全に懲戒処分の対象です。ただ、現在でも、給食は時間に追われ、ゆっくり味わって食べることはなかなか難しく、まして担任教師にとっては、ここがノート点検や連絡帳の返信などを行う貴重な時間であり、多くの教師は自然と早食いとなっていることでしょう。甘利田先生の姿は、子どもたちだけでなく、現場で歯を食いしばって働く教師にとっても、憧れたくなるものではないかと思います。ぜひ多くの学校でこのような光景が見られることを期待したいです。
ただ、学校ドラマとしては、修学旅行の直前まで班が決まっていないことや、校長が引率しない、旅程を現地で勝手に変えるといった点は、ちょっと現実離れしているように感じます。まして、急に他校を給食に招くなんて、食数の確保ができないし、給食費も賄えません。さらに、中3担任が、受験期の3学期に転勤、しかも教員採用試験も受けずに学校間の口約束だけで他県に異動とかあり得ません。このあたりは、もう少し説得力のある理由付けがあるとよかったです。
それにしても、次は沖縄ですか!次回作も大いに気になります。いつか我が地元の愛知にも赴任していただき、味噌田楽やカレーうどんや大葉料理、旬の野菜を使った献立を、甘利田先生にぜひ堪能していただきたいです!
昭和から平成時代の給食に突入した『おいしい給食』シリーズぜひお薦めです。
相変わらず面白い
ゴメンナサイ、前作のレビューをほぼパクりました(^^ゞ
もはや癖になっちゃっています😂
校歌が流れ始めての、アレを見ただけで、最早、幸せな境地に至っています🤭
昔、日曜日の夜8時に天才たけしで大笑いした時
昔、月曜日の夜8時にご隠居、助さん、格さん、弥七に八兵衛が暴れている時
昔、火曜日の夜9時にチャンチャンチャ〜ンが始まった時
昔、水曜日の夜8時に逸見さんがハチャメチャな猛者どもを仕切っていた時
昔、木曜日の…は何かあったっけ?(^^ゞ
昔、金曜日の夜8時に七曲署の活躍が見られた時
昔、土曜日の夜8時にドリフのコントが見られた時
そう、あの時の心境に近いのです🤣
そして、○○○・アレスは続編ありでマイナス5点しましたが、本作品は逆に続編(沖縄編)ありに期待してのプラス5点しました😁
自由過ぎるが故に放浪する信念の人のお話
3作目って失速しがちなのに、今回も面白かった! 笑えて笑えて、声を...
甘利田に矛盾?
この手のコメディには弱く毎回見てます。修学旅行の予定変更して他校と給食交流会などまず無いことですがそれをするとこがこの映画の醍醐見てあり面白いとこです。また、小さな事でも誇張して言うのがおかしくメロンパンの前で目くじら立てた甘利田は毎回の事だが、そんなにしてまでと箸を受け取った御園が走れメロスか何かに彷彿してよく考えて作ってるなあと思えた半面あの台詞は意味深ではとも思えた。毎回あるうんちくはそんなの滅多な人は知らないものであり、前の事と同じくうっかり聞き逃しそうなことだったがやはり学びがあると思える。交流会は両校参考にする点があったと思えるけれども学校の主役は子供たちですと言う甘利田に矛盾を感じた。次作では給食以前に風習に苦戦しそう
バランス良いなー。
笑いと教育の緩急に振り回される映画
後半の直球
おいしい給食の中に名言あり
おいしさを分け合おう!
おいしい給食また映画やるということでワクワクして見に行ってきました
ドラマ版映画版は今まで全て見てます😂
やはり市原隼人良いですね〜初っ端からエンジン全開でおいしい給食ワールドに一気に引き込まれます〜 修学旅行とご当地グルメの合わせ技は新しい展開で良いです!
給食交流会とかいう面白い世界観もまぁいいでしょう
他校の生徒の前でもいつもと変わらぬ甘利田せんせー面白すぎた😂😂😂この男はブレないな(笑)
武田玲奈可愛かったな〜優しい表情や学級通信のナレーション良かったわ
甘利田せんせーが急に生徒に告げるシーンは泣きそうになりましたし木の札外して投げつけるところとか語るところ熱かったなぁ〜
今回も満足しました!クスッとするシーン多くて映画館笑いに包まれるところも多くとっても素敵な時間でした🙌
次回作もあるよね!?是非期待!
映画終了後購入してしまう。
ドラマからずっと見ていますが、相変わらず甘利田先生がカッコよすぎる。
普通時のイケメン、イケボ。
食に関わる奇行。
どちらもコレコレ!と、頬が緩みます。
たぶん今回の映画で初めて知った方でも楽しめる一作です。
改めて当時のスパルタ教師について思い出し、現在の給食内容や、よく噛んで食べる。フードロスの重要性についても考えさせられました。
粒来君の天才っぷりも健在で、映画終了後気がついたら北海道銘菓とひょうか、みかん、それに沖縄名物おにぎりを購入していました。
所々涙腺が緩む箇所もありましたが、すぐ日常やコメディパートに移行するため、ハンカチの必要性はありません。
次がありそうなので、ぜひドラマ化していただきたい。
今回も甘利田ワールドを観られて満足
このシリーズに初めて出会ったのは“劇場版 おいしい給食 Final Battle”。ドラマは観てなかったので、「なんだ、こりゃ!」で始まったが、観終わったときにはハマっていた。その後“ROAD to イカメシ”も観て、本作は3作目の観賞。 それ以外に“劇場版 卒業”が公開されていたことを今知って「失敗した」と思っている俺でした(笑)
【物語】
1990年、中学校教師・甘利田幸男(市原隼人)は函館忍川中学校に居た。甘利田は今も変わらず学校生活で給食を一番の楽しみにしている。給食のライバル、アレンジ給食を楽しむ生徒・粒来ケン(田澤泰粋)は3年生になり、今も甘利田が担任するクラスにいた。
そんなある日、甘利田は3年生の青森・岩手への修学旅行に同行する。「給食のチャンスが減るだけ」と気が進まない甘利田だったが、旅先でおいしいものを食べられるかも知れないと気付き、それを楽しみにしていた。立ち寄ったドライブインでも東北郷土料理せんべい汁の楽しみ方に火花を散らす甘利田とケンだった。しかし、食事後ケンは近県の中学の生徒にからまれる。止めに入ろうとした幸男は常節中学時代の同僚・御園ひとみ(武田玲奈)と再会する。それをきっかけに翌日甘利田のクラスは御園先生が勤める花堺中学との給食交流に出掛ける。
【感想】
今回も序盤から甘利田ワールド全開!
このシリーズの何が好きかって、このクダラナイ内容を演じる市原隼人の、あまりの全力ぶりだ。普段はイケメン枠の市原がバカバカしい給食シーンを「そこまでやらなくても」と思う全身全霊の演技は今回も笑わせてくれた。クダラナイことを大真面目に取り組む姿勢のコメディー作品が俺は大好きなのだ。この場合クダラナければ、クダラナイほどいい。その点給食シーンは最上級にクダラナイ!!(笑)
このシリーズは大体、とことんバカらしい給食シーンとちょっとイイ話が組み合わされる。その比率はあくまでバカバカしいコメディーが主であって、「いい話ぶらない」くらいの良い塩梅なのが特徴。で、今作だが花堺中学との交流がその「イイ話」パートだが、若干その比率が高すぎたかも知れない。あるいは序盤に甘利田ワールドを飛ばし過ぎたせいかも知れない。 後半ややバカバカしさが息切れしているように感じてしまった。
それでも、甘利田ワールドをまた観られたことで満足。
しょっぱなからぶっ飛ばす市原隼人笑
今年一番笑った!
さすが「おいしい給食」!さすが市原隼人!期待を裏切らないどころか超えてきた!普段静かな劇場内も、堪えきれない笑い声が溢れる、温かい雰囲気に包まれました。そして笑いだけでなく涙も溢れる感動のストーリー。さすがなのです。
本作は前作「イカメシ」の生徒達と修学旅行というわけですが、給食含めたお食事シーンはボリュームアップ。市原隼人の見せ場が自然と増えます(笑)本当に美味しそうに食べやがる…(*´﹃`*)ジュルリ…
目から鱗の「せんべい汁」は青森の郷土料理とのこと。ルーツを含めた料理の解説は本シリーズの魅力の一つ。甘利田先生の心の声が観客の食欲をそそります…(*´﹃`*)ウマソゲ…
そしてやはり出てくるヒール役のいや〜な大人。予告に出てきてましたね。ちょっとおっかなくてストーリー上悪役なんだけど、ギリ実はまともな人かも…?と思わせてしまう片桐仁の熱演は見ものです。
でもやっぱり本作の一番の見どころは子供達の笑顔だと思うんですよね。もう最高!あなた達の笑顔からパワーをいただきました。給食はみんなで楽しく☺️←前作のレビューでも同じ事書いてるわw
給食とは何か?そこから見えてくる子供達への敎育とは?普遍的なテーマにまで広げてしまう本シリーズのメッセージ性には唸らされます。続編いけそう?行ってくれ!沖縄編!
それにしても…「月光」の使い方がうますぎるんよ…(笑)
⭐︎4.1 / 5.0
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