劇場公開日 2025年10月24日

「令和の「男はつらいよ」爆誕!!」おいしい給食 炎の修学旅行 たまに映画行く人さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 令和の「男はつらいよ」爆誕!!

2025年10月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

人が良いのに寡黙で不器用な中学教師・甘利田幸男。
誰よりも生徒を想い、そして誰よりも給食をこよなく愛する男。。

そんな純粋な不器用者を放ってはおけないヒロインたち。。
と、給食配膳室のオバチャン・牧野さん。
と、駄菓子屋の婆さんら。

とかく西に行きましても東に行きましても土地 土地のおわ兄貴さん・おわ姐さんにご厄介かけがちなる中学教師・甘利田幸男。

彼には全国をさすらって、土地土地の美味しい給食を堪能しながら、悩める若者たち(中学生)に厳しくも温かい教育指導でほっこりさせてもらいたい。

奮闘努力の甲斐もなく、今作も涙の日が落ちましたけれども、甘利田はそれでイイ。。。彼のまっすぐな生き方に触れ、若者たちは確実に成長して行っております。

市原隼人@甘利田幸男は、渥美清@車寅次郎のように、もはや役と役者が一体化していると言ってイイ!
日本映画史に残る素晴らしい映画シリーズです。

***************************
追伸:
書き忘れましたが、開演前の予告編で『東京タクシー』も良い映画そうでした。
倍賞千恵子さんの映画人生の終幕を飾りそうな、こちらも素晴らしい人情劇が描かれそうです。

倍賞千恵子@諏訪さくらの長い映画人生に終わりが近づくこの時に、甘利田幸男@おいしい給食という新しい時代の人情劇が出てきた事に、私は喜びを感じます。どんな時代になっても、受け継がれていくのですね。。

寅さんやさくらちゃん、ハマちゃんやスーさん、みち子さん、純や蛍や五郎たちを通じて受け継がれてきた心温まるお話しを、これからも大切に描く人たちがいる限り、映像作品というモノは不変に素晴らしいモノであり続けるんだと思います。

倍賞さん、日本人の温かい心を描く旅は、きっと我らが甘利田幸男が受け継いで行ってくれる事でしょう!

たまに映画行く人
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。