「少し緩く物足りない感じ。事故物件の続編としての纏まった怖さが無いかな。」事故物件ゾク 恐い間取り The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
少し緩く物足りない感じ。事故物件の続編としての纏まった怖さが無いかな。
異常な暑さが続く中、
観に行くには丁度よさそう?
そう思って 今日は「事故物件ゾク 恐い間取り」観に行きました。
前作時は主:山野ヤマメ(亀梨和也さん)
今作時は主:桑田ヤヒロ(渡辺翔太さん)
監督はどちらも 中田秀夫監督。
好き嫌いで言うと 前作の方が好きかな。
訳分からんかったけど 迫り狂う物が所どころあった。
怨念退治は馬鹿らしかったけどもね。
今作は めっちゃ緩い感じ。何か殺人犯とその家族みたいな・・・
そんな話 このシリ-ズに要るかな?
各借家の話も 絡みが弱く
1部屋に付き1回深く驚かせたら ハイ終わり~みたいな
次の物件へ移るとか・・・ 見てるこっちは慣れが出ちゃって飽きる。
驚きの演出に定番のリズムが有って
それが分かっちゃうと 安心感と詰まんなさが同時に来ちゃうのよ。
だから 訳わかんな無くした方が良くって
各部屋移るけど 通して憑いてくる何かを入れた方が良く
最後に ガ-ンと、意外性を突く シ-ンが欲しいかな。
旅館のドンドン音の部屋。
普通に大浴場とか場面、渡辺さんを脱がしてファンサしてるとしか思えなくて
折角のホラ-場面が心癒やされちゃって・・・
何をしたいのか 分からんですよ。
実際に起こったことを淡々とやれば良いのに、無駄に創作しちゃうから蛇足感が出ちゃってると思いますね。
総じて本の作りが弱いかなと。
今作は 藤吉清(吉田鋼太郎さん)と春原花鈴(畑芽育さん)の関係性だったのだけど、 主が最初のビル事務所を訪れたときから伏線は総て読めてました。
だから 最後 ああ~やっぱり・・・感しか出てこなかった。
慣れとは恐ろしいもので、監督作を知り尽くしているからかも知れません。
でも随所に出てくる異変さは十分楽しめるレベルだったとは感じます。
ご興味ある方は
劇場へどうぞ!
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。