ラブ・イン・ザ・ビッグシティのレビュー・感想・評価
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あんたらしさが、なんで弱みなの?
こないだ鑑賞してきました🎬
KDDIが配給に関わっており、自分がauスマホを使っているため、15回くらいは予告編をみたせいで、見ないと気がすまなくなった本作😳
ベストセラー小説が原作なだけあって、面白かったです🙂
自由人ながら、他人を色眼鏡で見ることは決してせず、自身の価値観に生きるジェヒ🙂
ゲイであることを母親にさえいえず、世間との距離感にも悩むフンス🙂
2人は徐々に絆を深めますが、社会に出てからは色々あり…。
ジェヒにはキム・ゴウン。
ブレない自由人であり人間的な優しさをもつ彼女を、エネルギッシュに時に繊細に演じたゴウンは、スクリーン越しに輝いてました🫡
フンスにはノ・サンヒョン。
感情を抑えつつも、実際は限界ギリギリのような彼を、微妙な面持ちで表現したサンヒョンもまた、見事でした🫡
韓国発のヒューマンドラマとして、高品質の1本です👍
ぷくぷくシーンが多いのも、喫煙者にとっては嬉しいポイントでしたね🚬
まあそれを差し引いても、自分らしく生きたいと願うすべての人の、背中を押してくれるストーリーです😀
映画館で観るほどのものではないかな
主人公の女の子は実家が太くて、自分に興味がない親から仕送りをもらいつつ夜な夜なクラブで遊び呆けている。学校でも周りに無作法に振る舞って協調性のカケラもない様子で、度々話題にされて陰口を言われる。
どうして私は傷つけられるの⁉︎ひどい!!
みたいな感じで感情移入がしにくかった。
丁寧な対応や優しさを周りに求めるのであれば自分もそうやって振る舞わないとね…
主人公の男の子の話はおまけ程度な印象で結局彼自身はパートナーを見つけられなくて、同じ主人公なのに何だかなぁと思った。
駄作だとは思わないけど、お金を出して映画館で観るほどのものではない。
理想的な友情はいつか虚構からリアルになるのだろうか?
映画に没入するのに時間ががかった。
ゲイと、集団になじめない女性との同棲。ゲイとレズビアンではない。女性はシスジェンダーだ。
組み合わせとしては面白いが、リアルなものとして納得するのは最後まで難しかった。
理想的な男女間の友情を描くために注意深く両者からセクシュアリティを取り除いているように見えて、ジェヒは平気でフンスの膝を枕にする。
結婚式での主役はフンスとジェヒ、
新郎は本当に二人の関係を受け入れているのか?
あれだけ魅力的なフンスを新郎はライバルとして捉えないでいられるのか?
女性が人前でタバコを吸うだけで白い目で見られるソウル。
このような特殊な設定にしないと男女の親密性を、表現できないのかしらと余計なことを考えてしまう。
フンスの母の「病気は治ると思っていた。」という残酷な台詞。
この台詞がフンスのカミングアウトを導くのが素晴らしい!
誰も傷つかないことなどあり得ない。
母も傷ついた。
しかし息子が傷ついて来たように母を傷つけてもよいのだ、と思う。
あぁ、母が生きていて良かった。
誰かを傷つけること無しに、人は自分自身を受容できないのかもしれない。
それで良いのだ、とこの映画は言ってくれているようにも思える。
皆で少しづつ傷つくことを分かちあおうじゃないか。
「執着が愛じゃないなら、私は愛したことがない。」
「愛は抽象的でわからない。
でも「会いたい」という気持ちは本物だ。」
ジェヒが前半でいう台詞が
後半にフンスの気持ちを深く癒す。
フンスもスホを保身のために失いつつ、いつまでも待ってくれると思っていた。
身勝手なことだ。
我が身の身勝手さとスホの大事さが身にしみて、ジェヒの胸で泣く。
脚本が素晴らしいのだと思う。
今、この二人の、美しい友情は虚構にしか感じられない。
これがリアルなことに思える日が来るとよいと思います。
追記
愛は執着である。だから人を愛してはならない。
とはお釈迦さまの言葉です。
トレンディドラマの総集編のような
自由奔放な女性ジェヒと、ゲイであることを隠して生きるフンス。2人は大学の仏文科みたいなところで学び、卒業後30代に至るまで友情を育む。
境遇の違う2人の絆で人生の困難を乗り切っていくという魅力的な設定なのだが...。全体的に無理なストーリー運びや感情強めのコミュニケーションが多く、見ているこちらは逆に気持ちが置いてけぼりになるようだった。
ストーリーはフンスがゲイであることを隠すための、2人の同居生活を軸に描かれる。逆にジェヒは男性との同居が見つかると婚約者の逆鱗に触れる。その際に「彼はゲイだから問題ない」と言い訳することもできるが、それではゲイを公表していないフンスを傷つけることになる(アウティングですね)。
ジェヒが繊細なフンスを守る、フンスも女性として男社会と闘っているジェヒを守るというエピソードだけをつなげれば共感できるところも多い。しかしそもそも同居自体に必然性が薄く2人を同時に描くための設定に過ぎないなど、よい場面をつなぐ「流れ」に欠けている感じ。
総じて、映画として丁寧に人物像やストーリーを構築していくというより、回想シーンみたいにハイライトをつなげることで感動できるような作品のようだった。その意味ではテレビの連続ドラマにしてもらうとまた印象が違うかもしれない。
“らしさ”は弱みじゃない。
自由奔放でロックな大学生女子・ジェヒと、周りにはゲイと隠し生活する大学生フンスの話。
クラブでの熱烈キスを見られてしまい学校でゲイと噂がたった男と、尻軽女と噂がたった2人が意気投合し、互いに認め合いルームシェアをして学生生活を送ることになるが…。
学校で噂になってしまう2人、それを互いに庇い合い認め合う姿に泣けてくる!常に流れシーンに合わせ選曲されてるBGMも心地よく、描写、音楽、見せ方のマッチとずっと微笑んで観てられる。
スケジュールの関係で観るの遅くなったが観て良かった!結局、冒頭で見せた2人がオチってことでいいのかな!?
綺麗すぎるが、十二分に面白い
素晴らしい韓国映画。毎度のこと羨ましい限り。
ラブ•イン•ザ•ビックシティ
なんて、東京を舞台にしたって全然良さそうなタイトルだし、中身も東京に置き換えてもきっと素晴らしい。
本のタイトルは「大都会の愛し方」。これも良い。タイトルだけでも味わい深い。
映画を見ながらこれは東京ならどんなところか、とか思い巡らせるだけでも楽しい。けど東京とは少し違う距離感。
日本と同じく学歴社会で、競争の激しい韓国の話は「すっ」と日本の都市部の心に沁みる。けどなんか、映画の中のソウルは東京よりエモい。
韓国のゲイの男性主人公と、ストレートの女性ヒロインの友情。こんな男性は東京にゴマンといる。女性はいなさそう。というよりは女性ヒロインはよくわからない。さらっとフランスに留学したり、ソウルでまあまあ広い部屋で一人暮らししているあたりは資力がありそう。男性主人公側の家庭事情はかなり描写があるのに、このヒロインの家族は一瞬も映らない。ヒロインの現実味は男性と比べて薄い。
今から考えればヒロインは男性主人公の妄想にすぎないのかもしれない。冒頭の回収されないシーンも現実かどうかわからない。最後にヒロインが結婚するあたりもあまりにも早い。だんだんに心の整理がついていった男性主人公にヒロインが必要無くなり消えました、と言われても納得いく。
とはいえ面白い。お互い自分より相手を優先する気持ちが伝わってきて熱い。こんな友情に恵まれる人生はどれほど素晴らしいだろう。
こんな素晴らしい人生が、ソウルにはある。そんなふうに思わせるだけでも羨ましい。
焼き直しは良くないですが、是非とも日本版も見てみたいと。こんな風に優しく愛おしい瞬間が、きっと東京にもあるのだと。
社会について考えさせられた
ただただ良かった。
私も。男女の友情が成立すると思っているし、ゲイをどうこう思う人間ではない。なんなら、私は女の子にも魅力を感じる。かといって女の子に恋愛感情をもったことはないけれど。
この、愛に溺れて裏切られまくるヒロインとゲイを隠しながら生きる二人が友達として長い期間共に過ごすってそうないことだし、確かにそれを許してくれる彼氏はいないとも思ってしまった。
なんか、お互いが自分中心になることもあれば、冷静になってみると相手を守ってしまうこの愛をなんと呼べばいいんだろうと感じてしまった。これが俗にゆう友達以上恋人未満ってやつなのか。でもこの愛に名前がつけられていない(友情としか言わない)っていうのが、現代のLGBTを認める風潮とあっていない感じがして、結局LGBTを認めてるようで認めていない社会なんだなと再認識させられた。
あと、ヒロインの妊娠してしまった後の道で崩れる所、それを助けるヒーローに涙が止まらなかった。
こんなにヒロインを助けてくれる人はいなくて、ヒーロー以外優しく包み込んでくれる人がいないっていう現状が苦しさを倍増させた。
私はきっと今後もこういう作品を見ては社会に落胆するんだろうな…
愛=会い
友情と愛について、考えさせられる映画でした。会いたいと思う気持ちが愛なのかと、私はハッとさせられました。
若手が頑張っていて、テーマも申し分ないのですが、前半がやや単調かなと感じたのと、女性への暴力シーンの後の交番のシーンで笑いを取ろうとしている?シーンはちょっと…って感じましたので、星は4つにしました。
13年。。 又、変な事書いてます書いちゃった。
ワタクシ事ですが、、、
私は人とコミュニケーションを取るのが苦手で、特に初対面の方に与える印象は悪い自信がありますw
好き嫌いではなく苦手で、つい半歩出遅れるというのでしょうか、上手に波に乗れません。
その場の雰囲気を悪くしたり、他の方に気を使わせる事にならなければ、私的には1人大好きなんで全然大丈夫で、むしろ気楽だから良いんですけど。。
(控えめってタイプではなくて、むしろ思ってる事は言っちゃうし、結構頑固なのを自覚しておりますので、敢えて静か〜にして人間観察♪
悪趣味?!w)
人間関係も趣味も狭く深くって感じが性に合っている。
だけど何故だかそんな私なのに、特にスペシャルな関係でもない友達、仕事仲間から、、、
結構〜〜〜デカい悩みや秘密、、
カミングアウトされるんですよぉ!!
ほわ〜〜〜い!!!('◉⌓◉’)
で、皆んな口を揃えて言うのは、一番怖いのが「周囲の目」なんですよね。
自分の意見は躊躇せずに物申す、自由奔放に振る舞うジェヒ。
自分は自分。今日だけを生きる!
そんなエネルギッシュな彼女だけど、周囲から誤解されやすくて。。
やっぱり傷つく事もあるよね。
やけ酒煽るのわかりみ。
そんなジェヒのありのまま全てを受け入れてくれたフンスの悩みも又、どこを見ても刺してくる「周囲の目」
ゲイである事を隠して生きるフンス。
韓国では性的マイノリティに対する偏見や差別は根強く、母親でさえも"病気"と言う位、周囲の理解は得られていないのは勿論、あから様に差別する人ばかりで生き辛いでしょう。
人と深く関わる事を避ける気持ちもわかります。
そんな凝り固まった心をほぐしてくれたのがジェヒ。
「あなたらしさが何で"弱み"になるの」
世間と、社会と、ぶつかって傷だらけになっても、2人なら、2人だから大丈夫なんだ。
めちゃくちゃだけど、彼らのパワーが熱かった!
2人と一緒になって、笑って泣いて怒って悔しくて、、
とても幸せな時間を過ごしました。
でもって、私にも2つ年下の男ですが、唯一無二の存在がおります。
ジェヒとフンスの苦悩、置かれている状況とは全然違う関係性だけど、何だかとても親近感!
2人の様な歴史。私達にもあります。
13年以上です♪
飲み過ぎて昼過ぎに起きる。
頭ガンガンもう酒やめると誓う。
お蕎麦茹でて食べてると、、、
「昼からのビールって最高だよね」となり、
迎い酒に乾杯♪
そっから散歩でも行くかというのは口実で、
2人共馴染みの居酒屋へ吸い込まれる。。
なんてしょっちゅうだった。
春が青い!!
うちの仏、あっ主人ですケド、冷静で広い心の持ち主ですが、やはりそんな私と彼との関係は理解し難いようでした。
私達は、敢えて分けるとしたらノーマル同士なので「男女の関係」になる可能性もゼロだとは言えないし、そりゃ、い〜気はしませんよね。
でもぜろですけどね^ ^
これまで生きてきて感じた疎外感や劣等感。
痛みの感じ方が同じで、お互いにシンクロする部分があまりにも多い。
私は自分では強い方だと思っていたけど、彼と出会って、さほど強くない、むしろヨワだったんだなって気付いた。
辛かったんだな我慢してたんだなって分かった。
心が叫びたがっていましたw
捻くれた性格や、ダセーと思う感覚が同じw
(集団の中でしかイキれない奴や、人を見下したり差別する奴とかダセー)
はっ!失礼しましたw
ポンコツ同士だけど、助け合い励まし合い笑って泣いて喧嘩して、生きてきた同士。
私は人として彼が好きだ。
分かったフリや嘘っぱちの共感なんていらない。
理解してくれなくても良いケド、こんな関係性で人と繋がっている人間がいるんだな〜位で、軽ーく知っていてくれれば丁度良い。
乱暴な言葉でも愛があれば響きます。
人間は「異物を排除」する生き物なのかも知れませんが、人を傷つける人間はゴミです。
原作となった小説「大都会の愛し方」があるそうで、その中の「ジェヒ」の章を元に本作が出来たらし〜です。
原作は読んでみたくなったけど、だけど、本作と、このタイトルは合っていないと思います
(°▽°)
英語にしてもちょい違う。ダサい。
シーンとしてはクールだったけど、ドレスverのフライヤーも安っぽラブストーリーに見えなくもない。
私も当初はスルー候補だった。
めっちゃ良い作品なのに魅力が伝わりきれていないと感じる。
勿体無い。
ラストの電話。。
ん?別れちゃった?!と一瞬思っちゃったけど、ジェヒ、今度は幸せになったのね。
嬉しい。
フンスのふふふ♪も良かった(^。^)
あ。バスの前に原チャリで飛び出すのはダメ!
誤って済む事じゃないけど、謝らなきゃダメだ!
君が幸せそうに笑うと、僕も幸せな気持ちで満たされていく
2025.6.18 字幕 イオンシネマ四條畷
2024年の韓国映画(118分、G)
ソウルに住む「少し違った若者」たちの半生を紐解くヒューマンドラマ
原作はパク・ヨンサンのオムニバス短編集『대도시의 사랑법(大都会の愛し方)』に所収されている「ジェヒ」
監督はイ・オニ
脚本はキム・ナドゥル
原題は『대도시의 사랑법』、英題は『Love in the Big City』
物語の舞台は、韓国のソウル
大学に通っているチャン・フンス(ノ・サンヒョン)は、自らがゲイであることを隠し続け、母・ミョンスク(チャン・ヘジン)にも打ち明けられていなかった
だが、母は何かしらを感じているようで、最近は教会に通ってはお祈りに傾倒していた
ある日のこと、フンスが専攻しているフランス語の授業に、フランス留学していたク・ジェヒ(キム・ゴウン)がやってきた
その後、懇親会でオリヴィエ教授(サリム)に気に入られたジェヒは、男子学生からも注目の的になってしまう
ジェヒは恋愛になると突っ走る性格だったが、それ以外にもワンナイトラブを辞さない性格で、女子学生からは煙たがられていた
ジェヒは誰とでも寝る女として認知され、ゼミのグループチャットであることないことを書かれ始める
だが彼女は噂を一蹴する行動を見せ、その日から「イカれ女」と呼ばれるようになっていた
フンスの方は、ナイトクラブなどに通っては相手を見つけて性欲を満たしてきたが、ある男とキスをしているところをジェヒに見られてしまう
フンスは「弱みを握られた」と感じるものの、ジェヒは「自分らしさのどこが弱みなのか」と彼の考えを一蹴して見せた
物語は、大学にてフンスにゲイ疑惑が掛かり、それをジェヒが助けるところから動き出す
その後も奔放な生活を続けるジェヒだったが、実家に居づらくなったフンスが下着泥棒の件も相まって、転がり込むようにしてルームシェアをすることなった
ジェヒは優等生のマザコンと付き合ったりと色んな色恋沙汰を起こすのだが、フンスの方はスホ(チョン・フイ)との関係をじっくりと深めていく
だが、恋愛をしたくないフンスはスホと向き合うことができないまま、いたずらに時間を重ねてしまうのである
映画は、マイノリティと思われる二人が利害の一致にてルームシェアをする様子が描かれ、少数派を排除しようとする社会の中で懸命に生きていく様子が描かれていく
冒頭は、ウェディングドレスのジェヒとタキシード姿のフンスがビルの屋上で会うシーンになっているが、ここで描かれるタトゥーのネタバラシなども爽快さが伴っていた
若気の至りと言えばそれまでなのだが、それほどに気心が知れた仲ということなのだと思う
なんでも相談できて、そこに性差などは関係なくて、お互いの生活と思想を尊重し合える
自分が欲しいものを相手が持っていて、相手が欲しいものを自分が持っている
そこを突くことでお互いの傷が深まってしまうのだが、分かり合えるからこそ、そこにはふれない優しさがあった
それでも、自分らしく生きるためには避けて通れないことがあって、それが噴出するのが後半の喧嘩になっている
ある種の通過儀礼のようなものだが、それまでに優しさに思えたものが本当の優しさなのかは何とも言えない部分がある
それゆえに、相手が傷つくとしても言わなければならないことがあって、それを言えるのがソウルメイトなんだろうなあ、と思った
いずれにせよ、後半になってフンスの母が『君の名前で僕を呼んで』を観に行くシーンがあって、この行動は「病気だと思っていた息子を理解したいという行動」なのだと思う
自分の理解に及ばないものを怖くて排除しようとするか、理解しようと歩み寄るかという違いがあるのだが、理解に至るまでの個人差というものは避けられないだろう
ジェヒのように元から壁がない人もいれば、フンスの母のように多くの壁が存在している人もいる
そういったものに寛容な社会になれば良いとは思うものの、権利を全面に押し出すような主張はさらに逆効果になっているように思える
社会が変わるというよりは、個人個人の些細な行動が変わっていって、その考え良いよねというふうに拡がっていくのが良いので、声高に叫ぶことで、そういった細かな伝播が封じられてしまうのは勿体無いなあと思った
わんわん!
LOVE in THE BIG CITY
映画館行く度にチラシ配られて
映画観る度にあれだけ予告やってたらね
分かった、分かった、もう分かりましたから、
もう観ますから〜ってなりますよね
チケット拝見の時にも
「あ、そのチラシもう貰ったんでいいです〜」って何度言ったことか
と、言いつつも
結構楽しみにしてて
いざ!と予約しようとしたら
なぜ日に2回しかやってないの〜???
え〜〜〜???
なんで〜〜〜????
あんなに宣伝しといて笑
観終わっあと
さらになんで〜〜〜???となりました
すごく良かったですよね
ジェヒとフンス
あんな親友が欲しい
生きづらそうな2人が肩を寄せ合い
自分らしさを大切に
お互いを尊重しあって守り守られる
それぞれの深刻な悩みに
お互い不器用ながらも支えあって
そんな親友が
すごく羨ましいとさえ思いました
ジェヒの結婚式で
歌と踊りを披露するフンス
このシーンがもう最高でした
なんかね、良かったね、ってのと
この2人の絆に感動して涙でました
バディ物として素晴らしい‼︎
この2人の関係性が美しすぎる‼︎
最強の2人やグリーンブックなどのバディ物と似ているけど全然違う感じ‼︎
映画で男女の関係となると恋愛になることが多いけどこれは男女の友情、いや、お互いを認め合えるという
恋愛には発展しないが特別な関係性なのが素晴らしかった‼︎
中盤で約束してたのに来なかったと喧嘩するシーンは最初はお互いに言いたい事を言いまくるけど、ちょっとしたらお互いの事を心配し合うのが凄く素敵な2人の関係性を表現出来てたと思います‼︎
終盤の交番の伏線回収も良かったし、
ラストの結婚式も超いいシーン‼︎
今まで内気な感じだったフンスが大勢の人の前でダンスを踊れるようになった成長、ジェヒの幸せを感じられて感動の嵐でした‼︎
さらにキムゴウンさんとノサンヒョンさんの演技も凄い‼︎
2人の関係が噛み合っていく感じ、
表面上の性格とその内面にある性格、
を上手く演じられていたと思います‼︎
2人のこれからも気になりますが幸せな人生を送っているでしょう‼︎
ハッシュ‼️
自由で元気いっぱいの女性ジェヒと、ゲイであることを隠して生きる寡黙なフンス。ひょんなことから意気投合した二人は、ルームシェアをしながら友情を育んでいく・・・‼️フンスがゲイとは言え、男性と女性の友情を描いた珍しいハートウォーミング・ストーリーですね‼️もうとにかくヒロイン、ジェヒ役のキム・ゴウンがホントに魅力的‼️ゲイであることがバレそうになったフンスを恋人のフリして助けたり、ヌード露出の疑惑を自らバストを晒して払拭したり、ゲイへの偏見に真向反論したり‼️ちょっと「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョンを思い出しますね‼️みんな大好きになるでしょう‼️フンス役のノ・サンヒョンも、繊細な中に男らしさを感じさせてステキですね‼️オープニングのビルの屋上で、ウェディング・ドレス姿のジェヒがフンスを待ってるシーン‼️音楽も印象深い‼️弁護士の恋人の暴力からジェヒが逃げ、フンスが弁護士と喧嘩、警察署の外のベンチでジェヒとフンスが二人で座り、雪が舞うシーンも名場面ですね‼️喧嘩もするけど、ジェヒとフンスの微笑ましい関係性が作品全体を包み込んでいて、ホントに素敵な作品です‼️ただやはりジェヒは別の男性と結婚、フンスは新たな恋人を捜しながら、ジェヒとフンスの友情は続いていくというラストは想定内でした‼️橋口亮輔監督の「ハッシュ」みたいな結末でもイイと思うんですが・・・‼️
【”自分の気持ちに素直に生きる。”自由奔放だが繊細な女性とゲイのモジモジ君との13年に亘る友情を描いた作品。若き名女優キム・ゴウンの喜怒哀楽演技に引き込まれ、二人の厚い友情が心に染みる作品でもある。】
■フランスに4年留学していたジェヒ(キム・ゴウン)とゲイである事を隠し、同級生と距離を置くフンス(ノ・サンビョン)。
どこか、クラスメートから浮いた二人だが、フンスが男性とラブホテルに居た事を見たクラスメイトが噂話をしていると、ジェヒが”ライターを借りたマンマだった!”と笑顔でやって来て、フンスを教室から連れ出した事で、徐々に何でも言い合える仲になり、やがてルームシェアで、一緒に住むようになる。
◆感想<Caution!内容に触れています。印象的なシーンを記します。>
・惚れっぽく自由なジェヒが、人目を気にせずに大学内で煙草を吹かしている時に、クラスメイト達が、或ることない事を噂話しているシーン。そして、彼女がいつも座る机には、胸が小さい事を揶揄した落書きがあるのだが、彼女はササっとテスト用紙に記入し、一度は教室を出ようとするが、戻って来てやおら服をたくし上げ”Aカップだけど、文句ある!”と啖呵を切るシーン。その自分とは正反対の豪放磊落な姿を驚きの表情で見ているフンス。
ー そして、フンスがジェヒから言われた言葉”貴方らしさが、何で弱みなの?”この台詞が二人の性差を越えた友情を生んだ決め手だろうな。こんなことを言われたら、その人を信頼してしまうよね。ー
・だが、ジェヒは惚れっぽいが故に、ダメダメな男に良く恋をするのである。フンスは、ジェヒの”アタシだったら、何でもしても良いの!”と涙ながらに訴える姿に、自分と同じものを感じるのである。
ー ”自分の気持ちに素直に生きる。”が故に、傷つく彼女の姿に、自分を重ね合わせるのである。-
■二人の関係は、共存共栄に近いと思う。自覚せずにお互いを自然に助け合う姿。それは性差を越えた固い友情がベースにあるからである。
故に、フンスは直ぐにジェヒを親しい友人として受け入れ、恋に破れたジェヒを少し呆れながらも優しく励まし、ジェヒはフンスの性癖を知りつつ、フンスの母と彼の女友だちの様に接するのである。
あと、可笑しかったのは、フンスがジェヒの事を”便秘女”とか”口が臭い”とか平気で言っても彼女は笑っている所かな。ホント、相性が良いというか、親友だよね。
あとは、ジェヒが、フンスが好きな冷凍ブルーベリーを買って来るところとか、この映画は細部でも凝っているのである。
・ジェヒが望まぬ妊娠をした際や、最初は優しいが徐々に支配欲を表してくる弁護士野郎(最早、野郎呼ばわりだが良いのである。女性に手を上げる様な愚かしき男の呼称は”野郎”でも優しい位である。)のDVに対し、フンスが決然とジェヒを守ろうとする姿は沁みるし、ジェヒもそんな弁護士野郎から貰った婚約指輪を喫茶店で投げ返すシーンは爽快である。あんな、古臭い思想って韓国でもあるんだなと思いつつ・・。
・フンスの性癖を薄々感じていた母親が、木苺の酒(ってあるんかい!)を呑み過ぎて、浴槽で倒れていたシーンはビックリしたけれども、酔っ払った母の手に握られていた映画のチケットがルカ・グァダニーノ監督のティモシー・シャラメを一気にスターダムに押し上げた「君の名前で僕を呼んで」なんて所も上手いと思ったな。マア、お母さんが酔いつぶれちゃうのも分かるけどね。
・10年が過ぎて、フンスは兵役を終えてジェヒの励ましもあり、小説家を目指し、ジェヒは証券会社に入り、成人として生きる中でも、生き方を安易に買えない姿も良かったな。
特にジェヒが、愚かしきチーフ長が酒の席でセクハラまがいの事を言う姿や、指示をキチンとしていないのに部下の女性を注意する姿などを見て、チーフ長に”びしっ”と言うべきことを言う姿も良いんだよなあ。
こういう時のキム・ゴウンの目力は凄くって、フンスに満面の笑顔で抱き着くときの表情とは全く違うのも凄いんだよね。韓国女優さんって魅力的な人が多いけれども、若手で喜怒哀楽の演技をさせたら、彼女が一番じゃないかなと思ったよ。
そして、そんなジェヒの姿を見ていた男性が彼女に恋をして友人に興奮して”可愛くて…カッコいいんだ!”と電話をしている時に、ジェヒが後ろに立っているシーンも良いシーンだったな。でも、そりゃあ、惚れるよなあ。ジェヒ、圧倒的に魅力的だもんな。
<ジェヒの結婚式のシーンで(というか、冒頭のシーンにはミスリードされたなあ。)赤いスニーカーを履いたウエディングドレスのジェヒの前で、フンスが軽やかなステップで歌い踊るシーンも凄く素敵で、そこにジェヒが加わるシーンは多幸感が溢れており、二人の笑顔を観ていたら、涙が出そうになったよ。
今作は、自由奔放だが繊細な女性とゲイのモジモジ君との13年に亘る友情を描いた作品であり、若き名女優キム・ゴウンの喜怒哀楽演技に引き込まれ、二人の厚い友情が心に染みる作品でもあるのである。>
タイトルなし(ネタバレ)
よかった…何度かぐっときて涙がでた
「あなたらしさがどうして弱みになるの?」
「執着が愛じゃないなら、僕は誰も愛したことがない」
ってセリフが特によかった
フンスとジェヒの関係は、恋でなくても愛はあったよね
体の関係はなくても、会いたくて切望する恋しさがなくても
身を引き裂かれるような悲しさや心細さがあった時一番に会いたくなる、話したくなる人って充分愛だよ
どうしたって二人にとって恋は必要なんだな…ジェヒは結婚しちゃうんだ、ずっと二人で暮らしてくれればいいのに…って一度思ったけど、
ジェヒにパートナーが出来ても、変わらずお互いの理解者でありお互いの幸せを一番に想ってるっていうことが、二人の環境がどんなに変化しても関係は永遠に続くことを証明してるように感じて、逆によかったって最終的に思えた
相手の痛みを自分ごとのように思えること、相手のために本気で怒れる、よろこべること
ありのままの自分を受けとめてくれること
その関係がいかに尊くて難しいか
恋でも友情でも続くよう努力しなきゃ繋がっていかない
いろんなことや人に思いを馳せてしまうとてもいい映画だったな…
人と違うことは弱みではなく強み
ゲイのスンホと周りと違うことで悪目立ちをするジェヒとの十数年に渡る友情を描いた物語。
写生の課題で一人だけ違う視点で描いたことを教師に褒められたことにより、苛烈なイジメを受けてフランスの高校へ避難せざるをえなかったジェヒ。
惚れっぽいことから誤解を受けて、非難中傷を受けたり、モラハラ気味の婚約者に執着されたり、散々な目に遭う。
一人帰ろうとするジェヒを「夜道の一人歩きは危険」と送ろうとする同僚にたいして、「男性が先に帰れば夜道は危険でなくなる」と返したところは同性でも惚れるほどあっぱれ。
人と違うことは弱みではなく強みと教えてくれた、
明るく笑いそして泣ける。こんな映画をもっと観たい。
傷つきながらもありのままの自分であろうとする二人の生きずらさ。
そんな二人の友情を越えた特別な関係。
終盤の結婚式でそれまで堅物で真面目な印象だった男が踊り、やがて二人で踊るダンス・シーンがいい。
「観客を泣かせるために」誰かが死んだりはしない。
(お母さんが危なかった!?)
二人の関係に明るく笑いそして泣ける。
こんな映画をもっと観たい。
泣かせるために死んだり、難病だったり、突然彼女が消えたり、只々悲しくする安易な日本映画は是非見習ってほしい。
何がいいとかじゃなくて
ジェヒ(キム・ゴウン)の男気に惚れ惚れする。
なんて男運の悪い女なんだ。
もうフンス(ノ・サンヒョン)と一緒になればいいのにと
無理な話だけど思っちゃった。
フンスとオンマの関係性が最初は痛々しくて
息苦しそうなフンスが切なかったけど
カミングアウトできた後、ショックを受けたオンマが
ショックながらも息子を理解しようと
「君の名前で僕を呼んで」をひとり観に行くって泣けるし
なんて可愛いオンマやーっ!!
あれが木苺酒でよかったよ、ほんとに。
本当に血が繋がった姉と弟以上の絆のふたり
ずっと観ていたくなる
ふたりとも幸せになって欲しい
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