ラブ・イン・ザ・ビッグシティのレビュー・感想・評価
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YOU DONT KNOW ME!!スジじゃなかった〜
2人が同棲してmissAのpvを見てたから、主人公がスジにしか見えなかった〜。ラストの結婚式でBADGIRL〜をフリ付きで披露する所は歌詞とリンクして胸アツ。ゲイの恋人が待っていなくて、新しい相手が居るのは良かった。予告編のシーンまでどんどん進んで、ダルいシーンも大してなかった。イケメンがゲイに見えないのが少し残念だった。結構サクサク物語が進むのもよかったけど、劇場じゃなくても良かったかも。ラスト、新婚旅行に行く途中、電話で紹介したい刑事が居るの〜って言ってた相手は、暴行で取り調べて拍手した人???そこが謎だった。誰かわかった人教えて〜
友情とは
大学時代に出逢った2人の友情を綴った物語。
その2人が男女であり周りに流されない女性とゲイであることをひた隠しに生きる男性の友情を10数年に渡り描く。
2人の友情を甘く描くだけでなく、しっかり1人の人間としてそれぞれを成長させ互いの倫理観や価値観も含め関係性を描いてる点はとても共感を持てた。
特に2人の心がしっかり描けてる点は良かった。
2人の友情にまつわるあれこれを楽しんだ
ゲイの男性と破天荒すぎて周りと馴染めない女性の友情の物語と聞くと、ある程度観る人を選ぶよなと思っていた。ゲイのフンスは自己肯定感が低いし、ジェヒの行動は引いてしまう人も多いかもしれない。自分が持っている個性を弱みと思っているフンスにしたら、ジェヒの態度は相当に眩しいに違いない。恋愛とは違い、2人の友情の物語なので結構たわいもないことで距離が縮まることもわかる。
あまり直接的な態度で示していないのに、お互いを大切に思っていることが明らかになるシーンはとても微笑ましくて、そしてなかなかに感動的だ。ここまで破天荒なジェヒであっても女性であるがゆえの思考回路に陥る脚本に驚く。そして女性が抱える呪縛みたいなものを意識させられた。それでも彼らのような人を受け入れてくれる人たちや居場所は見つけられるはずと思えるラストもいい。
ジェヒとフンスの間に恋愛感情が生まれないと思っている(それでももしかして?と思わせるシーンはあったが)から、素直に2人の友情にまつわるいろいろな出来事を楽しませていただいた。
知らず知らずのうちに誰かを傷つけている可能性があることを示すシーンも考えさせられる。自分たちのような歳を重ねた世代は特に意識をしないといけないよなと改めて思う。
生き辛さを抱えた男女の友情
ゲイのフンスと自由奔放で周りに馴染めないジェス。ジェスは独特な感性が目立って中学でイジメを受けていた。情が深く正義感が強い女性。
フンスはゲイであることを隠して生活しているが、ある日大学のクラスメイトにバレてしまい、ざわついた時にジェスが間に入り場を収めたことから2人の関係が始まる。
偏見と差別、母に認められない悲しみ。パートナーに軽く扱われる。普通に恋愛がしたいだけ。
2人は同居をし、お互いを深く理解する親友となる。
露骨な差別に怒りを覚えるけれど、自分は完全にフラットでいられるだろうか。
「異質を排除して優越感を得るの
本当は劣等感なのに」
この言葉が印象にのこりました。
韓国独特の激しめでストレートな感情表現は個人的に好きです。(泣き喚いたり物を壊したり)
君の名前で僕を呼んで
「変わり者」の嗅覚
「変わり者」と言われ続け自分でも自覚があると、自分と似たような「変わり者」を嗅ぎ分ける嗅覚が発達します。自分がそう。
年を取って世間が広くなり、変わり者なりに自分に合った友達はできるものだと分かったが、私の場合は、若い頃は「変わり者」なことにとても引け目があり人の輪に入るのに遠慮があって、「まっとうな人たち」との距離感がわからず、ボッチになることも多かった。
分かり合える友達が欲しいと常々思っていたので、そういう能力が発達したんだと思う。
ジェヒがフンスを見つけたのも、多分変わり者特有の嗅覚のおかげ。
フンスには、生き方のスタイルがあって、葛藤の末に会得した処世術であることがにじみ出ており、そこがジェヒのお眼鏡にかなったんだと思う。
フンスの「変わり者のひけめ」はゲイであること。ジェヒはそれで、ほっとしたかも。
他害があるわけでなく、人間性が異常なわけでもない。秘密を抱えているせいで過敏に反応するところがあり、人付き合いは避けているが人を傷つけないように気を配っている。だが他人が自分に対して理不尽にふるまうのは許さない。理路整然と筋が通った考え方をするが冷たくはない。人の心の機微が分かる、実は「いいやつ」だし。
フンスの言動から、長い時間をかけ、葛藤を重ね、試行錯誤してそこに至ったのが透けて見える。
電話したのになんで来てくれなかった、とフンスに怒りをぶつけるジェヒに、フンスは「俺はお前に言われたらすぐ駆けつけないといけないのか」というのはものすごくまっとうなことで、それで大喧嘩になって一旦その場を去っても、両方とも瞬時に戻ってきて「昨日何があった?」「その傷はどうしたの」と同時に相手を思いやる。このふたりの人間性がとても好きだし、うらやましい。
「ありのままの君で良い」というのは、誰にでも適用するものではない。
ありのままじゃ良くないと思われる人ほど、自分はそのままで良いと思っていたりする。
でも、ジェヒやフンスのような、人間性に富み、人としてまっすぐな変わり者には言うべき言葉だろう。
ジェヒは、周囲に合わせて無理に自分を変えなかったからこそ、生涯の親友と夫ミンジュンに出会えた。そしてわが身を顧みずモラハラDV婚約者ジソクの本性を暴いてジェヒに目を覚まさせたのはフンス。警察署の場面では笑ってしまった。
フンスの場合は、世間一般の理解と風当りを考えたら、一部にのみありのままを見せるにとどまるが、それでも、秘密をさらけ出しても心地よい人間関係があるのは、ないのと大違いだろう。特に、お母さんに受け入れてもらえたのは大きいと思う。スホを逃したのは残念だけど、いつか良い人が見つかると思う。(しかし、スホって勇気あるな。)
フンスが勇気を奮って世間一般にカミングアウトするようなストーリーじゃなくて良かった。それをしたら映画が陳腐なものになったと思う。
この二人は最高のバディ、形は違うが、同じ木になっている実みたい。
「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」のふたりと同じ属性。
巡り合ったら、それだけで丸儲けだと思う。心が満ち足りて、豊かな人生になりますね。
キム・ゴウンの代表作になる
キム・ゴウンは「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」で初見以来、とても好きな女優だ。いわゆる美人ではないが物語が進むと、どんどん魅力的になり放って置かない存在になる。この映画でも生意気であらゆる行動が自由で大胆で酒もタバコもガンガンやる可愛くない女子だが、だんだん弱いところも出てきて放って置かない愛おしい人になっていく。そんなキム・ゴウン演じるジェヒとフンスの20歳の出会いから33歳までのこの物語は、エピソードが積み重ねる毎になんかじゅわじゅわっと心に沁みてきて前向きな気持ちになれる。フンスがゲイなので恋愛関係にはならない前提でルームメイトになったのだが、あの仲の良さとお互いを思いやる姿は夫婦とか家族とか恋人とかを超越したかけがえのない関係性と言える。多分、ジェヒが結婚しても続いていく(続いてほしい)と思います。ジェヒの夫はそれが理解できる心が大きな人間でないと務まらないですね。
今日の映画館の観客は私以外はいかにも韓ドラ好きです!って感じの女性の方が沢山観ていらっしゃいました。いい映画でした。ありがとうございます、。
そのままで🩷
いやぁ〜、無理して観に行って良かったぁ〜‼️
映画館に座っていると、
1hぐらいしたらスマホで時刻を確かめる自分がいる。
あと何分座ってたら終わるのかーって❗️
本作時間を確かめなかった一度も。
引き込まれたってこと。
ジェヒ、なんぼほど男運悪いの?って思ってしまった。
一つだけ言いたい。
公衆の面前で曝け出したらあかん❗️もったいないし。
喫煙🚬するし酒呑みだし、だけど、
他は気に入ったな。
男前な彼女❗️
服装なんだけど、
大学や遊びに着て行く服と家着との落差が凄いんだけど。
だから外側はバリアー張って突っ込まれないようにして、
家ではジェヒ、素のままなんだ。
素の時は地味に見えた。
そんな素の時に一緒にいてしんどくないのがフンス。
女友達or男友達、または、親友。
女友達でもぶつかることがあるから、
フンスは何ものにも代え難い人物だな。
そのフンス、ゲイであるのに公表しない。
ただ公表、カミングアウトする必要ってどうなのかなぁ。
と思ってしまった。
誰に?いつ?どんな時?なぜ?
お母さんに、やはり産んでくれたから。
恋人に、言わなくてもわかるか。
ジェヒのような大親友に、う〜む、言わなくてもと言うか
偶然に出くわしバレるのを嫌がるフンスを助けてくれた。わざわざ言う必要無く、察してくれる。
じゃ誰に? ?????
わざわざ言わなくてもいい世の中であればいい、と
本作は教えてくれているのかな。
ただ、終わり頃の交番での時は仕方ないか。
フンスのゲイです、という言葉に
酔っ払いも警官も👏👏👏👏👏していた。
私も👏した、した。
このフンス役俳優ノ•サンヒョンさん、
少し前wowowドラマ『カーテンコール』に出演されていて、北朝鮮で育ったという役柄で、見た目がなんか🇰🇷の人とは違う雰囲気を醸し出していて目をひいたので覚えていてその方が出るから興味津々で内容全く知らずに鑑賞。
本作冒頭ジェヒの結婚式に出席するフンスでしたが、
北朝鮮の雰囲気が微塵も無く🇰🇷都会人そのもの。
俳優さん化けるなぁ、と思いました、メイクさんかな。
本作中に少し前に観た
『君の名前で僕を呼んで』が出て来てフンスのお母さんも観に行ってて。あっ、このお母さん役チャン•ヘジンさん、最近よくドラマ映画に出てられますが、
この方が出ると緊張するところもホンワカな雰囲気となり
観ていて楽しくなります、本作も、ね。
邦画のもですが、同性愛、クィアを扱う作品となると、
性差を超えての人間同士の物語となり、
人としてどう生きるか、を考えさせてくれます。
二人でいれば最強
いいよ、イイねえ、素晴らしかった☺️
見てよかった
韓国語がわかったらなあ
字幕で見ました。
話の内容も面白いし、話がどんどん進んでいって退屈はしないんだけど、ノートの文字やら机のらくがきやらがハングルなので理解ができなくて残念でした。
あれがわかったらきっともっと面白かったのでしょう。
登場人物がスマホを普通に使っていることから現代の話だと思うけど、喫煙率があまりに高く、学生がクラブで夜な夜な踊り狂っていたりして、これってバブルの時期のこと?と思ってしまったり、登場人物がみんなあまりにも感情的で、人目を気にせず公共の場で怒鳴ったりよ、ありえない振る舞いをするのでリアリティーがなくて、映画の中に入り込めず冷めた目で見ていました。
私の宝物
素晴らしかった
冒頭でウェディングドレスのヒロインが煙草でいきっていていて、いい女気取りの勘違いしたやつかとちょっと興ざめする。しかし、過去からストーリーが始まると彼女のエネルギッシュでかっこいい感じにどんどん好きになる。
それに対して主人公は自分本位のしょぼい男でなんだかなーと思う。ゲイなのはいいけど、相手に結局性的に消費したいだけの男で最後まで変わらない。「執着でしか愛を知らない」みたいな文言を小説に採用していたのだけど、それは自分本位の感情で愛ではないぞと強く伝えたい。愛は与えるものだ。
しかし、一方でその感情をヒロインとの友情で抱くことができている。振り返って思うのは、あそこでヒロインが中絶しないで、子どもを産んで二人で育てていれば完ぺきだったのではないだろうか。性的なものはお互い別件でいくらでも外で励めばいい。それ以外は本当に互いを思いやることができているパートナーなので、二人で子どもを育てたら素晴らしい人生を歩めていたはずだ。
人権意識の皆無な弁護士って最悪だ。本心なのか興奮して心にもないことを言ったのかもしれないけど、別の仕事について欲しい。
主人公は恋愛相手を守る気もさらさらないようなショボい男だし、ヒロインもちょっと距離感がおかしいところがあるし、お互いいびつな人間同士で生々しく描かれている。結婚式で主人公が踊りだしたのはびっくりした。曲がよかったし楽しい踊りだったけど、そんなキャラだっただろうか。
最高に良い映画
息子がゲイじゃないと知った(勘違いした)瞬間、サラッと「病気が治ると信じてた」と言ってしまえるような母親が、フンスがゲイだとカミングアウトした日の夜に映画館に出かけ、帰ってきたときにカバンに"君の名前で僕を呼んで"の半券が入ってたシーンやばすぎた。このシーン観た瞬間にこの映画は最高だと思った。
ジェヒとフンスの友情もあちい。学園祭のときの口論した後にすぐお互いを心配するとことかすごく良かった。
歌とダンスで締めるのだけちょっと冷めた。
キム、ゴウンとノ、サンヒョンの二人の演技の兼ね合いが最高‼️
今の世の中にあり得る恋愛(多様)、友情(親友、男女限らず)の心情を、この二人じゃなきゃ有り得ない程、絶妙な兼ね合いで描いています。
ストーリーも、コメディを含みながら、テンポ良く進み、もしも自分が主人公なら。。。「そうだよなぁ。。。」とか納得して頷けたり出来ます。
韓国の人達は、日本人と比べると荒い?⁇気質は描かれているけど、この映画は、人情深さ、心と心の繋がりが大切なんだ!!って言うことをメッセージで残してくれてます。
楽しく、目頭が熱くなりました🥹
是非、映画館で観るのをおすすめします👑
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