「創作劇でしか成立しない、よく出来たお伽話。」ラブ・イン・ザ・ビッグシティ 病人28号さんの映画レビュー(感想・評価)
創作劇でしか成立しない、よく出来たお伽話。
ガチのゲイ男子大学生と、ヤリマンの女子大生がひょんな事でルームシェアをするというケータイ小説( 死語、既に1年祭を迎えました) のように、ゲイとヤリマンとの共同生活が、まー、楽しいったら、ありゃしない。
今回のゲイ男性はタチひろしのようだが、ヤリマン女に対してはネコひろしで、大きなイ✖️モツは反応しません。安心してください!ちゃんと、友情は成立していますよ?
映画の時代設定は、iPhoneが、4Sみたいだったから、今から20年くらい前の設定だろうか。当時はまだまだ、ホモ、レズ、オカマと侮蔑されていた時代の筈なので、
ゲイ大学生が、自分がゲイであるとはカミングアウト出来ないでいて、路上でフランス語教師と、唇ネットワークしていたとこに在籍している、ホモ警察に文春砲を喰らいゲイのレッテルを貼られて大学に居場所がなくなる。
ゲイ大学生は、高校時代の真ん中に、友人とキスしていたのを母親に見られて、そのショックで母親は息子のゲイを治す為に、神に祈るようになる。
ヤリマン女は、自身がネットに裸画像をご開帳している疑惑を晴らす為に、教室で自分のオパーイをストリップショー!これで、ヤリマン女の悪名が海原千里万里を渡る。
この共同生活がチョー楽しそうなんだよね?ゲイバーに入り浸るOL女子の気持ちがよく分かります。
しかし、男女の間には友情は成立するか、しないかの朝生のお題にもよくあるように、双方に恋人が出来ると、
お前、女と男のどっちが好きなの?どっちが、ピンチに陥った時に、何で助けに来ないの?お互いが困った時には来てくれる約束をしたでしょ?
ユー・ガット・フレンドは、キャロル・キングの鉄板曲でしょ?
と、無茶振りをするわけだ。
やっぱ、同居は無理じゃね?
という、結論になり、お互いを見つめ直す為に、ゲイ大学生は軍に入隊。 ヤリマン女は海外留学をしゅる。
ラストは見てのお楽しみだが、ちゅ、多様性って大事だよなー?とひしひしと感じる映画でした。
笑えて、泣ける、文句のつけようが無い傑作です。チョーお勧めだYO!
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