劇場公開日 2025年4月11日

「国家テロらしい」ボサノヴァ 撃たれたピアニスト りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0国家テロらしい

2025年4月14日
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鑑賞方法:映画館

知的

1950年代末、ブラジルのボサノバが注目され世界中のアーティストが取り込み大人気となった。2009年、アメリカの音楽ジャーナリスト・ジェフ・ハリスは本の出版会見を開いていた。元々、ボサノバの歴史について調べるためニューヨークからリオデジャネイロへやって来たジェフは、サンバジャズで名を馳せた天才ピアニスト、テノーリオ・ジュニオルのピアノの音色に魅せられた。彼に興味を持ち、その足跡をたどると、ブエノスアイレスでのツアー中に謎の失踪をしていて・・・という事実に基づく話。

原色の某有名イラストレーターの様な絵で、字幕も含め非常に見にくい。
作家の執筆発表、そして取材中に会った人達との話なんだが、有名な人なのかも知らず、それがアニメなので本人の顔を見れる訳でもなく、余計に興味を持てなかった。
1950年代から70年代まで、中南米でクーデターによる軍事政権が多くの国で発生していた。そして、テノーリオが失踪した1976年に、偶然にもアルゼンチンでクーデターが起きた。そんな南米の国の歴史を知る、という点では勉強になった。
失踪した時に一緒にいた愛人、妻などにもインタビューしてたが、当時は愛人が居るのも当たり前だったのだろうか?
元西武ライオンズのオーナーも愛人の子どもだったらしいから、昔の日本も妾とか2号さんとか、おおらかだったのだろうけど。
東Oや渡Oは不倫で相当叩かれたし、現在だったら大変だったろうな、とは思った。

りあの
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