劇場公開日 2025年8月1日

「被爆地は1つじゃない」長崎 閃光の影で あっぽぴーずさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 被爆地は1つじゃない

2025年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

原爆被害はえてして、一発目で被害の大きい広島に目がいきがちだが、長崎も凄惨な原爆投下をされた場所であることを忘れてはいけない
不勉強な私も長崎の原爆被害について触れることは多くなかったこともあり、小6の娘と鑑賞
本作は、原爆の凄惨さにくわえて、若い女性の看護を中心にそれぞれの思惑と悲劇が織りなされる
かつての原爆映画と違って、過激な描写は控えめになっているが、その悲劇性はなんら変わるものではない
何度観てもいくつになってみても、核への憎悪、もちろん根源たる戦争への憎悪を再確認する
あらゆる戦争を否定しよう
正義の戦争などない
後世に絶対に語り継がなくてはならない、歴史であり悲劇だ

あっぽぴーず