劇場公開日 2025年4月11日

「SJW(social justice warrior)」ベテラン 凶悪犯罪捜査班 寝落ち中尉さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5SJW(social justice warrior)

2025年4月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

刑事アクションエンタメものとして、なかなか良く出来ているとおもいます。前作を観ていなくてもわりと楽しめました。

コメディ的なノリも、全編ではありませんがそこそこ入れ込んであります。

生理的に避けられガチな表現もわりとありますね。グロとかぐちゃぬるみたいなのとか。そういう表現が苦手な人は鑑賞注意かも。ラスト際のラーメン鍋の描写も割合と韓国的なのかな。ああいうのは日本では避けられがちだよね(汚い・不衛生・雑、みたいな感じで)あの表現に親しみさを感じるかどうかかなー?私は感じませんでしたざんねん。個人的には韓国映画特有の挑発や暴言や喰ってかかる態度や言動の全般が苦手ではありますけど、なるべくそれはそれこれはこれとして観るようには努めています。

行き過ぎた正義は暴力だったり正義の皮を被った悪になりやすいよね〜、というわりとよくあるテーマではありますが、今時なテックandフィジカル犯をなかなか魅力的に描けているかと。

犯人の背景情報がほとんど無いのは少し不満かな
つづきは◯◯で?

大雨の中の乱闘アクションがよかったな~。
序盤の南山観光地?でのアトラクション的追走劇もよかったです。その割にはアレ結局どこから沸いた人物なの?ってのはありますけど。
売れ線狙いの作品にありがちな中途半端な恋愛要素が皆無だったのも良いですね。割り切り、大事。

正論としては、
私刑を放置許容していると法治国家の体裁が保てなくなっちゃいますし、
法治国家なら司法手続きを踏まえましょうねってことにはなりますが、ヒトのサガとしては(自分とは無関係だし被害は被ってないけど)八つ当たりしたい!いい人ぶりたい!正義の御旗の元で暴力を奮いたい!というのは常に付き纏うのかもね。

発言の自由、信教の自由、結構な事です。
今の時代、音も映像もなんでも記録し放題ですし、恣意的に加工し放題。そして次はAIの台頭で捏造し放題にもなってきます。(今作ではAI要素は無いですよ)

他人の粗をほじくり返し何度もいつまでも執拗に責め立てるのって、生産性のあるなしというよりかは純粋に自身の生きる力を削がれていく感じって無くないですか?もしそれで力が湧いてくるのでしたら悪魔に魂を売ってるのとそんなに変わらないかなーって思います。薬物依存と同じですよね。自身の大事な何かと引き換えにした力だと思われます。 ご自愛ください。直接的な被害があったならその補填なりは必要かもですけど。

人を煽動するのが目的化しているようなインフルエンサーやマスメディアにはご注意ってことで。
そういうのは日常的にどこの国でも起きてますよね、無論日本でも。

寝落ち中尉
トミーさんのコメント
2025年4月18日

共感&コメントありがとうございます。
続編はイケメン処刑人軍団結成!なんですかね。
ウケれば、正義の為・・言い散らかすのはまだしもナイフ迄持ち出してくる前半の描写は、もう狂ってる・・感でした。

トミー
寝落ち中尉さんのコメント
2025年4月18日

トミーさんコメントありがとうございます

確かに韓国の(そして中国も)デモの報道は日本にもよく届く印象ありますね
対して、日本は比較的デモに関してはおとなしい印象を私はもっていますし、厭世的に忌避する態度をとられがちな傾向があるような気がします

国や大きな範囲の地域でそしてネット空間内でも同様に地域差のようなものがあり、反応の傾向の違いというのはありそうな気がします
マクロな見方もできますし、一方ではミクロな個人の内心の問題としての側面もありますね

寝落ち中尉
トミーさんのコメント
2025年4月18日

偏見と言われれば素直に反省しますが・・韓国の人ってデモ慣れしているから逆に扇動され易い印象です。

トミー