安楽死のススメのレビュー・感想・評価
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安楽死するにも体力は必要
音楽が良いのと沖縄のロケーションが綺麗なので★3つ
他はそんな褒める点もないが。
まず体育館のシーン、やたら画面が暗くて役者の顔が見えない。わざとやってるのかと思ったけどその後も夜や野外のシーンなどほとんど顔が暗くて見えない。暗い画が続くと絵的に面白くもなんともないし、会話だけで魅入ることが出来るほどの面白いシーンでもない。せっかくの役者の表情が見えないし、原因は撮影技術がダメなのか、監督の編集と演出がダメなのか…どっちにしろ最終的には監督がダメ。
上映中は少なくとも2人のおっさんが豪快ないびきをかいていた(寝るなとは言わないが他の客に迷惑だからいびき描くなよ…)
シュールコメディにしては笑いどころが少ないし、後半のよくわからないけど感動させる咆哮に持って行く感じはうざい。
安楽死を真っ向から否定したり死にたがる人間に説教する内容じゃない点はよかったが。あと氷川の由来のシーン。
最終日に(安楽死の)薬を飲めるようにちゃんと体力を残しておくように、安楽死にも体力が必要というツアースタッフの女性のコメントには笑った。確かに自殺なんて失敗したら自分で再度自殺することも出来ないくらい寝たきりで動けないの状態になる可能性もあるわけで。
作品以前に、監督はトークショーで役者をこき下ろすのやめなよ。本人は愛あるいじりのつもりかもしれないけど「演技は及第点」「次回オーディションに来ても落とす」とか言われてるの見てて面白くもないし、たったいま金払って見た映画の役者が及第点なら金返せ、って気分になる…(主演俳優の演技はそんなこき下ろすほどひどくもないし、アホでウザいけど悪い奴じゃない感がちゃんと出てて個人的には良かったよ、むしろ監督の演技のほうが
下手)。 パンフの無駄な語りもウザい。監督納材しゃべりより役者や他スタッフのコメントか沖縄の綺麗な写真でも載せてくれ。そんなこんなで★3だけど監督は★0です。
ところで主人公と氷川、あのあとどうなったのかね。いや友情深めるとかそれ以前に交通費…。
1/3過ぎても頑張って観たけど…。
業務スーパーをクビになった27歳の男が死にたいと呟き、2泊3日沖縄安楽死片道ツアーに参加することになる話。
簡単にクビになるぐらいだからおそらくバイト?先から出てきたところで、死にたいとか呟いたら、近くにいた男に煽られノリノリになって、自分で選んだ道を初めて歩き始めるストーリー…なんだけれど、早速同居人らしき友人だより?
話しの内容的には確かにコメディだけれど、これと気の利いたことをするでも言うでもなく、これっぽっちも面白くないし、ただのダメ男にしてもめんどくさいし可愛げもないしなんすかこれ?
そもそも27歳にして68,800円すら用意出来ないヤツが、これまでより楽しい人生がどうのこうのいう程、今まで楽しいことあったんですかね。
自由時間すら自分でやること決められず、氷川君の後を追って、そしていよいよ…良くわからないけど、あーそうですかという感じ。
ピーちゃんがピークで後はひたすら冗長だった。
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