安楽死のススメ

劇場公開日:

安楽死のススメ

解説・あらすじ

安楽死というシリアスな題材をコメディとして描いた異色作。

日本人男性の平均寿命が81.4歳であることから、27歳の正は自分の人生の3分の1がすでに終わったことに気づく。残り3分の2の人生がこれまでより楽しい確率は極めて低いと考えた彼は、死ぬことを決意する。健全に死を選ぶべく、友人や相談窓口、自殺防止支援団体などさまざまな場所へ出向く正だったが、どこでも死を思いとどまるよう諭されるばかり。そんな中、集めたチラシの中に「沖縄2泊3日安楽死ツアー」という文字を見つけた彼は、友人に片道だけの旅費を借りて沖縄へ旅立つ。そこで出会った安楽死推進団体の代表・雨野川や、もう1人のツアー参加者・氷川とともに過ごすなかで、正は「死とは何か」に向きあっていく。そしてツアー最終日、正はついに安楽死の飲み薬を前にする。

「東京ランドマーク」などの石原滉也が映画初主演を果たし、生きる意味に悩む主人公を怪演。永六輔の孫である映像作家・俳優の岡﨑育之介の長編映画初監督作。

2025年製作/111分/日本
配給:役式
劇場公開日:2025年3月1日

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映画レビュー

3.0安楽死するにも体力は必要

2025年3月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

音楽が良いのと沖縄のロケーションが綺麗なので★3つ
他はそんな褒める点もないが。

まず体育館のシーン、やたら画面が暗くて役者の顔が見えない。わざとやってるのかと思ったけどその後も夜や野外のシーンなどほとんど顔が暗くて見えない。暗い画が続くと絵的に面白くもなんともないし、会話だけで魅入ることが出来るほどの面白いシーンでもない。せっかくの役者の表情が見えないし、原因は撮影技術がダメなのか、監督の編集と演出がダメなのか…どっちにしろ最終的には監督がダメ。
上映中は少なくとも2人のおっさんが豪快ないびきをかいていた(寝るなとは言わないが他の客に迷惑だからいびき描くなよ…)

シュールコメディにしては笑いどころが少ないし、後半のよくわからないけど感動させる咆哮に持って行く感じはうざい。
安楽死を真っ向から否定したり死にたがる人間に説教する内容じゃない点はよかったが。あと氷川の由来のシーン。

最終日に(安楽死の)薬を飲めるようにちゃんと体力を残しておくように、安楽死にも体力が必要というツアースタッフの女性のコメントには笑った。確かに自殺なんて失敗したら自分で再度自殺することも出来ないくらい寝たきりで動けないの状態になる可能性もあるわけで。

作品以前に、監督はトークショーで役者をこき下ろすのやめなよ。本人は愛あるいじりのつもりかもしれないけど「演技は及第点」「次回オーディションに来ても落とす」とか言われてるの見てて面白くもないし、たったいま金払って見た映画の役者が及第点なら金返せ、って気分になる…(主演俳優の演技はそんなこき下ろすほどひどくもないし、アホでウザいけど悪い奴じゃない感がちゃんと出てて個人的には良かったよ、むしろ監督の演技のほうが
下手)。 パンフの無駄な語りもウザい。監督納材しゃべりより役者や他スタッフのコメントか沖縄の綺麗な写真でも載せてくれ。そんなこんなで★3だけど監督は★0です。

ところで主人公と氷川、あのあとどうなったのかね。いや友情深めるとかそれ以前に交通費…。

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Jax

0.51/3過ぎても頑張って観たけど…。

2025年3月2日
Androidアプリから投稿

寝られる

業務スーパーをクビになった27歳の男が死にたいと呟き、2泊3日沖縄安楽死片道ツアーに参加することになる話。

簡単にクビになるぐらいだからおそらくバイト?先から出てきたところで、死にたいとか呟いたら、近くにいた男に煽られノリノリになって、自分で選んだ道を初めて歩き始めるストーリー…なんだけれど、早速同居人らしき友人だより?

話しの内容的には確かにコメディだけれど、これと気の利いたことをするでも言うでもなく、これっぽっちも面白くないし、ただのダメ男にしてもめんどくさいし可愛げもないしなんすかこれ?

そもそも27歳にして68,800円すら用意出来ないヤツが、これまでより楽しい人生がどうのこうのいう程、今まで楽しいことあったんですかね。

自由時間すら自分でやること決められず、氷川君の後を追って、そしていよいよ…良くわからないけど、あーそうですかという感じ。

ピーちゃんがピークで後はひたすら冗長だった。

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Bacchus