橋と眠る

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橋と眠る

解説

老朽化のため撤去される跨線橋を題材に、年老いた橋が静かに見守る悩める人々の姿を描いたヒューマンドラマ。

跨線橋のある町。間もなく取り壊される橋は、町の人々の人生を見守っている。町に暮らす45歳独身の今橋渡は、ちょっとした意地の張り合いで家族が崩壊寸前なことに悩んでいた。父と母は別居し、母はアルコール依存症になり、妹の美由だけが家族を元通りにしようと奔走している。また、渡の恋人である理恵は漫画家としてデビューしたものの、プレッシャーに耐えられずに薬物に手を出してしまい、幻覚に苛まれている。自分の在り方を探して不器用に生きる渡と、彼の家族、恋人。橋の取り壊しが近づくなか、それぞれの人生がそこで交錯する。

東京都三鷹市のJR中央線三鷹駅・武蔵境駅間の線路上に架かっていた跨線橋で、かつて近くに住んでいた太宰治にとってもゆかりの場所として知られた「三鷹跨線人道橋」が、老朽化のために取り壊されることになったことを受けて製作された。三鷹市在住の俳優・神山てんがいが監督・脚本・主演を務め、市内在住の俳優たちなどでつくる制作チームで撤去工事前の跨線橋の姿を映画に収めた。

2024年製作/70分/日本
劇場公開日:2025年1月24日

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(C)Gaku Kamibayashi

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