「オールヴェネツィアロケは伊達じゃない」岸辺露伴は動かない 懺悔室 克晴さんの映画レビュー(感想・評価)
オールヴェネツィアロケは伊達じゃない
とにかく画の美しさ、サマになる感が半端ないです。
音楽も高級感あるものがメインで、よくマッチしていました。
露伴先生のちょっとキザな雰囲気に、ヴェネツィアがこれ以上なく似合います。
ストーリー面ではやや難多し。
2本のドラマを繋げて観たような、全体通しての起承転結の弱さが気になります。
大オチが容易に読めるのもちょっと微妙。あんなもったいつけなくても…
演出的にも、原作再現のためとはいえ、やり過ぎてて滑稽に見えるところが何箇所か…
とはいえ、全体的には楽しめる一本でした。
観るならヴェネツィアの美しさを堪能するために、ぜひ劇場で。
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