8番出口のレビュー・感想・評価
全343件中、81~100件目を表示
全体的に勿体無い
良かった点
演者の迫真の演技が光っていた。二宮氏をはじめリアリティがあり、題材そのものも斬新。マイルドホラーとしても程よい緊張感があり、地下道=産道や、身近な異変=ゲーム内の異変といった比喩も面白かった。
悪かった点
・主人公は異変を繰り返し体験する構成ながら、行動に矛盾が多い。引き返せないのにやたら自信満々で進んだり、明らかに異変が起きているのに反応まで妙なタイムラグがある。序盤の喘息設定も活かされず、むしろ「持病なら仕方ないか」と視聴者が思ってしまうノイズになっていた。
・おじさんパートは「失敗例」「主人公との対比」「男の子導入」という機能は理解できるが、長すぎる。特に女子高生を出すくだりは無意味で、サブキャラであるおじさんにさらにサブキャラをつける二重構造は蛇足。本編との繋がりもなく、社会風刺を挟みたいだけに見える。おじさん自身も浅はかで共感できなかった。
・男の子が喋らない演出は「主人公の成長に合わせて心を開く」という意図かもしれないが、視聴体験としては不自然。自分の解釈不足もあるのかもしれないが、だとしたら誘導や説明が足りず、それはそれで問題。
・クライマックスでは、呼吸器が弱いという設定が濁流の場面で活かされると思いきや何もなく、主人公が流されて「実は生きていた」展開も説得力に欠けた。
総評
テーマ性や比喩、演技は優れていて深みがあるのに、細部の詰めの甘さで没入感が削がれる。「惜しい作品」と感じた。
考察漏れがあったらごめんなさい。
反論も歓迎です。
いい緊張感
原作がゲームらしいけれど、二宮さんに魅かれて全く知らないで見たら、意外と面白かった。こんなに登場人物も少なくて、舞台もほぼ地下鉄の通路で、まぁなんとなく考えさせられる話。上手い事作ったなあ。最初から最後まで次に何が起こるんだろうと引き込まれて退屈はしなかった。ちょっと狭い空間に閉じ込められて息が詰まったような感じもしたけれど。ホラーは苦手だけどこの程度ならいけるかな、流血は少なめだったし。
雑な感じが・・・
状況を受け入れて理解するのが早すぎる主人公、主人公のメンタルが早々に限界にくる、ママはママと呼ぶのにパパが分からない少年、明らかに異変起きるの分かってて異変を堪能する主人公あたりに違和感を感じてあまり観てられませんでした。まぁ異変が見せ場なのはしゃぁないですが。謎のオジサンのバック描くより主人公が徐々に状況を理解する様子や恋人とのこれまでを観せる描写があった方が主人公に同機出来たような気がします。あれだけの事で主人公が何か答えを得たように締め括られても「はぁ?」ってなってしまいます。複雑な描写から、シュタインズゲートのように実は主人公は我々が観たよりも遥かにたくさんのループを経てあの最後に至っていると考えると粗が気にならなくなりますが、そうだとしても観客の考察に投げ過ぎでしょう。近畿地方のある地域についての方がとっ散らかっていても話がまとまっていました。ワンカットの長回しもループ感の演出には良かったですが、これだけ骨の無い話だとただの凄いでしょアピールの様に感じてしまいました。フォントの小出しで特徴的に登場人物の説明出すのもタダの匂わせで無くて良かったと思いました。
予約したチケットのメールが届かなかったり、行きのバスを降りる時交通系ICがうまく反応しなかったりという異変があったので、その時引き返すべきでした。
初回観賞時と2回目ではかなり違った印象を受けました
初回の鑑賞時には、いろいろ見落としてしまったようで、あまりおもしろいとは思えませんでした。
(元書いていたレビューも、かなり否定的な内容にしてしまっていました)
レビューにコメントいただいたのをきっかけにもう一度鑑賞し直しました。2回目の観賞後でも、突っ込みたくなる要素はゼロにはなりませんでしたが、かなり印象が変わりました。
「迷う男」さんの結末は、良い方向に進みそうに描かれていて良かったです。ノベライズ小説には、映画でよりももっとはっきり、文章でも書かれていたので、間違いないようです。
話題にはなっている作品と思いますので、私も見たよと友人・知人への話のネタにさえなれば、というくらいの気持ちで気軽に見に行くと良いかもしれません。期待以上であれば儲けものですし、好みでなかったとしてもショックは少なく済むと思います。
それなりに面白かった
あのゲームがどんな映画になるんだろうと、期待を胸に鑑賞。
基本はゲームと同じルールなので理解は早かった。
ゲームでもお馴染みの不気味な感覚はそのまま、叔父さんがいい味出してました。
ゲームにはなかった子供との関連性など、感慨深いシーンもありそれなりに楽しめました。
ただし!!
格子模様の白タイツおじさんは是非とも採用して欲しかった、、、
ずっといつ登場するか待ち続けて終わっちゃいました、、、
でも、あーあれね!という感覚を持ちながら映画を見ることが普段ないので、新鮮な感覚でした。
ゲームをやってるとより楽しめる
ゲームはやってましたが、正直あの内容で映画化するのってどうなの?と思いましたが予想に反して良い内容だと思いました。
特にあの歩くオッサンのスピンオフみたいなのが凄い気に入りました😊
欲を言えば異変のイベントをもう少し増やしてほしかったですね。
ヒカキンはあの一瞬だけだったのでしょうか🤭🤭🤭
髪型で気付きましたけど😳
この映画にオチなどない
原作はプレイ済み。
原作が原作なので仕方ないところもあるが、映像がまったく代わり映えしないのでとても退屈。主人公と彼女の話がつまらないのでとても退屈。近くに座っていたガキンチョが携帯を触り始めるほど退屈。携帯触んな。
歩くおじさんはまだしも、子どもは主人公を何となく成長させたっぽくみせるためだけのギミックでしかないのでいらなかったかな。
8番出口が何なのか?なぜ主人公は8番出口に迷い込んだのか?そういう謎はいっさい明かされない。確かに原作もそうだけど映画としてはどうなのかなぁ。
映画もゲームもある意味でまったく同じなので、原作ゲームをやったほうが有意義な時間を過ごせると思います。
あれはもう人間じゃない
ゲームの雰囲気をほぼそのまま再現しつつ、映画としての物語に昇華したのは凄い。
世にも奇妙な物語やサイレントヒルのようなサイコホラーみを感じた。
順番に異変を追いかけるだけでなく途中で「おじさん」にスポットが当たったりなど、ゲーム進行を知っていればえっ!?となる展開。カメラワークも上手く進めたのかリセットされたのか解らないようなタメが合ったりと全体的に映画としてレベルが高かったです。
そういえば元カノからの電話の声が明瞭すぎてちょっと違和感だったかな。
途中の元カノからの電話は異変だったのか、それともほかにまだ見落としがあったのか。
考察すると結構深い気がする。
電車男?
素直に映画内で語られず主人公がこれから対処しないといけない事項は2つあり
1つ目は電車男に対する対処、2つ目は分かれた彼女の妊娠の対処
2つ目は、彼女の事を1番に考えてあげて結婚という形をとるのかあるいは他になるのか彼女と話し合って結論を出すしかないです。
1つ目の電車男の対処をどうするか?を考えてしまいました。
当然、電車男とケンカすることなんか母子は望んでいないだろうし
電車男を静かにさせる良い方法が思い浮かびません。
そればかり考えてしまいました。
ヒカキンが出てきたところは気付きませんでした。
ゲームみりしらで鑑賞、伝え方が巧み
元がゲームだというくらいで、全く情報なく、娘に誘われて見ました。
一番印象に残っているのは、メッセージの伝え方が巧みだなということ。
限りなく、曖昧に抽象化することで、受け手に読みを委ねてくれている気がしました、
子どもも、彼の子なのか確定的に描かれるわけでもなく、彼自身の幼少期なのかと思わせる描写もあります。
重ねられた海のシーンでの
「どの道が正解なんてわからない」
というニュアンスの彼女のセリフも、ビジネス書なら
「だから選んだ道を自分で正解にする」
というように結論をつけたいところですが、そうはしない。
最後も、1度知らないふりをしてしまった場面で前回とは違う動きをしたところで終わり、果たして後悔していたことをリベンジするのか、そのあたりも受け手にひらかれています。
ともすれば、押し付けがましくなりそうなメッセージを、うまく抽象化して、相手に任せているなと思いました。
ホラー寄りな描写やタイミング、音楽、そしてニノのお芝居はさすが。
あっさりたっぷり
登場人物の少なさが凄い(笑)二宮和也の演技は上手い。『アナログ』でよく見てからは見直した(笑)繰り返し繰り返し繰り返しのシーンが面白い。狭い空間での演出が上手い。最後の気味の悪い動物は要らないと思った。小4の孫を連れて行った。小学生も多く鑑賞していた。幅広い年代で楽しめる作品だと思う。
エンタメ好きな人には合わないかな
なので自分も好きかと言われればどうかなって感じ
そもそもこれは考察させることを前提にした映画だと思います
なので、お粗末ながら自分なりの考えを
超長い上に文才ないので読みにくいですが
まず8番出口とはなんなのか?なぜ同じ場所が繰り返されるのか?
これは主人公というか現代人の人生そのものなのかなと
同じ風景、同じ繰り返し、前に進んでるのか戻ってるのかもわからない
隣を歩く人にも無関心
本当は異変は起きてるけど、気付かないくらい小さな変化
実際に人生なんて明日明後日に大きな変化とかないですよね?
小さなことをコツコツと続ける
そうやって少しずつ進むしかない
なのに皆それを面倒くさがっておろそかにする
そして気付かない内に振り出しに戻る
なんというか迷い込んだ人間の精神状態が異界に反映してるんではないかなと
おそらく主人公は喘息持ちでしょっちゅう発作が起きてしまうんだと思います
そして、定職にもつけないでいる
たぶん観てた人は何度も喘息のシーン見て
イライラしてた人もいると思います
なぜなら映画の流れが切れるので先に進まないから、
これは主人公の職場の人達の気持ちを表してるんだと思います
もしくはきっとそう思われているに違いないと主人公自身が思い込んでるのかも
そんな自分への劣等感が主人公のベースにあるのが迷い込んだきっかけかなと
最初に電車でリーマンに絡まれてるお母さんを見て見ぬフリして、自己嫌悪してるところに元カノからの妊娠の電話
どうしよう?産むべきか?降ろすべきか?
そもそも自分に父親なんかつとまるのか?
定職にもついてない、身体も弱い、困ってる人を見捨てるような自分に···
もともと弱い自分に劣等感を感じてるところにさらに責任というプレッシャーがかかり、不安定になった精神が異界とリンクして迷い込んだんだと思います
もしくは、もうどこにも着きたくないという主人公の願望が異界という形で現れたのかも
異変のあちこちに赤ちゃんを思わせるものがあるのもそのためだと
ロッカーからバンと叩かれたのはお腹を蹴ること
隣に毛布があるのは、産まれた赤ちゃんを包むため、証明写真が近くにあるのはエコー写真
途中、人の身体の一部がくっついたネズミが大量に出てきて、暗闇の中バラバラに逃げてるのは堕胎を暗示してるんではないかな
赤ちゃんは産まれるまで暗闇の中にいますし、換気口が突き破られたのは体外からの干渉を表してるのではないかと
主人公は言葉にこそしてませんが、堕胎することも考えていたんだと思います
そして途中に出会う男の子が主人公の子供なのはみんなわかってると思いますが、何故異界に迷い込んだのか
おそらくあの男の子は主人公がいない、異界から戻れなかった、もしくは主人公が妊娠から逃げた世界線の息子なんでしょう
自分に父親がいないのは何故だろう?何故会いに来てくれないのだろう?自分のことが嫌いだからだろうか?ではお母さんは?
父親がいない漠然とした寂しさと母親への愛情と、もしかしたら自分がいないほうが母親は幸せなんじゃないか?
そんな気持ちが異界を呼び寄せたんではないでしょうか?
あとはおじさんですが
このおじさんは主人公がこうなってたかもしれないという、ひとつの例というか結末を体現してますね
同じ異界に迷い込んだ2人ですが、性格というかタイプが違います
特に表れたのが子供への接し方です
おじさんは一見人当たりの良さそうな態度で接してましたが、決して子供の目線には立たず異変を見逃したり
なかなか心を開かない男の子に時折、当たりが強かったです
おそらくこのおじさんはバツイチで子供がおり、奥さんが子供を育ててるって状態なんでしょうね
急いで帰らないといけないのも数少ない子供と会える日だったからだと思います
でも途中で癇癪も起こしてたので、自分の子供や奥さんにも当たり散らしてた、いわゆるDV夫だったんではないでしょうか
おまけにすれ違ってた女子高生に誘惑されるような感じのことも言われてたので、浮気もしたのかもしれません
まぁ上部だけの男だったんでしょう
それを見透かされたのか男の子は最後まで警戒してまともに会話をしませんでした
最後は男の子を見捨てて異界の罠に取り込まれてしまいました
主人公も中途半端な状態でただ責任とるよって感じで父親になってたら、おじさんのようになってしまってたかもしれない、というのを暗示してたんじゃないでしょうか
主人公は最初は戸惑って上手く接することが出来ないけど、探り探りでも距離を縮めていって、男の子の目線に立つことで異変に気付いたり言葉を交わすようになります
子供の助言で異変に気付いて、助けられるのも人生って感じがしますよね
最後は身を挺して男の子を助けようとしました。
3人が3人とも迷い苦しみながら、それでも止まるわけにはいかない、時は待ってくれない
そうやって限られた時間のなかで主人公が父親になるための覚悟を持つ、成長するストーリーなのかなって思います
最後元カノに産もうとも降ろそうとも言わずに
「今から行くよ」
としか言わなかったのも成長ですかね
今までは自分だけで物事を背負い込んで、自分の中だけで答えを出そうとばかりしてたけど
まずはお互いに面と向かって話し合って決めようという考え方に変わったってことですね
そしてラストに冒頭と同じ電車の中でリーマンのほうに進み出すところで物語が終わります
抜け出せたのか抜け出せなかったのか
どっちなんでしょう?
どっちとも見れる終わり方ですね
評価分かれる作品
地下鉄の駅を降りたら、迷路に迷い込み、異変に気付かないと永遠に抜け出せない。
おじさんと女子高生は途中で抜け出すどころか、異変の出口とホントの出口と思い込んで人間からサイボーグになっちゃったんだろうねぇ。
このようなループ系、同じ場面の繰り返しの場合は終わり方がポイントだろうけど、ボクはあまり響かなかった。
まだ見ぬ、、
ゲームは未プレイながらYouTubeでプレイ映像を見たことがあったので、なんとなく雰囲気は知っていた。正直、映画化と聞いたときは「実写で持つのか?」と半信半疑だったが、鑑賞してみると意外や意外、良作だった。
特に印象的だったのは、ドラマ部分での伏線を最終的に回収していく構成の巧さ。単にゲームの違和感探しを映像化しただけでなく、物語としても見応えがあった。
一方で、謎は謎のまま残される。あの不思議なおじさんは本当に出口へ導かれたのか、それともさらに深い煉獄に送り込まれたのか。女子高生は悪魔だったのか、それとも天使だったのか――観客に委ねられる余白が、この作品を単なるホラーやサスペンスにとどめず、寓話的な深みを与えている。
「8番出口」という不条理なループ空間の魅力を壊さず、映画ならではの解釈を加えた佳作。ゲームを知らない人でも楽しめるし、知っている人なら“違和感のその先”を考えるきっかけになるだろう。
今明かされるおじさんの真実
ゲームの方は実況動画だけは見ていて、ある程度どんな異変が起きるかもわかった上で見に行ったけれども、存外に楽しめた
作風としてはホラーテイストの、世にも奇妙な物語って感じかな
これね、驚いたのが歩いてくるおじさんの正体が判明することよね。これが本当にびっくりというか、おじさんに感情移入させてから8番出口を彷徨う残響のような存在になってしまう流れ、偽出口に走り出してしまうおじさんと引き止めようとする子どもって図が胸に来るよこれは
あの不気味な笑顔が一緒に迷い込んだ子どもを安心させるための笑顔だったってのがわかって辛い…とても辛い……偽出口から出た後あんなNPCみたいな存在になってしまったんだな……
ゲームだとわかりやすすぎる異変でボーナスな偽出口だけど、今となっては一番怖いかもしれない。
あとゲームにはないオリジナルの異変もいくつか増えていた。
あんまりジャンプスケアに頼ってる感じはしない。
不気味さや不安をあおる感じでホラー初心者でも全然いけるけれど、結構生理的嫌悪感を掻き立てるような音響なのでそれが苦手な人は注意が必要かもしれない
僕もね、初っ端大音量の赤ん坊の泣き声聞いた時はちょっと退出を考えるレベル。爆音よ……無駄に
8番出口で起きるオリジナルの異変は多分ニノ(キャラの名前が出ないのでこう呼ぶ)の、トラウマや不安、後悔なんかが具現化したものなのかな。少しサイレントヒル2(ゲームの方)を彷彿とさせる。
その無意識の負の感情に向き合って、子どもとちょっと打ち解けながら出口を目指していく。最後はたぶんハッピーエンドなのかな?無限ループから抜け出すまでのドラマも淡泊ではあるけど過剰な演出やお涙頂戴ではなく、スっと入ってきてくどくないのが良かったんじゃないかな
あと不満を挙げるなら…そうね、やっぱゲームよろしく画面酔いしてちょっと気持ち悪い……ゲームの実写化という地雷臭しかしない題材をよくここまでキレイにまとめたなと、正直かなり感心した。最近のホラー風味の映画の中ではかなり見れる作品だった。
期待せずに見た方が良かった
8番出口のゲーム知らんかったし、朝の番組で取り上げられてたし、映画館のHP見てみたら結構人気っぽかったので、期待してみに行った。
8番出口のルールは分かったけど、演出がたぶん自分の性格とあってないのか、異変あったらチンタラせんとさっさと引き返せよ!って思ってた。
おっさん役の人の演技が良かった。
8番出口は人生そのもの
何が異変で何が異変じゃないのかを探し自分で決断して、何回も異変を見落として振り出しに戻るがそれでもまた前に進むしかない不条理な8番出口はまさに人生そのものだと思った。人生は「どうする?」の連続で、何が正解で何が不正解か分からないし、自分で決めるしかない。だから最終的にはニノが8番出口に残らず、最後は赤ちゃんとお母さんを助けに行けて、現実の世界でも前に進めて良かった。
私は小説版を読んだ後に行ったから観やすかったけど、小説を読まないと分かりにくい映画って映画としてどうなんだろうと思う。あと小説と映画で異変の数が異なる事に驚いた。
個人的に途中から喘息がなくなったのは、最初は戸惑いや不安、ストレスで苦しかったが吸入薬と水がなくなり、いよいよ覚悟を決めねばならない状況に立たされた事で、ニノなりに腹を括って精神的に成長できたからだと解釈してる。
7が0になった時のおじさんとニノの反応の違いや子供との接し方、異変の探し方などに性格の違いが出ていたし精神状態がリアルに表現されていたから面白かった。
うーん。何が言いたいん?
キャラの設定ブレブレというか…二宮さんの最初の喘息設定必要なのかと思い、我慢してみてましたが、辛そうでキツかった…のに?
途中で薬無くして咳き込まずに動いてるし!
しかも最高500mlの水一気飲みかい!
二宮さんさんと、予想以上のおじさんのイケボに助かった映画。
「異変」に工夫が欲しかった
アイデアはいいけど、「異変」も含めてもう少しトリッキーに作って欲しかった。
背景がシンプルな通路のワンシチュエーションで平板になりがちなのに、肝心の「異変」がなんだか面白みがない。
埋め込まれた「異変」を観客も一緒に探せるようだと、画面にくぎ付けになるのに。
男の子は、ニノの彼女のお腹にいる子なんだろうか、それならなぜ「おかあさんに探してほしくてわざと迷子になった」なのか。「お父さんに迎えに来てほしくてわざと迷子になった」だったら分かる。
彼は父に限らず、「親」の愛を求めてさまよっていた子供なのかもしれない。
「父」が自分を見捨てなかったのを確認できたので、男の子の出口への道が現れたようにみえる。
男の子視点ではニノは「父」の化身で、ニノ視点では男の子は彼女と自分の子の化身、それぞれがニノ、男の子、のイメージで現れていたということかも。
8番出口への道は、さまよう人自身の心もち次第で開けてくるのではないか。
ラスト、時間が巻き戻ったのか?
てか、あの通路は生死のはざまにあって、無事脱出できたニノは、元いたところに戻っただけ、脱出できなかったおじさんと小松菜奈ちゃんは、菜奈ちゃんが言った通り「〇んでる」のかも。
ニノは助け舟を出しに向かったようですが、韓国映画だったら距離あるのにわざわざ近づいて行ってキレる男に注意して逆に刺されて亡くなる、せっかく父性と責任感に目覚めたのに、という展開になりそう。
「8番出口から、外に出ること」って、
ニノは通路からホームに降りて地下鉄に乗っていて「外」には出ていない。。。まだ脱出できていない!? 脱出ゲーム、やり直し!?
でも、今回は見て見ぬふりではないので、駅で降りたら改札の外に、ちゃんと外に通じる「8番出口」があるんだと思います。
「世にも奇妙な物語」のエピソードみたいなお話。映画でなくテレビ番組の一エピソードであればもっと短くてピリッとしたかも。
「ボレロ」は確かにこの映画みたいな曲。
基本同じ旋律が繰り返されるが毎回微妙に違う。
ボレロに合わせて文字が浮かんでくるエンドタイトルはなかなか良かった。
ゲームがあるのは知ってましたが、やったことない。やってみたくなりました。
観客が若い女子の二人連れがほとんどで、おばさん何か場違いな感じになっちゃったわ。
全343件中、81~100件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。