8番出口のレビュー・感想・評価
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ゲームしたことあるならぜひ!
誘われて視聴
出口のない迷路が、人生のメタファーとなっている。
短いゲームを、2時間どう広げるのか気になっていたが、副次的要素を付け足してうまく飽きさせないような構成になってて,素直に面白かった。
ただ、序盤の間延び間は少し気になったかな
後、迷いをひょうげんするためだから仕方ないのかもだけど、女性が どうする?ばかり言う主体性のない人間にうつってしまってたのも気になった。
あれでは、前向きな話し合いにはならないような...
現代社会のメタファーとして
原作のゲームファンからの評判はどうなのか分からないが、映画は予想外の良作だった。
冒頭から現代社会の、というより東京という街の閉塞感と醜さをこれでもかと見せつける長回しがまずは秀逸。ラスト近く、ついにループから無事抜け出した主人公が振り返った目線の先に、地下鉄に出口に向かう人の群れをとらえたショットは見事。男女とも一様にスーツ姿の大群の、自らの墓に向かって黙々と歩くゾンビのような後ろ姿は、ループに永久に囚われた「おじさん」と変わるところがなく、先ほどまでのループ世界が何を象徴していたのかを明確に語り切っている。派遣社員の主人公のキャラも、今の二ノ宮だからこその見事な説得力があった。
映画として、とても良くできている。
面白いと思えたけどな。
面白かったのだけど、つまらないというレビューもあり、もしかしたらゲームを知らない人からしたら反対の感情を持つかもしれない。
印象に残ったのは冒頭の駅の階段。一度登りきったと思ったら、また同じ階段が出てきて錯覚した。
異変に気付いたのに、戻るのが遅いなとは思った。暗闇でのネズミは本当にそうで、CGを使いたかったのかな?
観客を驚かせようとする演出が多いので、嫌な人は嫌かもしれない。
あのゲームが映画に。
人気ゲーム「8番出口」が映画化。主人公にストーリーがついてきた。
正直なところ、時間の引き伸ばし感のあるストーリーをつけるくらいなら、原作通りストーリー皆無の方が良かった。
途中から薬も水も飲まなくなったけど、喘息である意味あった?
流石にその違和感は見逃さないでしょ。
お母さんがおっさんに怒鳴られるところを注意できなかったから、自分って父親になれるかな?という思考になる?ましてや満員電車で距離あるところやったのに。
みたいなリアルにしたが故に、ちょっとした違和感が気になってしまった。
もっともっと理不尽とシュールを欲していたんだよ。急に何故か迷い込んでしまった的な。
ただPOV視点から始まるところや、暗転からのホラー演出、津波はとても好みだった。映像は色んな見せ方をしてくれて面白かったです。
好みではない
わかりやすさはピカイチ。
誰が観ても絶対にわからせるという強い意志を感じる。
映画の途中から先の展開が薄ら予測でき
ほぼ、その通りに進んだ。
個人的にはここまで簡単でわかりやすくなると苦手である。
観ている側の余地がない感覚とでも言うか、
押し付けられている感覚がとても苦手だ。
人生における迷いと選択がテーマであろう。
女性との会話で出る
「正しい道かどうかは重要ではない」
というセリフがコアになるのではないか。
つまり、選択そのものの重要性を説いているのだろう。
それらを表現するために、子どもという要素が必要であり
歩くおじさんも主人公との対比として登場している。
「やっと息子に会える日だっていうのに」的なセリフ
制限された関係性の暗示、生まれる事の暗示かもしれない。
進む過程でも、自己中心的にすすみ、子どもの違和感にも気がつかない様、
それによって、子どもそのものに向き合わない、大切にするという行為に酔っている男(夫)のシンボルとなっている。
そして安易な出口(答え)に進む際の
「俺は悪くない」というセリフと共に、子どもを置いて行く。
子どもと向き合わず、選択を他責にする者は、
前に進むことができない(8番出口から出れない)
一方、対比として描かれるのが主人公である。
話を聞き、子どもを一人の人間として対応する様、
困惑しながらも親になるということを自分で選択し、向き合うことの表現として写されているのだろう。
だからこそそれによって、子どもが人として確立していき会話するようになる。
そして、水によって流されることから子どもを救う事により
主人公の喘息を引き継ぎ「主人公の子供」として確定し、出口へ向かって行く。
続けて、選択と向き合った主人公も前に進む(8番出口から出る)
このような感じだろうか。
久々に眠たくなった映画だった。
しかしながら、面白いと評価する人がいるのも理解はできる。
わかりやすいし、だからこそ面白さを見つけやすい。
演技が上手いと話題になっているなんて風の噂を聞いたが、
何が該当しているのか、どのシーンなのか全くわからなかった…
個人的総評としては、わざわざ観なくていい でした。
途中のとある展開が素晴らしかった!
大ヒットゲームの映画化。期待せずに映画館に見に行ったらめちゃくちゃ面白かったです。
多くの人がゲームを知っているので、だいたいゲームと同じような展開で進むのだろうな…と思っていたら途中でまさかのおじさんの視点で物語が進みビックリしました。
もうこの展開が見られただけで大満足です。
あの毎回すれ違うおじさんにはあんな悲しい展開があったなんて…
また終わり方も大好きです。
一見ループしたように見えて主人公は「異変」を見つけて行動したんですね。
主人公にはあのあと「1」という数字が付くでしょう
ゲームの独特な特性と主人公の人間性を上手くマッチさせた作品
映画のクオリティ、ストーリー、配役どれも素晴らしかったと思いました。個人的に求めていた、ミステリアスさや不気味さもたっぷりあってエンドロール一つをとっても大変楽しめました。あえて一つ疑問点を持ったポイントを言うと、主人公が喘息の設定(より恐怖やパニック感を伝えるためだと思う)なのですが、結構頻度が高く使用するにもかかわらず、何故かいちいち使う度にその吸引機をバックの取りにくい奥にしまっていてその度にずっと探しているところと、途中その生命線である吸引機を簡単にほったらかしで進んでしまうところ、そして何故か後半に克服してしまっているところです。出口を進める🟰自身も成長をするというのは分かるのですが、細かいと言われたらそれまでですが、少しリアルさが欠けていて、ん?と思ってしまいました。そもそも喘息の設定ではなく、過呼吸で良かったのでは?
これはホラー映画に非ず
※個人的な解釈を多々含みます
ホラー映画を観たくて映画館に来た人、ゲームの実写化が観たくて来た人、申し訳ない。期待外れのものを見せられて低評価を付ける気持ち、分からなくもない。
ただ、私には刺さった。どうしようもなく刺さった。
閉じられた空間、限られた情報から推測するしかない、この作品。その上で自分の解釈は、「父親になる覚悟を問う話」だった。
8番出口そのものが「異変という試練を与え、対象に問いかける存在」となり、「何かから逃げようとする者」を招き入れる。逃げ場のない空間で、登場人物たちが何を見て、何を感じ、どうしたか。明言されないそれらを読み解くのがこの映画の狙いであり、そういう点ではひどく内面的な映画だとも言える。「何が起きたか」に重点を置く人には、退屈なのも仕方ないだろう。
異変を「人物の内的なものが反映された」と見做すのは8番出口の元ネタのP.T.にも繋がる解釈だが、自分はこの目線で話を読み、上記の結論に至った。
おそらく答えはない、ただ何を感じそこから何を引き出すのか、各々の観客に委ねられているのだろう。
絶妙に痒いところに手が届かない作品
ゲームの8番出口、大好きです。
今回映画化と聞いて楽しみに鑑賞しに行きました。
あのストーリー皆無のゲームをよくここまでストーリーつけて映画化したなとは思います。
が、せっかくストーリーつけるなら色々納得できるものにして欲しかったなと。
・登場人物の数名はただのモブ→全員に何らかの関係があって、ここに迷い込んでしまったなどの関連性が欲しかった(せっかく最初の赤ちゃん泣いてるシーンがあるのだから、その列車に乗っていて素知らぬふりをして後悔した人たち、とか、現実世界で子供関係で何らかの憂鬱なことがあって帰りたくない気持ちがある人たち、とか。)
・結局あの子供はなんだったのか。主人公の子供ということまではわかるが、それならば主人公を助けにきた未来から来た?→主人公が8番出口の世界から出られなかった世界線の子供で、未来から主人公を助けに来た?(主人公の彼女の言葉から想像)
・主人公は死んだ?→途中で転んで薬を落としたまま進んでいる。それまで喘息がひどかったのにそれ以降その描写が全くなくなっている。
・おじさんは偽物の出口から出てどうなったのか。8番出口の世界に取り込まれた?だとしたら女子高生も同じこと??
8番出口の世界に「赤ちゃん」というストーリー系を盛り込むならそこを掘り下げても良かったと思うし、全体的にストーリーはちょっとおざなりかな。
8番出口に急に迷いこまされた理由が最初の電車のシーンなら、他の人たちは関係ないし…と考えると色々痒いところに手が届かない映画だったなという感想です。
常に二択
人に勧められて観たものの、やはり俺には合わなかった。
そもそものゲームのコンセプトが分からないってとこはあるのだけれど、あの内容をよくぞ膨らませたって感じではある。が…正直寝た。
異変があったら引き返せ
無ければ進め
慎重に周囲を見渡して、気にかかる事がなかったら進む。石橋を叩いて渡るの諺通りではあるが、それでも見落しはある。その些細なチェックミスで、また初めから。
そんな堂々巡りに放り込まれる。
進むか戻るか。
細心の注意を払った挙句、常にその選択にぶち当たる。
やり直し可能な事柄ならばチャンスにもなるのだろうが、こと人生において、それは無い。
常に一方通行で、選択しなかった方の可能性は瞬間的に閉ざされていくものだ。
その先に分岐したであろう未来も含めて全て。
だから何回もトライして成功を手に入れるような筋書きなどはなく、常に一発勝負なわけだ。
選んだ道を勝ち筋にしていかなくちゃならない。
だからこそ、正解がどれなのかを悩む必要なんてない。どれも正解でどれも不正解だ。
…なんか話が逸れたような気がする。
あのゲームを人生や未来に紐付けるってのはアリな展開だとは思うけど、強引な感じはしなくはない。
ホラーとしてもサイコスリラーとしても中途半端かなぁとは思う。ヒューマンドラマとしても。
ただ冒頭の迷路に迷い込む主観のシークエンスは秀逸だったなぁ…。
いつの間にか取り込まれてる。
そして、決断だけを迫られる。
タイトルなし(ネタバレ)
面白かったよ、にの。
元ゲーム観だけじゃないとこが映画にした理由なのかな。いろんな人間恐いな、と思いながら、自分に消化していく繰り返し。
子供はやっぱり生まれてくる子の事なのかな…
歩く人はエゴに走った罰で永久に歩くのかな…
とか、不思議がそのまま残される。これも今どきなのかな。
あの男の子が無事で、あの海にいてほしい。(こんな事を思うゲームではないんでしょうが)
ファンタジー苦手だから、やっぱりうまく理解できないや、ごめんニノ。
なるほど
ゲームの「異変を感じたら引き返す」という要素を上手く活用して、現代社会に蔓延する病を巧みに表現している。
賛否が分かれる理由もよく分かるし、冷静に客観視するとやはり大絶賛とまではいかないが、最近子供が生まれて育児の大変さを思い知った私にはかなり印象的な作品だった。
とてもアートっぽい映画
とかくゲームと映画は食い合わせが悪いと思っていましたが、これは成功の部類に入ると思います。もともとが主人公の設定すら存在しないインディゲームが原作なのでほぼ設定だけ流用した映画オリジナルストーリーと言っていいかと思います。
ジャンル的には脱出が目的のソリッドスリラーですが、エンディングのシーンで電車に乗り込むとオープニングのシーンが繰り返されるので全て主人公の妄想だったふうにも取れます。ホラーとかスリラーとか言うよりもっと哲学的と言うか、主人公の不安とか後悔とか、家族に対する思いとか、もっと内省的なものをビジュアライズして見せているといった印象です。
カンヌでポスタービジュアルについての賞をもらったそうですが、何か賞をあげたいというカンヌの選考委員の好意を感じます。とてもとてもミニマルな構成なのに飽きさせることなくラストシーンに盛り上がりのピークをもってきたのは見事と言うほかないですね。
あまり説明過剰じゃないところも好印象。最後目に涙を溜めたニノが通路方向に動くだけでその後の展開が十分想像されるし。派遣で喘息持ちの男がイキってるリーマンに注意するのがどれだけ怖いことか!でも父親になるなら正しいことをやらなくちゃっ!なんというか絶望の先に光がある感じのラストで僕は好きです。
黄色のバックに黒い文字のエンドロールとか、なんか全体的にスタイリッシュですごいかっこいいです。
やっと観に行けた!
遅ればせながら、やっと観に行けました!
原作未読、ゲームはやっていませんが、息子がYouTubeでゲーム実況のYouTuberさんの動画をけっこう観ているので、どういうゲームかは知っている、という程度でした。
実写映画化されると発表された時点で、あのゲームをどういうストーリーにするんだろうか?という興味が湧いたので、ぜったいに観に行こうと思っていました。
観た感想としては、こういう風に展開させたのかーと感心しました。
全体的には、にの目線で言うと、それまでの自分を見つめ直して今後どのように生きていけばいいのかを考えるための出来事だったのかなと思いました。
途中、おじさんも迷う男だったというのが発覚した時はビックリしました。
おじさんはそれまでの人生で何をやらかしていたのか…
あの女子高生も、結局出られなかった人なんだろうか…
男の子はにのの未来の息子ってこと?
時空が歪んじゃってるのかな?
いろいろ不思議な感じはありましたが、多少のホラー要素もあり、ヒカキンさんも見つけられたので、それなりに楽しめました。
嘔吐の場面と喘息持ちの設定は必要だったのかな?
(ただ静かに歩いてるだけだと、間が持たないということかも?)
あと1ヶ所、どこの場面だったか定かではありませんが、音が不快なところがありました。
津波の描写もなかなかリアルで、心臓バクバクしてしまいました。
あまりストーリー性のないゲームを実写映画化したのはすごい挑戦だったなぁと思うので、そういう点でもおもしろかったです!
スマホばっか見てないで、今に目を向けろ
あのシンプルなゲームからここまでストーリーを発展させること、人物の環境設定なども今の日本ぽいなと思った。①カリカリサラリーマン②みんなスマホ見てる③人物背景を知らないのに奇異な行動する人を人間じゃないとかバケモノとかレッテルを貼ること④子作りへの不安⑤派遣社員
この映画は別れようと話していた彼女との間にできた子供に対するニノの反芻世界を見ていたのだろうと思った。
おじさんの体格がめっちゃ良かった。
振り返るといるニンマリおじさんは笑ってしまった。
出口から出てすぐ水の一気飲みはなかなかキツそうだった
事前情報なしでヒカキンを見抜いた自分を褒めてあげたい
今も同じ悩みを持っている人居るんだろうなぁ
ゲームとかしない側です。
友達から誘われて観ました
怖い映画は無理なのでちょっとレビューで確認、
恐怖映画では無さそうだったので観に行くことに。
別れようとしていた彼女から
電話で妊娠を告げられる
そこから始まる不思議体験…
あのおじさん、
あの方も最初はプレイヤーだったんですね
間違えて帰れなくて一つの回路になった?
なんか可哀想でした
で、一つの回路の彼はとにかく不気味!
いい味出してました
「喘息のとこ、必要?」っていうレビューもあるけど
喘息で薬無くなる!とか、恐怖でしかない!
私は不安を倍増させる効果があって
良かったけどなぁ
上手く纏まって終わったけど…
私的には、
別れようとまで思っていた彼女が妊娠して
こんな経験をして
もう一度やり直す気持ちになった。
これから先、一緒になっても
何もなかったような気持ちでずっとやっていけるのかな?
って思いました。
まあ、
あんな経験して別れたら
それはそれで怖いかな
劇中曲「ボレロ」は最高でしたね
ドンピシャの曲
深読みするとよく出来た映画なのかもしれないけど
私の趣味では無いジャンルかな
シンプル故に面白い
一日は映画の日ということで雨の中足を運びました。
ゲームはテレビや配信などで見かけた程度で
知っているのは概要のみ。
ですが良い評判が聞こえてくるので見てみました。
一人称視点で始まり世界観にぐっと引き込んでからの
おじさん。とにかくおじさんが無機質で怖い。すごくCGっぽくて怖い。
それだけにおじさんのパートがあるとは思わなかったです。
おじさんもまた空間にとらわれていた人間だった。
おじさんに生々しい生気と躍動感が宿っていて、出られない焦りに苦悩する。
ニノの演技が素晴らしいのは大前提なのですが
このおじさんも素晴らしかった。
舞台がシンプルなので1カットがかなり長いんじゃないかと思われます。
それでも一つ一つクリアしていくごとに(にのの)テンションが違って見えるし
出口に到達したときには一つ壁を乗り越えた顔に見えます。
脚本の肉付けも絶妙でぱっとしない主人公が現実と向き合い
何とか少年を助けようとする。
中々に濃厚な映画でした。ボレロも象徴的です。
ホラーなみにドキッとするシーンはあるのですがホラーというにはなんとも。
ゲームをやり込んだ人には違った印象になるかもですね。
8番出口を目指す
面白かった!!
①ストーリーの面白さ
地下鉄で迷ったニノが、8番出口を目指すという至ってシンプルなストーリーなんだけど、シンプルが故に、無駄がない。極限までいらないものを削ぎ落として、見る人の恐怖心と探究心を煽るような構成にしてるところがお見事だった。特に、ニノだけの視点じゃなくて、おじさんパートや男の子パートなど、さまざまな視点から描かれるのも、個人的にはよかったと思う。おじさんパートを作ることで、「もしニノが出られなかったら」というバッドエンドのシナリオまで予想することができるし、だからこそ、どうしてニノが脱出できたかという、ニノとおじさんとの相違点まで浮き彫りにすることができた。
②BGM
圧倒的センスを感じたのはやはりBGM。特に自分は、ニノが4?5番出口あたりまで進んだ後、選択をミスって0番出口まで戻ってしまい、自暴自棄になって咆哮するシーンのBGMがめちゃくちゃ怖かった。BPM180とかになってたと思う笑。怖い演出などがなにもないところで、あそこまで恐怖心を煽るのがすごい。わたしが怖がりなだけか?そしてなんと言っても、エンドロールの「主よ、人の望みの喜びよ」とともに、リズムに合わせて出てくる製作陣の名前。オシャレすぎるだろ。
観た感じ、どちらかというと低予算というか、派手な演出をしなくても、限られた中でいかにいいものを作るかに焦点を当てたような作品だったと思うけど、何年か前に見た「カメラを止めるな」のような面白さを感じた(まぁ俳優陣は豪華だけど)。かなり満足できたし、あっという間の100分だった。
あと、地元の映画館で観たんだけど、上映終わってスクリーンを出たら、8番出口と表示された案内標識があって、感動した。どこの映画館でもそうなのかな?
男を惑わす命の決断
ゲームの8番出口をそのままに、元彼女に子供が出来てしまった男の精神世界を描いていた。歩くおじさんは、安易に堕す決断をした結果、永遠にその事が頭から離れなくなる。それこそずっと同じ通路を歩いてるように。その姿を描いていたのではないかと個人的に解釈した。少年と主人公が津波にされわれ、それぞれ出口に向かったのは、最終決断を下さなければならないのは自分自身だからなのかと思った。意外と音で恐怖心を煽ってくるホラー要素が強く、ホラー苦手の私は少しびっくりした。ただ退屈する事なく楽しめたのでこの評価をつけます。
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