8番出口のレビュー・感想・評価
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通路は続くよ、どこまでも‼️
地下鉄の通路をただひたすら出口に向かって歩き続ける作品‼️ちょっと「CUBE」みたいなんですけど、「シャイニング」みたいに天井から血が流れ出したり、ネズミが変形したような生物が出てきたり、濁流が流れ込んできたりと、いろいろ見せ場を工夫したりはしてるんですが、イマイチ何を伝えたいのか分からない作品‼️別離の予定の恋人が妊娠した事で、父親になる事への主人公の成長⁉️後々カルト化するのかもしれない作品ですが、今現在あまり魅力を感じない‼️
子どもが見れば違う見解
いつもの通勤風景を見る目が変わりそう。どこにでもありそうなメトロの通路、ポスターを探してしまう。
異変を見つけたなら早く引き返せ、と、そのへんが芝居くさくて鼻についたが、ゲームを知ってる息子に言わせると「ゲームだと単に引き返すだけだけど、一つ一つがお話になってて面白かった」と。なるほど。
予告編がやたら長かった。イオンシネマ川口のスクリーン5は、スクリーンがでかかった。
評価は低めですが、私は面白かったです!
子供が観たいと言ったので、一緒に観たら面白かった『はたらく細胞』と同じパターンでした。
薄暗く同じ所をグルグルとずっと出口を探して歩き続けている状況を、私は日常や人生の象徴と解釈しました。
迷う男が周りの僅かな変化に目を向けた時に始めて、同じ毎日を繰り返し、見て見ぬふりをしてした、愚かな自分の姿を客観的に見ることが出来たんだと思います。
出口を探していたはずが、少年(迷う男の子供?)と出会うことで、結局は未来へ続く電車に乗り換えたんだと思います。
最後、電車の中で赤ちゃんとママに怒鳴る男の声を聞いた迷う男の表情は、迷いながらも見て見ぬふりをしていた自分と決別し、妊娠した彼女とも向き合おうと決めた強い意志が感じられました。
表情で語るニノは素晴らしかったです。
あと良かった点はカメラの動きです。
チャプターの変わり目以外は、人物の前から後ろからと自然に切り替えながら途切れる事無く撮っている事で、ずっと出られない状況を共有している感じでした。
評価が低めだったので、カンヌでスタンディングオベーションされたのは何で?と思っていたのですが、観て納得でした。
回りくどい低予算制作作品?
地下道のなかを掲示物の一つであるエッシャーの騙し絵のように堂々巡りで繰り返される動作を観るたびに、『メメント』に近いようにも感じた。撮影場面がかなり限定されているので、低予算制作作品ではないかとも思われた。歩く男や女が奇妙な言動をするところは確かにホラーだった。迷う男がもっていたペットボトルの水を飲んで吐いたり、ぶちまけたりした荷物はどうなったのだろうか。少年が歩く男と一緒に階段を昇ろうとしなかったのは、迷う男と行動をともにしなければならなかったからなのだろうか。迷う男と少年との関係は、テレビドラマ『うみのはじまり』にも似た感じがした。地下道のドア越しに地下鉄列車内での行動の振り返りをしている場面をみて、ようやく意味が伝わってきて、回りくどく感じた。最後の行動に踏み出す場面があえて描かれなかったところは、『新聞記者』の結末にも似ていた。消極的な環境から勇気を以て抜け出す決意を示しているとすれば、『はてしない物語』の原作の主人公の行動とも共通していると思われる。
これはあかん
中途半端なホラー映画、安物の三流映画に1時間半は時間が勿体無い。時間とお金を返せと言いたくなる。
内容イマイチ最後のオチもない。スッキリしない、映画を制作するうえで1番やってはいことをやってるお手本、制作サイドはこのようなお粗末な映画にならないよう、人の振り見て我がふりなおして下さいね。内容をレビューするまでもない、最後にかすーーーーーーーーー
ホラーではない
ホラーと言うことでしたが、全く怖くありません。
とにかく音が大きく、赤ちゃんの泣き声と、迷う男の咳と、繰り返されるボレロのメロディーが、うるさいくらいでした。
ストーリーとしては、まあまあ面白くなくはないかな。異変を見つけるゲーム要素のストーリーですが、子どもでも見つけられるレベルの異変。
どうして?なぜ?と深く追求せずに観る映画だと思う
女性目線で見ると、あんなに美しい佇まいの女性(小松菜奈さん)が、中年で自己肯定感がかなり低い(俺みたいな奴が…的な)非正規雇用の男性(ニノ)となぜ付き合っているのか不思議でした
ニノ主演だから注目された映画
人には勧めません
まあまあ
ゲームも知らないけれど、王様のブランチで紹介されてておもしろそうだったから観ることに。
彼女とのエピソードは映画化するに当たってのストーリーづけでしょうか。観るまで想像していなかったストーリーだった。出産は本来とても素敵で尊いことだと思うけれど、悩むにしても、一部不気味な表現があったことは残念だった。
ゲームを知らなかったので、異変がなくてクリア?した時に、案内板の出口の数字が変わっていくことに、コレも異変じゃないの?の思ったけれど、そういう展開じゃなかった。
二ノ宮がイヤホンでボレロを聴いていたのが、合わないと思った。派遣社員だったようだけれど、その背景には実は音楽家を目指していたとかでもなさそうだし、普通に趣味でクラシックを聴く人もいるだろうけど、そういうキャラにも見えなかった。なんであの選曲だったんだろう。
でも映画を観終えて帰宅してからも、ボレロが頭の中でずっと鳴っていて、ついにはYouTubeで聴いてしまった!
ゲームの世界観を体感できて楽しめた!
ゲーム8番出口にストーリーをここまで付け加えられたことに凄いと思いました
他のゲームでも赤ちゃんの泣き声がストレスになるような要素があるものを見たことがあったので、不快に感じる人が多いんだろうなぁと…
ラスト、主人公は見て見ぬふりをすることなく何かしら行動できていたら凄い成長だ
何事も有耶無耶にせず、自分で判断して進んで行けというメッセージを映画から受けました
あとおじさんの演技が凄かったです!!
ゲームから物語への昇華がきちんとされている
8番出口のゲームのルールである「選択を間違えれば振り出しに戻る」という構成を基盤として、物語が形作られている。実際、終盤では冒頭の「振り出し」に戻ってやり直しが行われることで、その構造が明確に示されていた。中盤は物語に十分な重みを持たせる役割を果たしていたが、やはりメインとなるのは「振り出しに戻る」という構成であろう。
一つのゲームからここまで豊かな物語を構築できていたことに、素直に驚かされた。
映像と語られているものが異なる
映像は、予告編と事前説明通りだが、語られているのは「中途半端な優柔不断な男」が「一端の男」に変わる様。
ホラーのくくりで紹介されていたが、全然ホラーではない。ホラーのつもりでみたら、ハズレ。
二宮くん演技で、いい話を見るための映画。
大学生くらいでは、理解力できまい。
話の構成はシンプル。ドラマチックではない。
ウェルメイド、これこそが本作の醍醐味
ひょっとするとコレは、ぐるっと一周回って一場の「悪」夢だったのかも…。そんなことを考えたのは、終盤近くに地下通路で主人公とすれ違う通行人たちの服装がことごとく「黒」で、非現実的な印象を受けたからだ。
たしかに悪夢のようなこの物語の非現実さは、ベケットやイヨネスコの不条理劇を一瞬思わせる。あるいは星新一や筒井康隆のショートショートと言いかえてもよいか。本作は、原作のゲーム設定を巧く活かしながら、現代人の深層心理に切り込んでみせた……かのようにみえる。
しかし終盤、大方の観客をナットクさせる「前向きな落としどころ」へともっていくところに、本作のキモがよく顕れていると感じた。そこには、時流を読むことに長けた監督のアイデアマンとしての有能さが窺える。端的にいって本作は、世界の映画の潮流を読み取り、観客を飽きさせない素材としてあの手この手で使いこなすことにすべてを賭けた映画だといえるのではないか。
ウェルメイド——これが本作の醍醐味である。原作のシンプルなゲームを95分という上映時間に仕立て直す。そのために映画の「トレンド」や「見せ方」を巧みに織り交ぜ、とにかく観客の集中力を切らさない。その徹底ぶりになにより感心させられる。
たとえば……物語のモチーフに「子を持つことへの不安と逡巡」「現代社会における孤立感」などを持ってきて、それを今風のアートなホラーテイストで描いてみせる。アイデアマンの面目躍如だ。
個々の見せ方に目をやると、繰り返しのパターンやワンシーンワンカットもどき(?)は、ヒッチコック以来の古典的伝統にしっかり則っている。また「記憶の底から召喚されてくる女性」の描写は、タルコフスキーの『惑星ソラリス』をはじめとして枚挙にいとまがない。
すでに散々言及されているキューブリックについては、原作時からあるらしい『シャイニング』の影響はさておき、「妙に清潔感あふれる白タイル貼りの壁」など、まさにキューブリックの匂いプンプン。そして「人体パーツが変容したクリーチャー」は、さながらクローネンバーグの世界だ。
そのほか「俯瞰で映し出される波打ち際」はシャマラン監督『オールド』を、ラストショットはトム・クルーズ主演の『アウトロー』を、それぞれ思い出させる——といったぐあい。そうそう、近年のアメリカ映画に定番(?)のゲロッパ描写もしっかり本作にある(笑)。
要所要所で計算高く手札を切りながら、最後は落ち着くべきところに着地してみせる。それでいて案外あざとさを感じさせない。むしろ「観客自身が考察する」愉しみすら与えてくれる。どうやら監督の本領はこのあたりにありそうだ。その限りにおいて、少し前に観た『DROP/ドロップ』と同程度には楽しめたし、吉田大八監督の『敵』もこのくらい振り切ってみせたらもっと良かったのでは、などと思ったりもした(引き合いに出してスミマセン)。
さてここで、個人的に気になったり、イヤだと感じたところも挙げておきたい。
まず、この映画には、ふだん東京の電車内などで目にする「イヤな感じ」があふれかえっている。これが案外シンドイ。
赤ん坊連れの女性に怒鳴り散らすクズ男は論外としても、スマホ・イヤホンで動画、ゲーム、音楽に没入する人々。歩行中わざとぶつかってくる通行人。そして、おじさん。そのおじさん目線で想像(創造)された女子高生。どこまでいっても、おじさん…(苦笑)。
こういう他者の視線、他人の存在を意識しない人間集団、生身のコミュニケーションが成立しにくい公共空間を、わざわざ映画の中でまで見せられるのはちょっとね、と。
次に、電車の中でクラシックの「ボレロ」はあまり聴かないだろう、という素朴なギモン。クラシック音楽は、他ジャンルに比べてダイナミックレンジが極端に広いため、公の場においてイヤホンで聴くのにはあまり適さない。音量を自動調整するノーマライズ機能があるから大丈夫かというと、演奏全体が平板になってクラシック本来の面白味が喪われてしまう。「耳のあるヒト」ならそれを避けるだろう。無論、映画のラストショットまでたどり着けば、見事に「ボレロ」が映像にシンクロして得心がいくのだが。
それから後半、主人公が津波で生き別れになった子どもの行方を探る素振りも見せず、真っ直ぐ8番出口へ歩を進めるのは、どうもナットクいかない。あれが未来の我が子だと悟ったのだとしても。それじゃまるで子どもを置き去りにした「おじさん」と同じではないか?
そのほか、前半早々に主人公が酸素吸入器を投げ棄ててしまうが大丈夫か(中盤まで見ると、どうやら精神力で喘息を克服したらしいと一応ナットクはするのだが)とか、主人公が広告を一つひとつ確認するセリフの中で「高額(こうがく)アルバイト」は字数多くて言いづらくないか(「バイト」「えろバイト」「高額バイト」と短縮した方が語呂が良い)とか。まぁ、いずれも大したことではないが。
なお、「ニノの元カノが小松菜奈のような若いコというのは、年齢的に無理がある」といった感想をいくつか目にしたが、その点について個人的には違和感を覚えなかった。本作における二宮和也(実年齢42歳)のくたびれた「童顔」は、その優柔不断さも併せて小松菜奈(同29歳)と元カップルという設定に見合っていたように思う。それに、世の中には「紀州のドン・ファン」みたいなカップルだっているんだからさ(アレは動機が違うか)。
ずっと引き込まれて終わった良作
とにかく最初から最後までこの後どうなるんだろう?って感じがずっとあって自分的にはとても見やすい映画でした。
自分もあのゲームに参加してるのかのような感覚を味わえたり、電話の着信音のとことかも妙にリアル感があって良かった。
ただ、最初の方は画面が見るのが大変でしたね、個人的には。
中でも良かったのが例の話題のおじさんの話がちゃんと盛り込まれていたこと。あくまでゲームの要素としてのおじさんというものが存在してるとばかり思っていたのが実はこの人もあそこにかつては参加していたというサイドストーリー的なものが途中出てきた時はめっちゃテンション上がりました!
あと、あの女子高生めっちゃ可愛かったなーと思いました(笑)
一つ気になったのは二宮がおじさんなのに彼女が小松菜奈なのはちょっと若すぎだろって感じが違和感ありました。
でもとにかくヒットしてるのは納得の作品。
とにかく終始おじさんが見たくてしょうがなかった。あの笑って後ろに立ってる顔最高!
ジャンル的にはホラーなんだろうけど
なんだか終始ニヤニヤして見ちゃいました。
最後の終わり方も良かったと思う。
最近見た宝島やベートーベンなど
個人的に微妙な作品が続いた中で
とてもいい作品を見れて満足です!
酔いやすい人は注意
評判がいいらしい!ということで予備知識はまったく無しで挑戦。
・・・結果、最初の15分でカメラワークに酔ってしまい、後は座席に半ば沈み込みながらの視聴でした。夜間枠で周囲に客がいなかったのが幸いでした。
結論から言うと自分の好きなジャンルの作品ではありませんでした。酔ったし、ホラー風の要素が苦手です。
ただ、世間が評価して観客動員数が伸びている理由は分かるような気はしました。
いろいろ勉強になった作品です。
密室の会話劇
8番出口というゲームを題材にどのような話を作るのかが興味があった。
密室の会話劇ということになるのだが、会話劇にするには登場人物も少なく、作劇に苦労したことがうかがえる。厳しい制約の中で作品として成立させた監督や脚本家に敬意を表したい。
とはいえ制約が厳しすぎたきらいがあり、単調になってしまったように思う。それでも、主人公のささやかな成長をうまく描けたように思うし、主役の二宮氏の熱演が報われたように思う。
ネタバレになるが、生まれてくるはずの息子が登場が異変ではないというあたりから8番出口のルールがわからなくなってしまった。彼女が現れたことは異変であったにも関わらず、息子の登場が異変ではないというのはご都合主義と思う。もう少しうまく消化して欲しかった。
クチコミより自分が興味あるかどうか
クチコミで悪い評価があり鑑賞を悩んでいたが、結果としては悪くなかった。すごく面白いまでは行かないが内容的に変化に乏しい構図の中で、二宮とおじさんの演技力が光っていたと思う。子供がひと言も喋らないのにストレスはあったが、ちゃんと態度で訴えていたしそれに「変」と気付かなかったおじさんの余裕の無さがあらわれていたと思う。中弛みしないようにか通路の変化も分かりやすく、内容も段々レベルアップした感じで飽きないように頑張っていたように感じる。ラストシーンの2択で同じ選択をして絶望の無限ループかと思ったが、希望のルートにしてて子供が救われた気がした。前半の喘息シーンがクドかったわりに後半何事もないように動いていて違和感はあった。(命の喘息薬途中捨ててた??)
駄作
(原作プレイ勢からすると)単純に面白くない。
原作の8番出口要素が30、映画のためのオリジナルドラマパートが70くらいで構成されているがドラマパートが全く面白くない。というかシナリオが破綻していてどういう話なのかよくわからない。(特に主人公と子供に関して。おじさんパートも何のためにあったのか謎。)
じゃあ原作再現パートが面白いのかというとそういうわけでもなく、原作になかった恐怖演出が追加されていたり原作にあった演出が改変されていたり(※)で「ゲームで見たやつ!」みたいな楽しみ方もイマイチできなかった。
※特に赤い水が流れてくる異変が津波に改変されていたのは最悪だった。よくもこんな映画を東北で流せたものだと思う。
そもそも映画では異変の恐怖演出にフィーチャーしているが、ゲーム8番出口の面白さは「間違い探し」なのであってホラーゲームではない(そういう側面はあるが)ので本当に原作をプレイした上で作ったのかも疑問。実況動画だけ見て作ったと言われても納得する。
原作ゲーム未プレイの人からすれば60点くらいのホラー映画として楽しめたのかもしれないが、なまじ原作を知っているだけに原作再現もイマイチならオリジナル要素も面白くないという二重苦を味わう羽目になった。
配信サイトでみんなでワイワイ言いながら観るのがいいんじゃないでしょうか。
出口なし
映画に対する違和感はいっぱい見つけた。
でも、どうしても【つまらな出口】に出てしまう。俺は【おもしろ出口】から出たいのに。
ゲームを忠実に再現しているのは良いと思う。はいはいゲームでこういうところあったあった、という体験はあるし、そこから主人公目線から別目線に変わるのも面白いアイデアだと思ったが、面白いのはアイデアだけだった。
特に、ほんと子供にイライラした。
坊主、喋れるんかい!!
だったら、喋って教えてやれや!
このストレスね。
あってないような、主人公側の盛り上がらないドラマ。主人公が何か得られるほど、不条理地下道は試練を与えてないだろうよ。
早く劇場の出口から出たかった…
よし、帰ってサカナクションの『怪獣』のMVでも繰り返し観ようかな。自分にはそっちが合ってる。
少年が救いに感じた
最初は困ったような不服そうな表情の何を考えているか分からない子供
そこから立ち止まって教えようとしてることや異変に気づく能力の高さでだんだん少年が好きになっていく
おじさんを必死に止めようとした時
その後の迷宮の装置の一つになったおじさんを追いかけた時
それまではまだはっきりしなかった少年の感情が見れておじさんが少年にかけていた情は無駄じゃなかったと救われた気がした
おじさんとの反省を活かしてか迷う男に対してはもっと分かりやすく行動するようになったところも人が変われることを示すようだった
少年、喋れたんだ
おそらく普段からほとんど声を出さない子なのだろう
目を覚ましてたわいない話をする2人と海辺の映像からは男の未来にいる大切な息子
少年の過去にはいない頼れる父親を想像させてそこも救いになった
そして自分を必死に助けようとした男が流され1人で少年が目覚めるシーン
男を探してこれまでの選択が泡になるのではと危惧したものの
出口へ向かって歩いて行く少年にはどんなに辛いことがあっても人が立ち上がれることを見せられた
振り返った少年は迷宮の中に男が残っていることを考えただろう
けれど引き返したところで迷子が増えるだけ
同行者とはぐれた時に外に出て合流する誰しもしたことがある経験
外に出ても少年と男がいつか再会できるか知るすべはないけれど少年が去った直後に男が現れたことで少年の選択は間違っていなかったと見る側は知れてこれも救いだった
8番出口から出た少年はきっと前より少しだけ母親に分かりやすく感情表現するようになるのだろう
母親も息子の変化に気づくかもしれない
そんな少しだけ生きやすくなった親子を想像するだけで救われた思いがする
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