8番出口のレビュー・感想・評価
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相手は小松菜奈さんで間違いないですか?
日本ではトップクラスのヒットプロデューサーである川村元気氏と、これまた才能あふれる脚本家平瀬謙太朗氏が仕掛けた「ヒット」間違いなしの企画からの映画。初日から長蛇の列のがあったとの報告と受け、実際公開3日間で興収9.5億円を突破、2025年公開の実写映画で1位を獲得。
原作ゲームはやったことはなく、本作の「説明がしっかりされている」らしいノベライズも手にすることなく、「ヒット」しているということだけだと、全く興味のないタイプの作品だが、割とうるさ型の有名評論家、youtuberが絶賛している。
ゲームの世界観とそこに迷い込んだ男の人生の「選択と決意、父になる」の物語らしく、ノベライズもはっきり言語化しているらしい。
8番出口
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主人公二宮はオープニングで、スマホで戦争か災害のニュースをザザっとスワイプし、ちゃんと読んでるのか、ふりをしているのか、よくある車両入り口に陣取る。
直接経験したことはないが、サラリーマン退勤時のラッシュアワーの地下鉄に、乳児を抱いた母親が乗っており、赤子がギャンギャン泣く。それをうるさいから何とかしろと母親にキレまくるサラリーマン。あるかもしれない、あった話も聞くこのシチュエーション。残念?ながらこのシチュエーションにオレ自身はあまりリアルを感じない。
想定通り何か行動を起こせるはずもなく、というか、起こす必要がない二宮は電車を降り、その後別れた彼女から「電話」がかかる。二宮は、(過去のことは分からないが、)電話の画面に見える(超美人の)小松菜奈と別れており、明らかにうだつが上がらない二宮にどうしようかと相談するのである。そうして彼は「8番出口」の世界に迷い込む流れ。
8番出口の異変については、彼の小松菜奈からの相談をどう受け止めるか、の選択および決意と全く関係のない異変ばかり。ゲームのことは知らないで話を進めるが、そこに登場するオジサンの一幕は全く二宮の脱出劇には関係がない。とこの辺はゲームファンへのサービスなのだろうということで納得はしている。
だが、彼が脱出し、「病院へすぐ行く」と言って乗った電車は、物語最初と同じ電車、シチュエーションなのである。そこで彼は、オレたち観客の方を見据え、その騒ぎの方へ顔を向けて閉幕する。「騒ぎの方へ顔を向けて」なので、二宮がその騒ぎに対して「父親になるには良しとする行動」に出た、という解釈が強いようだが、果たしてそんな行動は存在するだろうか。
この映画は、初めから二宮の妄想で、不快とされる「赤子のギャン泣き」と「他人の止まない咳」を浴びせて、やかましい音響とともに、こちらの神経を触って観客を試す。赤子と喘息といった当人にはどうしようもないことを、観客のオレたちにはことごとく不快に感じさせる確信犯。これはなかなかに上手いと思った。
また本当に小松菜奈(のような女性)に子供ができたのなら、こんな話にはならないだろ、という突っ込みも作り手側には十分承知の上だと思う。
となると、そもそも子供ができたというのが、妄想。あるいは、相手は「小松菜奈」であるはずがない。
そして同じ電車(シチュエーション)に戻った、ということは、彼は映画のはじめから勝手に妄想し、結局答えを出せずにループしている。つまり騒ぎのほうを向いたが、そのまま電車を降りた、というほうが正しく観える。初めから何も起こっていないということ。(消えたカバン、収まった咳、「ボレロ」で挟む)
つまり、登場人物はすべて主人公の持っている顔、一面。電車でキレる男ですら、主人公の顔と思ってもいいかもしれない。
今回の「不快」の演出および演技が確信犯であること。クリアしたかに見えてそうではない、という解釈も可能である点。ヒットメイカーだけど、浅い、と言われてきた川村氏の一撃。それがこの違和感、異変探しのゲームと「合っている」と思わせた点がとても素晴らしい。観客を試す、といった実験もそれなりに成果があったようだ。
そして、「意を決した」とも「また逃げた」「そもそも現実に向き合っていない」ともとれる、二宮氏の風貌(と役作り)が素晴らしい。
だけど、オレ個人はすっごい長い90分だったので、この評価。
追記
このポスター、実は二宮氏の鼻先口先のほんの少しだけ8の字から出ているんだよね。ちょっとだけ、ループから抜けている、すこしだけ「前に出る」ということなんだろうけど。
オジさんGJ!
いや、オジさんが素晴らしい。聴くところ、演じたのはベテランの舞台俳優さんみたい。私が言うことじゃないけど、よくぞご出演いただきました。不気味で鉄壁の演技力、ありがとうございます。
ゲームの映画化と云うことで、非常に限られた世界観ではあるものの、その再現度が素晴らしい。そもそも、元のゲームが素晴らしかった。実写にしか見えない映像感覚で(オジさんは流石にCG感は拭えない)続編の8番乗り場のリアリズムも、もはや異常。開発者さんはその手の専門家なんでしょうか。
映画化のテーマとしては「心の迷いが生んだ時空の歪み」→「迷いから決断する勇気」ということでしょうか。「満員電車で泣く子供」「キレた他人から怒鳴られる」「それを助ける勇気が無かった」「彼女から身ごもったとの電話」「迷ってる。どうしようか決められない(泣」、そして主人公は地下に迷う。この流れ、設定付けからゲームの舞台に突入するまで、淀みなく素晴らしい。
そして進むか戻るか、このシンプルで純粋にプレイヤーの判断力が試されるゲーム性、そして決断する力は「勇気」、見知らぬ人でも助ける「勇気」、ゲーム性と主人公の設定を重ね合わせた、「ゲームの映画化」としては予測を超えて「甘さ」「脳天気さ」もない渋くて好印象だと感じました。
細かいことを云えば、「観に来た人はみんなゲームをプレイ済みでしょう?」という感じが拭いされない。プレイヤーが間違い探しに入るのが早すぎる気がする。「異変の有無」と云われて、指さし確認で間違いを探すのは、ゲームプレイの再現に入るのがちょっと早い気がした。そして迷いだしたら、まずスマホを取り出すと思う。地下で何も判らなくとも、チラ見ぐらいするのが現代人。
また、オジさんに設定付けされたのには驚いた。成る程、元はオジさんもプレイヤーで闇堕ちしたという設定ですか。元のゲームでは8番じゃない出口から出ると単なるリスタートだけど、NPCに墜とされるのは映画ならではの面白いアイデア。あの女性が歩いてくるバージョンも遊んで見たいな。自分が一通りプレイしてからも、映画化を記念してでしょうか。いくつか異変が増えていたので、女性の方もお願いします。
あと、(説明はなかったけど、ミスリードではないと思いますが)自分の未来の子供の出現も面白い。異空間での現象なら有りかと思う。ただ、最後にあの子とはぐれて、なにか思ったりしなかったのでしょうか。何か一言あるべきだったでしょうか。それとも自分の未来の子供と判ったから、もう振り返る必要はなかったのか。
結論的に自分の迷いと迷宮のサスペンスを重ねた良作だと思います。「見つけてほしいから迷子になった」「道に迷う→心の迷い」「結論を出す勇気が出せず、自分から道に迷っている」等々、迷いに関する哲学めいたものがあるような気がして実に有意義だったかと。
あと、付け加えるなら、如何に映画の中の話といえど、あんなに可愛い彼女がいるんだから、二宮さんには頑張って欲しいものです。
(追記)
付け加えで、映画版固有の異変で興味深いものが幾つか。
「電話をかけてきた自分の彼女(同じ地下道にいた)」
「通路のど真ん中で待ち構えている少年の母親」
「開いた扉の向こうで見て見ぬふりをする自分自身」
これら自分自身や自分の味方のようで、「異変」という自分の「敵」なんですよね。自分の大切なものやトラウマが自分を惑わし襲ってくる自分自身にしか通用しない罠。
似たようなエピソードが他の映画にもあったのを思い出しました。うろ覚えですが、攻殻機動隊シリーズ劇場版「イノセンス」で、手榴弾に殺されかけたトグサが「自分の妻と娘の姿が脳裏に浮かんだ」というと、バドー「気を付けな、そいつらは死神だ」という――ちょっと理屈が掴みかねますが。その他、グインサーガという小説では主人公グインのトラウマとなる人物が自分を責め立てる、自分の心を鏡映しにした罠。
小説にして映画化もされている「1984」では、これは具体的な調査の上での拷問でしょう。どうやって調べたのか自分だけが苦手なネズミで根を上げさせたり。
「鬼滅の刃」などでも最終的には自分のトラウマと対峙することはよくありますが、故意に仕掛けられる場合もあれば、見るもの触れるもの全て自分のトラウマを連想し恐怖する場合も有り、前述3つの異変を説明するとしたら、そういうことかもしれません。よくある言い回し、「自分との戦い」と言ってしまうと、ちょっとチープになっちゃうんですけどね。
駄作
(原作プレイ勢からすると)単純に面白くない。
原作の8番出口要素が30、映画のためのオリジナルドラマパートが70くらいで構成されているがドラマパートが全く面白くない。というかシナリオが破綻していてどういう話なのかよくわからない。(特に主人公と子供に関して。おじさんパートも何のためにあったのか謎。)
じゃあ原作再現パートが面白いのかというとそういうわけでもなく、原作になかった恐怖演出が追加されていたり原作にあった演出が改変されていたり(※)で「ゲームで見たやつ!」みたいな楽しみ方もイマイチできなかった。
※特に赤い水が流れてくる異変が津波に改変されていたのは最悪だった。よくもこんな映画を東北で流せたものだと思う。
そもそも映画では異変の恐怖演出にフィーチャーしているが、ゲーム8番出口の面白さは「間違い探し」なのであってホラーゲームではない(そういう側面はあるが)ので本当に原作をプレイした上で作ったのかも疑問。実況動画だけ見て作ったと言われても納得する。
原作ゲーム未プレイの人からすれば60点くらいのホラー映画として楽しめたのかもしれないが、なまじ原作を知っているだけに原作再現もイマイチならオリジナル要素も面白くないという二重苦を味わう羽目になった。
配信サイトでみんなでワイワイ言いながら観るのがいいんじゃないでしょうか。
出口なし
映画に対する違和感はいっぱい見つけた。
でも、どうしても【つまらな出口】に出てしまう。俺は【おもしろ出口】から出たいのに。
ゲームを忠実に再現しているのは良いと思う。はいはいゲームでこういうところあったあった、という体験はあるし、そこから主人公目線から別目線に変わるのも面白いアイデアだと思ったが、面白いのはアイデアだけだった。
特に、ほんと子供にイライラした。
坊主、喋れるんかい!!
だったら、喋って教えてやれや!
このストレスね。
あってないような、主人公側の盛り上がらないドラマ。主人公が何か得られるほど、不条理地下道は試練を与えてないだろうよ。
早く劇場の出口から出たかった…
よし、帰ってサカナクションの『怪獣』のMVでも繰り返し観ようかな。自分にはそっちが合ってる。
少年が救いに感じた
最初は困ったような不服そうな表情の何を考えているか分からない子供
そこから立ち止まって教えようとしてることや異変に気づく能力の高さでだんだん少年が好きになっていく
おじさんを必死に止めようとした時
その後の迷宮の装置の一つになったおじさんを追いかけた時
それまではまだはっきりしなかった少年の感情が見れておじさんが少年にかけていた情は無駄じゃなかったと救われた気がした
おじさんとの反省を活かしてか迷う男に対してはもっと分かりやすく行動するようになったところも人が変われることを示すようだった
少年、喋れたんだ
おそらく普段からほとんど声を出さない子なのだろう
目を覚ましてたわいない話をする2人と海辺の映像からは男の未来にいる大切な息子
少年の過去にはいない頼れる父親を想像させてそこも救いになった
そして自分を必死に助けようとした男が流され1人で少年が目覚めるシーン
男を探してこれまでの選択が泡になるのではと危惧したものの
出口へ向かって歩いて行く少年にはどんなに辛いことがあっても人が立ち上がれることを見せられた
振り返った少年は迷宮の中に男が残っていることを考えただろう
けれど引き返したところで迷子が増えるだけ
同行者とはぐれた時に外に出て合流する誰しもしたことがある経験
外に出ても少年と男がいつか再会できるか知るすべはないけれど少年が去った直後に男が現れたことで少年の選択は間違っていなかったと見る側は知れてこれも救いだった
8番出口から出た少年はきっと前より少しだけ母親に分かりやすく感情表現するようになるのだろう
母親も息子の変化に気づくかもしれない
そんな少しだけ生きやすくなった親子を想像するだけで救われた思いがする
疑問と不快感と説教臭さ。結局何が言いたかったのかわからんかった。
今更ながら「8番出口」のレビュー(´・ω・`)。
ストーリー「喘息持ちの男(二宮和也)は今日の仕事先に向かっていた。満員電車の中では、泣く赤ん坊に男がいら立っている。駅を進んでいる途中、元カノ(小松菜奈)から妊娠したとの電話が入る。迷いながらも病院へ向かおうとする男だが、どれだけ歩いても駅の通路から出られないことに気づく。看板を見ると、いくつかのルールが書かれている。そして怪現象が起きていき…?。このループを抜け出すことは出来るのか、男の運命や如何に!」みたいな感じ。
Youtubeとかで有名な実況向きホラーゲームってことくらいしか原作知りませんでしたが、ホラー系好きなので観てきた。ですが、タイトル通り正直何を描きたいのかわからんかった(/ω\)。
■そもそも
・こういう「どうしよう赤ちゃんできちゃった…」みたいな始まりがキライです笑。品のない言い方ですが、「ヤることやったら、デキるもんできるやろ(´・ω・`)。アホなんか?」って話で。この始まりで、既にメインキャラの男女に不快感があった。
■何が主軸なのか
・観た人はわかると思いますが、基本的には「主人公が成長し、父親としての覚悟を決めていく物語」として描かれています。ループは人生の迷いや葛藤を表していて、それらを乗り越え出口に向かっていく。それはいいけど、これってホラーがベースなのよな?(´・ω・`)。原作を知らないけど、わざわざ成長物語入れる必要あったのか?
■おじさんと少年とJK
・本作のマスコットというか、インパクト絶大の「おじさん」ですが、この扱いが納得いかない(/ω\)。マジでなんであの描き方になったのか(゚Д゚;)。このおじさんの扱いで、今作の軸がわからなくなってしまったと感じた。
・上で書いた通り、主人公の成長物語なのであれば、おじさんは「主人公の対比」的な存在なのかと思っていた。「表面上はニコニコしてるけれど、中身は自己中心的で攻撃的」みたいな。でも、「めっちゃ頑張ってるいい人やん!(/ω\)」としか思わんかった笑。
・おじさんの続き
他の方のコメントとか見てると、「最後子供を置いて行ってしまったから」みたいな評価もありますが。何回もループして精神的に追い詰められても、子供相手に膝を曲げて目線を合わせ、手を取って歩こうとし、賛否両論あるであろう子供の戦犯シーンでも子供に直接当たり散らすこともしなかったし。自分の子供でもないのにメッチャ気を使ってたと思うんだけどなぁ(´・ω・`)。
・子供
個人的には最後まで喋っちゃダメだったろ、と思った。喋れんのかい!って。そのせいで、例のおじさんとのシーンが戦犯ムーブっぽくなっちゃってる。結局主人公とおじさんで対応が違いすぎる理由がピンとこなかったし、主人公とは親子なので当然かもしれませんが、そのせいでおじさんが不憫すぎるだろ。
・叔父さんパートに出てきたJK
超ノイズ。マジでイミフ。この人が出てきたとき、完全に妄想ですが、「おじさんは家庭にも会社にも居場所がなく、少女買春(パパ活?)に手を出した。その結果家族に追い出されて、完全に帰る場所がなくなった。」のかなと思ったんすよ(´・ω・`)。そして8番出口につかまったのかなと。おじさんが元既婚者で子持ちだったなら、子供相手に丁寧な対応ができたのも納得だし。上で書いた通り、自分はおじさんは主人公の対比だと思っていたので、「父親としての覚悟が決まり切らなかった、失敗した主人公の未来」として描かれているのかなと。でもおじさんメッチャ出たがってるし。「このままここにいてもいいんじゃないですか?」とか言われても、「出たいって言ってんだろ!」って話で笑。この女性はメタファー的な意味で、「性・欲望・誘惑」的な役割があったんだと思いますが、結局主人公とはカスりもしないし。ホントになんで出したのかわからないキャラだった(/ω\)。
・元カノ
台本の犠牲者。冒頭に「赤ちゃんできちゃった…」しかやらんせいで、「別れた男に人生の選択丸投げしてる人」みたいになっちゃってる。主人公が父親になるなら、アンタは母親になるんやで?って感じ。もうちょっと内容に介入してもよかったんじゃないかな?。主人公が全力で失踪してたら話終わっちゃいますぜ(´・ω・`)。
結論
タイトル通りですが、結局何が伝えたいのかわからなかった。主人公の成長ドラマがメインならおじさんもJKもいらんし、理不尽ホラーなら成長ドラマがいらんし。その上で「泣いてる赤ん坊への接し方」とか「父親としての覚悟」とか妙に説教臭いというか、負担押し付けてくるなー、って感じた(´・ω・`)。
批判されるかもだけど。満員電車で赤ん坊泣いてたらうるさいし不快だよ、ストレスだよ(怒鳴らないけどさ)。社会的にはもう他人でしかない元カノから妊娠告げられて、しかも元カノは自分の意見言わない(台本の都合だけど)もキツイでしょ。それらを「父親としての覚悟」パワーで乗り越えろ、って言ってるようにしか見えんかった。これが原作通りならともかく、わざわざこのストーリー用意した意味が伝わりませんでした。
得られるものがあったとしたら、「子供作る予定がないならちゃんと避妊しましょうね」ってことかな?(´・ω・`)。映画「8番出口」は壮大な性教育だった…?(゚Д゚;)
1人の男が変わるために必要だった無限ループ
まず、二宮和也ってあんな爽やかさもオーラもない男も演じられるんだ、という驚きがあった。
言われるまで気づかなかったよ、言われても二宮和也に見えないよ。
時系列もなにもかもごちゃごちゃの展開。
頭が混乱するが、ゲームでいうところの進むと引き返すの直線的世界に映画らしい奥行きが足されたようで、作中にあったエッシャーの絵のような面白さを感じた。
特に「迷う男」が津波から「少年」を助けるくだり。
「迷う男」があそこで逃げずにガッツを見せられたのも、波から連想した、まだ産まれていないはずの自分の子供が遊ぶ姿を眺めながら妻と交わした会話の記憶とかいうめちゃくちゃな経験によるものだろう。
それでも「迷う男」が父になるにはそれが必要不可欠だった。
他に印象深い点。
これまで一部の歪みもなく歩く怪異だった「歩く男」が人間になった瞬間震えた。
これは映画ならではのアナザーストーリー。
彼もまた無限ループにイライラしたり子供に気を遣ったりする普通の人間だった。
ということは彼にも時間をかけても受け入れなければならなかった何かがあったのだろう。
それは達成される事はなかったけれど。
「迷う男」が受け入れなければならなかったのは父親になる選択と覚悟だよな。
ずっと赤ん坊の泣き声が恐ろしい異変として表れていたし、本当は責任取るのも嫌で逃げたくてたまらなかったんだろう。
本当に泣き声怖い。音が強調されてうるさいし。
「少年」も変なループの仕方してるよなぁ。
「迷う男」が「おじさんは人間じゃない」と言った直後から「歩く男」と行動を共にし、彼が階段を上がっていったので戻って「迷う男」と出会った。
それとも「歩く男」との出来事は完全に過去なのか?
「ある女」の異変直後の「少年」が言うには父親に会ったことがない、らしいが。
まさかラストで「迷う男」が電車で怒鳴り散らしてるリーマンに注意しに行って逆上されて襲われてそのまま死……みたいな嫌な想像してしまった。
でも家族で行った海で拾った貝殻のお守りは持っているのよね。
「迷う男」がループを抜け出した事で「少年」の過去が変わる?
何か考察的なものがあるか調べてみよう。
「迷う男」に始終突きつけられていた問い、「お前はどうするの?変われるの?」の答え、ラスト横顔で終わったのが最高だった。
8番のりばへの布石かな
結論、8番出口のゲームやった事ある人しか楽しめません。ゲームやった事ない人はダウンロードして8番出口から出て(ゴールして)から映画観に行ってください。
物語は二宮くん視点、おじさん視点、子供視点があってなかなか面白いが、どうせならゲームに忠実に主人公とおじさん視点だけでも良かった。
ラストは何とか8番出口へ…と向かうがそこは何故か階段下って地下鉄のりば。地下鉄に乗って元カノの元へ…となるが冒頭の地下鉄の状況と同じループ。
主人公は動き出すんだろうけど、それは続編への布石かと。真っ暗になったところで「8番のりば」の始まりかと思います。
続編楽しみにしてます。
最初
これだけ単純なゲームを映像にしようと思ったら、親子要素とか恋愛要素とか入ってきそうで嫌だな、と思ったら、見事に入ってましたね。
冒頭、8番出口に入るまでの描写がめちゃくちゃ好きで、「おお!始まった!」感があって、よかったです。でも、ゲームと違ってルールの説明とか、8番出口に来てしまった必然性がまったく語られない分、もとのゲームをやってない人には、わけもわからずいきなり始まっていきなり終わってしまう映画なのではないかと思いました。
ゲーム自体の恐怖演出を踏襲しつつ、映画的にまとめられてるのがよかったと思いました。
このゲームの初見って、自分でやったというよりも配信者がやってるのを見たって人の方が多いと思っていて、映画の中でも、「あーあそこに異変あるのに!」「おい!気づけよ!」と言いたくなる演出が多く、ちゃんとわかってる人が作ってるなと感じました。
ラスト、子供のあとに同じルートを自分が行くという演出のおかげで、「ただ8番出口から出ていく」以上の緊張感をもたらしていて、いい演出だなと思いました。
人気ゲームの映画化という意味では成功してるのかもしれませんが、映画単体で見たときに、やっぱり邦画っぽいストーリーの安っぽさが嫌なので、評価は低めです。
「8番出口から外に出ること」
ホラーが苦手なのに見てしまった
おもしろかった時間も約1時間30分がちょうどよかった
セットもちゃんとしていてこの8番出口の主催者側の視点(?)を描いてほしい(8番出口だって誰かがあの空間を作りああやって迷っているのを楽しんでいるに違いない)
個人的にエンディング好き
「無難」で「苦しい」だけど「観れる」
ネタバレを含みます。
ストーリーの大元はフリーゲームであることは言わずもがな。
だからこそ、そのゲーム性が大きく反映された映画となっております。
・映画の特徴
時折思い出したかのように製作されるループ物。しかしながら、他のループ物の映画と比べても、その世界観が非常に狭い箱庭の中で完成しているという点が特徴です。物理換算で約30mもない同じ景色の中を変化に注意しながら歩き回るという本作。元となっているゲーム性を忠実に再現しながら、映画ならではのストーリー性が練りこまれています。ストーリー性の部分にはループ物映画の十八番「未来や過去など時間軸の交差」が組み込まれており、未来の自分の息子に助けられるといったストーリー展開となります。
・映画の長所
「無難」で「観れる」という言葉が短所ではないという点が一番の長所です。特徴で述べたように、この映画は非常に狭い箱庭空間でのループが発生します。つまりループにおける「1周」が非常に短い間隔で紡がれるということです。それを約1時間半も観せなければいけない。ゲームをしたことがある人ならわかると思いますが、中身が非常に薄いのです。元から味の薄いガム、その味を長時間出し続けられるようにしたというのがこの作品となります。だからこそ、「薄い内容を無難に最後まで観れるようにしている」がこの作品の長所だと感じました。それを可能にしたのが「俳優二宮の演技」と「カメラワーク」、「数々の演出」の三本柱だと思っています。
「二宮の演技」
俳優としての仕事だけでなく、「ゲーム好き」と豪語するだけの二宮さんの熱意が伝わります。喘息持ちであり、どこにでもいる一般的な主人公を演じます。
何か事件が起きても、波風を立てないように立ち回る傍観者としての苦悩を演じる姿に、観客は共感を得ることでしょう。
また、水の飲み方、薬の服用、頻繁な咳(※ここは短所にも成り得る)等細かい演技にも熱が入っており徐々に絶望に落とされていく様子を感じることができます。
「カメラワーク」
景色の変化の中には、観ている側でも見落としそうになる変化があります。「次はどんな変化だろう」「シーンが変わったら何が起きているだろう」と思わせ、「歩く男」の変化の際には一瞬びくっと驚かせてくる見せ方がうまいです。
「数々の演出」
例えば音楽。クラシックの「ボレロ」をオープニングから流してきます。ホラー映画に「ボレロ」の壮大な旋律がちぐはぐに絡み合い、観る者の「恐怖」ではなく「不穏」や「不安」を引き出してきます。
これは製作者の意図を正確に表現できていると言っていいでしょう。
細かい変化も観る者の「不安」を駆り立てます。ポスターの目が動くシーンや「歩く男」の満面の笑み、ストーリーに沿うかのように時折挟まれる赤子の鳴き声が、同じ場所を歩き続けるだけの流れの中に飽きが来ないようなスパイスとなっています。
おまけの「歩く男」の視点
主人公二宮の視点だけでなく、「歩く男」の視点が描かれます。
もともと男が世界のパーツではなくプレイヤー側にいて、ゲームをクリアできなかった果てに世界に組み込まれたという、ゲームでは分からなかった設定が分かることで、観る者に新たな発見と「不安感」を与えてくれます。
・映画の短所
「喘息持ち設定の是非」
これは別に差別的に考えているわけではないことをはじめに名言しておきます。
二宮さんの熱の入った演技ではあるのですが、同じように喘息持ちの方や共感性が強い人が観ると、その辛さが如実に伝わってしまいます。
ストーリー展開の三分の一は咳をしっぱなしなので、「観ていて苦しくなってくる」のではないでしょうか。
私は映画を観終わってもしばらく気管支や肺あたりがムズムズしておりました。
「重きを置くのはゲームのルール?それともメッセージ性?」
結論を先に書くと、元がゲームであるということが、この映画の解釈を二極化してしまっています。
ネタバレになりますが、この映画、主人公がゲームをクリアしないまま終わります。正確には「8番出口から出る」ために「8回変化を連続で乗り越えないといけない」にも関わらず、7回目くらいで物語が終わるのです。ゲームを経験してから観ている人は、まずここで違和感を覚えることでしょう。
対して、他の人のレビューの中に「自分の強い意志で先に進むことを選択したのであれば、それが正しいのだ」というメッセージ性があるのではないか、というものがありました。
確かに、そう考えるのであれば、「最後に最初のシーンに還り、勇気をもって別の選択をした」という流れに意味が生まれます。だから、主人公の心の憑き物が落ちて前に進めるようになったので8回でなくとも出ることができた、と解釈することも可能でしょう。
少し話が逸れますが、ループ物の映画にパラドクスという映画があります。こちらの作品は同じように時系列の交差がある中で、それぞれの登場人物の行動が互いの心情に変化をもたらし、未来の結果を変えるという物語です。
しかし、こちらの作品はゲームではないからこそ、最初から提示された「絶対のルール」がありません。空間を抜けるための「ルール」がストーリー進行と同時に登場人物にも観客にもわかるようになっており、そのルールを守ったうえで物語が終わるのです。
そのため、観客はルールではなく物語やメッセージ性に重きを置いて観ることができるのです。
対して8番出口は、最初から提示された「絶対のルール」があるが故に、「いくらメッセージ性があろうともルールを無視してよいのだろうか?」という疑問を抱きながら鑑賞を終えることとなります。観る人によっては非常に後味が悪いことでしょう。
「お守りと息子の伏線の扱い」
伏線の回収は確かにされています。
しかし、出したのであれば「その後の未来を描く」「決定的な分岐点でもう一度登場する」など丁寧な扱いが欲しかったところです。
途中で変化かどっちかわからない、という形で未来の息子が登場し、それ以降行動を共にします。
伏線のまき方があからさますぎて、観た人100人中100人が「主人公の息子じゃん」と途中で感づけるくらいの雑さです。
物語りの終盤一歩手前で、主人公と別れ先に進みますが、それ以降出てきません。
せめてパラドクスのように「未来でこんな風に家族で過ごしている」「こんな変化が未来にあった」くらいの伏線回収と再登場を果たしてほしかったです。
何よりいただけないのは「おまもり」の存在です。
物語り終盤、駅の変化(津波表現)に主人公がのまれる中で「未来の回想・幻視」シーンが流れます。ここで、お守りがどういった経緯で主人公と息子の絆を結んでいたのかが描かれます。
また、駅を出る際にポケットに入っていた「おまもり」を握りしめるシーンは息子との絆を再度感じることもでき、これが主人公の決意を促したんだろうなと解釈することもできました。
しかし、最後に最初のシーンに戻り、「泣く赤子とその母親を怒鳴りつけるDQN」を注意しに行こうとする、まさしく現実世界における分岐点において、何もなしに決断するのではなく、もう一度「おまもり」を出してほしかったというのが個人的な感想です。
・総評
だいぶ熱を入れて書いてしまいましたが、まとめると「無難に観れる」に落ち着くでしょう。
どうしても、アメリカ産映画の迫力と比べると見劣りしてしまいます。
しかし、フリーゲームを実写映画化することに挑戦し、難しい内容を最後まで観られる形までもっていった俳優と製作陣には頭があがりません。
もう有名になってしまったので難しいでしょうが、この映画を一番楽しむ方法は、ゲーム未プレイで観ることで楽しめる映画ではないでしょうか。
観る人の人生経験でかなり評価が変わる映画
ストーリーの無いゲームから、良くこんなに素晴らしい映画に昇華させたなぁと感動している。
始まりの、「迷う男」の元カノからの電話で、持病の喘息が一気に悪化していく様子で、彼の迷いや不安が理解できるし、ループに紛れ込んでから彼が何度も「大丈夫」と呟くところまでは観ている方も息をするのが苦しくなるくらい。ただ、少年と出会ってからは徐々に顔に血の気が戻っていく。
少年が「歩く男」といる時に喋らないのは、彼が少年にとっての父親になる人では無いということの暗示だったのかもしれない。「迷う男」と歩き始めた時も最初は話さなかったけれど、身の上話をしてから明らかに少年の態度が変わったのは、「迷う男」が少年の父親になるという確信を得たからなのか。ここまでで、少年は彼と元カノの子供の未来の姿であると考えられる。
海辺の楽しいシーンから、濁流に飲み込まれれながらも少年を8番出口のサインボードの上に抱き上げるシーンで、「迷う男」が迷わず少年を助ける行動をとったことに感涙した。彼の父性の発現なのか?
そして、ラストシーンでは、元カノのところへ迷わず行く決断をして、そこでまた起きるループに終止符を打つべく、彼は動く。実際に動くシーンはほぼ映らず、目の動きだけでそれを表す最後の二宮和也が秀逸だった。ここでまた感涙。
そして、主題のボレロ。映画の始まりに鳴るボレロは不安を掻き立てたが、終わりのそれは「迷う男」を鼓舞するファンファーレに聞こえた。
ただ、これは私が息子を持つ親で、今まで生きてきた中で「迷う男」と同じような経験をしたことがあるからということもあるのかもしれない。
人はそれぞれ無意識に自身の経験値と照らし合わせて物語を読み解こうとするので、この映画を観た感想にもそれぞれ隔たりがあるのは仕方ないのかなと思う。
私は既に5回観ているがその度に新しい発見があり、それが楽しくてまた観に行きたいと思っている。
良い点と合わない点
8番出口気になっていたので観て来ました。
ゲーム自体は実況動画やプレイ済みなのでルールは知った上で臨んでおります。
【キャラクター】
二宮くん
派遣社員、別れかけの彼女に子どもがデキる、喘息持ちなど要素詰め込みの優柔不断主人公を演じてました。
演技が素晴らしかったです。二宮くんなら当たりという
風潮はやはり有りますね。
おじさん 河内大和さんがいい役柄で最高です。
見る価値あると思います。
彼女 オリジナル要素
男の子 オリジナル要素、8番出口を彷徨ってる。
正直男の子周辺のストーリーが評価下げる要因になってると思う。ツッコミどころが①最初からしゃべれよ、②水に飲まれた時の謎シーン挿入、この2つがえぇー…ってなりました。
演技 ☆☆☆☆☆ (二宮くんと河内さんのみ)
脚本 ☆☆
異変 ☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆
数百円のゲームがここまで拡がった点を考慮しました。
ツッコむところはたくさんあるけど、
見ていていろいろ頭が混乱するし、ゲームも何も知識なく、おじさんだけしか知りませんでしたが見ました(4DXで)。そうにストーリーを持っていくのかと…思わず泣いてしまった。最初はゲーム知らないしなぁという感じでしたがどんどん引き込まれました。結果的に、見てよかったです。
おじさん好きすぎる。でも、おじさんの伏線を回収してほしい私が…
「ゲーム”8番出口”の映画」を求めていた自分には刺さった
決して重厚とは言えないストーリー、繰り返す怪異と主人公の葛藤を重ねて、脱出とともにほんの少しだけ主人公の心持ちが変わる、という構造もわかりやすく側から見ると大した変化も起きてない。ただ元のゲームのスケールも大きくないし、壮大なテーマなりを出されてもキャップに戸惑ってしまいそうなので、ちょうどいい話だった。
あと異変も含め、道中の演出が度々”不快”だった。咳、赤ちゃんの鳴き声、怒鳴る大人、異変の声、リアル嘔吐などなど。目を背けたくなる、耳を塞ぎたくなる、逃げたくなる、ここに向き合う、程よく設定とストーリー重ねており、程よいスケール感。
原作を遊んだものとしては、特にスタート画面も挟まず急に放り出されるゲーム画面、ルールもわからずとりあえず進んで出口の数字がなんらかでカウントアップしルールを理解し始める感じが映画でも出ていてああこんなだったなって思えてよかった。まあ尺もあったんだろうけどルール理解して飲み込むまで早えなとは思ったが。
(それが見たけりゃ誰かのゲーム実況でいい?それはそう)
オジサン誕生日秘話も良かった。映画としての設定なんだろうが、なるほどこういう経緯でおじさんは8番出口の”オジサン”になったのかと。
そうなると怪異としての8番出口の性質も色々見えてくる。考察も捗る。
(人を誘い込んで捉えることが目的だが、怪異側もただ人を捕まえることはできないからなんらか呪術的なプロセスを必要として、それが”8番出口?とか)
あと一瞬だったけどヒカキン目立つね。このあと電車のデッキの間に挟まれ続けるのかなって未来も想像できてファン的グッドポイント。原作時系列と違うけどね
結論、原作ファンとしてとてもちょうどよく楽しめた。求めているものを求めている通りに出してくれた。未履修勢には辛そうかな?
予想通りの展開結末
この通路のループだけで終わらせるつもりじゃないよね?
少年は息子なんて安易な展開じゃないよね?
息子に助けられたから産もうとかじゃないよね?
最初の電車に戻って助ける展開じゃないよね?
素人の予想を一切超えない映画じゃないよね?
予想通りの結末
何度も帰ろうかと思ったけけど我慢して結末まで観た
結局素人の予想通りのエンディングかよ
とツッコミながら帰りました
せめて水に襲われたあとに息子をさが探す場面位とかいれようよ
少年がちゃんと行動してれば・・・
少年の行動を気にしないかどうかで、評価は変わります(気にならない人なら+☆1)。
映画としてはストーリー性皆無の原作ゲームに、一本筋の通った話を作ったことは好感触です。それに映画オリジナルの怪異もあったので、原作プレイ済みでも楽しめました。
また作品のテーマであろう父性も、細かい説明をせず映像で見せてたのも邦画の悪い癖がでなくてよかったです。
特に少年と歩く時のスピードやしぐさが秀逸でした。子育て経験者であろうおじさんは手をつないでゆっくり歩いているのに対し、主人公は少年を顧みず歩きだす。しかし少年と交流していくにつれて、主人公もおじさんと同じような動きをするようになる。そこには確かに父親としての成長がありました。
全体としてはこじんまりとしてますが、佳作と呼べる映画です
ただ少年に思うところが出てくる演出はどうかと思います。少年がちゃんとしていたら、恐らくおじさんとともにゴールしていたでしょう。
しかもおじさんとは結構ループしてると思われるのに、最後までしゃべらなかったのことも気になります。おじさんは喚いたりすることはあっても、ちゃんとした大人として少年と向き合ってたので余計に不憫です。
ボレロ
清澄白河駅が8番出口のモデル。
二宮和也さんだから成り立った感じがする。
歩く男は自分を捨てた父親。
少年は自分の息子でもあり、自分の少年時代。
自分が抱えてきた生い立ちや悩みや葛藤が
ありつつ自分なりに答えを出して出口を
見つけ帰る。
子供への責任、産むか産まないか、育てられる
のか思考の弱い人間の内面と脳内との格闘。
最後のボレロで感情が溢れ出した。
最後の終わり方もよかった
ゲーム世界の裏側を覗いた気分〜♪
最後、彼がループから抜け出せたか否かは分からないけど、きっと今の彼なら大丈夫だろうなと思えるラストで、シンプルなループものでここまでもっていけるのか!とちょっと感心してしまうくらいよかった。
でも、びっくりしたシーンで4DXかってくらい跳ねちゃって恥ずかしかったです。
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