8番出口のレビュー・感想・評価
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あれ?ヒカキンいた!
8番出口が映画に?どう脚色しても面白くなるわけないだろ
という先入観を完全に払拭してくれたいい映画だった
ゲームにはない登場人物とその関連性も秀逸
ラストの主人公のあの視線で映画が終わるのは想定通りだが
それでもいろいろと溜飲がさがるGOODなエンディングだった
二宮和也というアイドル(という先入観)には何の期待もしていなかったが
映画が始まってからずっと、「こいつ嫌な奴だ」という生理的な嫌悪感を
強烈に感じさせられて、この主人公で最後までこんな気持ちで見続けるのは
しんどいぞと思わされた自分にハッとした。
それだけ彼の演技は上手いのだ。これだけ不快感を感じさせられる役者なんだと
ラストシーンに向けてそのギャップの大きさに爽快感を盛れる役者なんだと感心した
ゲームの印象から鑑賞を躊躇する人がいるなら、もったいないから見て頂戴とおすすめする
これはホラー映画に非ず
※個人的な解釈を多々含みます
ホラー映画を観たくて映画館に来た人、ゲームの実写化が観たくて来た人、申し訳ない。期待外れのものを見せられて低評価を付ける気持ち、分からなくもない。
ただ、私には刺さった。どうしようもなく刺さった。
閉じられた空間、限られた情報から推測するしかない、この作品。その上で自分の解釈は、「父親になる覚悟を問う話」だった。
8番出口そのものが「異変という試練を与え、対象に問いかける存在」となり、「何かから逃げようとする者」を招き入れる。逃げ場のない空間で、登場人物たちが何を見て、何を感じ、どうしたか。明言されないそれらを読み解くのがこの映画の狙いであり、そういう点ではひどく内面的な映画だとも言える。「何が起きたか」に重点を置く人には、退屈なのも仕方ないだろう。
異変を「人物の内的なものが反映された」と見做すのは8番出口の元ネタのP.T.にも繋がる解釈だが、自分はこの目線で話を読み、上記の結論に至った。
おそらく答えはない、ただ何を感じそこから何を引き出すのか、各々の観客に委ねられているのだろう。
緊張感ある心理劇や緻密な演出
絶妙に痒いところに手が届かない作品
ゲームの8番出口、大好きです。
今回映画化と聞いて楽しみに鑑賞しに行きました。
あのストーリー皆無のゲームをよくここまでストーリーつけて映画化したなとは思います。
が、せっかくストーリーつけるなら色々納得できるものにして欲しかったなと。
・登場人物の数名はただのモブ→全員に何らかの関係があって、ここに迷い込んでしまったなどの関連性が欲しかった(せっかく最初の赤ちゃん泣いてるシーンがあるのだから、その列車に乗っていて素知らぬふりをして後悔した人たち、とか、現実世界で子供関係で何らかの憂鬱なことがあって帰りたくない気持ちがある人たち、とか。)
・結局あの子供はなんだったのか。主人公の子供ということまではわかるが、それならば主人公を助けにきた未来から来た?→主人公が8番出口の世界から出られなかった世界線の子供で、未来から主人公を助けに来た?(主人公の彼女の言葉から想像)
・主人公は死んだ?→途中で転んで薬を落としたまま進んでいる。それまで喘息がひどかったのにそれ以降その描写が全くなくなっている。
・おじさんは偽物の出口から出てどうなったのか。8番出口の世界に取り込まれた?だとしたら女子高生も同じこと??
8番出口の世界に「赤ちゃん」というストーリー系を盛り込むならそこを掘り下げても良かったと思うし、全体的にストーリーはちょっとおざなりかな。
8番出口に急に迷いこまされた理由が最初の電車のシーンなら、他の人たちは関係ないし…と考えると色々痒いところに手が届かない映画だったなという感想です。
原作要素を取り込みつつ、オリジナル要素が随所に盛り込まれており、二...
効果音や恐怖BGMがうるさ過ぎる!!
正直これは映画館の音響設定の問題だったかもしれないけど恐怖演出の効果音やBGMが音量的な意味でうるさ過ぎる!
ただでさえ恐怖演出の為の甲高い音がホントに耳をつんざくような、耳が痛くなるような音量で襲ってきて映画の内容に集中出来なかった。
一緒に観に行った人や周りの人も度々耳を押さえてた。
自分はつまらない映画でも最後まで観てきたけど、映画の内容では無く音がうるさ過ぎて途中で出て行こうか何度も悩んだ、映画のお金が勿体無いから頑張って最後まで観たけど音の不快さばかりが思い出に残って内容が薄くしか頭に入ってなかった。
これが監督の意図した音量だったとすると不快さと恐怖感を履き違えてると言わざるを得ない。
恐怖に身構えるよりも次の不快な大音量に身構える映画だった。
今年観て一番よかった作品 インディーゲームを題材にしながらよくある...
常に二択
人に勧められて観たものの、やはり俺には合わなかった。
そもそものゲームのコンセプトが分からないってとこはあるのだけれど、あの内容をよくぞ膨らませたって感じではある。が…正直寝た。
異変があったら引き返せ
無ければ進め
慎重に周囲を見渡して、気にかかる事がなかったら進む。石橋を叩いて渡るの諺通りではあるが、それでも見落しはある。その些細なチェックミスで、また初めから。
そんな堂々巡りに放り込まれる。
進むか戻るか。
細心の注意を払った挙句、常にその選択にぶち当たる。
やり直し可能な事柄ならばチャンスにもなるのだろうが、こと人生において、それは無い。
常に一方通行で、選択しなかった方の可能性は瞬間的に閉ざされていくものだ。
その先に分岐したであろう未来も含めて全て。
だから何回もトライして成功を手に入れるような筋書きなどはなく、常に一発勝負なわけだ。
選んだ道を勝ち筋にしていかなくちゃならない。
だからこそ、正解がどれなのかを悩む必要なんてない。どれも正解でどれも不正解だ。
…なんか話が逸れたような気がする。
あのゲームを人生や未来に紐付けるってのはアリな展開だとは思うけど、強引な感じはしなくはない。
ホラーとしてもサイコスリラーとしても中途半端かなぁとは思う。ヒューマンドラマとしても。
ただ冒頭の迷路に迷い込む主観のシークエンスは秀逸だったなぁ…。
いつの間にか取り込まれてる。
そして、決断だけを迫られる。
無
題材を利用しただけ
良いところ
ワンシチュエーションの単純なゲームを映画にしている
おじさんの笑顔
?なところ
脚本のためのキャラクター
監督のやりたいコンセプトのためにゲームを利用
演技、演出がクドい
結局のところ8番出口というゲームである理由がほとんどない。なんでもよかった、けど話題のゲームだから企画が通りやすいというだけかな。子供も赤ちゃんも単独で成立してて、ゲームのコンセプトに必要ない。
んなもんで、キャラクターの行動がいちいちわざとらしい。無音に耐えられないから呼吸音入れるためだけに喘息持ちにして、話を長引かせるためだけに子供を喋らせない。明らかに異変なのにいちいち立ち止まって危なくなるまで待ってる。ホラーにおいて、最善を取らないキャラクターに対しては何とも思わないが、毎度最悪な選択肢を選ぶのは作為的かつ安易で白ける。それが随所に現れててストレスかかる作品だった。
喘息持ちが吸入器投げ捨てるとかありえん。死ぬとかじゃなく死ねないままひたすら苦しいだけの時間が続くんで自暴自棄になったと言う表現にはならんのだよな。ほんとそこら辺も含めて登場人物が人の形した何かにしか見えなかった。
アニメ、声優好きとして敢えて言うけど、この作品の演出は全部が全部アニメみたいな演技で、結局のところ実写な演技とやらで表現できない作品。と言うか役者の問題か?やたらと呼吸音とか感情の音入れたり必要のないBGM。無音に耐えられない監督なんかね。
タイトルなし(ネタバレ)
面白かったよ、にの。
元ゲーム観だけじゃないとこが映画にした理由なのかな。いろんな人間恐いな、と思いながら、自分に消化していく繰り返し。
子供はやっぱり生まれてくる子の事なのかな…
歩く人はエゴに走った罰で永久に歩くのかな…
とか、不思議がそのまま残される。これも今どきなのかな。
あの男の子が無事で、あの海にいてほしい。(こんな事を思うゲームではないんでしょうが)
ファンタジー苦手だから、やっぱりうまく理解できないや、ごめんニノ。
なるほど
ゲームの「異変を感じたら引き返す」という要素を上手く活用して、現代社会に蔓延する病を巧みに表現している。
賛否が分かれる理由もよく分かるし、冷静に客観視するとやはり大絶賛とまではいかないが、最近子供が生まれて育児の大変さを思い知った私にはかなり印象的な作品だった。
眠い
斬新な映画
ほとんどの時間、同じ空間を鑑賞する1時間半、飽きてしまうのではないか?
いやいやとんでもない。
ある人の視点の時には異質に見えたあの人が、その人の視点になるとその人から見た別の異質が顔を出す。
でもその異質もまた視点を変えれば別の見え方に繋がって⋯。
こういったシュールさのある映画は「結局何が言いたかったの?どうしたかったの?」と消化不良に終わりを迎えることが多々あるのですが、この作品はシュールさの中に一定のメッセージが感じられ、鑑賞後も清々しい気持ちで映画館を出ることができました。
それにしても二宮くんの絶妙な「普通の青年」ぶりに感心しきりでした。実年齢で言うと中年と言われる年なのに、見た目だけでなく佇まいや醸し出す空気感が年齢を超えたところにある「普通の青年」なんですよね。
見事でした。
キャストの皆さんの演技も素晴らしく、それぞれの役に没入して楽しめる1時間半でした。
つまらなかったです。
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