ズートピア2 : 特集
Q:映画.comの人~! 今年の冬“絶対に見る”作品は?
A:私は「ズートピア2」を見ますね でも「1」を見て
ない人、意外と多い…なんてもったいない!!生涯ベスト
になり得る傑作です【心の底からオススメな9の理由】

最近、よく「映画.comさん、今年の冬にどの映画を観たらいいですか?」って聞かれるんです。
そんなとき、私は必ずこう答えます。
って。
思わず極大フォントにしちゃうくらい公開を待ち侘びていますし、しかもZ世代を対象とした「この冬観たい映画」アンケート(シネブリッジ調査)でも堂々の“1位”になっていて、それがなんだか自分事のように嬉しくて――。

その一方で意外な事実を耳にしちゃいました。
前作「ズートピア」を「観たことがない人」、思ったよりずっと多い……。
あと「観たけど、結構前だからだいぶ忘れてる人」、実はかなり多い……。
でも、そういう未見orうろ覚え勢の方々は“逆に”幸運かも!? というのも「生涯ベスト」になり得るくらいの作品を、これから初鑑賞・再体験できるってことですから――!!
本当に面白くて、深いんですよ、「ズートピア」! この機会に1人でも多くの人に観てもらいたいので、心の奥底からおすすめしたい“9の理由”をお伝えさせてください!
>>「ズートピア」はディズニープラスで配信中 今すぐ観てみる!
●筆者紹介


[「ズートピア」を心の底から推す理由①:設定が映画史上No.1級に面白い]
動物たちが人間のように暮らしている!?…って、言うのは簡単だけど、ここまで面白く&楽しくできるのは異常!

「ズートピア」で真っ先に推したいのは“設定が抜群に面白い”こと!
劇中にはたくさんの動物たちが登場し、人間のように暮らしている――というのはご存知かと思いますが、「ズートピア」がユニークなのはここから!
「もし本当に動物が文明社会をつくったら?」を極限までリアルに構築しているんです!!
たとえば体のサイズが違う動物(キリンやネズミ)が一緒に乗る電車は、どんなものだと便利なのか? 動物たちが共存できる街って、具体的になに? 動物たちが得意なことを活かして就く仕事は……警察だったら体の大きい動物が適任?小さいウサギには難しい?……などなど。

このようにひとつの世界を丸ごと、それも超リアルに、さらには「なにそれ面白い!!」とワクワクするように構築している点が、「ズートピア」最大の魅力です!
[「ズートピア」を心の底から推す理由②:もふもふかわいい、なのに“深い”!]
実はメッセージ性がズシンと響く…意外でしたか? とんでもない“重要度”が、世界を魅了してやまない秘密!

お次は、動物たちがかわいい!はもちろんなんですが、実はメッセージ性が“めちゃくちゃ深い”!
舞台の“ズートピア”は、肉食動物と草食動物が“仲良く”暮らす世界。一見、完ぺきな理想郷ですが、その裏にはよ~く見ないと気づかない“差別”や“偏見”が蔓延っているんですよ……!
どんなに性格がいい肉食動物でも「捕食者」のイメージだけで理不尽に罰せられたりする。主人公のジュディも“善きウサギ”“正しい警察官”として描出されますが、そんな彼女の心にも“無意識の差別”があったりして。
だからジュディに共感し応援していたら、ある瞬間から自分自身の偏見も暴かれた気がしてドキッとする。このギャップが大きな話題となり、世界的な超高評価(後述します)の要因となりました!
>>「ズートピア」はディズニープラスで配信中 今すぐ観てみる!
[「ズートピア」を心の底から推す理由③:ジュディとニックの“特別な関係“、ご存知ですか?]
友情以上、恋愛未満!? ディズニー史上もっとも“尊い”バディに胸キュンが止まらない!

物語の中心となるのは、警察官となったウサギの女の子ジュディと、キツネの詐欺師ニック。この2人、実はディズニー史上もっとも“尊い”バディとも称されているんです!
彼らの関係性は“友情以上、恋愛未満”。そんな“くっつきそうでくっつかない”絶妙な距離感を保っているからこそ、相手への言葉や仕草に、ハートを撃ち抜かれた人が続出したんです……!

特に、クールなニックは“史上最も彼氏にしたいキツネ”として絶大な人気。ニックがジュディに対して「俺のこと好きなんだろ?」と冗談交じりに言うシーンがありまして……ここが、ここがもう……とてつもない破壊力で……未見の方には是非味わってほしい! そして沼って!!
[「ズートピア」を心の底から推す理由④:世界が認めた“超一流”!]
アカデミー賞&ゴールデングローブ賞をW受賞、世界中で常識外れの特大ヒット! 「アナと雪の女王」以来の快挙も達成してるんです!!

そうそう、「ズートピア」は“世界の評価”も段違いって伝えなきゃ! ゴールデングローブ賞で最優秀長編アニメーション映画賞を獲得し、米アカデミー賞でも並み居る競合を跳ねのけて長編アニメーション賞を受賞しています。
で、世界での興行収入(売り上げ)も10億2548万ドルと“とんでもない”ことに! 当時、ディズニーのアニメーション映画で10億ドルを突破したのは「トイ・ストーリー3」「アナと雪の女王」に次いで“史上3作目”という快挙!
賞総ナメ、興収10億ドル――世界にモフモフ旋風!! これだけでも「ズートピア」の“すごさ”がわかりますよね?
[「ズートピア」を心の底から推す理由⑤:もちろん日本でも“社会現象”に!]
公開直後から話題が爆発! 興収・動員が右肩あがりで急上昇…「国宝」「トップガン マーヴェリック」級の“ミラクル・ヒット”だったんです!
では、日本での反響はどうだったかというと……
ここで注目してほしいのは、実は「社会現象級のヒットになった作品」ということです!
公開直後から“実際に観た人”の口コミが爆発的に拡散! 評判が評判を呼び、観客動員が週を追うごとに増え続け(普通は週を追うごとに減っていくもの)、映画ランキングでは常に上位ランクイン!
近年でいえば、「トップガン マーヴェリック」や「国宝」のような“社会現象・奇跡的”なヒットを記録した、その年を代表する超話題作だったんです!(意外とこれ、おぼえてる人少ない……!)
>>「ズートピア」はディズニープラスで配信中 今すぐ観てみる![「ズートピア」を心の底から推す理由⑥:あの人もこの人も“ドハマリ”してました!]
「すごいの観ちゃった!」「4回泣いた」…ジブリ・鈴木敏夫Pが宮崎駿監督に鑑賞を激推し、米津玄師や宇多田ヒカルも大ファンに!

これ聞いたらまた驚くと思います、「ズートピア」公開当時、誰もが知る“著名人”が激推ししていました!
まず、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが「ディズニー映画の中でもずば抜けた傑作です!」と激賞。さらには「(鑑賞直後に)すぐに宮﨑駿のところに行き、『すごいの観ちゃった!』と報告しました」と明かしていて……わかる。私も世界中の人に報告したくなりましたもん。
さらにさらに、あの米津玄師さんも公開当時、感想をSNSに投稿するだけではなく、ジュディとニックの直筆イラストを描いていたりと“ドハマリ”していた模様。そして宇多田ヒカルさんもお子さんと鑑賞しており「良すぎて4回くらい泣いた(私が)」と大ファンに。
改めて整理するとすごいメンツだ――この事実も「ズートピア」が“必見作”である証拠!
[「ズートピア」を心の底から推す理由⑦:当然のように“史上最高級の傑作”認定!]
主要レビューサイトでディズニー・アニメーション史上“最高級評価”を記録! ずば抜けて絶賛され続けてるんです!

まだまだ“評価”についての推しポイントがあります!
日本の映画レビューサイトでのユーザー評価がどうなっているかというと――「すべてのディズニー・アニメーション史上“最高評価”」になっているんです!
なかでも映画.comでの評価は「4.2(5点満点中)」。詳しくは「ズートピア」の作品ページをチェックしていただきたいのですが、この数値はつまり“歴史的傑作”級!

ちなみに弊社、名作映画1200本を厳選した「映画.com ALLTIME BEST」に「ズートピア」を選出しています。100年後の未来にも語り継ぎたいですし、語り継げる作品だと思っています、本当に。
>>「ズートピア」はディズニープラスで配信中 今すぐ観てみる!
[「ズートピア」を心の底から推す理由⑧:映画だけじゃない、キャラもグッズも“大人気”!]
コスプレや“セルフィー”が大人気、関連グッズを求めて観客殺到――常にファンが増え続けます!

こうなると「ズートピア」は“ただの映画”じゃなくなっていきます!
スクリーンを飛び出し、現実世界でもジュディ&ニックのペアコスプレが大流行! しかも、2016年の公開当時から現在に至るまで、いまだに“グッズが売れ続けている”んですから驚きです。
さらに、ジュディ&ニックが“セルフィー”を楽しんでいるPR映像が、世界的に大人気に! その映像を再現する“セルフィーチャレンジ”を行う人たちも続出していました。今だったらTikTokにセルフィー動画があふれかえっている、そんな感じです!

そして、今回の「ズートピア2」の公開ですよ! ジュディ&ニックの新衣装も披露されていますから、新たなペアコスプレが実現可能! 新しいグッズだって続々と発売されるでしょうし、
[「ズートピア」を心の底から推す理由⑨:つまり「ズートピア」は“生涯ベスト級”]
私たちだけじゃない、あなたの人生を豊かにする“大事な映画”になるかもしれない――だから、未見の人に絶対に、絶対に、見てほしいんです!

では、締めくくります。
「ズートピア」は私たちの“生涯ベスト”に入ります! これ、大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当です。
公開から月日が経っても、物語の内容が“いま”にも通じていて、どんな時に見たとしても、作品のメッセージにグッときて、心が潤っていく。
だからこそ、「ズートピア」を見ていない方は、すぐにでも見てほしい。
>>「ズートピア」はディズニープラスで配信中 今すぐ観てみる!
なによりも「1」を観たら、絶対に「ズートピア2」の公開を待ち侘びるようになると思います。
そして「生涯ベスト」に「1」も「2」も入ってくる――。

だから、私たちはこの冬、「ズートピア2」を観ます。
この記事を通じて、もし同じ気持ちになってくれたのなら……
※後日、ネタバレ無しの最速レビューをアップ予定です。お楽しみに!






