劇場公開日 2025年2月14日

「私のコメントは、何処の部隊に属する?」コメント部隊 機動戦士・チャングムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0私のコメントは、何処の部隊に属する?

2025年2月17日
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 訴訟のおそれがあるので、個人名は伏せます。

 誰もがコメントし、誰もが情報のようなものを発信できる時代です。先日「セプテンバー5」観たのですが、あの頃より情報の量が増えた分、その価値は、大暴落したようです。そんな恐慌状態の情報も、使い方はあるみたい。ヒトを殺すにナイフは不要、キーボードさえあればいいとか…。選挙になれば、ネットに種まき。民意とは、ネットで簡単に収穫できるとか…。(4年程前、選挙で負けたヒトが、フェイクと連呼してました。そのヒト、昨年の選挙に勝ったとたん、フェイクのフの字も、口にしなくなりました。フェイクって、そんな綺麗になくなるものなんですかね?。)
 「藪の中」というお話があります。真相はひとつなのに、誰も真相にたどり着けない。「最後の決闘裁判」も、そうだったな。(因みに「藪の中」は「羅生門」のタイトルで、映画になりました。ご覧下さい。)

 藪の中には真相があります。では、PCとスマホの中に、真相はあるのでしょうか。

 教科書に書いてあること、ちゃんと覚えると、成績上がりました。ネットに書いてあること、ちゃんと覚えたら、どうなる?。

 私のコメントは、誰を貶めている?。

 私が必死に、ポチポチする端末の行く末は何処?

 コメントと書いて、いんぼうと読む?

 私の承認欲求は、私を何処に連れてゆく?。

 私は、何処のコメント部隊にいるのだろう。

 真相は、藪の中なのに…

追記
 このレビューはフィクションです。登場する個人、団体は創作されたものです。

 …多分ね。

機動戦士・チャングム