「ナカジマミノル同好会」コメント部隊 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ナカジマミノル同好会
大企業のスキャンダルの誤報で干された記者が、世論操作をしていたと自称する男と出会い再起をかける話。
自動車の開発を巡るスキャンダルをすっぱ抜いたが、ネットで誤報と拡散〜炎上し、干された記者が、14ヶ月後に新たな情報提供者の登場で再度事件に迫っていくストーリー。
元ネタは国家情報院による事件らしいけれど、民間に置き換えて作ったフィクションということですかね。
92年の初のロウソク集会がなんちゃらと始まって行くけれど、その話しいりますか?それよりも深く考えが及ばす目先の感情に流される国民性を何とかしなくちゃと思ったのは自分だけ?
作品自体は日本でもあり得る話しではあるけれど、どんな手口で何をしましたの描写がいちいち丁寧だし、同じようなことの繰り返しで飽きてくるし、疑心暗鬼な展開も、観ている側はどっちでも良いよという感じ。
しかもそこから、えっエンドロール?
エンドロール後も特に映像はなく、今更フィクションを強調する字幕ですか…。
フィクションであればこそ、もっと面白く話しを作れそうな気がするんだけどね…。
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