「ブリジット・ジョーンズ 最後の聖(性?)戦」ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今 梨剥く侍さんの映画レビュー(感想・評価)
ブリジット・ジョーンズ 最後の聖(性?)戦
レネー・ゼルウィガー演じるブリジット・ジョーンズとブリジット・ジョーンズに扮するレネー・ゼルウィガーが異なるのは当然で、劇中の彼女が何歳の設定なのかは知らないが、さすがに小学生の親には見えない。一作目の映画から24年の月日が経ち、ゼルウィガーも55歳。ヒュー・グラントもコリン・ファースも後景に退いて(一人は既に死んでるし)、マッチョな若者を巡るすったもんだが中心になる。
二作目まではロマンチック・コメディの雄リチャード・カーティスが脚本に関わっていたが、その後手を離れた。若干艶笑色が強くなって、洒落た雰囲気が少なくなった気もする。
原題の“mad about the boy”というのは、既存のポピュラーソングの曲名らしく、シビル・シェパードが歌う同名のアルバムを持っている。おそらく登場する例の青年に擬せられているのだろう。
ビリー役の少年はやがて大きく化けそうな予感がする。
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