「ハチャメチャも愛おしい最高にハッピーな完結編!」ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今 codaさんの映画レビュー(感想・評価)
ハチャメチャも愛おしい最高にハッピーな完結編!
ブリジットの人生の続きを映画にしてくれてありがとう、そんな気持ちしかない1作目からのファンなので、完結編となる今作、どうかブリジットが幸せでありますようにと祈るのみ、どんな展開もエピソードも笑って許せる者の戯言感想です
ブリジット(レネー•ゼルウィガー)、
子育ても恋愛も相変わらず全力で破綻してるし可笑しくてハチャメチャ!何があってもポジティブ思考で、とっ散らかった幸せのカケラをジタバタしながらかき集め前に進む、そんなブリジットが無条件に好き!
何よりも嬉しさを隠せない時に醸し出すブリジットのあの笑顔(若干の恥じらい含む笑顔全開ではない表情)が大好きなので、嬉しさ隠せてないやん、笑ってるやん、って心の中でツッコミ入れながら、お約束のドタバタ展開も私にとっては楽しい時間
夫のマーク•ダーシー(コリン・ファース)亡き後のこれからの人生にも、その笑顔がたくさんある予感と余韻に心が救われる
亡き夫マークのシーンは、ブリジットが抱える喪失感が伝わる静かで素敵な演出でした
亡き父親とブリジットが病院で交わした会話、学校の年末イベントでビリーが歌った歌詞、心に沁みました
ダニエル•クリーヴァー(ヒュー・グラント )、
相変わらず全てがカッコイ!『不誠実だけどエレガント』と言う公式さんのダニエル評に同意しかない
今回のダニエル、男の枯れ際とされる年齢になっても最高にゲス、笑、そしてエレガント
言葉、振る舞い、ずるくてダメな男、でも憎めないし愛おしい、この絶妙なバランスを醸し出せるのは、ヒュー•グラントが放つインテリジェンスとジェントルなオーラがあってこそ、その存在感をキープしてくれていることに心から尊敬と感謝!
ブリジットの永遠の心の恋人で親友で、友情のような気持ちを分かち合える人生の隣人、歳を重ねそんな存在として描かれていることに過去の様々なエピソードが重なり、ちょっと笑えて泣ける不思議な感情に
最愛の人マークを亡くしても魂はカタチを変えて存在し、ブリジットの人生は続いていく
今のブリジットには共に生きてく子供たちがいて、一緒に歳を重ねるダニエル、30年来の友人たち、仕事仲間、ウォーラカー先生もいる、だから、これからの人生の変化にもきっと対応できる、変化しながらタフに生きていくブリジットが想像できるハッピーなエンディングに感謝
エンドロールを24年も遡る懐かしい映像で構成し締め括ってくれた完結編、最後まで大満足です!
この完結編と合わせて過去作の1作目もおすすめです