「人生楽しんだもん勝ち!」ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今 泣き虫オヤジさんの映画レビュー(感想・評価)
人生楽しんだもん勝ち!
シリーズ4作目になるらしい。多分一番当たったのであろう最初の2作は観ていないが、2016年公開の3作目は観た。内容は良く憶えていないのだが、良い印象だけは残っていたので本作も観てみることに。
【物語】
紆余曲折を経てマーク・ダーシー(コリン・ファース)と結婚し、2人の子供をもうけたブリジット・ジョーンズ(レネー・ゼルウィガー)だが、ダーシーはスーダンでの人道支援活動中に帰らぬ人に。
ブリジットは寂しさを抱えながらも、子供達、友達に囲まれ、前向きに人生を楽しもうとしていた。そんな中で息子の学校の新任教師ウォーラカー(キウェテル・イジョフォー)や公園で一家をピンチから救った公園管理人のロクスター(レオ・ウッドール)と出会い、ブリジッドは新たな恋の始まりを予感する。
【感想】
9年前の前作の記憶はもはや朧気だったので、観賞後に改めて自分のレビューを眺めた。「底抜けに明るいコメディー」「不都合な出来事も笑い飛ばす」というようなことを書いている。ああ、やっぱりそういう作品だった。
でも、今作は前作ほどハチャメチャじゃないかも。「どんなときでも明るい」空気は引き継がれながらも、ブリジッドが大人、いやいい加減いい歳になったので以前よりは落ち着いたということかも知れない。
1作目ではまだ20代だったはずのレネー・ゼルウィガーも50代半ばになり、宣伝写真を見ると、「年取った」感は否めなかったが、スクリーンで見ると、さすがは役者。表情の良さからか、10歳は若く見える。現実には20代の男(公園の管理人)が50代半ばの女と付き合うとは考えにくいが、スクリーンの中では不自然さは感じないほどの魅力を発散していた。
前作よりいくらか真っ当になったストーリーも含めて、お気楽に楽しめる作品。
「人生どんなときも前を向いて!」、「人生楽しんだもん勝ち!」と言われた感じで、元気をもらえる。