「パ-トナ-を亡くしても今を力強く活きている実感がここにある!だから素晴らしい!」ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
パ-トナ-を亡くしても今を力強く活きている実感がここにある!だから素晴らしい!
どうして?こんなにも エロくなるの・・・ そうそれは欲求不満の表れ。
夫を亡くして幼き息子と娘を育てる精神崩壊した彼女。
その朝、新しく子供達が通う学校へ パジャマ姿!?で見送る彼女から始まった。
・・・・
さて、 今日は 「~サイテー最高な今の私~ ブリジット・ジョーンズの日記」の鑑賞です。
実は他作品を見る予定でしたが、本作やってる劇場を発見。
こちらの上映をしてる劇場を優先した次第です。
ジョーンズと言えば、インディ-とブリジットが有名 ハハハ(*´ω`*)
本作は4作目に当たります。
・2001年ブリジット・ジョーンズの日記
・2004年ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月
・2016年ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期
・2025年ブリジット・ジョーンズの日記 サイテー最高な私の今
----------------(展開話)-----------
前半は、夫(マーク)の逝去にて2児のシングルマザ-として奮闘する彼女を描く。同時に独身は欲求不満爆発で もう周囲も自分もとても変なヘンな方向へ (*^。^*) 性生活が無いと 顔も体もボロボロに。
無職の彼女が元のTV仕事現場へ復帰。徐々に自分を取り戻す。
ある時 出会った若い男性(ロクスター)と恋に落ちて行く~
えっ この歳でこんなに事って起こるの~ってぐらい羨ましく感じるヒト多そう。
彼との初エッチ前の彼女のドキドキ心境がとっても初々しく堪らない。
幾つに成っても 女性は恋をすべきかも。
これにより、自己自信を取り戻す彼女。周囲もその変化に気づく!
人は人を変えるのだと思う。
どんどん舞い上がって行く彼女。彼女の変化が周囲を変えて行く。
でも変わらないのが 息子たち。
彼が新パパで良くない??この思いに 息子の一言「よそのおじさん」・・・
結局 自分は変わるが、子供たちは変わらない想い。
暫く離れていたロクスターとの距離感が自己を見つめ直す機会に。
思いがけない彼からの求愛に 見事に”NO~” を突き付ける彼女。
そう、この恋は終わる・・・
またしても地獄に転落なのか??自信喪失と自己嫌悪に激落ち込みの彼女。
しかし、恋の天使はすかさず2矢目を 彼女と彼(理科教師ウォーラカー先生)に撃ちこむ。
これが見事にヒット。学校の授業の一環で子供達の野外探検遠足に同行する事でその機会を得る。
荒天で先生率いるグル-プが小屋で一夜を過ごす事となる。
その夜 彼女の息子(ビリー)の悩みを聴く先生。亡くなったお父さんの事を話す息子と、その想いに優しく答える先生。
彼女の事だけではなくて、彼女含め子供達も同時に愛せる者こそが
彼女に相応しい パートナ-だろう。 観ていてそう思うね。
そこが 最初のロクスターとは違う所。
果たして 恋の行方は~ ?
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前半は エロ会話でモヤモヤ爆発って感じですが、
後半は しっとり愛を奏でてますね。見応え十分できっと涙します。
・夫(マーク)の命日に子供達と一緒に風船を天国へ届ける思いで飛ばす場面:とても泣けます。この場面の素敵な想い。風船が手から離れて舞い上がって行く想いに自然と涙が。
・本作シリ-ズ十八番演出の 扉明けて突然追いかけ~想いを告白~。
今まで何度か有りましたが 今作も最後にこれが愛を放ちます!
愛に不器用な先生。堅物な所はマークそっくり。
そんな彼が ”君の事を愛している” やっとの勇気で発したこの言葉が
客席の心の奥底に届く事でしょう。
愛とは 決して見かけでは語れない、人への優しさに包まれているものだと
そう感じます。
・最後にいつもの皆で賑やかにパーティ。そこには新しい彼と彼女と子供達二人の微笑ましい姿が在りました。
前半でも窓の外から家中を見ていた1羽のフクロウ。
ラストでそのフクロウが4人の姿を見た後、飛び去って行きます。
それはきっと 亡くなったマークだったのだろうと、私は感じました。
今の彼女を見て、きっと安心したのでしょうね。
中々Gooooood!!!さを感じる作品でした。
ご興味御座います方は
友人、家族揃って
是非 劇場へ どうぞ!