パディントン 消えた黄金郷の秘密のレビュー・感想・評価
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俺様のポケットには大きすぎた
素晴らしい! 泣いても笑っても良し! 感動しても良し! 飛び込みで見たけど、こんなに筋の通った素晴らしい映画とは思ってもみなかった!
これ、なにかのシリーズなんでしょうか。そんなことも知らないで、相変わらず予備知識無しの飛び込みで見た私ですが、充分に楽しめたと実感しています。恐らく、シリーズ物なら、その中でも最高傑作ではないでしょうか。
子供も楽しめる全年齢対象の映画と認識して大丈夫でしょうか。勿論、大人が作ってる訳だから大人が見ても大丈夫なのは、アンパンマン映画と同じ。ストーリーから伏線の張り方、どのシーンを切り取っても素晴らしい絵作り、結末まで 見終わってスッキリのハッピーエンド! でもやっぱり、最後の囚人がどこの誰なのかサッパリ判らない。ちゃんとシリーズを知りなさいってことなんでしょうか。イギリスの作品だけあって、ビートルズのアービーロードはパロディーの定番ですよね。クマと共に生活があるのは、どこの国も世界共通なのか。
テディーベアは調べてみるとドイツ出身、くまのプーさんならばイギリス出身だけど、ディズニー映画にもあるし、確か子供の頃に読んだ児童書でクマと一緒に生活している本があった気がする。クマに卵入りのお粥を作って貰っていたんだったか。取りあえず、印象に残るのは食べ物のシーンばかり。
くまのプーさんはハチミツだけど、この映画はマーマレード。最初から登場するそれが最後まで繋がっているとは、映画通ならそれぐらい読めたんでしょうか。エンドロールまで黄金色ならぬマーマレード色。私もむしろクセのあるイチゴジャムよりマーマレードが好きなんですが。あーもう、マーマレードサンドが食べたいなあ! コンビニで売ってるジャムサンドっていったらイチゴばかり。この映画からキャンペーン張ってくれないかな。
それにしても、先祖代々総出で黄金を求めていた亡霊さんたちは報われたのでしょうか。でも、娘さんの愛情を獲得した末代の彼こそ、黄金以上のものを得たのでは無いでしょうか。といっても、あの娘さんこそ、クマと共に生活すること以上にファンタジー過ぎる。娘のパパ大好きなんてセリフ、モノをねだる時しか使われないはず。これも少子化対策の一環でしょうか。
ともあれ、この映画のテーマとするのは、家族、故郷、そして巣立ちと冒険心といったところか。実写カトゥーンみたいなファンタジー映画だからこそ、ジャングル奥地にも安心して飛び込めるんでしょうけど。まあ、映画だからこそ見て安心の素晴らしいファミリー映画でした。
最後まで見よう
パディントン エルドラドへのアドベンチャー❣
イギリスの作家・マイケル・ボンドの児童小説の『パディントン』を実写映画化した、シリーズ第3弾。本作は、これまでの舞台となっていたロンドンを遠く離れ、パディントンの生まれ故郷の南米ペルーの山奥が舞台。行方不明になったパディントンの育ての親・ルーシー叔母さん探しを繰り広げる中、エルドラドの黄金伝説に纏わるアドベンチャーに巻き込まれていく。
日本ではこの夏、熊と言えば、人を襲い、作物を食い荒らす、恐ろしい害獣としてのイメージが定着してしまった。しかし、『くまのプーさん』もそうだが、本シリーズでは、物語の根底には、『家族愛』や『友情』というホットなテーマが流れている。パディントンの誰も疑うことのない、清らかな心、優しい言動は、それだけで心が癒され、人間との強い絆で結ばれた同じ仲間として描かれているのは、少し皮肉な感じもする。
本作は、『老ぐまホーム』で余生を送っていたルーシー叔母さんを訪ねて、ブラウン家の家族と共にパディントンが、ペルーを訪れる所から始まる、ところが、着いた先でルーシー叔母さんが、メガネと腕輪を残して行方不明になっていた。そこで、パディントン達はルーシー叔母さんを探しの為に、ペール―の山奥へと足を踏み入れる。そこで、様々な危険や苦難に遭いながら、ルーシー叔母さんが、黄金郷伝説のエルドラドに向かったことが明らかになるが、黄金を狙う悪党の罠が、パディントン一行を待ち受けていた…。
エルドラドの黄金郷の舞台となったのが、何となく観たことある風景だと思ったら、あの世界遺産となった天空の遺跡の『マチュピチュ』だったのは、面白いシチュエーション。また、エルドラドの黄金郷で目にしたものも、黄金なんかよりも、もっと大切な宝物であり、ラストシーンでパディントンが選択した人生の道もまた、児童小説としての夢を裏切らない内容となっていた。
出演者として、ブラウン家の家族は、ヒュー・ボネビルが父を演じ、ジョディー役のマデリーン・ハリスとジョナサン役のサミュエル・ジョスリンは、2作目と同じだったが、母役はエミリー・モーティマーに変わっていた。今回の適役にはアントニオ・バンデラスが登場し、ラストのラストにちょこっと前回の敵役・ヒュー・グラントも顔を見せていた。
英国一紳士なクマ ジャングルで大ピンチ🐾
原題
Paddington in Peru
感想
クマだけど、中身はとっても紳士。英国のユーモアにあふれ、エリザベス女王ともお友達。悪には毅然と立ち向かい、その小さな身体で全世界を愛と幸せで満たすパディントンが遂に帰ってくる!
パディントンのルーツが明らかになり、ブラウン一家との家族の絆も試される。今、クマ史上最大のアドベンチャーが始まる!
ロンドンから故郷ペルーへ 消えたルーシーおばさんを探すクマ史上最大のアドベンチャー!
監督が変わったせいかシリーズで1番微妙でした。
ロンドンでのドタバタからペルーに舞台が変わったからかですかね?
あとブラウン夫人が変わってるのが1番残念でした…。
ですがもちろんクスッと笑えますし、心が温かくもなります。ペルーではアドベンチャー感も良きです。
相変わらずパディントンはかわいいし、ルーツも知れて良かったです!
今作、登場のバンデラスのコミカルな怪演も良かったと!
まさかの老グマホームの院長が…!
ラストは前作のピンクの囚人服のブキャナンがでてきたのはびっくりしました!
パディントンの仲間たちとのロンドン観光見たかったです笑
※パディントンがペルーに!
※紫タランチュラ
パディントンかわいい
ペルーで暮らせばいいのに・・
ロンドンのブラウン一家で暮らすパディントン、一家でパディントンの故郷ペルーの秘境エルドラドに旅する冒険物語。
日本では熊が人を殺傷する事故が頻繁にニュースに流されているので熊のおとぎ話は微妙かも知れませんね。
パディントンの元は南米のメガネグマで人を襲うことはありませんし、そもそも子供向けに擬人化した架空の熊さんだから別物ですね。
それでも、ロンドンで暮らすより故郷の森には美味しそうなオレンジもたっぷりですし、愛する年老いた叔母や同じ仲間たちと暮らす方が熊にとっては幸せに思えてしまいました。なんでもペット化するのは人間のご都合主義ですが映画ではブラウン一家と暮らす方を選んだのはパディントン自身なのでやむなしですね。こんな感想を並べていると理屈で考えるおじさんにはそもそも見て欲しくない子供向け映画、文句があるなら観るなとコメントが来そうで怖いです、ごめんなさい。
なんかジーンときた。
ペルー出身でロンドン暮らしにすっかり馴染んだクマ、パディントン。
英国市民となりパスポートを手に入れた彼が、ブラウン家と一緒に故郷ペルーを訪れる物語です。ペルーの“老クマホーム”で暮らすルーシー叔母さんの元気がないという知らせを受け、急遽旅に出る展開は胸が熱くなります。
今回の見どころは、コメディ要素と感動のバランス。パスポート申請用の写真撮影シーンなど、ちょっとした出来事で笑わせてくれますが、それが後の場面で伏線として効いている脚本は本当に秀逸です。
思えば第一作で密航してロンドンに渡ったパディントンは、ある意味不法移民の立場から出発しました。しかし彼の真面目さと努力、地域とのつながり、そしてブラウン家の愛情によって、今では立派に英国社会に溶け込み、正式な市民権を獲得。
ペルーでの感動の再会になるはずが、叔母さんは行方不明に。
さらに、物語はおばさん探しと黄金探しの旅へと発展していきます。
クマにとって黄金とは何なのか?――その答えは映画で。
ファミリーミステリーハンティング
行方不明のおばさんを探すためのアクション映画になった本作だが、舞台になった南米の風景ーちらっと映ったレインボーマウンテンやアンデスの山並み、マチュピチュ遺跡ーが美しくて壮大で大画面での冒険気分を盛り上げている。
そして、パディントンの映画シリーズには魅力的な悪役が出てくるのも楽しみの一つになってきているのだが、今回はA・バンデラス氏の観光船の船長(ご先祖6人全部が彼だったとは記事を読むまで気づかなかった笑)と、O・コールマンさん演じるどこか胡散臭い老クマホーム院長がイイ。ストーリー的にも二人の豹変ぶりにはびっくりして大笑いした。^o^
最後に、エンドロールを含めおまけ的に、前回悪役のヒュー・グラント氏が顔を出してるあたり、続編もありで再登場もありかな、と思った。
ペルー🇵🇪の観光ができます🍊
続編あるな、楽しみ〜〜‼️
やはりパディントンが、
エルドラルドよりロンドンを選んだ時点で続編あるな、
と予感した。
そして、ヒュー•グラントさんの登場。 的中🎯
ヒュー•グラントさん、出たくて出たくて
ウズウズしてそう。楽しみだな💓
3作目ともなると勝手がわかり、
キャストからどなただろうかが一番先に頭をよぎった。
アントニオ•バンデラスさんの名前、ハット役。
お顔を観て老グマホーム院長オリビア•コールマンさん。
お二人も❗️
今更ながら知識不足ですみませんが、
ペルーにクマが生息しているのですか?
アルパカ、タランチュラ?、ピラニア?は
いそうだけど。
院長とバードさんの怪しげな会話。
直ぐわかりますね。
ペルーの大自然の凄さを改めて教えてもらいました。
あの広いどこに人々は住むのだろう?って。
高度もあり息苦しくないのでしょうか?とか。
だけど、ブラウンさん一家行動力ありすぎ。
ブラウンさんのリスク経験の必要性と、
メリー夫人の巣立ちの寂しさが相まって即意気投合?
子供たちに有無言わさず。
何やかや言ってるけどジュディとジョナサンは
素直なんだね👨🧑🦰
老グマホームに着いたのに
ルーシーおばさん行方不明。
探しに行くことになりハットさんの船🚢に乗るけど、
このハットさん、先祖の亡霊にエルドラルド黄金郷に行き金💰を見つけるよう脅されている💦
パディントンのブレスレットが🔑だそう。
あの🐻のハニワみたいなの、
ペルー🇵🇪にもハニワがあるんやなーと思って観てた。
あまり🐻には見えないですが。
🇵🇪の遺跡かな?上から見たら迷路みたいなところを
ハットさんに追いかけられたパディントンが、
逃げまくるシーン、なかなか楽しめました。
デッカい岩🪨も追いかけて来たけど、
上手い具合に壁が助けてくれた、と思いきや、
ドシーン❗️ でも助かった🐻😊
エルドラルドは、🍊の果樹園だった。
マーマレードは🐻御用達なのかな。
私もジャム系は、コレのみ。
やはり、
パディントンが出るのは、勧善懲悪。
真っ当に生きている人に幸があるようになっている。
そしてパディントンだと、
嫌味なく、ええカッコしぃじゃなく自然というか
あたりまえなんだよね。人徳ならぬ🐻徳‼️
追記:
しかし、今🇯🇵で問題視されているクマの凶暴性。
別世界のお話でした。
ひっさしぶりに映画館での鑑賞。
やっぱりいいですね🩷
パディントン がかわいいからOK
パディントン 大好きで、1と2は何度も観ました。
今回のストーリー、あらすじは良いと思いますが、一つ一つのシーンがあっけなく、ちょっとパンチに欠けるかなと思いました。
でも、ひたすらパディントン がかわいいし、シリーズで出てる脇役の役者さんが出てたり(2の博物館?の警備員さんとか)、ファンには嬉しいシーンもあったので、まあいっかって感じかな。
また1と2が観たくなりました。
ちなみに、基本的に字幕で観たい派なので、字幕上映館がかなり少なかったのにはブーイングでした。
愛が満ちていてほろりとする名作です!
シリーズ2作を知らない私は果たして楽しめるのかどうか一抹の不安を抱きながら映画館に行きました(今週はそれほど興味を惹きつけてくれる作品がなかったのでというスタンスでした)。最初はやはり児童文学という先入観があったので、いまいち興味が掻き立てられなかったのですが、ペルーでの冒険が始まると、その緊迫感あふれるドタバタに、徐々に引き込まれてしまいました。とにかくパディントンは明るくて強くて家族愛が強いから、日本で言えばアンパンマンが太陽のような存在であるのとよく似ていると思いました。その証拠に、ロンドンのブラウン家の家族から熱烈に愛されているのが伝わってきて、本当に微笑ましかったです。ストーリー的には黄金を探し続ける人や(先祖の亡霊が何人も取り憑いていました笑)、尼さんになってでも黄金を探す輩が敵として登場してきますが、コメディタッチですから忌避感が全くありませんでした(探していた黄金の正体はタワワに実るオレンジなのでした笑)。また、目まぐるしくピンチに襲われるパディントンの姿に、眠気もすっ飛びました笑。いずれにしてもペルーの絶景はぜひぜひ皆さんに見てもらいたいと思いました。それから、この作品を観終わったら、クマに対しての印象が全く変わってしまったようです(プーさんと同じで、本当に愛くるしい人類の友達なのかもしれません)。最後に、パディントンがペルーに残らないで、ロンドンのブラウン家の元でまた一緒に暮らすことを選んだ時、ほろりと涙が出た心温まる作品でした。感謝!!
3部作として綺麗にまとまったが、最後は蛇足に感じた🧸🍊
昔観た夏休み冒険映画の様な感じで、シリーズ3作品中では一番良い気がしました。1作目でロンドンに来てブラウン一家に会い、2作目で街の人々に認められ、3作目で自分のルーツを知る、と上手くまとまっています。しかし、家族を大事にしようと言う良い終わり方かと思ったら、最後の最後に前作のブキャナンを出したのはかなり蛇足に感じました。パディントンは慌てん坊で、失敗しても全く気にしない安定のキャラでしたし、正確な名前は忘れましたがバンドを見る冷ややかな目付きが良かったです。ハントは沢山の怨霊に取り憑かれていて気の毒でした。パディントンの故郷も夢があって良かったですが、最後に沢山の熊がロンドンに押しかけてくるのは、大量移民を表しといて嫌でした。序盤、修道院長(吹き替え)の歌の高音の伸びが凄まじかったです。ハントの「誰もが心の中に黄金郷を持っている」に、ブラウン息子の「ないよ」の即答は笑えました。
3作の中では一番好き
抜群の安定感 老若男女問わず楽しめるパディントン•シリーズはいろいろと考察してみてもけっこう楽しい
ご存知ペルー出身、ロンドンでブラウン家の皆さんとともに暮らすクマ パディントンのシリーズ第三弾。今回は英国に溶け込んで英国民としてパスポートまで取得したパディントンが自分のルーツであるペルーにブラウン家の皆とともに旅行するという胸アツ展開になっております。
思えばパディントン君、第一弾『パディントン』を思い起こせば、ペルーからイギリスへの貨物船(たぶん)に密航してクマ暦で数年前(たぶん)に英国に入国していますので「不法移民者」ということになります。その際にひょっとしたら彼の罪状(?)にマーマレードの密輸も加わる可能性もあったのですが、当該品が旅程ですべて消費されたので未遂に終わっています。彼の名前「パディントン」は本名が英語での発音が難しいのでロンドンに実在する駅の名前からとったようですが、このあたりのことから、パディントンは入国してそのまま英国に溶け込んでいった移民の皆さんのメタファーではないかと言われてるようですね。まあ彼の本名は英語だけでなく人類すべての言語において発音が難しそうではありますが。これ、日本の市民権を獲得するときにも駅名を名乗るというのはなかなかいいアイデアだと思います。品川さん、大崎さん、五反田さん…… あたりはいいとして、高田馬場さん、高輪ゲートウェイさんは長過ぎるかな。
今回はそんなパディントン君がいよいよ英国パスポートを手にします。申請用の写真を街角のセルフの3分間写真コーナーみたいなところで撮るのですが、それだけで笑わせてくれます。脚本がうまいなあと思うのはそんな笑わせシーンと同様のことが後の場面でも出てくるところ。全篇に渡ってかなりよく練られた脚本だと思いました。で、パディントン君、正式にパスポートを受け取るわけですが、「不法移民」から始まった彼のロンドン生活がここまでこれたのも彼の真面目な性格と日頃の努力、地域の皆さんとの絶え間ない交流、何よりもブラウン家の皆さんの協力の賜物です。ご近所の皆さんから、英国紳士のシンボル 傘をプレゼントされて誇らしげなパディントン君でした。
以下、雑感と考察を少々。
いったいいつ頃の話?: 今回もスマートフォン等の最新のIT機器は登場しませんでした(たぶん)。ということで、セルフの写真コーナーにもバーコード決済など存在するはずもなく、コイン式でそれがなんとも言えない味を出すわけです。なんか日本で言うところの昭和の末期みたいな感じ。まあ映画内ではクマ暦で時間が流れてるみたいですから、それでよしとしましょう。
電気機器、通信機器等の器具が旧式?: 上の話とも絡むのですが、出てくる電気器具等が旧式でデジタルではなくアナログといった感じです。で、長い電源コードや通信ケーブルが絡まったり、パディントン君に巻きついたりしてひと騒動になります。ワイヤレスではこの感じは出せません。あと、シリーズ通してメカニカルなものが好きで、例えば、時計ならゼンマイに歯車の方式で間違ってもクォーツのほうには行きません。写真はアルバムに貼ってあるような状態で出てきますが、デジカメではなく、フィルムカメラで撮ったものなのでしょうか?
キャストにスペイン人のアントニオ•バンデラスを配した意味: 今回はペルーが舞台ですが、かつてはインカ帝国が栄えたところで(そこから黄金伝説みたいなのが出てくるわけですが)、それを16世紀に滅亡させたのはコンキスタドールと呼ばれたスペイン人たちでした。で、アントニオ•バンデラスがコンキスタドールの末裔の遊覧船の船長の役をやるわけですが、面白いのはご先祖さんたちの霊もときおり出てきて全部の霊を彼が演じるわけです。一人五役か六役だったと思います。
吹替で観るか、字幕で観るか: 私はずっと字幕で観てきました。パディントン役のベン・ウィショーさんの落ち着いた話し方がけっこう好きなので。映画を通して英語を勉強したいと思っている方がいたら、このシリーズはけっこうお薦め。パディントン君、品のいい英語を程よいスピードで話してくれますので日本人学習者向けだと思います。同じくクマが出てくる『テッド』が4文字ワード連発でおよそ教育的でないのとは対照的です。
リスク管理が行き届いている本シリーズのスタッフ陣: ブラウン家のお父さんは保険関係のお仕事でリスク分析を担当されているようですが、このシリーズのスタッフ陣は上手にリスク管理されている感じがします。前二作でブラウン家のお母さん役だったサリー•ホーキンスさんが降板して(最初からそういう契約だったみたい)、今回はエミリー•モーティマーさんが演じているのですが、あまり違和感を感じず、ずっと彼女が演じてきたみたいに錯覚してしまいました。というか、『パディントン2』の脚本ならサリーさん向きだけど、今回の内容だとエミリーさん向きみたいな感もあり、達者なスタッフ陣だなと感心しました。また、前二作で監督をされていたポール•キングさんは製作総指揮•原案の担当となり、ドゥーガル•ウィルソン監督になっています。スタッフを厚くして長期シリーズを狙っているのでしょうか。本作で一巡したような感もあるので、ここまでが初期三部作と呼ばれるようになるか、それとも…… ということで第四弾を気長に待つとしますか。
他にも、インディ•ジョーンズこすりの話とかオリビア•コールマンのサウンド•オブ•ミュージック話とかいろいろあるでしょうけど、際限がなくなるのでこのへんで。
こんなに楽しくて素晴らしいシリーズだとは
モフモフくまさんが出てくるハートウォーミング&ファンタジー&コメディだとばっかり思ってました。クマを可愛くするのもちょっと抵抗があるし、敬遠してました。
いや、予習に1と2を前日に観てたんですが、観ておいて大正解でした!
いや、このシリーズ、確実に楽しくて面白いです!
既視感のあるシーンもいくつかありますが(映画をたくさん観てる方ならそんなシーンばかりかも笑)そこはもう楽しみの一つですし、中身はドタバタアクションで、筋立ては3作で割と決まっていたり、メインでないところでも味のあるキャラクターがちょこちょこ縦断的に出てくるのも面白いし、なによりハッピーですね。登場キャラもみんながハッピーになって、観てる側もハッピーで笑顔になれる。
最高です。
なんなら年1ぐらいで、ドラ、クレしん、コナン的な展開でも良いのかな、とも思います笑絶対観に行きます。
これぞパディントン
ロンドンへやってきてブラウン家の家族になったパディントン。恩人(熊)行方不明の報せを受け、一家揃って故郷ペルーへと向かいます。3部作の完結編のようです。
前の劇場版(2作品?)は劇場で鑑賞した記憶があります。
都会に出てきた賢い熊さん。優しい一家と共に暮らしながら
悪気は無いのに起こしてしまうトラブルを、ハラハラしながら
見守るような作品。 …だったかなぁ。。 ・_・; 記憶が…
一緒に暮らす家の奥様役がサリー・ホーキンスだったのを覚えて
います。はい。 …え? 今回は別の役者さん? あら そうですか。
ともあれ、新作を鑑賞しましょう。
…と、その前に。
パディントンの事をおさらい。
なにせ前作鑑賞が7年前ですから…
名前 パディントン 本当の名前は発音困難らしい 6_6
性別 男の子。性格は温厚。 真面目で、やや天然かも。
何者 クマです。 … 種類不明 *△*
出身 ペルー。 って、クマの生息値なの ?_ ?
好物 マーマレード。 を塗ったサンドイッチ♡
そのパディントンがペルーからロンドンにやってきて
ブラウン家に身を寄せます。ご主人に奥さん息子さんに娘さん。
皆に愛されながら、巻き起こす事件や失敗。
ハラハラとほのぼのな世界観。
…の物語。 だった気が… ・_・;
まあ、細かなことは置いといて。
さあ、今度こそ鑑賞。
◆
冒頭からのパディントンの行動。少し落ち着かない感じ。
あれれ こんな感じだったかなぁ… という、
多少の違和感混じりに鑑賞していました。
お話がペルーでの冒険へと進むにつれ、物語の世界に入り込んで
行けた感じがします。 ・_・ヨシ
パディントンの大事な人。いや、クマ。
クマのルーシーおばさんが行方不明になったとの報せが届き、
ブラウン一家がペルーまでやってきます。
手掛りをたどってアマゾンの奥地へと向かうパディントンご一行さま。
川の上流へと行くために、ポートをチャーターするのですが…。
なにか怪しい感じのするクルーズ船の船長 ?_?
これも怪しい感じのする船長室の肖像画 @_@
どこか怪しい感じのする養老クマハウスのシスター +_+
様々な想いを抱えた人(とクマ)の冒険が進んでいくのでした。
基本的に、コミカルな世界観の中でのアドベンチャーです。
シリアスな命のやりとりの場面などはありません。
気楽に楽しめる「ほのぼの」した作品でした。 ほっ
振り返ってみると、この作品。
パディントンのルーツに辿り着く物語でもあったようです。
無事に辿り着けたようなので、たぶん完結です。
観て良かった。
満足です。
◇あれこれ
■ペルー
行ったことの無い国ですが、インカ帝国とかアンデスとか
日本でも漫画やアニメ作品の舞台として、良く出てくる土地
というイメージがあります。 個人的には親近感あり。
で、パディントンの生まれ故郷とのことなのですが…
ペルーにクマ。 って 生息してるんですか?
ものすごく気になってしまい、調べてみました。@△@
で、どうも「居なさそう」なのです。うー
ペルーの生き物で有名なのは、アルパカとかコンドルとか。
あ、アルパカは出演してました。 ・-・
何故ペルーがパディントンの故郷なのか? …については
パディントンの原作(絵本?)を紐解かないと分からないのかも。
と、いうことで そのうち読んでみようと思います。
(知っている人には「知ってて当然」の情報なのかも…)
■黄金郷(エルドラド)
今の世の中、衛星やドローンなどを使って上空から色々な場所
を探せてしまうような気がするのですが、今回の「黄金郷」は
上空からでも見つけられないものなんですね へぇ と感心。
それとも、そんな技術など普及していない時代のお話 という
ことなのでしょうか。
(…そんな事を考えるような作品では無いような気も)
昔の少女漫画などでも、エルドラドをテーマにした作品が割と
多かった気がします。ブームだった時代があった気も。
「七つの黄金郷」とか。 ← 内容は覚えてません @-@;
■マーマレード
オレンジを薄切りにし皮ごと煮込んだジャム。 …で合ってます?
小学生のころ、食べきりサイズのパックが給食に出てきました。
いちごジャムは好きだったのですが、マーマレードは苦手でした。
子ども向けの味では無かったという気が ・_・; …苦い
それが、大人になってからトライしたら、あれ? 美味しいかも と。
給食の添付ジャムの出来がいまひとつだったのか、それとも大人に
なって味覚が変わったのか。うーん どうなのでしょう。
パディントンの味覚は大人と同じなんですね。
◇最後に
それにしても、鑑賞中に色々なアドベンチャータイトル(?)が
頭をよぎる作品でした。
#インディージョーンズ
#ジャングルクルーズ
#カリブの海賊
#こぐまのケーキ屋さん ? がおー
他にももっと、隠れオマージュネタありそうな気がします。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
「名言たっぷり」
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