「レイ・リオッタの遺作」1992 一触即発の夜 tomさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 レイ・リオッタの遺作

2025年9月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

1992年のロサンゼルス暴動の最中、主人公の父子の職場である工場に
盗みに入ったこちらも父子が出会ってしまった一触即発の夜を描く
クライム・スリラーです。
盗みに入るのが白人の父子で工場で働くのは黒人の父子。
暴動のきっかけとなった黒人に対する差別。
この工場での対決でも白人VS黒人となり
白人に対する想いが見え隠れする。
暴動は絶対ダメだけど黒人の想いは痛いほどわかる。
92分とコンパクトに収められすごく観やすかった。
レイ・リオッタの遺作というのもすごく心に残った。

tom